【山梨ワイン特集】フェミナリーズ 世界ワインコンクール2021結果発表!!受賞ワイン紹介!!

つい先日、世界的なワインコンクールの1つ【フェミナリーズ世界ワインコンクール2021】の結果が発表されました。毎年、この結果は楽しみでなりません。

今回は、フェミナリーズ世界ワインコンクール2021で受賞した山梨ワインと受賞した山梨ワイナリーを紹介したいと思います。1週間後からはGWです。ぜひおうち時間の相棒にいかがでしょうか?

フェミナリーズ世界ワインコンクール

【フェミナリーズ世界ワインコンクール】はワインの本場フランスでTOP5に入る世界的知名度の高いコンクールです。

遡ること2007年。ワイン業界に与える女性の影響を鑑みた結果、誕生したのがフェミナリーズ世界ワインコンクールです。最大の魅力は、世界中から出品されるワインを同じく世界から集結するワイン業界の女性プロフェッショナルが、厳正なテイスティングで審査する点でしょう。


今年も2020年同様コロナ禍での開催となりました。入念に入念に準備を行い、3月30日から4月8日にかけてパリ、ボーヌで第15回大会を無事に開催することができました。驚くべきことは、昨年を上回る出品数でしょう。今年は、全世界から5246アイテムが出品されました。日本からはワイン、リキュール、日本酒合計で312アイテムが出品されています。そしてワイン部門において28アイテムが入賞を果たしています。さて、28アイテムのうち、山梨ワインはどれだけの割合を占めているのでしょうか。

受賞ワインを一気見

それでは早速、受賞した山梨ワインを紹介したいと思います。山梨ワインは合計で、13アイテムが入賞しました。あと1本入賞していたら50%でしたね…
うーん…悔しい!!笑

銀賞ワイン

まずは銀賞から発表します。

Tao駒園甲州 2020

  • ワイン名
    Tao駒園甲州 2020
  • 品種
    甲州
  • タイプ
    辛口
  • 価格
    税込2,200円
  • ワイナリー
    駒園ヴィンヤード
  • ワイナリーコメント
    色調は、グリーンがかったごく淡いライトレモンイエロー色です。立ち香は柚子やスダチの柑橘系の香りです。口に含めると和梨、白桃を思わせる豊かな果実味があふれ酸と渋みが後から伸びてきます。そして余韻は長く旨味も感じます。長い年月を生きた樹のいぶし銀的なイメージが印象に残るワインです。

    Tao Point noir 2019

  • ワイン名
    Tao Point noir 2019
  • 品種
    ピノ・ノワール
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • 価格
    税込3,630円
  • ワイナリー
    駒園ヴィンヤード
  • ワイナリーコメント
    樹齢20年の笛吹市のピノ・ノアールで仕込みました。コールドマセレーション後にMLFと同時進行で発酵を行い、フレンチオークの新樽で10ヶ月間熟成させました。その結果、フランボアーズ、チェリーのチャーミングな果実香に加え、すみれの花を思わせるエレガントなアロマに、シナモンのスパイシーなニュアンスを感じます。上品な樽香とタンニン、柔らかく余韻の長い酸が心地よいワインに仕上がっています。

    登美の丘 甲州

  • ワイン名
    登美の丘 甲州
  • 品種
    甲州
  • タイプ
    辛口
  • 価格
    税込4,400円
  • ワイナリー
    サントリー登美の丘ワイナリー
  • ワイナリーコメント
    登美の丘ワイナリーの自園産葡萄を100%使用しています。香りからは、りんごや和柑橘系の果実とカモミールを思わせるハーブの香りを感じます。口に含めると、甲州特有の爽やかな渋みが全体のストラクチャーの骨格となり、それを甘い香りが包んでいきます。辛口ながら、遅摘み葡萄ならではの凝縮した果実味が特徴的な白ワインに仕上がっています。

    塩尻マスカット・ベーリーA

  • ワイン名
    塩尻マスカット・ベーリーA
  • 品種
    マスカット・ベーリーA
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • 価格
    税込3,036円
  • ワイナリー
    サントリー登美の丘ワイナリー
  • ワイナリーコメント
    色調は濃い赤紫色です。香りからは木いちごのような赤系の果実、フローラルな果実の香りを豊かに感じます。さらに樽由来のロースト香も感じられます。アタックで心地よい酸を感じ、その後自然な甘味が口中に広がり、力強いタンニンが余韻に残る赤ワインに仕上がっています。

