【山梨ワイン特集】インターナショナル・ワイン・チャレンジ2021結果発表!!メルシャンが日本初の快挙達成!!

インターナショナル・ワイン・チャレンジ2021の結果そして受賞したワイナリーを紹介したいと思います。今回は、「オレンジワイン」カテゴリーにおいて、世界的な産地として有名なジョージア以外の産地で初の金賞がうまれました。同コンクール史上初の快挙となる偉業を達成したのが、山梨を代表するワイナリー、シャトーメルシャンです。

インターナショナル・ワイン・チャレンジ【IWC】

【インターナショナル・ワイン・チャレンジ(International wine challenge)】は1984年から開催され、30年後の2014年には現在のシステムのように年2回の出品チャンスが設けられています。

コンテストは約2週間にわたっておこなわれます。まず、300人の審査員がブラインド・テイスティングを行います。その審査結果で84点以上を獲得すれば次の審査に進出することができます。毎年平均的に15,000品以上のワインが出品されますが、金賞以上を受賞できるワインは数%です。そのため最も金賞を取ることが難しい世界的アワードの1つと呼ばれることもあります。

インターナショナル・ワイン・チャレンジ2020受賞ワイン紹介

では、気になるインターナショナル・ワイン・チャレンジ2021の結果を紹介したいと思います。

銅賞「Bronze

まずは銅賞から発表をしたいと思います。

銅賞を受賞した山梨ワイナリー数は【7ワイナリー】。そして受賞したワイン数は【19本】になります。

サントネージュワイン 牧丘倉科ヴィンヤード シャルドネ 2019

  • ワイン名
    サントネージュワイン 牧丘倉科ヴィンヤード シャルドネ
  • 品種
    シャルドネ
  • ヴィンテージ
    2019
  • タイプ
    辛口
  • ワイナリー
    サントネージュワイナリー
  • ワイナリーコメント
    レモンの果実とレモンの皮の良い特徴を備えた、クリーンでクリスピーな味わいが特徴的な白ワインになっています。

    シャンモリ山梨 マスカットベイリーA 2020

  • ワイン名
    シャンモリ山梨 マスカットベイリーA
  • 品種
    マスカットベイリーA
  • ヴィンテージ
    2020
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • ワイナリー
    盛田甲州ワイナリー
  • ワイナリーコメント
    山梨県産マスカット・ベーリーA種葡萄を100%使用しています。フレッシュでフルーティーな果汁感をに引き出した山梨マスカット・ベーリーAの新酒になります。マスカット・ベーリーA特有のイチゴやベリーのような甘い香りが程よく引き出され、すっきりした飲み口が特徴です。

    シャンモリ山梨 穂坂町産マスカット・ベイリーA 2018

  • ワイン名
    シャンモリ山梨 穂坂町産マスカット・ベイリーA
  • 品種
    マスカットベイリーA
  • ヴィンテージ
    2018
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • ワイナリー
    盛田甲州ワイナリー
  • ワイナリーコメント
    山梨県韮崎市穂坂町産の厳選されたマスカット・ベーリーA種を100%使用し、オーク樽で14カ月間、ゆっくりと時間をかけて育成しました。熟したイチゴや赤い花、土のような香りに、ミントやシナモンのような清涼感がアクセントになっています。口当たりは軽やかで、アメリカンチェリーやザクロのような果実味に、ナツメグのようなスパイス感があり、後味にはキャラメルやヌガーのような風味が残ります。

    シャンモリ山梨 内田牧場 甲州 2020

  • ワイン名
    シャンモリ山梨 内田牧場 甲州
  • 品種
    甲州葡萄
  • ヴィンテージ
    2020
  • タイプ
    辛口
  • ワイナリー
    盛田甲州ワイナリー
  • ワイナリーコメント
    山梨県産の甲州種葡萄を100%使用しています。フレッシュでフルーティーな果汁感を引出した山梨甲州の新酒です。ほのかに香る柑橘系の香りと、爽やかな酸味によるすっきりとした飲み口が特徴です。

    ソラリス山梨 甲州シュール・リー 2018

  • ワイン名
    ソラリス山梨 甲州シュール・リー
  • 品種
    甲州葡萄
  • ヴィンテージ
    2018
  • タイプ
    辛口
  • ワイナリー
    マンズワイン
  • ワイナリーコメント
    「すっきりとした甲州に、もっとボディを表現できないか」という想いをこめたワインです。葡萄の個性を把握するため、畑や産地ごとに仕込ロットを分け、最終的に品質の良いキュヴェのみを選別しブレンドして造っています。穏やかな柑橘系の果実香とシュール・リー製法によるコクや豊かさ、フィニッシュで甲州らしいかすかな渋みが感じられます。

    ソラリス山梨 マスカット・ベイリーA 敷島大久保 2018

  • ワイン名
    ソラリス山梨 マスカット・ベイリーA 敷島大久保
  • 品種
    マスカットベーリーA
  • ヴィンテージ
    2018
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • ワイナリー
    マンズワイン
  • ワイナリーコメント
    この葡萄から、ソラリスにふさわしいワインをつくりたい、という思いがありました。色の濃い、糖度の高く濃縮感に満ちたぶどうを目標に通常の2/3程度まで房数を減らします。やや小粒で小房な葡萄作りを心がけ、一房一房に袋をかけて収穫期まで大切に育てました。甲斐市(旧敷島町)大久保地区の自社管理畑はマンズワインの宝です。通常のマスカット・ベーリーAと比べて複雑で凝縮感のある味わいのワインが出来上がりました。

