2021年6月20日は何の日か、知っていますか?毎年忘れまい、忘れまいと意識をしていても、忘れてしまう人も多いのではないでしょうか。
6月の第三日曜日父の日ですね。
さて、みなさんは今年の父の日プレゼントを決めましたか?
社会人になればなるほど、父と話をする機会は減りますよね。そして恥ずかしくなりますね。しかし同時に、話すことの大切さも感じるのではないでしょうか。もちろん、ギフトを贈ることも素敵なことですが、お酒の力を借りて昔の話に花を咲かせるなんてどうでしょうか。
Contents
父の日
【父の日】は昔から知っていますが、多くの人がその根源を知らないのではないでしょうか。まず最初に、父の日の紹介をしたいと思います。

父の日の根源として最もよく知られているのが、アメリカ ワシントン州での説になります。
アメリカのワシントン州スポケーンに女性がいました。1909年5月に、教会で行われた母の日のお祝いに参加していた彼女は「なぜお父さんの日はないのだろうか」と疑問に思い当たったのが事の発端です。そして、地元の牧師教会に父の日を作りたいと相談しました。翌1910年、6月の第3日曜日にあたる6月19日に、最初の父の日のお祝いが行われました。母の日はすぐにアメリカ国内に定着しましたが、父の日が正式にアメリカの祝日として認定されたのは60年も後の1972年だったそうです。
日本に父の日が入ってきたのは1950年頃とのことです。実際に、人々の間に広く知られお祝いするようになったのは1980年代です。1981年に設立された「日本ファーザーズ・デイ委員会」が父の日の浸透に大きく寄与しています。
みなさん、父の日の話を知っていましたか?
大切な日こそ、しっかりとした知識を身につけて恥ずかしくないようにしたいですね。
編集部オススメ
父の日に渡したいワイン
今年は昨年同様、新型コロナウイルスの影響が収束していません。そのため、実家の父親と直接会いたくても会えない人が多いのではないでしょうか。
そんな人に向けて、【プレゼント向きのワイン】を紹介したいと思います。シンプルに美味しさが伝わるワイン、名実共に有名なワインをセレクトしています。電話で話をするときに、選んだ理由も少し伝えられると素敵だと思います。
アルガブランカ ヴィニャル イセハラ
アルガブランカ ヴィニャル イセハラ
甲州葡萄
辛口
税込6,050円
勝沼醸造
山梨ワインを世界に導くエッセンシャルワイナリー
勝沼醸造は1937年創業以来、勝沼のワイン産業振興に尽力してきたファミリーワイナリーです。
1990年頃から高品質なワイン造りに注力し始め、2003年にはフランスのワインコンクール「ヴィナリーインターナショナル」で銀賞を受賞するなど、評価を高めてきた実力派ワイナリーです。現在では日本古来のワイン用葡萄品種である「甲州」に特化し、勝沼のテロワールを追及する造り手として日本国内のみならず世界的にも高い注目を集めています。
勝沼醸造のワイン造り
では、世界が認めるワインは一体どのようにして造られているのでしょうか。
今も変わらずあり続ける、勝沼醸造のワイン造りのテーマ、それは「たとえ一樽でも最高のものを」。
良いワインのために、さまざまな手法を取り入れ、良い葡萄を栽培し、醸造にもこだわっています。
湿気の多い日本では、葡萄は棚づくりが一般的です。しかし勝沼醸造では、ヨーロッパなどで主流の垣根仕立てを採用しています。
さらに、1本の樹に実る葡萄を制限している。また、葡萄の肩や先端を落として房を小さく仕上げている。
たしかに葡萄の収量は減りますが、1粒1粒の糖度を高めることができるのです。
日本の土地は栄養が豊富に含まれています。しかし、実はワインの原料となる葡萄は、砂利や石が多く痩せた土地が適しているのです。
そこで、勝沼醸造では葡萄のポテンシャルを高めるために、石灰などを投入して、葡萄に適した土地へと改良を行っています。
雨の時期は葡萄の房ごとに傘をかけるなど、手入れを頻繁にすることで、葡萄を病気にさせないように栽培しています。
氷結濃縮法を採用すると、実は製造コストがかなり高くなるのです。
しかし、価格以上の価値を追求し、他社に先駆けて氷結濃縮法を導入しています。
白ワイン用の葡萄品種は、圧力をかけずに搾汁すると皮や種の渋味・苦味が入らないため、上質な果汁が取り出せると考えられています。
しかし勝沼醸造では、皮と実の間にある甲州種のうま味を取り出すため、しっかりと圧力をかけて搾汁しています。
ゆっくりと丁寧に時間をかけて搾ることで、甲州種ならではの苦みを生かした個性が際立つワインに仕上がっています。


