2021年5月9日は何の日か、知っていますか?毎年忘れまい、忘れまいと意識をしていても、忘れてしまう人も多いのではないでしょうか。
5月の第二日曜日は母の日ですね。
さて、みなさんは今年の母の日プレゼントを決めましたか?
社会人になればなるほど、母と話をする機会は減りますよね。そして恥ずかしくなりますね。しかし同時に、話すことの大切さも感じるのではないでしょうか。もちろん、ギフトを贈ることも素敵なことですが、自分の生まれ年のワインを一緒に飲むなんていかがでしょうか。
Contents
母の日
【母の日】は昔から知っていますが、多くの人がその根源を知らないのではないでしょうか。まず最初に、母の日の紹介をしたいと思います。

母の日の根源として最もよく知られているのが、アメリカ ウェストヴァージニア州での説になります。
遡ること100年前。アメリカ・ウェストヴァージニア州の女性が亡き母を追悼するために、1908年5月10日にフィラデルフィアの教会で白いカーネーションを配り始めたのが起源とされています。それから2年後の1910年。ウェストヴァージニア州の知事が5月の第2日曜日を【母の日】にすると宣言をしました。そして次第に広がり、4年後の1914年に5月の第2日曜日が【母の日】と制定されました。
日本で初めて母の日のイベントが行われたのは明治末期頃と言われています。
みなさん、母の日の話を知っていましたか?日本発祥のように感じますが、実はアメリカ発祥だったんですね。大切な日こそ、しっかりとした知識を身につけて恥ずかしくないようにしたいですね。
編集部オススメ
母の日に渡したいワイン
今年は昨年同様、新型コロナウイルスの影響が収束していません。そのため、実家の母と直接会いたくても会えない人が多いのではないでしょうか。
そんな人に向けて、【プレゼント向きのワイン】を紹介したいと思います。
芒「NOGI」 ロゼ
芒「NOGI」 ロゼ
甲州葡萄
マスカットベーリーA
辛口
税込3,630円
98wines
県内屈指の醸造家が満を持して立ち上げたワイナリー
【98wines】とは、2019年に本格的に、ワインをリリースした山梨県のワイナリーです。
【県内屈指のワイナリー】と、県内からの呼び声が非常に高いのです。今では、【日本ワイナリー協会】へのホームページにも記載がされているのですが、昨年山梨ワインドットノム編集部が山梨出張を行っているときには、そういった更新がされていませんでした。では、どのようにワイナリーの存在を知ったのでしょうか。
それは、編集部が他の山梨ワイナリーへ取材をしているときのことでした。
「【98wines】という最近出来たばかりのワイナリーがあるのだけど、行ったことあるかな?」
この一言から【98wines】との出会いが始まったのです。もちろん、当時の編集部は知りませんでした。ただ、その日は98winesへのアポイントメントはとれていなかったので、次回の出張かな、と思っていました。しかし、その後ランチをしていた【ラ・メゾン・アンシェンヌ(LA MAISON ANCIENNE)】でも【98winesは行ったことないのであれば、今からでも行くべき!】と押されました。こんなにも、1日に繰り返し【紹介】されたことはなく非常に戸惑いました。たしかにワイナリー訪問をすると、「〜ワイナリーでもうちと同じ品種のワインは扱ってます。」と言った話などはします。しかし、【このワイナリーには行った方がいいよ!!】と推薦されることはありませんでした。複数のワイナリー、そして飲食店からも紹介されたとなれば、行くしかありません。もし、お話がNGでも売店やワインのテイスティング、購入はできると思い、車を飛ばして駆け込みました。そしてワイナリーに到着し一望できた、【山梨を素で表す光景】ワイナリー各所に散りばめられた【工夫】【遊び心】そんな素敵な空間がそこにはありました。そして、そんな自然の中で飲む色鮮やかなロゼワイン。言葉で語ることのできない【感動】を味わうことができました。紹介してくれた人たち同様、編集部も一瞬で魅了されてしまいました。
東京に戻った後に知ったのですが、98winesの醸造長【平山繁之】さんの経歴は凄まじいものでした。
山梨県を牽引しているワイナリーの1つである、シャトーメルシャンで醸造責任者を務めた後、伊勢志摩サミットやファーストクラスでもワインを提供していた実績のあるワイナリー、勝沼醸造の役員にも就任していました。まさに、プロフェッショナルの中のプロフェッショナルであり、日本のワイン文化を支えている人物の1人であることは間違いありません。