    甲州 bamboo バンブー 2018

  • ワイン名
    甲州 bamboo バンブー
  • 品種
    甲州葡萄
  • ヴィンテージ
    2018
  • タイプ
    辛口
  • ワイナリー
    マンズワイン
  • ワイナリーコメント
    クリーンで穏やかな甲州種の果実味に樽香が品良く感じられるクラシカルなタイプの熟成型甲州ワインです。

    シャンモリ 柑橘香甲州 2020

  • ワイン名
    シャンモリ 柑橘香甲州
  • 品種
    甲州葡萄
  • ヴィンテージ
    2020
  • タイプ
    辛口
  • ワイナリー
    盛田甲州ワイン
  • ワイナリーコメント
    山梨県甲州市勝沼町岩崎地区にて、栽培収穫した甲州種葡萄を100%使用しております。品種香を最大限に引き出すために特別に栽培された葡萄からは、柑橘系のさわやかな香りが醸し出されており、引き締まった酸味とともに、すっきりとした飲み口が特徴の辛口白ワインに仕上がっています。

    シャンモリ 山梨 甲州 2020

  • ワイン名
    シャンモリ 山梨 甲州
  • 品種
    甲州葡萄
  • ヴィンテージ
    2020
  • タイプ
    辛口
  • ワイナリー
    盛田甲州ワイン
  • ワイナリーコメント
    山梨県産の甲州種葡萄を100%使用しています。品種の特徴を踏まえ、シャンモリのワイン造りに一致する酵母を吟味した甲州ワインです。香味のバランスがよく、余韻も程よく、スタンダードの域を超えた味わいです。

    グラン・シャンモリ 甲州シュール・リー 2020

  • ワイン名
    グラン・シャンモリ 甲州シュール・リー
  • 品種
    甲州葡萄
  • ヴィンテージ
    2020
  • タイプ
    辛口
  • ワイナリー
    盛田甲州ワイン
  • ワイナリーコメント
    勝沼町下岩崎地区「深澤農園」産甲州種を100%使用しゆっくりと低温発酵後、シュール・リー製法にて約5ヶ月間、タンク内で鮮度をキープしながら、酵母由来の旨味成分を閉じ込めました。青りんごやカボス、バナナやハーブキャンディのような香りに、少しスモーキーなニュアンスを感じます。口当たりは軽やかで滑らかです。味わいにはオレンジのようなフルーツ感が豊かで、後味に上品な旨味とほろ苦さが残ります。

    シャンモリ・フィエルテ プライべート・リザーブ マスカット・ベーリーA バレル・エイジド 2018

  • ワイン名
    シャンモリ・フィエルテ プライべート・リザーブ マスカット・ベーリーA バレル・エイジド
  • 品種
    マスカット・ベーリーA
  • ヴィンテージ
    2018
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • ワイナリー
    盛田甲州ワイン
  • ワイナリーコメント
    長年取引のある栽培農家「武藤農園」産を主体に、厳選した山梨県産マスカット・ベーリーAを使用しています。樽セラー内にて樽熟成期間をコントロールして絶妙なブレンドをしました。葡萄の登熟からくる果実感とタンニンは、他のベーリーAとは一線を画すものであり、長期熟成をすることによって、よりバランスのとれた深い味わいになっています。余韻まで続くキメ細かなタンニンと酸味のバランスが心地よく、ビン熟成も楽しみなワインです。

    勝沼甲州 2019

  • ワイン名
    勝沼甲州
  • 品種
    甲州葡萄
  • ヴィンテージ
    2019
  • タイプ
    辛口
  • ワイナリー
    シャトレーゼワイナリー
  • ワイナリーコメント
    山梨県甲州市勝沼町岩崎地区にて、栽培収穫した甲州種葡萄を100%使用しております。品種香を最大限に引き出すために特別に栽培された葡萄からは、柑橘系のさわやかな香りが醸し出されており、引き締まった酸味とともに、すっきりとした飲み口が特徴の辛口白ワインに仕上がっています。

    シャトー・ルミエール 2015

  • ワイン名
    シャトー・ルミエール 2015
  • 品種
    メルロー、タナ、カベルネ・ソーヴィニヨン
  • ヴィンテージ
    2015
  • タイプ
    フルボディ
  • ワイナリー
    ルミエールワイナリー
  • ワイナリーコメント
    欧州系赤ワイン用品種を厳選して醸造し、小樽で15ヶ月じっくり熟成させました。熟したカシスやブラックベリーの香りに、バニラやカカオ、スパイスのニュアンス、豊かなタンニンと酸が溶け込んだ、力強く奥深い味わいのワインに仕上がっています。

    シャトー・ロリアン 2018

  • ワイン名
    シャトー・ロリアン
  • 品種
    プティ・ヴェルド、メルロー
  • ヴィンテージ
    2018
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • ワイナリー
    白百合醸造
  • ロリアン シャルドネ 2019

  • ワイン名
    ロリアン シャルドネ
  • 品種
    シャルドネ
  • ヴィンテージ
    2019
  • タイプ
    辛口
  • ワイナリー
    白百合醸造
  • ワイナリーコメント
    自社畑で育てたシャルドネをフレンチオークで醗酵、熟成させました。柑橘系の芳醇な香りとまろやかな酸味、樽由来の芳ばしいナッツのような風味もあり、コクのあるワインに仕上がっています。