B553 GI Yamanashi
B553 GI Yamanashi
マスカットベーリーA
ミディアムボディ
税込3,300円
MGVsワイナリー
鎧袖一触たるクオリティのワインを造る超大型新人ワイナリー
【MGVsワイナリー】を四字熟語で表現するなら鎧袖一触だと思います。
聞いたことのない人が多い四字熟語かもしれません。この四字熟語は【鎧の袖で少し触れたぐらいの簡単さで敵を負かすこと】を意味する言葉です。なぜワイナリー事業を開始したのが2016年と最近なのにも関わらず、【鎧袖一触】が相応しいのでしょうか。
それは、他ワイナリーが認めるほどの【圧倒的なクオリティ】にあります。【MGVsワイナリー】のワインは、3,000円以上が当たり前で5,000円以上のものも見られます。この金額だけを見ると【少し高い】と思う人も多いのではないでしょうか。しかし【圧倒的に安い】のです。【このワインのクオリティで3,000円、5,000円は安すぎる】ということです。たしかに、金額だけを見れば高いと思う人もいるかもしれません。(現に、今日のワイン市場では500円ワインや1,000円台のワインは散見しています。)
しかし、日本のワイン文化を支えている山梨県内の多くのワイナリーから【なぜ、あの金額であのワインが造れているのか、不思議】とまで言われています。それだけ高品質な葡萄を造り、手間がかかっていることが十分に伝わります。もちろん編集部も実際にテイスティングをしています。口に含んだ瞬間【衝撃】が走りました。訪問したワイナリーの人と話をすると【マスカットベーリーAは重さを表現するのが非常に難しい】とよく言われます。そのせいか、我々の判断基準として【マスカットベーリーA100%でミディアムボディ〜フルボディ】を再現できているということは【ワイナリーレベルが高い】ことを意味しているのです。そのため、試飲をした瞬間【プロフェッショナル】だとすぐに感じました。
山梨ワインの中でもトップに駆け上ろうとしているワイナリー【MGVsワイナリー】をぜひ、味わっていただきたいです。




玉諸甲州きいろ香
玉諸甲州きいろ香
甲州葡萄
辛口
税込2,500円
シャトーメルシャン
日本が世界に誇る絶対的エースワイナリー
シャトーメルシャンは、日本が誇る、代表的なワインメーカーです。そして、日本のワイン文化の礎を作ったワイナリーの1つです。
では、日本で屈指のワイナリー、メルシャンはどんなワイン造りをしているのでしょうか。
シャトーメルシャンのブランドコンセプトは、シンプルであり基本に忠実なものでした。
『Growing Differences in the world』
「いいワインとは、その土地の気候、風土、生産者によって育てられる葡萄をそのまま表現したもの」
この信念を軸に、世界と切磋琢磨しているワイナリーです。
そして実行してきたことが正しかったと物語っているのは、「歴史」そして「実績」ではないでしょうか。
そんなメルシャンの歴史は、約140年前の1870年代にまでさかのぼります。
明治時代終わりに、シャトーメルシャンの源流となる『大日本山梨葡萄酒会社』が創業されました。
つまり、シャトーメルシャンは日本ワインの原点なのです。そしてやはり、創業の段階からシャトーメルシャンではありませんでした。
名前だけを見ると、外国企業のように感じられてしまいますからね。笑
そして、創業から約70年後に「メルシャンブランド」が誕生します。着実なる努力の結果、ついに大きな一歩が動き出したのが1966年。
国際ワインコンクールで、日本初の金賞を受賞したのです。この瞬間、明治政府がフランスにワイン造りを勉強させた種が実った瞬間でした。
同時に、日本のワイン文化が世界に広まる第一歩、スタートラインに立ったとも言える瞬間でした。
そのスタートラインにいち早くたったのが、メルシャンだったのです。
そして1970年に、今日で最も広く知られているであろう「シャトーメルシャンシリーズ」が誕生しました。
月日を重ね、様々なトライを重ね今に至ります。今では、山梨県だけでなく秋田県、福島県、長野県にも畑を構え何十種類もの品種を栽培しています。
まさに日本のワイン技術の最先端を行くワイナリー、それがシャトーメルシャンです。
「アイコン」シリーズ
世界トップクラスの産地から生まれる、各ワイナリーの最高峰ワインシリーズです。
「テロワール」シリーズ
【適品種・適所】のコンセプトのもと、山梨県、長野県、秋田県、福島県の4つの県から、葡萄品種にふさわしい産地・区画を選びました。
その個性を最大限に引き出したテロワールシリーズです。
「クオリティ」シリーズ
【日常に「日本ワイン」のおいしさをお届けしたい。】
その想いを実現させるために、醸造家が感性を研ぎ澄ませて醸造しました。新しい日本ワインのスタンダードとなるワインシリーズです。