    シャトーブリヤン 赤

  • ワイン名
    シャトーブリヤン 赤
  • 品種
    カベルネ・ソーヴィニヨン
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • 価格
    税込3,300円
  • ワイナリー
    サドヤワイナリー
  • ワイナリーコメント
    サドヤ農場産カベルネ・ソーヴィニヨンを使用しています。複数年のワインを最良のバランスでブレンドしたマルチヴィンテージワインです。果実の香りと樽香が複雑に絡み合い長い余韻を感じます。熟成の際に新樽の使用比率を上げ、熟成感だけでなく、豊かな果実味や力強さをより重視した味わいとなっています。

    金賞ワイン

    そして金賞です。

    Tao西野甲州 2020

  • ワイン名
    Tao西野甲州 2020
  • 品種
    甲州葡萄
  • タイプ
    辛口
  • 価格
    税込1,980円
  • ワイナリー
    駒園ヴィンヤード
  • ワイナリーコメント
    山梨県南アルプス市西野地区産甲州種を使用しています。柑橘系果実の爽やかな香りそして、フレッシュな酸とふくよかな旨味が豊かなバランスの良いワインに仕上がっています。

    Taoシラー 2019

  • ワイン名
    Taoシラー 2019
  • 品種
    シラー
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • 価格
    税込3,080円
  • ワイナリー
    駒園ヴィンヤード
  • ワイナリーコメント
    ブラックベリーのような香りに、しっかりとのった果実味のある赤ワインに仕上がっています。酸味もやさしくバランスに優れたタイプで、後味にやさしくのるスパイシーな味わいが品種の個性となって現れています。

    登美の丘 赤

  • ワイン名
    登美の丘 赤
  • 品種
    メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド、カベルネ・フラン
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • 価格
    税込4,400円
  • ワイナリー
    サントリー登美の丘ワイナリー
  • ワイナリーコメント
    色調は黒紫色です。プラムや干したイチジクなどの甘く、陽射しによって熟したような果実の香りと、 樽由来のチョコレートや軽く焙ったナッツの香りがバランス良く感じられます。味わいは凝縮感のある果実の味わいとともに、自然な果実の甘さによる旨味やなめらかなタンニンによる心地よい渋味が感じられます。口当たりが柔らかくバランスのとれた赤ワインに仕上がっています。

    ジャパンプレミアムかみのやま産メルロ

  • ワイン名
    ジャパンプレミアムかみのやま産メルロ
  • 品種
    メルロ
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • 価格
    税込3,850円
  • ワイナリー
    サントリー登美の丘ワイナリー
  • ワイナリーコメント
    香りはプラムなどの酸味のある果実のジャム、カシスなど赤黒系果実、ビターチョコのようなロースト香を感じます。凝縮した果実感とほどよい酸のバランスが特徴的です。後半にかけ広がりと力強さがありますが、全体を通してバランスのとれた味わいに仕上がっています。

    ジャパンプレミアムマスカット・ベーリーA

  • ワイン名
    ジャパンプレミアムマスカット・ベーリーA
  • 品種
    マスカット・ベーリーA
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • 価格
    税込2,002円
  • ワイナリー
    サントリー登美の丘ワイナリー
  • ワイナリーコメント
    山梨県、長野県、青森県で収穫した日本固有品種のマスカット・ベーリーA種を使用しています。 強い抽出はせず、たっぷりの果実味を引き出すことに留意して丁寧に発酵管理をした後、タンク熟成するワインと樽熟成するワインのそれぞれで熟成させました。マスカット・ベーリーA特有のベリー系の赤い果実の香り、ほんのりとスパイシーなニュアンスもあります。また非常にやわらかい口当たりです。フレッシュで上品な酸と渋みもやわらかく、軽やかながらも自然な果実の甘みが存在し、バランスの取れたやさしい美味しさです。ピュアで軽やかな印象ですが、余韻まで華やかな香りが持続します。

    長野マスカットベリーA

  • ワイン名
    長野マスカットベリーA
  • 品種
    マスカットベーリーA
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • 価格
    税込1,804円
  • ワイナリー
    大和葡萄酒
  • ワイナリーコメント
    ⾧野県で収穫されたマスカット・ベリーAを使用したワインです。マスカット・ベリーAの赤い果実を連想させる香りとまろやかな酸により複雑さを感じるワインに仕上がっています。