    ロリアン マスカット・ベーリーA樽熟成 2019

  • ワイン名
    ロリアン マスカット・ベーリーA樽熟成
  • 品種
    マスカット・ベーリーA
  • ヴィンテージ
    2019
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • ワイナリー
    白百合醸造
  • ワイナリーコメント
    厳選された「マスカット・ベーリーA」種をタンクで発酵後、オーク樽で熟成させました。イチゴやフランボワーズのような華やかな甘い香り。程良い酸味と果実味が口いっぱいに広がります。

    穂坂マスカット・ベーリーA シングル・ヴィンヤード 栽培責任者 猪股宣夫2018

  • ワイン名
    穂坂マスカット・ベーリーA シングル・ヴィンヤード 栽培責任者 猪股宣夫2018
  • 品種
    マスカット・ベーリーA
  • ヴィンテージ
    2018
  • ワイナリー
    シャトーメルシャン
  • 穂坂マスカット・ベーリーA シングル・ヴィンヤード 栽培責任者 横内栄人2018

  • ワイン名
    穂坂マスカット・ベーリーA シングル・ヴィンヤード 栽培責任者 横内栄人2018
  • 品種
    マスカット・ベーリーA
  • ヴィンテージ
    2018
  • ワイナリー
    シャトーメルシャン
  • 山梨甲州 2019

  • ワイン名
    山梨甲州
  • 品種
    甲州葡萄
  • ヴィンテージ
    2019
  • ワイナリー
    シャトーメルシャン
  • ワイナリーコメント
    色調は淡い黄色です。青リンゴ、かぼす、すだちなど爽やかな柑橘香の中に焼いたパンのニュアンスを感じます。酵母由来のアミノ酸などに起因する複雑な味わいが口中に広がった後、甲州葡萄の持つ心地よい渋味が、アクセントとして現れます。はつらつとした酸味とはじける炭酸ガスも感じられます。

    銀賞「Silver

    それでは銀賞を発表をしたいと思います。

    銀賞を受賞した山梨ワイナリー数は【4ワイナリー】。そして受賞したワイン数は【4本】になります。

    ソラリス古酒 甲州 2007

  • ワイン名
    ソラリス古酒 甲州
  • 品種
    甲州葡萄
  • ヴィンテージ
    2007
  • タイプ
    甘口
  • スコア
    90
  • ワイナリー
    マンズワイン
  • ワイナリーコメント
    甲州種は熟成には向いていないと言われていましたので1975年、酸化させない熟成タイプの甲州ワイン造りに挑みました。特に出来のよかった年の甲州種を遅摘みして造ったワインを空気に触れさせず10年以上熟成しました。長い熟成の間に、深みのある色合い、複雑な香り、甘味・酸味と微かな苦味が渾然一体となって調和し、ほかの葡萄では出せない味わいを醸しだしています。

    勝沼甲州樽発酵 2019

  • ワイン名
    勝沼甲州樽発酵
  • 品種
    甲州葡萄
  • ヴィンテージ
    2019
  • タイプ
    辛口
  • スコア
    93
  • ワイナリー
    シャトレーゼワイナリー
  • ワイナリーコメント
    勝沼町鳥居平地区や菱山地区などで収穫された甲州をフランス産オーク小樽で発酵、熟成させました。柔らかいオークの香りと葡萄の果実感がバランスよく調和し、ボリュームのあるふくよかな辛口ワインに仕上がっています。

    シャトー・メルシャン 岩出甲州きいろ香 キュヴェ・ウエノ 2019

  • ワイン名
    シャトー・メルシャン 岩出甲州きいろ香 キュヴェ・ウエノ
  • 品種
    甲州葡萄
  • ヴィンテージ
    2019
  • タイプ
    辛口
  • スコア
    92
  • ワイナリー
    シャトーメルシャン
  • ワイナリーコメント
    色調は輝きのある淡いイエロー色です。スダチやユズといった和柑橘の香りや熟したグレープフルーツの皮や白桃などの果実の香りや白い花のような香りが複雑に感じられます。心地よい酸とミネラル感が口中に広がり、ワインに残った発酵で生じた炭酸ガスが清涼感を一層引き立てています。

    ロリアン 甲州樽発酵 2019

  • ワイン名
    ロリアン 甲州樽発酵
  • 品種
    甲州葡萄
  • ヴィンテージ
    2019
  • タイプ
    辛口
  • スコア
    90
  • ワイナリー
    白百合醸造
  • ワイナリーコメント
    白桃のような甘い香りと樽香が広がり、心地よい酸味のあるワインに仕上がっています。

    金賞「Gold

    最後に待ちに待った金賞になります。金賞を受賞したワインは1本だけになります。

    笛吹甲州 グリ・ド・グリ 2019

  • ワイン名
    笛吹甲州 グリ・ド・グリ
  • 品種
    甲州葡萄
  • ヴィンテージ
    2019
  • タイプ
    辛口
  • スコア
    95
  • ワイナリー
    シャトーメルシャン
  • ワイナリーコメント
    リンゴのコンポートのような甘美な香りとふくよかな味わいを感じます。「甲州」の淡く灰色がかった赤紫色の皮が持つ特長をワインの味わいに表現すべく、丹念に仕込んでいます。白葡萄を果皮ごと発酵させることでオレンジに近い色調となる「オレンジワイン」としても、人気が高まっています。
    MEMO
    「インターナショナル・ワイン・チャレンジ 2021」において、日本ワインで唯一となる金賞を受賞しました。