たしかに独立をするのは当たり前、その経歴があれば大丈夫、そんな声をあげる人も多くいるかも知れません。
しかし、実際に、平山さんと直接お話をさせていただいたから強く言えることがあります。
それは、彼がそんなことに頼っていないこと、そんな発言を認めていないことです、もっと言えば、そんな評価はしてくれるな、と言わんばかりの強い想いを感じました。また【山梨ワインドットノム】のコンセプトや想いを伝えると、理解してくれた反面、非常に厳しい意見もいただきました。
- 日本ワインは、山梨県だろうがまだまだ世界的に見れば、認められていないです。ここ数年、日本ワイン、そして山梨ワインの評価は上がっているのはたしかですが、まだまだ世界には遠く及ばないです。だからこそ、紹介や実績などは関係なく【厳しい目で】わたしたちのワイナリー【98wines】を正当に評価していただきたいです。ただ、正当に評価するには【山梨ワインドットノム】さんも【ワイン】に対して【真摯に向き合い成長】をしてください。【素人】であっても、【評価する側の人間】である以上、【根拠】をしっかり持てるよう【ワイン】と向き合ってください。そのためであれば、わたしたち【98wines】もできる範囲の協力は惜しみません。
直接話していただいたからこそ、【世界】と戦う【本気度】が伝わりました。現状なんかに甘えていられるか、そんな想いがひしひしと伝わりました。
編集部に対しても、厳しい指摘がありながらも【山梨ワイン】を広げたい、もっと多くの人に【山梨のワインは、こんなにも美味しいのだ!!】
そんな思いを【一緒に】伝えようとしてくれている様子を感じ取ることができました。
ワイン素人がワイナリーを高くレビューしているだけではありません。
山梨県内のワイナリー、山梨県内の飲食店からの評価も高いワイナリーそれが【98wines】なのです!!
98wines
山梨県甲州市塩山福生里250-1
0553-32-8098
https://98wines.jp/
https://www.facebook.com/98wines/
https://www.instagram.com/98wines/?hl=ja



樽熟成 勝沼ビジュノワール
樽熟成 勝沼ビジュノワール
ビジュノワール
フルボディ
税込3,576円
東夢ワイナリー
“自社ワイナリーを持ちたい”男のロマンを叶える希望を未来へ繋ぐワイナリー
東夢ワイナリーとは【安心・安全なワイン造り】をモットーに、地元産の葡萄原料にこだわったワイン造りをしているワイナリーです。また葡萄生産者とワイン愛好家の橋渡しとなるような活動もしています。つまり、ワイナリーが葡萄生産者とワイン愛好家をつなぎ、三者連携で運営したいと考えているワイナリーが【東夢ワイナリー】なのです。
そんな東夢ワイナリーの自慢の畑は、葡萄を育てる条件が非常に優れている場所にあります。
まさに、一等地で造られる葡萄は【カベルネ・ソーヴィニヨン】【メルロー】【ピノ・ノワール】などです。赤ワイン系品種が中心に栽培されています。もちろん、造っているワインには【甲州ワイン】や【ビジュノワールワイン】など定番から稀有なタイプのワインまで準備されています。足を運んだときには、ぜひとも手に取ってみていただきたいワインになります。


グリド甲州
グリド甲州
甲州葡萄
辛口
税込1,980円
中央葡萄酒
世界を狙い世界を”捉え”つつある日本代表ワイナリー
グレイスワインを一言で表すのであれば【世界と戦う日本代表】ワイナリーではないでしょうか。なぜなら、グレイスワインは、国内でのワイナリー基準ではなく敢えてハードルの高い『世界』に基準を置いているからです。では、世界基準になるために一体どんなことをしているのでしょうか。
グレイスワインは、1923年の創業以来【葡萄栽培】に最も力を注いでいます。それは、ワインの香りや味わいは【葡萄】が決定づけると確信しているからです。だからこそ、グレイスワインでは【葡萄栽培】に大きく関わる【畑】【栽培方法】にはこだわり続けています。1990年以降には欧州系葡萄の垣根式栽培を手がけはじめました。そして、2002年には三澤農場を開園し、甲州葡萄の垣根式栽培も本格化させています。葡萄を収穫だけの観点で捉えるのではなく【醗酵】【貯酒】と醸造工程全体を踏まえた線で考え、最前を引き出せるように努めているのです。