    グラン・シャンモリ 2018 ルージュアッサンブラージュ

  • ワイン名
    グラン・シャンモリ 2018 ルージュアッサンブラージュ
  • 品種
    マスカット・ベーリーA、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • 価格
    税込1,815円
  • ワイナリー
    盛田甲州ワイナリー
  • ワイナリーコメント
    マスカット・ベーリーA、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロを上手に組み合わせることによって、極上の飲み心地を追求したワインです。アメリカンチェリーやメントール、クローヴやバラの花のエッセンスのような豊かな香りを感じます。味わいはややスパイシーで、チェリーのコンポートやシナモンのような風味が軽やかに広がり、きめ細かいタンニンとビターチョコのようなほろ苦さが全体を引き締めています。

    マスカットベーリーA 樽貯蔵 2019

  • ワイン名
    マスカットベーリーA 樽貯蔵 2019
  • 品種
    マスカットベーリーA
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • 価格
    税込2,420円
  • ワイナリー
    シャトレーゼワイナリー
  • ワイナリーコメント
    山梨県産のマスカット・ベーリーAを丹念に仕込みオーク樽でゆっくり熟成させました。フルーティーな香りと心地良い樽の風味が特徴的な優しいタイプの赤ワインに仕上がっています。
    注意
    ・入賞ワインは、各ワイナリーショップ、ワイナリーオフィシャルサイト、ECサイトから購入が可能です。
    ・入賞ワインが売り切れている場合があります。ご注意ください。
    ・ワインに関する情報等は、各ワイナリーにお問い合わせください。

    徹底紹介!!受賞ワイナリー

    それでは受賞ワインを造っているワイナリーを紹介したいと思います。

    サントリー登美の丘ワイナリー

    1909年の開園から一世紀以上も経っている【サントリー登美の丘ワイナリー】。

    今では、多くの人に愛されている名前ですが、【サントリー】と【登美の丘】はあまり名前に連動性がないように思えます。
    ワイナリーの名前となっている【登美の丘】はどこから由来しているのでしょうか。
    それは、ワイナリーが位置している場所が由来になっていました。
    サントリー登美の丘ワイナリーに足を運んでいただくと、誰もが【納得】できる光景がありました。
    登美の丘ワイナリーにある丘を【登】ると【美】しい景観が、私たちの眼前に広がっています。【登って美しい】これが【登美の丘】と呼ばれている理由なのです。

    私たち訪問者の心に【安らぎ】を与えてくれる自然を持つ【サントリー登美の丘ワイナリー】は、広大な自家葡萄畑を所有し、【土造り】から真摯に【葡萄造り】と向き合い、瓶詰めされるまで一貫したワイン造りをしているワイナリーです。

    サントリーの顔となるワイナリーシリーズ

    では、【サントリー登美の丘ワイナリー】はどんなワインを展開しているのでしょうか。
    現在、中心となっているのは3つのシリーズあります。

    「登美の丘ワイナリー」シリーズ

    山梨県のワイナリーで主に造られているワインシリーズです。頑なに土からつくりあげる「自園産葡萄100%」ワインです。

    「塩尻ワイナリー」シリーズ

    長野県のワイナリーで主に造られているワインシリーズです。日本の赤の可能性を拓く「長野県産葡萄100%」ワインです。
    必見なワインは、【ミズナラ樽ワイン】になります。樽までも日本産にこだわっているワインです。

    「ジャパンプレミアム」シリーズ

    日本ワインでしか表現できない【産地】×【品種】の可能性への挑戦したシリーズです。

    サントリーの登美の丘ワイナリーを動画でみることができます。遠方の方、ぜひ見てみてください。

    ■サントリー登美の丘ワイナリー ベーシックムービー編■

    ■収穫編■

    ■ワイン醸造編■

    ■土壌編■

    ■ワイナリー景観編■

    ■醸造チーム紹介編■

    ■葡萄栽培チーム編■

  • ワイナリー名
    サントリー登美の丘ワイナリー
  • 住所
    山梨県甲斐市大垈2786
  • 電話番号
    0551-28-7311
  • ホームページ
    公式ホームページ
  • 【ワイン初心者によるサントリー登美の丘ワイナリー訪問記】メイドインジャパンの樽【ミズナラ樽】を使った唯一のワイナリーに訪問!!気になる大企業が造るワインの出来とは!? 【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメする登美の丘ワインとは!?【サントリー登美の丘ワイナリー特集】

    駒園ヴィンヤード

    駒園ヴィンヤードの歴史は、1953年に遡ります。そして当時のワイナリー名は【五味葡萄酒】と別名での創業でした。
    つい最近【駒園ヴィンヤード】への変更がされたのです。