    受賞ワイナリー徹底紹介

    それでは最後に、受賞したワイナリーを紹介したいと思います。

    シャトーメルシャン

    シャトーメルシャンは、日本が誇る、代表的なワインメーカーです。そして、日本のワイン文化の礎を作ったワイナリーの1つです。
    では、日本で屈指のワイナリー、メルシャンはどんなワイン造りをしているのでしょうか。
    シャトーメルシャンのブランドコンセプトは、シンプルであり基本に忠実なものでした。
    『Growing Differences in the world』
    「いいワインとは、その土地の気候、風土、生産者によって育てられる葡萄をそのまま表現したもの」
    この信念を軸に、世界と切磋琢磨しているワイナリーです。

    そして実行してきたことが正しかったと物語っているのは、「歴史」そして「実績」ではないでしょうか。

    そんなメルシャンの歴史は、約140年前の1870年代にまでさかのぼります。
    明治時代終わりに、シャトーメルシャンの源流となる『大日本山梨葡萄酒会社』が創業されました。
    つまり、シャトーメルシャンは日本ワインの原点なのです。そしてやはり、創業の段階からシャトーメルシャンではありませんでした。
    名前だけを見ると、外国企業のように感じられてしまいますからね。笑

    そして、創業から約70年後に「メルシャンブランド」が誕生します。着実なる努力の結果、ついに大きな一歩が動き出したのが1966年。
    国際ワインコンクールで、日本初の金賞を受賞したのです。この瞬間、明治政府がフランスにワイン造りを勉強させた種が実った瞬間でした。
    同時に、日本のワイン文化が世界に広まる第一歩、スタートラインに立ったとも言える瞬間でした。
    そのスタートラインにいち早くたったのが、メルシャンだったのです。
    そして1970年に、今日で最も広く知られているであろう「シャトーメルシャンシリーズ」が誕生しました。
    月日を重ね、様々なトライを重ね今に至ります。今では、山梨県だけでなく秋田県、福島県、長野県にも畑を構え何十種類もの品種を栽培しています。
    まさに日本のワイン技術の最先端を行くワイナリー、それがシャトーメルシャンです。

    「アイコン」シリーズ

    世界トップクラスの産地から生まれる、各ワイナリーの最高峰ワインシリーズです。

    「テロワール」シリーズ

    【適品種・適所】のコンセプトのもと、山梨県、長野県、秋田県、福島県の4つの県から、葡萄品種にふさわしい産地・区画を選びました。
    その個性を最大限に引き出したテロワールシリーズです。

    「クオリティ」シリーズ

    【日常に「日本ワイン」のおいしさをお届けしたい。】
    その想いを実現させるために、醸造家が感性を研ぎ澄ませて醸造しました。新しい日本ワインのスタンダードとなるワインシリーズです。

  • ワイナリー名
    シャトーメルシャン
  • 住所
    山梨県甲州市勝沼町下岩崎1425-1
  • 電話番号
    0553-44-1011
  • ホームページ
    https://www.chateaumercian.com/
  • 【ワイン初心者によるシャトーメルシャン訪問記】日本を代表するトップワイナリーに訪問!!日本ワインの歴史を学ぶならシャトーメルシャンの資料館は外せない!! 【検証結果】シャトーメルシャン 玉諸甲州きいろ香 2017と1本飲み切ってみた。食事・お菓子・デザートどの相性がベストマリアージュだった? 【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメするメルシャンワインとは!?【シャトーメルシャン特集】

    マンズワイン

    「いい葡萄から、いいワインはできる」
    この言葉を合言葉にワイン造りを50年以上続けているワイナリーがマンズワインです。この言葉には、他のどのワイナリーよりも強い意思表示なのかもしれません。そう考える根拠は、マンズワインのロゴにあります。

    もちろん、ワインもワイナリーの顔となりますが、ロゴやコンセプトこれらもワイナリーの印象を決める一要素であることに変わりありません。そしてマンズワインのロゴにはワイン造りで大切となる「葡萄」そしてその葡萄を熟成させる鍵を握っている「太陽」をロゴに採用しています。まさに、自分たちのワイン造りは「葡萄そして太陽」のおかげであることを象徴しているかのようです。

    そんなマンズワインは、日照量、土壌の性質、地形、降雨量など葡萄栽培における最適な環境を独自に調査をし、山梨県と長野県にワイナリーを構えています。


    1962年に設立されたマンズワインは、まず最初に山梨県勝沼にワイナリーを完成させました。そして、翌年から最初の仕込みを開始しました。現在は山梨市、甲斐市、甲府市、甲州市を中心に甲州種、マスカット・ベーリーA種を中心に、高品質な葡萄作りをおこなっています。

    山梨県勝沼にマンズワインが誕生してから9年後の1971年に千曲川ワインバレーに契約栽培地を拓きました。それから2年後の1973年に小諸ワイナリーを誕生させます。誕生させてまもないうちは、長野県の在来種である善光寺を中心に栽培していましたが、今ではシャルドネ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンなども栽培しています。