編集部オススメ
父の日に一緒に飲みたいワイン
その一方、実家住みの人はお父さんと当日や前日に一緒の時間を過ごせるかもしれません。続いて、父と【一緒に飲みたいワイン】を紹介したいと思います。
酔えないと素直に話せない、そんな人が多いのではないでしょうか。
樽熟成 勝沼ビジュノワール
樽熟成 勝沼ビジュノワール
ビジュノワール
フルボディ
税込3,576円
東夢ワイナリー
“自社ワイナリーを持ちたい”男のロマンを叶える希望を未来へ繋ぐワイナリー
東夢ワイナリーとは【安心・安全なワイン造り】をモットーに、地元産の葡萄原料にこだわったワイン造りをしているワイナリーです。また葡萄生産者とワイン愛好家の橋渡しとなるような活動もしています。つまり、ワイナリーが葡萄生産者とワイン愛好家をつなぎ、三者連携で運営したいと考えているワイナリーが【東夢ワイナリー】なのです。
そんな東夢ワイナリーの自慢の畑は、葡萄を育てる条件が非常に優れている場所にあります。
まさに、一等地で造られる葡萄は【カベルネ・ソーヴィニヨン】【メルロー】【ピノ・ノワール】などです。赤ワイン系品種が中心に栽培されています。もちろん、造っているワインには【甲州ワイン】や【ビジュノワールワイン】など定番から稀有なタイプのワインまで準備されています。足を運んだときには、ぜひとも手に取ってみていただきたいワインになります。


アダージョ上ノ山
アダージョ上ノ山
マスカットベーリーA
フルボディ
税込3,500円
ドメーヌ茅ヶ岳
ドメーヌ茅ヶ岳
研究に基づいた究極のMBAワインを創り上げるワイナリー
ドメーヌ茅ヶ岳は、葡萄栽培がさかんな茅ヶ岳南麓の韮崎にあります。韮崎エリアには、ワイナリーの数は非常に少ないです。しかしながら、熱量は勝沼エリアに全く負けていません。さらに、勝沼エリアにはあまり見られない【研究】【最先端技術】を積極的に導入しているワイナリーです。
そんなドメーヌ茅ヶ岳の最大の魅力は【超絶濃厚】な【マスカットベーリーA】を栽培できているところです。そのおかげで、赤ワインはマスカットベーリーAとは思えないほど【濃厚】です。色調・香り・味わいどれもとっても、これほどまでに濃い赤ワインは山梨県内にはないのではないでしょうか。【マスカットベーリーA】の秘密【フラネオール】を研究した醸造家だからこそ造れる【究極】のマスカットベーリーAワインがあります。


ベーリーアリカント
ベーリーアリカント
ベーリーアリカント
フルボディ
税込1,850円
塩山洋酒
“今”に至るワイン造りの歴史を体感できるワイナリー
1957年に創業した塩山洋酒は、果実生産者組合を母体に果樹栽培の振興と農産物加工を目的として設立されました。そして設立から2年後の1959年には、塩山洋酒醸造株式会社として本格的にワインの生産を開始しています。そんな塩山洋酒は日本品種を第一に考えてワインを造っています。特に、甲州ワインは日本ワインコンクールにおいて、連続受賞を続けています。
そして、塩山洋酒では事前に連絡をすることでワイナリー見学をすることができます。そこでは、琺瑯タンクをはじめ、今ではどのワイナリーでも使っていないようなワイン造りに欠かせない機械を目にすることができます。またさらに、コルク打ちの体験もできます。実際に、編集部は塩山洋酒で【人生初】のコルク打ちを体験しました。そのため、ワイン初心者には貴重な体験をすることができるワイナリーと言えます。また、テイスティングでは山梨を代表する【甲州ワイン】はもちろんのこと編集長がベタ惚れした【ベリーアリカントA】を味わうことができます。言うまでもなく、ワイナリー見学から始まりワインテイスティングまで、ずっと楽しむことができるワイナリーが塩山洋酒です。


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非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。