もちろん【中央葡萄酒】の実績は数多のコンクールで受賞をしていること、そして多くの雑誌に掲載されていることから一目瞭然でしょう。
では世界と対等に渡り合っているグレイスワインは、どんなワインをリリースしているのでしょうか。
グレイスワインの代表ブランドは、6種類あります。
GRACE キュヴェ三澤シリーズ
オーナー「三澤茂計」が葡萄栽培からこだわった特別限定ワインシリーズです。
GRACE 甲州シリーズ
日本の固有葡萄品種『甲州』を使用した、グレイスワインを代表するワインシリーズです。
GRACE ヴァラエタルシリーズ
ヴァラエタルとは葡萄品種名を指します。グレイスワインの種類豊かなワインシリーズです。
GRACE スパークリング
グレイスワイン待望のスパークリングワインです。
serena シリーズ
「グレイスワインをもっと気軽に楽しんでもらいたい!」そんな想いから生まれたグレイスワインのカジュアルラインです。
酒精強化ワイン
作家の山本周五郎が生前愛した極甘口の酒精強化ワインです。
中央葡萄酒『グレイスワイン(GRACE WINE)』
山梨県甲州市勝沼町等々力173
0553-44-1230
https://www.grace-wine.com/



編集部オススメ
母の日に一緒に飲みたいワイン
その一方、実家住みの人はお母さんと当日や前日に一緒の時間を過ごせるかもしれません。続いて、母と【一緒に飲みたいワイン】を紹介したいと思います。
光 キュべスペシャル
光 キュべスペシャル
プティ・ヴェルド、タナ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネフラン、テンプラニーリョ、シラー
フルボディ
税込11,000円
ルミエールワイナリー
甲州ワインで編集長を一目惚れさせたトラディショナルワイナリー
ルミエールワイナリーの誕生は、1885年、日本が進取の精神に満ち溢れていた文明開化の黎明期のことです。そこで、ルミエールワイナリーが注目をしたのが、西洋文化の華である「葡萄酒」でした。それ以来、「本物のワインを作るために、本物の葡萄を育てる。」この教えを忠実に守り続け、130年が経ちました。まさに、山梨ワイナリーを、日本ワイナリーの顔でもあるといえるワイナリーでしょう。
すでに、【グラス・オブ・バブリー・アワード2019】で山梨ワイナリー、山梨ワインの評価をあげてくれたことは間違いないでしょう。
これからのルミエールワイナリーに期待したいところです。
そんな歴史も実績も名高いルミエールワイナリーですが、ワイナリー施設も非常に魅力的です。編集部が考える、その魅力は3つあります。【エノマティック機複数導入による試飲環境の充実さ】【葡萄畑〜工場の細部までできるワイナリーツアー】【併設施設で体験できるルミエールワイナリーのマリアージュ】です。
エノマティック機複数導入による試飲環境の充実さ
ルミエールワイナリーでは、エノマティック機が3台導入されています。最大24本ものワインを試飲することができるのです。(24本ものワインを試飲すると、きっとベロベロになる人が多いことでしょう。)そのため、何度訪れても楽しいワイナリーであることは間違いありません。もちろん、最近機械【エノマティック】によって、中で管理されているワインは状態が非常にいいので、美味しいワインを常に飲むことができるのです。これほどまでに試飲の環境が整っているワイナリーは少ないです。ぜひ、潰れない程度に、24本ものワインを試飲してみてはいかがでしょうか。
エノマティックは、ワインの酸化を防ぎ、誰でも簡単にグラスワインを提供できる業務用ワインサーバーです。
レストランでのワインの保存をはじめ、ワインバーでのセルフサービスやワインショップ・酒販店での試飲などワイン提供の幅を広げてくれるものです。
さらに、ワインロスや人件費などお店の悩みを解決し、グラスワインサービスを劇的に向上させてくれます。
- ワインの品質保持アップ
抜栓後の管理は、ワインにとって非常に大切です。エノマティックでは、食添用窒素ガスをワインボトル内に充填させることで、抜栓後のワインの品質を3週間以上保つことができます。世界で唯一、イタリア『キャンティ・クラシコ社』そしてアメリカ『ソムリエ協会』から品質管理技術の証明を受けています。 - 均等量での試飲提供