    編集部ポイント
    驚くべきことは、約10年間の間に、山梨県だけではなく長野県にも進出をしていることはないでしょうか。このように時系列で見ていくと、マンズワインの勢いを感じます。同時にマンズワインというグループの強さも感じます。それはもちろん、金銭的な意味を含まれていますが、それ以上に【先見の明】ではないでしょうか。山梨県だけでも80以上のワイナリーが存在しますが、どのワイナリーもそこまで拡大はしていません。その理由の1つとして真っ先に挙げられるのが【優れた人材】の確保ではないでしょうか。ワイン造りには、多くの機械が必要となりますが、それ以前に、ワインは造り手の個性が反映するものです。そのため、マンズワインブランドとしてふさわしいワイン造りができる人、そしてマンズワインにふさわしい葡萄作りができる人を確保できたことが素晴らしいことであり、現在のブランド力そしてマンズワインの魅力を積み上げている原動力になっていると編集部は思います。

    それでは、それぞれのワイナリーを紹介していきます。

    勝沼ワイナリー@山梨県

    マンズワイン勝沼ワイナリーは、山梨県内で最大のワイナリーの1つです。そして、山梨県内でのワイン生産量も最大と言われています。その多くが、勝沼ワイナリーで製造されているのです。最新技術や設備はもちろんのこと、日本のワイン造りの歴史も感じることができるワイナリーが、マンズワイン勝沼ワイナリーです。そして、2020年3月に改修工事を終えリニューアルオープンしています。

    小諸ワイナリー@長野県

    マンズワイン小諸ワイナリーは、近年熱い注目を浴びている千曲川ワインバレーにあります。この地で、マンズワインのトップレンジである【ソラリスシリーズ】を中心に生産をしています。そして、小諸ワイナリーには、シャトーの名をもつ西欧ワイナリーのように、日本庭園【万酔園】があり、自由に散策することができます。また、マンズワインが多雨な日本でも良質な葡萄を作れるようになるために考案した【レインカット栽培法】の畑も季節によっては見学することができます。

    言うまでもなく、マンズワインは山梨ワインそして日本ワインを牽引する代表的なワイナリーの1つになっています。日本における、二大航空会社【JAL】と【ANA】のファーストクラス両方に採用されていたのは、マンズワインだけです。

    【JAL愛用者必見】JALで採用されている山梨ワイン紹介!!ファーストクラス、ビジネスクラスで採用されている山梨ワインは誰もが知っているあのワインだった!! 【ANA愛用者必見】ANAで採用されている山梨ワインは1本だけ??国際線ファーストクラスで採用されている山梨ワインは安倍晋三内閣総理大臣も飲んでいたあのワインだった!!

    各種コンクールでも輝かしい賞を受賞しているマンズワインは、2020年山梨ワインドットノム編集部が絶対に訪れたい山梨ワイナリーNo,1でもあります。なぜなら、2020年3月にマンズワイン勝沼ワイナリーは、改装リニューアルイベントを控えていたからです。一体どんなワイナリーになっているのか、非常に楽しみです。ただ残念なことに、新型コロナウイルスの影響で改装イベントは中止になってしまいました。
    一刻も早い終息を願い、『新』マンズワインを首を長くして待ちたいと思います。

  • ワイナリー名
    マンズワイン
  • 住所
    山梨県甲州市勝沼町山400
  • 電話番号
    0553-44-2285
  • ホームページ
    https://mannswines.com/
  • シャトレーゼワイナリー

    シャトレーゼの創業は、1954年。そして、約50年弱の歳月を経た2000年からワインの醸造を勝沼の地で開始したのです。
    しかし、シャトレーゼワイナリーは勝沼だけではなく甲斐エリアにもあります。これは、雪印が1985年に始めたワイナリーを2002年に買い取ったのです。そのため、シャトレーゼワイナリーは、勝沼と甲斐の2つの地点でワイン事業を行なっています。

    「食後のデザートだけでなく、食全体を通して楽しめる、上質なワインをお届けしたい」この想いを抱きながらワイン造りをしているワイナリーが、シャトレーゼワイナリーなのです。

    注意
    シャトレーゼ勝沼ワイナリーでは、工場見学ができませんのでご注意ください。

    『良いワインは良い葡萄から』をモットーに、それぞれの土地の特性を生かした自社農場で、葡萄栽培に取り組んでいます。
    管理している農場は勝沼町を中心に、以下の葡萄品種を栽培しています。

  • 鳥居平農場
    メルロー、甲斐ノワール、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、セミヨンを垣根式で栽培しています。
  • 等々力農場
    カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネを垣根式で栽培しています。
  • 等々力甲州農場
    甲州を棚式で栽培しています。
  • 野呂農場
    カベルネ・ソーヴィニヨンを垣根式で、甲斐ノワールを棚式で栽培しています。
  • 横町農場
    メルローを垣根式で栽培しています。
  • 菱山農場
    カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルド、シャルドネ、ソーヴィニヨンブランを垣根式で、デラウェア、甲州、メルローを棚式で栽培しています。
  • 等々力箕輪農場
    シャルドネ、甲州、ソーヴィニヨンブランを垣根式で栽培しています。
  • 自社農場のほか、顔の見える契約農家の方が造った葡萄を厳選して原料にしています。

