【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメするモンデ酒造ワインとは!?【モンデ酒造特集】

先日、モンデ酒造と温泉むすめのコラボワインを紹介しました。見ていただけましたでしょうか。

【温泉むすめ特集】モンデ酒造と【石和紅】によるコラボワイン第2弾販売中!!【数量限定】

そこで今回は【モンデ酒造】が造る初心者おすすめワインを紹介したいと思います。

モンデ酒造


モンデ酒造
1本1本のワインに”感動”を詰め込む未来型観光ワイナリー

2020年5月に68周年を迎えた【モンデ酒造】はただワインを製造し売るのではなく
【感動】も届けているワイナリーです。
この【感動】こそ、モンデ酒造が他のワイナリーと一線を画して目指し続けているものであり、魅力です。そして社名に込めた想いである【世界・宇宙規模のワイン造り】を通し、記念すべき100周年に向けて走り続けています。

そんなモンデ酒造を代表するワインが【全てを包み込む懐の深いワイン】【日常性を重視したバランスワイン】になります。

全てを包み込む懐の深いワイン

全てを包み込む懐の深いワインとしてオススメしているのが【牧丘畑メルロ】【豊富畑ヤマソービニオン】です。メルロは、最上級の品質を収穫し使用しています。さらに2年以上もの樽熟成を施しています。そしてヤマソービニオンは、荒々しくも特徴的な味わいにアメリカンオーク樽のニュアンスを含ませています。

日常性を重視したバランスワイン

日常性を重視したワインとしてオススメしているのが【甲州】【マスカットベーリーA】のワインになります。この2タイプのワインは【トップの香り】【口中の印象】【酸の立ち方】【ボディの厚み】【アフターへの調和】など各ワインに重要とされる項目を最も重視してブレンドしています。もちろん、ワイン単体として飲んでも美味しい仕上がりになっていますが、それ以上に食事との相性が重視されたワインと言っても過言ではないのです。

そして、モンデ酒造では一風変わったワインも展開をしています。それは【ワイン缶】です。
【ワインをもっと日常的なお酒にしたい】そんな想いが、モンデ酒造に【ワイン缶の生産】という革新的な一歩を踏み出させました。

モンデ酒造はワイン造りの根幹を担う葡萄栽培を以下のように1年を通しておこなっています。

1月
耕運
畑を柔らかく耕し空気を含ませることで、水分の浸透や微生物の活動を促しています。
2月
剪定
葡萄が休眠しているこの時期に、剪定と刈り込みをおこないます。葡萄の活力や収量に深く関わる大切な作業になります。
3月
植樹
試験場で大事に育てられた若木苗を植樹します。成木は水分を吸い上げ、剪定箇所から涙と呼ばれる養分をこぼしてくれます。
4月
オリ引
寒い冬を過ごしたワインは安定し、樽の底にオリを作り出します。沈殿物を静かにこし取ると、澄んだワインができあがります。
5月
害虫予防
少しずつ気温が上昇してくると、葡萄の木々が花をつけ始めます。しかし、葡萄にとって好ましくない病害虫も発生するため、有機農薬を利用して害虫駆除をおこなっています。
6月
誘引
葡萄の房が成長を始める頃、誘引作業をおこないます。葡萄のつる同士のからみつきを抑えるため、つるをしばりつけてまっすぐ高く成長させます。
7月
農場管理
半年の天候経過を受け、後半の栽培方針を決定します。果実の数量や陽の当て具合を選果や徐葉により調節し、葡萄の仕上がりを良くします。
8月
ベレーゾン
黒葡萄が発色し、赤紫色を帯びてきます。房は7割程度の大きさにまで成長し、糖度があがって酸度がさがります。
9月
収穫
天候、糖度、酸度などを手がかりに、収穫に最適な日を見極めます。
10月
醸造
葡萄の個性を最大限に引き出せるよう優しく時間をかけて醸造をしています。
11月
施肥
多くを実らせた樹々に肥料を与えます。冬眠に入る前にお腹いっぱいに栄養を蓄えてもらいます。
12月
貯酒
タンク内で盛んに行われていた発酵も落ち着き、ワインは樽に詰められて静かに眠りにつきます。
  • ワイナリー名
    モンデ酒造
  • 住所
    山梨県笛吹市石和町市部476
  • 電話番号
    055-262-3161
  • ホームページ
    https://www.mondewinery.co.jp/
  • 【ワイン初心者によるモンデ酒造訪問記】笛吹を代表する1952年創業のワイナリーに訪問!!樽エリアは編集長至福エリア!?

