【Kisvin Winery特集】イチローやSMAPも出演をした【プロフェッショナル 仕事の流儀】に山梨ワイナリーが登場!!

一概に言えませんが、NHKと聞くと、大半の人が受信料の問題などを思い浮かべるのではないでしょうか。たしかに、そのインパクトは強いですよね。笑
しかしながら、本業の1つであるテレビ放送においては、日本の宝である【イチロー】や【SMAP】などに焦点を当てたこともある番組【プロフェッショナル 仕事の流儀】が有名なのではないでしょうか。個人的には、大河ドラマより好きです。笑

そして2021年4月20日火曜日には、山梨を代表するワイナリーの1つ【Kisvin Winery】の醸造責任者である斎藤まゆさんが取り上げられました。そこで今回はKisvin Wineryと斉藤まゆさんを紹介したいと思います。Kisvin Wineryはワイナリー見学をするチャンスが山梨ワイナリーの中で最も少ないワイナリーの1つです。加えて、コロナ禍になりますので…首を長くして待つしかありませんね。

斉藤まゆ
×プロフェッショナル 仕事の流儀

今回、プロフェッショナル 仕事の流儀に登場するのは山梨県にあるKisvin Wineryのワイン醸造家【斎藤まゆ】さんです。

昭和55年生まれの彼女は、早稲田大学在学中に日本でのワイン造りを目指すようになり同大学を中退しています。その後、カリフォルニア州立大学でワイン醸造学科卒業後、成績優秀により同校ワイナリーの醸造アシスタントに抜擢され現地学生の指導をおこなうようになります。その後はフランスブルゴーニュのドメーヌ・ジャン・コレ、ドメーヌ・ティエリ・リシューなどで研鑽を積み、平成25年からKisvinワイナリー醸造責任者を務めています。


    日本のワインがこれほど美味しいとは。
    最優秀ソムリエが【エレガントな酸味と果実味があって、後半から旨みがジュワジュワ出てくる】と絶賛しました。そして、国際線のファーストクラスで日本代表として提供されました。今回は、そんなワインの秘密に迫ります。
    迫る醸造家…それは相撲好きのシングルマザー・斎藤まゆさんです。
    シコを踏み、ワインと向き合っています。夏から冬にかけて山梨県甲州市にある小さなワイナリーに密着しました。彼女たちのワインが世界に旋風を巻き起こす理由とは一体なんなのでしょうか。

Kisvin Winery

社名は【ブドウにキス】を意味する造語です。

葡萄作りにかける愛と情熱を表しています。そんなKisvinWineryは、2013年からワイン醸造を始めた比較的歴史の浅いワイナリーです。ワイン醸造を始めるまでは、生食用葡萄栽培を中心に仕事をしていました。しかし、2002年頃を目安にワイン用葡萄への植え替えを開始。その突然の変更には、深い考えがありました。その言葉がこちらです。
「農業は何世代にも渡って受け継いでいけるもの。葡萄は食べることで完結してしまうが、ワインは生き続けることができる。命をつないでいく仕事として自分がやっていて楽しいこと、それがワイン用葡萄栽培でありワイン醸造だった」。後世に引き継がれていく言葉ですね。当時は、やはり一大決心となる舵きりだったために、周囲は驚いたそうです。しかし、その周囲の驚きや不安を【葡萄の質の高さ】で打ち消したのです。それが、栽培したワイン用葡萄を販売していた、シャトー酒折からのオファーでした。結果として、シャトー酒折では専用タンクが新たに設置され2008年からkisvin koshuがリリースされることになりました。まさに栽培する葡萄の質の高さが認められると同時に、葡萄栽培のスペシャリストとしてその実力が認められた瞬間でした。