    シャトレーゼのワイン仕込みは、8月~10月に行われます。日照条件や雨量により品質が大きく変化する中、常に葡萄と向き合いながら、試行錯誤し、一番よい状態で収穫し、仕込みを行うようにしています。また熟成中のワインにも、厳しい品質管理と繊細な作業と向き合っています。
    そんなシャトレーゼワイナリーでは、2012年にスパークリングワインの製造設備を導入し、スパークリングワインを製造できるようになりました。

    • ワイナリー名
      シャトレーゼ勝沼ワイナリー
    • 住所
      〒409-1316 山梨県甲州市勝沼町勝沼2830-3
    • 電話番号
      0553-20-4700
    • ワイナリー名
      シャトレーゼ甲斐ワイナリー
    • 住所
      〒400-0105 山梨県甲斐市下今井1954
    • 電話番号
      0551-28-4451
    シャトレーゼ 都心型新ブランド YATSUDOKI(ヤツドキ)銀座7丁目店に行ってみた! 【必見!!】スイーツやアイスで有名な【シャトレーゼ】のワイナリー【シャトレーゼベルフォーレワイナリー】に訪問!!広大な土地で工場見学を終えた後は、チーズケーキとワインを堪能!?山梨ワイン、山梨ワイナリーのことは山梨ワインドットノムにお任せ!! 【徹底紹介!!】シャトレーゼの【都心型プレミアム】ブランド【YATSUDOKI】とは何者!?【山梨ワイン】も豊富に扱う【YATSUDOKI 甲府駅北口】が4月24日にオープン!! 【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメするシャトレーゼワインとは!?【シャトレーゼワイナリー特集】

    白百合醸造

    1938年に創業した白百合醸造は、ロリアンワインの相性で親しまれています。
    【L’ORIENT】はフランス語で「東洋」を意味し、ヨーロッパに劣らない高水準のワイン造りを志した故に名付けられた名前です。

    欧州に負けないために、白百合醸造は他のワイナリーよりも【原料である葡萄の質】にこだわっています。
    また同時に【ローカル】にもこだわっています。山梨県は日本を代表する葡萄の生産県です。
    つまり、白百合醸造は日本を代表する【最高の葡萄】を育て使うことのできる環境にあるのです。
    だからこそ、白百合醸造のワイン造りは、地元を大切にすることからはじまっています。

  • ワイナリー名
    白百合醸造
  • 電話番号
    0553-44-3131
  • 住所
    山梨県甲州市勝沼町等々力878-2
  • ホームページ
    https://shirayuriwine.com/
  • 【ワイン初心者による白百合醸造訪問記】山梨ワインを知るには外せないワイナリーに訪問!!工場見学で目にしたのはブランデー蒸留機!? 【早い者勝ち!!】伝説のクラブ【勝沼ワイナリーズクラブ】から 勝沼ボトル8本ワインセットが【特別限定販売】開始!! 【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメするロリアンワインとは!?【白百合醸造特集】

    ルミエールワイナリー

    ルミエールワイナリーの誕生は、1885年、日本が進取の精神に満ち溢れていた文明開化の黎明期のことです。そこで、ルミエールワイナリーが注目をしたのが、西洋文化の華である「葡萄酒」でした。それ以来、「本物のワインを作るために、本物の葡萄を育てる。」この教えを忠実に守り続け、130年が経ちました。まさに、山梨ワイナリーを、日本ワイナリーの顔でもあるといえるワイナリーでしょう。

    すでに、【グラス・オブ・バブリー・アワード2019】で山梨ワイナリー、山梨ワインの評価をあげてくれたことは間違いないでしょう。
    これからのルミエールワイナリーに期待したいところです。

    そんな歴史も実績も名高いルミエールワイナリーですが、ワイナリー施設も非常に魅力的です。編集部が考える、その魅力は3つあります。【エノマティック機複数導入による試飲環境の充実さ】【葡萄畑〜工場の細部までできるワイナリーツアー】【併設施設で体験できるルミエールワイナリーのマリアージュ】です。

    エノマティック機複数導入による試飲環境の充実さ

    ルミエールワイナリーでは、エノマティック機が3台導入されています。最大24本ものワインを試飲することができるのです。(24本ものワインを試飲すると、きっとベロベロになる人が多いことでしょう。)そのため、何度訪れても楽しいワイナリーであることは間違いありません。もちろん、最近機械【エノマティック】によって、中で管理されているワインは状態が非常にいいので、美味しいワインを常に飲むことができるのです。これほどまでに試飲の環境が整っているワイナリーは少ないです。ぜひ、潰れない程度に、24本ものワインを試飲してみてはいかがでしょうか。

    エノマティックは、ワインの酸化を防ぎ、誰でも簡単にグラスワインを提供できる業務用ワインサーバーです。
    レストランでのワインの保存をはじめ、ワインバーでのセルフサービスやワインショップ・酒販店での試飲などワイン提供の幅を広げてくれるものです。
    さらに、ワインロスや人件費などお店の悩みを解決し、グラスワインサービスを劇的に向上させてくれます。