    そんな駒園ヴィンヤードの特徴は【葡萄】に忠実な【まっすぐ】なワイン造りをするワイナリーです。
    また、生産量が少ないためどのワインも入手が非常に困難です。そのため、知る人ぞ知るワイナリーではないでしょか。

    編集部も駒園ヴィンヤードには、昨年の夏手前に訪問しています。葡萄畑見学や工場見学はできなかったのですが、とてもたくさんのワインのテイスティングをさせていただきました。どのワインも醸造家の個性が存分に現れていて【面白く本当に美味しいワイン】ばかりでした。【甲州ワイン】と言われても、納得できない独特な香りは今でも忘れません。それほど、他のワイナリーとは一線を画しているワインが造られていました。また、試飲は1本1本のグラスを用意してくれました。些細なことかもしれませんが、そういった雰囲気を含め【純粋にワインの美味しさを楽しんでもらう環境への妥協のなさ】を感じました。

    県内トップレベルと呼び声高いワインの質に加え、ワイン初心者でも温かく迎え入れてくれるワイナリーが【駒園ヴィンヤード】なのです。

  • ワイナリー名
    駒園ヴィンヤード
  • 住所
    山梨県甲州市塩山藤木1937
  • 電話番号
    0553-33-3058
  • 公式ホームページ
    http://comazono.com/
  • 【ワイン初心者による駒園ヴィンヤード訪問記】行けばわかる!!ハイレベルなワインが多数揃うワイナリーに訪問!!衝撃のラストを見逃すな!! 【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメする駒園ワインとは!?【駒園ヴィンヤード特集】

    シャトレーゼワイナリー

    シャトレーゼの創業は、1954年。そして、約50年弱の歳月を経た2000年からワインの醸造を勝沼の地で開始したのです。
    しかし、シャトレーゼワイナリーは勝沼だけではなく甲斐エリアにもあります。これは、雪印が1985年に始めたワイナリーを2002年に買い取ったのです。そのため、シャトレーゼワイナリーは、勝沼と甲斐の2つの地点でワイン事業を行なっています。

    「食後のデザートだけでなく、食全体を通して楽しめる、上質なワインをお届けしたい」この想いを抱きながらワイン造りをしているワイナリーが、
    シャトレーゼワイナリーなのです。

    注意
    シャトレーゼ勝沼ワイナリーでは、工場見学ができませんのでご注意ください。

    『良いワインは良い葡萄から』をモットーに、それぞれの土地の特性を生かした自社農場で、葡萄栽培に取り組んでいます。
    管理している農場は勝沼町を中心に、以下の葡萄品種を栽培しています。

  • 鳥居平農場
    メルロー、甲斐ノワール、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、セミヨンを垣根式で栽培しています。
  • 等々力農場
    カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネを垣根式で栽培しています。
  • 等々力甲州農場
    甲州を棚式で栽培しています。
  • 野呂農場
    カベルネ・ソーヴィニヨンを垣根式で、甲斐ノワールを棚式で栽培しています。
  • 横町農場
    メルローを垣根式で栽培しています。
  • 菱山農場
    カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルド、シャルドネ、ソーヴィニヨンブランを垣根式で、デラウェア、甲州、メルローを棚式で栽培しています。
  • 等々力箕輪農場
    シャルドネ、甲州、ソーヴィニヨンブランを垣根式で栽培しています。
  • 自社農場のほか、顔の見える契約農家の方が造った葡萄を厳選して原料にしています。

    シャトレーゼのワイン仕込みは、8月~10月に行われます。日照条件や雨量により品質が大きく変化する中、常に葡萄と向き合いながら、試行錯誤し、一番よい状態で収穫し、仕込みを行うようにしています。また熟成中のワインにも、厳しい品質管理と繊細な作業と向き合っています。
    そんなシャトレーゼワイナリーでは、2012年にスパークリングワインの製造設備を導入し、スパークリングワインを製造できるようになりました。

    • ワイナリー名
      シャトレーゼ勝沼ワイナリー
    • 住所
      〒409-1316 山梨県甲州市勝沼町勝沼2830-3
    • 電話番号
      0553-20-4700
    • ワイナリー名
      シャトレーゼ甲斐ワイナリー
    • 住所
      〒400-0105 山梨県甲斐市下今井1954
    • 電話番号
      0551-28-4451
    シャトレーゼ 都心型新ブランド YATSUDOKI(ヤツドキ)銀座7丁目店に行ってみた! 【必見!!】スイーツやアイスで有名な【シャトレーゼ】のワイナリー【シャトレーゼベルフォーレワイナリー】に訪問!!広大な土地で工場見学を終えた後は、チーズケーキとワインを堪能!?山梨ワイン、山梨ワイナリーのことは山梨ワインドットノムにお任せ!! 【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメするシャトレーゼワインとは!?【シャトレーゼワイナリー特集】