【ワインの美味しさ】は、【葡萄】で決まると言われています。ここまで評価の高い葡萄をどうすれば作ることができるのか、非常に気になりますね。そんなクオリティの高い、葡萄を作り出すにあたって、どんなことをしているのでしょうか。実際にシャルドネの畑には、5月ごろから徐々に雨除けの屋根が張られます。また甲州にはひと房づつ手作業で雨除けの笠掛けが行われるなど、想像以上の時間をかけているのです。この丁寧な雨除けのおかげで、KisvinWineryの畑の葡萄は雨の次の日でさえ濡れていることはないと言われているのです。特にこの雨除けの笠掛けは、甲州葡萄にとってとても重要なポイントなのです。なぜなら甲州葡萄は、熟して果皮が紫色を帯びてくるにしたがって、苦みを増していくからです。そこでKisvinWineryでは、色を付けないで完熟させる【エメラルド甲州(緑の甲州)】を栽培しています。通常、日光が当たり房の温度が上がると、葡萄の酸が消費されてしまいます。日光を当てないことで美しい酸を残すことができるので、葡萄はゆっくりと熟しているそうです。【丁寧】にすることは大切と頭でわかっていても実際に実行をするのは非常に難しいですよね…

また、KisvinWineryは他のワイナリーに比べ収穫のタイミングが遅いです。それは納得のいくまで葡萄の熟度が上がるのを待つからです。もちろん、熟度を待つということは葡萄が病気にかかってしまうリスクもあります。しかし、完成したワインは想像を絶するほどの旨みや厚みが備わるのです。

前述の通り、その旨味のためには【丁寧すぎるほどの管理】を惜しんでいません。ここまで葡萄への熟度にこだわり造られているワイン。

飲まずにいられませんね。kisvin wineryは予約制になっています。そのため、必ず事前にHPをチェックの上、ワイナリーに行ってみてください。

  • ワイナリー名
    Kisvin Winery
  • 住所
    山梨県甲州市塩山千野474
  • 電話番号
    0553-32-0003
  • 公式ホームページ
    http://www.kisvin.co.jp/
  • 【ワイン初心者によるKisvinWinery訪問記】品質に一切の妥協をしないワイナリーに訪問!!ワイナリー予約は殺到必至!? 【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメするKisvin Winaryワインとは!?【Kisvin特集】

    Kisvin Winery代名詞ワイン

    甲州 レゼルヴ
    Kisvinが誇る上級甲州ワイン

  • ワイン名
    甲州 レゼルヴ
  • 品種
    甲州葡萄
  • タイプ
    辛口
  • 価格
    税込3,300円
  • ワイナリーコメント
    原料には果皮の着色を抑えつつ熟させた通称【エメラルド甲州】を100&使用しています。そして、クリーンな酸と果実味、ボディの厚さを実現しています。ほのかに香る魅力的なハーブのニュアンスが料理をさらに美味しく感じさせてくれる白ワインに仕上がっています。

    ピノノワール
    世界のソムリエが認める極上な仕上がりを魅せる幻のワイン

  • ワイン名
    ピノノワール
  • 品種
    ピノ・ノワール
  • タイプ
    フルボディ
  • 価格
    税込15,400円
  • ワイナリーコメント
    色調は淡いルビーの色です。チェリーやイチゴの果実香に重なるシナモンやキャラメルのニュアンスが柔らかい印象を与えてくれます。口当たりは軽やかながらも、凝縮した果実味と活き活きとしたタンニンが力強さを演出しています。緑茶を思わせるような爽やかな渋味が、エレガントかつ深みのある余韻をもたらします。

    ピノノワール ロゼ
    飲み手を誘惑する色鮮やかなロゼワイン

  • ワイン名
    ピノノワール ロゼ
  • 品種
    ピノ・ノワール
  • タイプ
    辛口
  • 価格
    税込8,250円
  • ワイナリーコメント
    栽培のプロフェッショナルたちが育てたピノ・ノワールから造られた辛口ロゼワインです。葡萄のパワーがしっかりとあるからこその旨味、骨格のしっかりした味わいに仕上がっています。貴重なピノ・ノワールのみから造られているため、生産本数もわずかです。

    プロフェッショナル 仕事の流儀

    【プロフェッショナル 仕事の流儀】は、超一流のプロフェッショナルに密着し、その仕事を徹底的に掘り下げるドキュメンタリー番組です。今までに、日本を代表するアスリートから俳優、職人まで幅広い人に焦点を当て放送をしています。

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    非常に参考になると思います♪
    ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!

    山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
    情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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