    • ワインの品質保持アップ
      抜栓後の管理は、ワインにとって非常に大切です。エノマティックでは、食添用窒素ガスをワインボトル内に充填させることで、抜栓後のワインの品質を3週間以上保つことができます。世界で唯一、イタリア『キャンティ・クラシコ社』そしてアメリカ『ソムリエ協会』から品質管理技術の証明を受けています。
    • 均等量での試飲提供
      人の手でワインを提供すると、やはり量がバラバラになってしまいますよね。(もちろん、バラバラのほうが人情感があって素敵なのですが。)
      このエノマティックは、抽出量を3種類まで自由に設定できます。そしてボタン1つで、設定された量のワインを提供することができます。
    • 温度管理
      それぞれのワインタイプに応じて、最適な温度で保存・提供することが可能です。
    • ワインカードの利用
      ワインカードを利用することでセルフサービスでワインを提供できます。また、来店頻度や好みのワインなどの情報管理もできます。
    • デザイン性
      LED照明がワインのラベルを美しく演出してくれます。2012年グッドデザイン賞を受賞しています。

    葡萄畑〜工場の細部までできるワイナリーツアー

    そして、ワイナリーに行ったときに外せないもの、それは【ワイナリー見学】でしょう。ルミエールワイナリーツアーは、山梨ワイナリーの中でも非常に充実した時間を過ごせるワイナリー見学ができると思います。
    では、編集部が考えている充実した時間とは。それはワイン造りの現場をどれだけ知れるか、だと思います。つまり、ワインができるまでの流れを全て観れるかどうかです。実際にワイナリーショップで販売されているワインの造り方の流れを見て行くと、理解が深まり、感動が生まれ自然と【飲んでみたい!!】といった気持ちに駆られる人が多いです。特に、葡萄畑を一緒に見れる、というのはポイントが高いです。他のワイナリーでは、葡萄畑に踏み込んで見れることがあまりないのです。そのため、編集部としては
    【ワイナリー見学1時間コース】がオススメです。

  • コース名
    ワイナリー見学1時間コース
  • 開催時間
    10:30〜
    ※1日1回
  • 見学ルート
    ①葡萄畑(日本式の棚仕立てによる畑・ヨーロッパ式の垣根仕立ての畑)→②醸造棟→③国の登録有形文化財「石蔵発酵槽」→④地下セラー
    ※30分コースよりも詳しく案内をしてくれます。
  • 費用
    税込1,000円/1人
    ※試飲代金は含まれていません。
    ※予約は、2人から可能です。
    ※前日の15時までに、予約をしてください。
  • コース名
    ワイナリー見学30分コース
  • 開催時間
    11:45~,
    14:00~,
    16:00~,
    ※8月~11月の土日祝日のみ、16時のコースが増便されます。
  • 見学ルート
    ①葡萄畑(日本式の棚仕立てによる畑)→②醸造棟→③国の登録有形文化財「石蔵発酵槽」→④地下セラー
  • 費用
    税込500円/1人
    ※試飲代金は含まれていません。
    ※予約は、2人から可能です。
    ※前日の15時までに、予約をしてください。
  • 注意
    ・メールでの申し込みをする場合、お問い合わせ内容入力欄に希望コース、時間、参加人数の記入をしてください。
    ・団体のお客様の予約やイベント等がある場合、予約ができないことがあります。
    ・見学のルートは都合により、変更する場合があります。
    ・9月~11月の土日祝日に塩山駅および勝沼ぶどう郷駅からタクシーを利用予定の場合、タクシー台数に限りがあるので予約をオススメします。
    申し込み方法
    電話もしくはメールで申し込んでください。

  • 電話
    0553-47-0207(9:30-17:30)
  • ぜひ、ルミエールワイナリーツアーに参加してみてください。

    併設施設で体験できるルミエールワイナリーのマリアージュ

    そして、最後の魅力はルミエールワイナリーに併設している【レストラン『ゼルコバ』】です。

      甲斐サーモン、甲州ビーフ、ルミエール自家製ワインベーコン、大塚人参、クレッソン(道志村)、各種フルーツなど季節ごとの地元食材を使っています。バターは多用せず、自家製ワイン、ヴィネガー、ピラン塩で軽やかに調理しています。目に鮮やか身体にも優しい料理が特徴的です。

    やはりワインは、食事と切り離せない大切な飲み物です。そのため、ワイン単体で美味しいものが一緒に食べる食事に応じて、食事の美味しさやワインの美味しさが変わることが多いのです。もちろん、ワイン単体で美味しければ、ワイン単体で味わうものと割り切ればいいのですが、せっかくであれば食事とも楽しみたいですよね。だから、ワイナリーに併設しているレストランがあれば、すぐさま検証ができるのです。
    さらに、そのワイナリーのスタッフやレストランスタッフとも相談することができ、より一層ワインに対しての理解が深めることができるのです。ぜひ、ルミエールワイナリーに行く際は、併設レストラン『ゼルコバ』にも足を運んでみてください。

  • レストラン名
    ゼルコバ
  • 住所
    山梨県笛吹市一宮町南野呂624
  • 電話番号
    0553-47-4624
  • 営業時間
    平日ランチ:11:30~14:00(L.O.)
    平日ディナー:17:30~20:00(L.O.)
    土日祝日ランチ:11:00~,12:45〜
    土日祝日ディナー:17:30~20:00(L.O.)
  • 定休日
    1月~3月:月・火曜日
    4月~8月:火曜日
    9月~11月:無休
    12月:火曜日
  • ワイナリー名
    ルミエールワイナリー
  • 住所
    山梨県笛吹市一宮町南野呂624
  • 電話番号
    0553-47-0207
  • ホームページ
    https://www.lumiere.jp/
  • 【ワイン初心者によるルミエールワイナリー訪問記】葡萄畑・工場・試飲の三拍子揃った工場見学を送れるワイナリーに訪問!編集長が最もオススメする【甲州ワイン】登場! 【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメするルミエールワインとは!?【ルミエール特集】