    編集部がオススメする【モンデ酒造】ワインを徹底解説

    今回も編集部は、

    • 葡萄由来の再現性
    • コストパフォーマンス
    • 飲み比べなどの相性
    • 食事との相性

    を基準にワインを選んでいます。

    なぜこんな基準が必要なの!?
    ワイン初心者にとって、【ワイン】とは未知なるものです。そのため、教科書やWebで検索している内容をそのまま伝えられても理解できません。つまり、専門用語中心だと理解が追いつかず、途中で脱線をしてしまいます。結果として、ワイン離れが起こってしまいます。ワインは奥が深く、知れば知るほど、飲めば飲むほど面白い世界です。そんな世界に足を踏み入れたにもかかわらず、すぐに抜けてしまうのは非常に残念です。そうならないためには、最初のワインが大切なのです。
    注意
    編集部の評価は、あくまで編集部が実際に体験したことなどが基準になっています。また、今回の評価は【ワイン初心者】が数多あるワイナリーから選ぶ際の手助けとなるために作ったものであって、ワインをランキングづけるものではありません。

    特醸甲州

  • ワイン名
    特醸甲州
  • 品種
    甲州葡萄
  • タイプ
    辛口
  • 価格
    税込2,250円
  • ワイナリーコメント
    甲州葡萄を適熟期に収穫、厳選された酵母により醸造しています。翌春までオリ引きをせず、ゆっくりと寝かせたシュール・リー製法により、旨味を最大限に引き出した豊かなボディが特徴です。また、甲州葡萄の果実味と心地よいキレのある酸味は、料理の味わいを引き立てます。
    テイスティング評価
    酸味
    (4.5)
    甘味
    (2.5)
    果実味
    (4.5)
    苦味
    (4.5)
    複雑さ
    (4.5)
    葡萄由来の再現性
    (5.0)
    コストパフォーマンス
    (4.5)
    飲み比べなどの相性
    (5.0)
    食事との相性
    (5.0)
    リセマラレベル
    (5.0)
    総合評価
    (5.0)

    甲州辛口

  • ワイン名
    甲州辛口
  • 品種
    甲州葡萄
  • タイプ
    やや辛口
  • 価格
    税込1,505円
  • ワイナリーコメント
    さわやかな柑橘がほのかに香り、すっきりとした酸味がやわらかい口当たりを引き立てる上品な味わいのワインに仕上がっています。
    テイスティング評価
    酸味
    (4.0)
    甘味
    (2.5)
    果実味
    (4.0)
    苦味
    (4.0)
    複雑さ
    (4.0)
    葡萄由来の再現性
    (5.0)
    コストパフォーマンス
    (5.0)
    飲み比べなどの相性
    (5.0)
    食事との相性
    (5.0)
    リセマラレベル
    (4.5)
    総合評価
    (4.5)

    ブラッククイーン

  • ワイン名
    ブラッククイーン
  • 品種
    ブラッククイーン
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • 価格
    税込1,879円
  • ワイナリーコメント
    鋭い酸味が特徴であるブラッククイーンを3年以上樽熟成しています。樽から穏やかなタンニン分をまとい、バランスと個性が相まみれた魅力的な味わいに仕上がっています。
    テイスティング評価
    酸味
    (5.0)
    甘味
    (2.0)
    果実味
    (4.0)
    渋味
    (4.5)
    複雑さ
    (4.0)
    葡萄由来の再現性
    (4.5)
    コストパフォーマンス
    (5.0)
    飲み比べなどの相性
    (4.5)
    食事との相性
    (5.0)
    リセマラレベル
    (5.0)
    総合評価
    (5.0)
      モンデ酒造を代表するワインといえば【特醸甲州】でしょう。数多くのワインコンクールで受賞歴がありますので、名実ともに看板ワインと呼べると思います。この特醸甲州を中心に初心者目線で選ぶと、スタンダードタイプの甲州辛口になります。この2本を飲み比べすることでシュール・リー製法の違いを肌で感じることができるでしょう。同時に、シュール・リー製法が自分好みかどうか気づくこともできます。そして最後にセレクトしたのがブラッククイーンワインになります。この品種は山梨県内ワイナリーでも扱っている数が少ないです。そのため、飲み比べなどをする機会が少ないタイプのワインです。ぜひこの機会に入手して、ブラッククイーンを知って欲しいと思います。

      モンデ酒造見学の樽室は圧巻以外のなにものでもない。

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    非常に参考になると思います♪
    ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!

    山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
    情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
    各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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