人の手でワインを提供すると、やはり量がバラバラになってしまいますよね。(もちろん、バラバラのほうが人情感があって素敵なのですが。)
このエノマティックは、抽出量を3種類まで自由に設定できます。そしてボタン1つで、設定された量のワインを提供することができます。 - 温度管理
それぞれのワインタイプに応じて、最適な温度で保存・提供することが可能です。 - ワインカードの利用
ワインカードを利用することでセルフサービスでワインを提供できます。また、来店頻度や好みのワインなどの情報管理もできます。 - デザイン性
LED照明がワインのラベルを美しく演出してくれます。2012年グッドデザイン賞を受賞しています。
葡萄畑〜工場の細部までできるワイナリーツアー
そして、ワイナリーに行ったときに外せないもの、それは【ワイナリー見学】でしょう。ルミエールワイナリーツアーは、山梨ワイナリーの中でも非常に充実した時間を過ごせるワイナリー見学ができると思います。
では、編集部が考えている充実した時間とは。それはワイン造りの現場をどれだけ知れるか、だと思います。つまり、ワインができるまでの流れを全て観れるかどうかです。実際にワイナリーショップで販売されているワインの造り方の流れを見て行くと、理解が深まり、感動が生まれ自然と【飲んでみたい!!】といった気持ちに駆られる人が多いです。特に、葡萄畑を一緒に見れる、というのはポイントが高いです。他のワイナリーでは、葡萄畑に踏み込んで見れることがあまりないのです。そのため、編集部としては
【ワイナリー見学1時間コース】がオススメです。
ワイナリー見学1時間コース
10:30〜
※1日1回
①葡萄畑(日本式の棚仕立てによる畑・ヨーロッパ式の垣根仕立ての畑)→②醸造棟→③国の登録有形文化財「石蔵発酵槽」→④地下セラー
※30分コースよりも詳しく案内をしてくれます。
税込1,000円/1人
※試飲代金は含まれていません。
※予約は、2人から可能です。
※前日の15時までに、予約をしてください。
ワイナリー見学30分コース
11:45~,
14:00~,
16:00~,
※8月~11月の土日祝日のみ、16時のコースが増便されます。
①葡萄畑(日本式の棚仕立てによる畑)→②醸造棟→③国の登録有形文化財「石蔵発酵槽」→④地下セラー
税込500円/1人
※試飲代金は含まれていません。
※予約は、2人から可能です。
※前日の15時までに、予約をしてください。
・団体のお客様の予約やイベント等がある場合、予約ができないことがあります。
・見学のルートは都合により、変更する場合があります。
・9月~11月の土日祝日に塩山駅および勝沼ぶどう郷駅からタクシーを利用予定の場合、タクシー台数に限りがあるので予約をオススメします。
ぜひ、ルミエールワイナリーツアーに参加してみてください。
併設施設で体験できるルミエールワイナリーのマリアージュ
そして、最後の魅力はルミエールワイナリーに併設している【レストラン『ゼルコバ』】です。
- 甲斐サーモン、甲州ビーフ、ルミエール自家製ワインベーコン、大塚人参、クレッソン(道志村)、各種フルーツなど季節ごとの地元食材を使っています。バターは多用せず、自家製ワイン、ヴィネガー、ピラン塩で軽やかに調理しています。目に鮮やか身体にも優しい料理が特徴的です。
やはりワインは、食事と切り離せない大切な飲み物です。そのため、ワイン単体で美味しいものが一緒に食べる食事に応じて、食事の美味しさやワインの美味しさが変わることが多いのです。もちろん、ワイン単体で美味しければ、ワイン単体で味わうものと割り切ればいいのですが、せっかくであれば食事とも楽しみたいですよね。だから、ワイナリーに併設しているレストランがあれば、すぐさま検証ができるのです。
さらに、そのワイナリーのスタッフやレストランスタッフとも相談することができ、より一層ワインに対しての理解が深めることができるのです。ぜひ、ルミエールワイナリーに行く際は、併設レストラン『ゼルコバ』にも足を運んでみてください。
ゼルコバ
山梨県笛吹市一宮町南野呂624
0553-47-4624
平日ランチ:11:30~14:00(L.O.)
平日ディナー:17:30~20:00(L.O.)
土日祝日ランチ:11:00~,12:45〜
土日祝日ディナー:17:30~20:00(L.O.)