    盛田甲州ワイナリー

    盛田甲州ワイナリーの設立は1973年ですが、1973年設立とは思えない深い歴史があります。

    遡ること1881年、盛田甲州ワイナリーはなんと愛知県の葡萄畑でワイン造りをしていたのです。しかし、フィロキセラのせいで葡萄は全く使い物にならず失敗してしまいました。そして、1度潰えた想いが日本のボルドーとも言われる「勝沼」で復活し、今にいたるのです。つまり、100年以上もの間にわたってワイン造りに携わっているワイナリーなのです。背水の陣となるに至っていた盛田甲州ワイナリーのその後の勢いはすさまじいものです。【ワインは農産物】と言い聞かせ、醸造の過程での処理や調整を極力控え、葡萄がもつ本来の味をそのままボトリングするイメージで仕込み、素直な葡萄の風味を持つワインに仕上げています。その結果が、IWC金賞受賞です。

    【祝!快挙!】日本初!盛田甲州ワイナリー【グラン・シャンモリ 甲州シュール・リー 2018】が【IWC:インターナショナル・ワイン・チャレンジ】にて金賞受賞!

    まさに、山梨ワイン、日本ワインを支えているワイナリーの1つなのです。現在は、新型コロナウイルスの影響で工場見学や試飲も制限がかかっている中で楽しむことができます。中でも魅力的なのは、樽エリアテイスティングでしょう。盛田甲州ワイナリーには、なんと100以上もの樽が使用されています。滅多に見ることのできない荘厳たる空間を目にすることができるでしょう。また、日本を代表する甲州ワインをはじめ、マスカットベーリーA、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネといった幅広い葡萄品種のワインをワイナリースタッフの人と話しながら試飲することができます。ぜひ、足を運んでみてください。

  • ワイナリー名
    盛田甲州ワイナリー
  • 住所
    山梨県甲州市勝沼町勝沼2842
  • 電話番号
    0553-44-2003
  • ホームページ
    https://www.chanmoris.co.jp/
  • 【ワイン初心者による盛田甲州ワイナリー訪問記】IWC甲州ワイン部門で初の金賞受賞ワイナリーに訪問!!ワイナリーの広さは東京ドーム何個分!? 【ワイン初心者による盛田甲州ワイナリー訪問記】IWC甲州ワイン部門で初の金賞受賞ワイナリーに訪問!!気になる工場の中に潜入!! 【ワイン初心者による盛田甲州ワイナリー訪問記】IWC甲州ワイン部門で初の金賞受賞ワイナリーに訪問!!受賞ワイナリーのワインの出来は!? 【祝!快挙!】日本初!盛田甲州ワイナリー【グラン・シャンモリ 甲州シュール・リー 2018】が【IWC:インターナショナル・ワイン・チャレンジ】にて金賞受賞! 【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメする盛田甲州ワインとは!?【盛田甲州ワイナリー特集】

    大和葡萄酒

    大和葡萄酒は、世界水準でのワイン造りを【品質・価格】の観点から目指しているワイナリーです。

    世界水準を目指す上で、大和葡萄酒では【良いワインは良い造り手から】を合言葉に、自分自身に向き合い、そして葡萄と正直に向き合ってワイン造りをおこなっています。この合言葉の背景には日本人らしい【歴史・根源】を大切にする大和葡萄酒らしさが込められています。日本古来の葡萄品種【甲州葡萄】を大切に、日本の環境だからこそ造り上げられるワインを目指しているのです。まさに、日本独自の価値観を誇りに日本独自のワイン造りをおこなっているワイナリーと言えるでしょう。

    つまり、大和葡萄酒が「100%」納得できるワインができたとき、それは【歴史】が紡いだ【日本代表ワイン】であることに違いないでしょう。

    多くの人が大和葡萄酒の歴史は古く伝統がもたらした実力と思っているのではないでしょうか。たしかに、昭和28年に前身である第十一葡萄酒組合が法人化することがきっかけで、世の中に【大和葡萄酒】の名が生まれました。そしてそれ以来、長野工場の開設、ビール事業展開を進めていましたが、今日のワインブランドを手がけるようになったのは2001年です。そう考えると、現在大和葡萄酒の顔となっているようなワインブランドの歴史が、山梨県内では非常に浅いことがわかります。同時に、ワイナリーのレベルの高さを感じ取ることができるのではないでしょうか。驚くほどの賞を獲得していることが、それを証明してくれているでしょう。