    盛田甲州ワイナリー

    盛田甲州ワイナリーの設立は1973年ですが、1973年設立とは思えない深い歴史があります。

    遡ること1881年、盛田甲州ワイナリーはなんと愛知県の葡萄畑でワイン造りをしていたのです。しかし、フィロキセラのせいで葡萄は全く使い物にならず失敗してしまいました。そして、1度潰えた想いが日本のボルドーとも言われる「勝沼」で復活し、今にいたるのです。つまり、100年以上もの間にわたってワイン造りに携わっているワイナリーなのです。背水の陣となるに至っていた盛田甲州ワイナリーのその後の勢いはすさまじいものです。【ワインは農産物】と言い聞かせ、醸造の過程での処理や調整を極力控え、葡萄がもつ本来の味をそのままボトリングするイメージで仕込み、素直な葡萄の風味を持つワインに仕上げています。その結果が、IWC金賞受賞です。

    【祝!快挙!】日本初!盛田甲州ワイナリー【グラン・シャンモリ 甲州シュール・リー 2018】が【IWC:インターナショナル・ワイン・チャレンジ】にて金賞受賞!

    まさに、山梨ワイン、日本ワインを支えているワイナリーの1つなのです。現在は、新型コロナウイルスの影響で工場見学や試飲も制限がかかっている中で楽しむことができます。中でも魅力的なのは、樽エリアテイスティングでしょう。盛田甲州ワイナリーには、なんと100以上もの樽が使用されています。滅多に見ることのできない荘厳たる空間を目にすることができるでしょう。また、日本を代表する甲州ワインをはじめ、マスカットベーリーA、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネといった幅広い葡萄品種のワインをワイナリースタッフの人と話しながら試飲することができます。ぜひ、足を運んでみてください。

  • ワイナリー名
    盛田甲州ワイナリー
  • 住所
    山梨県甲州市勝沼町勝沼2842
  • 電話番号
    0553-44-2003
  • ホームページ
    https://www.chanmoris.co.jp/
  • 【ワイン初心者による盛田甲州ワイナリー訪問記】IWC甲州ワイン部門で初の金賞受賞ワイナリーに訪問!!ワイナリーの広さは東京ドーム何個分!? 【ワイン初心者による盛田甲州ワイナリー訪問記】IWC甲州ワイン部門で初の金賞受賞ワイナリーに訪問!!気になる工場の中に潜入!! 【ワイン初心者による盛田甲州ワイナリー訪問記】IWC甲州ワイン部門で初の金賞受賞ワイナリーに訪問!!受賞ワイナリーのワインの出来は!? 【祝!快挙!】日本初!盛田甲州ワイナリー【グラン・シャンモリ 甲州シュール・リー 2018】が【IWC:インターナショナル・ワイン・チャレンジ】にて金賞受賞! 【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメする盛田甲州ワインとは!?【盛田甲州ワイナリー特集】

    サントネージュワイン

    編集部が感じる、サントネージュワインは【先見の明があるワイナリー】です。

    その理由は、どのワイナリーよりも先に【欧州品種原料葡萄】の導入をしたからです。そして、ワイン専用葡萄を栽培していなかった山形県上山市でワイン専用葡萄の栽培開始をしたワイナリーでもあります。まさに、新たな可能性を見つけ成功に導いているワイナリーといえるでしょう。そして、世界的ワインコンクールのリュブリアナ国際ワインコンクールでも大金賞を受賞もしました。今日における、山梨ワイナリーの栽培技術、山梨以外のワイナリーの礎を作ったワイナリーの1つであることは間違いないでしょう。

    気になる【サントネージュ】とは、フランス語で【聖なる雪】を意味する言葉です。
    サントネージュワインへの行き帰り、そして葡萄栽培の作業に辛くなり空を仰いだその視線の先には、世界に名を馳せる富士山が自然と見えてくるとのことです。その【富士山の頂きにかかる雪】これが由来でした。
    富士山の最も高い頂上を聖域として扱い、神々しいほどに輝く雪を【サントネージュ】と表現しているのです。
    そして富士山のように日本を代表するワインを造れるように、ワイナリー名には世界を見渡す強い想いが秘められていました。

    そして、サントネージュワインには【独特なテロワール】があります。通常【テロワール】とは【地勢】【気候】【土壌】の3要素を指します。しかし、サントネージュはそれら3つに加え【人】も加えて考えています。同じ【地勢】【気候】【土壌】でも、生産者が異なれば葡萄の個性は変わります。同様に、同じ葡萄でも醸造家が異なれば、ワインは変わります。つまり【人】はワインに反映される、欠かせない個性のひとつなのです。だからこそ、サントネージュは多くのコミュニケーションを重ね【人】をとても大切にしています。

  • ワイナリー名
    サントネージュワイナリー
  • 電話番号
    0553-22-1511
  • 住所
    山梨県山梨市上神内川107-1
  • ホームページ
    https://www.asahibeer.co.jp/enjoy/wine/ste-neige/
  • 【ワイン初心者によるサントネージュワイン訪問記】アサヒビールが運営するワイナリーに訪問!!東京オリンピックワインを造るワイナリーの実力はいかに!? 【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメするサントネージュワインとは!?【サントネージュ特集】

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    非常に参考になると思います♪
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    山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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