1月~3月:月・火曜日
4月~8月:火曜日
9月~11月:無休
12月:火曜日


甲州古曲
甲州古曲
甲州葡萄
1983
税込25,300円
まるき葡萄酒
現存する最古のワイナリーであり、日本ワインの礎を築いたワイナリー
明治24年に【まるき葡萄酒】設立します。これは、現存する最古のワイン醸造所と言われています。
また、まるき葡萄酒は日本政府がフランスに派遣をした【土屋龍憲】が創業者のワイナリーでもあります。そのため、日本のワインの歴史を知りたければ、絶対に訪れるべきワイナリーです。そんなまるき葡萄酒は【葡萄造り】に試行錯誤をした結果【羊】を家族に迎え入れています。
それは単なるマスコットキャラクターではなくサスティナビリティつまり、論理的に【葡萄環境】を考えた結果なのです。現に、今年のジャパンワインチャレンジでも金賞を獲得。日本のワイン文化を支えている第一人者であることは間違いありません。
まるき葡萄酒の葡萄
そしてまるき葡萄酒は、全国各地に自社圃場を所有しています。この数は、とても多いです。やはり実績や歴史があるからこそ成せることなのでしょう。
- 北海道富良野市
シャルドネ・メルローなど - 北海道中富良野町
ピノ・ノワール・リースリングなど - 長野県塩尻市
メルロー - 群馬県渋川市
ノートン・小公子など - 山梨県甲州市
甲州・マスカットベーリーAなど - 山梨県山梨市
甲州・メルローなど
工夫が凝らしてある、まるき葡萄酒のラベル
そして、編集部がオススメしたいのは、まるき葡萄酒の【ラベル】です。ラベルには葡萄の葉が描かれています。葡萄の葉は原産地の気候や風の強さにより品種ごと少しずつ形が違います。栽培から真摯に取り組み、それぞれの個性を活かしたワイン造りを心掛けている証として、各葡萄品種に敬意を表して葉をラベルに取り入れているのです。






ヴィニョ・デ・マルス
ヴィニョ・デ・マルス
デザートワイン
ヴィンテージによって異なります。
シャトーマルスワイナリー
山梨にある笛吹・韮崎の2拠点から至高のワインを造るワイナリー
シャトーマルスワイナリーは、山梨県に2つの大規模施設を持つワイナリーとして非常に有名です。しかしその歴史は、そこまで深くなかったのです。シャトーマルスワイナリーの始まりは、1960年。鹿児島に本社を持つ本坊酒造が、山梨県笛吹市石和町に「マルス山梨ワイナリー」を設立したのが創業でした。
それから40年後の2000年には、韮崎市穂坂地区に自社農園「穂坂日之城農場」が開園。そこで、ワイン用の高品質な葡萄を自社栽培するようになりました。その17年後の2017年。さらなる品質向上を目指して、「マルス穂坂ワイナリー」を新設されました。
そこでは、葡萄へのダメージが少ない、自然にかかる重力を利用した「グラビティ・フロー」を採用し、より高品質なワイン造りを可能にしました。
つまり本坊酒造は、貯蔵熟成・瓶詰の拠点となる「マルス山梨ワイナリー」と醸造拠点となる「マルス穂坂ワイナリー」の2拠点を上手に使い分けて、ワイン造りをしているのです。まさに、二刀流を使って山梨ワインを牽引していると言えるでしょう。
そして驚くべきことは、100年も待たずして2つめのワイナリーを創業していることです。しかも、単なる醸造施設ではなく、ワイナリーに足を運ぶ人のことを考慮した、ワイナリー造りになっていました。正直、このレベルでのこの成長速度は、信じられないです。そこまで速い成長速度を持つ「シャトーマルス」は『素晴らしいワインは、飲む人に感動を与えられる』と常々考えています。そして、その感動を与える機会に携われていることに感謝をすると同時に、稀有な職業に携わっていることを誇りに思っているワイナリーなのです。
少し距離は遠いかもしれませんが、「シャトーマルス山梨ワイナリー」を訪問したのち「シャトーマルス穂坂ワイナリー」に行ってみるのも面白いかもしれません。まさに、【シャトーマルスフルツアー】。かなり有意義な時間を過ごせることはお約束します。
シャトーマルス山梨ワイナリー
山梨県笛吹市石和町山崎126
055-262-4121
シャトーマルス穂坂ワイナリー
山梨県韮崎市穂坂町上今井8-1
0551-45-8883


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- 【勝沼編】はこちらからご覧ください。








非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。