    大和葡萄酒 3本の矢

    そんな大和葡萄酒の実績を影で支えてくれるものがあります。それは、毛利元就の3本の矢の考え方に近い【大和葡萄酒 3観】です。それは【凝縮】【複雑】【エレガント】です。これらを最重要課題としてワイン造りに励んでいます。

  • 凝縮性
    旨味が【凝縮】している葡萄とは一体どんな葡萄なのでしょうか。それは【皮が厚く小さい粒で粗着性のある葡萄】だと大和葡萄酒は考えています。そのため、食用葡萄と醸造用葡萄をしっかりと分けて栽培しています。
  • 複雑性
    【複雑性】を備えていないワインは世界では認められない、と大和葡萄酒は考えています。そのため【複雑性】を表現するために、日々の研究はもちろんのこと、すでに【土壌の改良】【水分量の調整】などに着手をしています。現在、ミネラル豊富な葡萄の栽培をする独自技術の確立には成功しています。
  • エレガントさ
    【エレガントさ】とは、内的に感じるものであり、人それぞれ趣味も違えば当然味覚なども異なります。そのため、言葉で表すことは非常に難しいものです。ただ唯一語れることとして、原料となる葡萄、その葡萄の状況に合った最適な醸造方法、酸味、香り、味わい、余韻などすべてのバランスが調和したワインを飲んだときに【エレガントさ】を感じるということです。狙って容易にできるものではなく、1つ1つの工程の質を極めれば極めるほど、光が見えてくると考えられています。
  • ワイナリー名
    大和葡萄酒
  • 住所
    山梨県甲州市勝沼町等々力776-1
  • 電話番号
    0553-44-0433
  • ホームページ
    http://www.yamatowine.com/
  • 【ワイン初心者による大和葡萄酒訪問記】美人スタッフとテイスティングできるワイナリーに訪問!!2020年の目標は全コンテスト全入賞!! 【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメするハギーワインとは!?【大和葡萄酒特集】

    サドヤワイナリー

    サドヤは【日本で初めてワイン専用の葡萄品種でワインを醸したワイナリー】と言われています。創業は1917年まで遡ります。

    サドヤ洋酒店の6代目が本格的なワインの製造を目指し【サドヤ醸造場】作ったのが始まりです。農場を開墾するまでの間は、勝沼の葡萄園と契約し、契約農家の人たちが作る葡萄を原料に、「甲鐵天然葡萄酒」を商標とするワインを造っていました。そして創業から約20年後の1936年。甲府市善光寺町に自家農園をついに開墾します。当時の日本は、甘口ワインが主流だったにも関わらず、フランスから導入したワイン醸造用葡萄の苗木を植え、栽培に成功した葡萄を使い、本格辛口ワインの製造を開始したのです。そして2007年に「株式会社サドヤ醸造場」から「株式会社サドヤ」へと社名を変更し現在に至ります。

    そんなサドヤは【食】との結びつきを大切にしています。突出した個性は考えず、ゆっくりと料理とともに楽しめるワインを目指しています。
    そのため【優しく上品な味わいが追求された】ワインが非常に多いです。また、若いワインの魅力よりも【10、20、30年と熟成を楽しめる】こともサドヤワインの特徴でもあります。そしてサドヤワインが造る【RUBY】は、編集長がオススメする赤ワイン第2位にランクインしています。

    今日、知名度・味ともに山梨を代表するワイナリーの一つでもあるサドヤワイナリー。
    実は、ブライダルやレストランも兼ね備えています。ぜひ、ワイン好きな方々は【ワインブライダル】いかがでしょうか。

  • ワイナリー名
    サドヤワイナリー
  • 住所
    山梨県甲府市北口3-3-24
  • 電話番号
    0120-25-3108
  • ホームページ
    https://sadoya.co.jp/
  • 【ワイン初心者によるサドヤワイナリー訪問記】編集長が樽好きに目覚めるキッカケを造ったワイナリーに訪問!!リニューアルしたショップはラグジュアリー感満載!! 【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメするサドヤワインとは!?【サドヤワイナリー特集】

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    山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
    情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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