先日プロ野球界屈指のワイン好きでもある、【千葉ロッテマリーンズ】の井口監督にオススメする山梨ワインを紹介しました。いかがでしたでしょうか。

やはり夢を与えるでもあるプロスポーツ選手は、羨ましいようなワイン歴をもっていますよね。少し目線を変えてリサーチをかけてみたところ、衝撃の情報を入手しました。今までは【ワイン好き】…ということで紹介をさせていただきましたが、なんと今回紹介する方は自分で【ワイナリー】をもっているのです。この規模からして次元の異なることが想像できますよね。笑
今回紹介をさせていただくのは、誰もが知っている、あの超超超大物サッカー選手【アンドレス・イニエスタ】選手です。サッカー好きで知らない人は150%いないレベルの超超超スーパースターです。世界最強チーム【FCバルセロナ】に所属する世界最高選手【リオネル・メッシ】の相方でもある彼は、2018年から【ヴィッセル神戸】に移籍をして日本でプレーしています。コロナがなかったら、絶対にスタジアムに足を運んでましたね。笑
今は家で大人しく【DAZN】で観てます。笑
そこで今回は、イニエスタ選手にオススメしたい山梨ワインを紹介したいと思います。もちろん…【甲州ワイン】一択ですね!!
Contents
イニエスタ
イニエスタは、世界最高峰のリーグ【リーガ・エスパニョーラ】の中で常に優勝争いをしているクラブチーム【FCバルセロナ】の第一線で活躍をしキャプテンも務めていたサッカー選手です。また、無敵艦隊と評されるスペイン代表のメンバーでもあります。まさに、サッカー界のレジェンドと呼ぶに相応しい選手です。
1996年にFCバルセロナの下部組織に入団し、6年後の2002年からトップリーグデビュー。それ以来、2018年までの約16年間、チームの勝利のためにバルセロナ一筋で貫いてきました。中でも、2008年からのジョセップ・グアルディオラ監督時代のバルセロナは無敵と呼ぶに相応しいチームでした。その時代の中盤を支えてきたのが彼です。
そして2018年にヴィッセル神戸に電撃移籍します。
契約は2021年までの3年契約のため、もしかするとJリーグでイニエスタを見ることができるのは今年で最後かも知れません。コロナなどの影響も考慮すると、もう見れない可能性も…見れるチャンスがあれば、ぜひとも生で観たい、そう思わせてくれる選手であることは間違いありませんね。
イニエスタ×ワイン
ワイン好きと知られているイニエスタですが、単なるワイン好きではないのです。今まで紹介してきたワイン好き芸能人とは、規模が違いました。というのも、彼は自分でワイナリーを建設し自分の畑でワインを造っているのです。
【故郷スペインの美味しいワインをカジュアルに味わって欲しい】彼の紳士たる想いから生み出されているのが【ボデガ・イニエスタ】です。
気になるのは、なぜイニエスタがワインを手掛けているのか。もちろん、彼がワイン好きというのもあるのですが、それだけではないのです。むしろ、彼がワイナリーをもつことは、定められた運命だったのかもしれません。
実は、イニエスタの家系は代々、葡萄栽培をおこなっていたのです。
そのため、自分の葡萄畑をもってワインを持ちたい、そんな男のロマンたる夢をずっと描いていたのです。そして2010年にワイナリーを竣工、2011年にファーストヴィンテージをリリースしたのです。
イニエスタワインは【京橋ワイン 楽天市場店】で購入できます。現在リハビリ中ではありますが、早期回復を祈りながらイニエスタの試合を観ながら飲みたいですね!
ドットノムオススメ
イニエスタにオススメする山梨ワイン【5選】
それでは、最後にイニエスタに山梨ワインドットノムがオススメしたい日本を代表する【甲州ワイン】を5本紹介したいと思います。
玉諸甲州きいろ香
玉諸甲州きいろ香
甲州葡萄
辛口
税込2,500円
シャトーメルシャン
日本が世界に誇る絶対的エースワイナリー
シャトーメルシャンは、日本が誇る、代表的なワインメーカーです。そして、日本のワイン文化の礎を作ったワイナリーの1つです。
では、日本で屈指のワイナリー、メルシャンはどんなワイン造りをしているのでしょうか。
シャトーメルシャンのブランドコンセプトは、シンプルであり基本に忠実なものでした。
『Growing Differences in the world』
「いいワインとは、その土地の気候、風土、生産者によって育てられる葡萄をそのまま表現したもの」
この信念を軸に、世界と切磋琢磨しているワイナリーです。
そして実行してきたことが正しかったと物語っているのは、「歴史」そして「実績」ではないでしょうか。
そんなメルシャンの歴史は、約140年前の1870年代にまでさかのぼります。
明治時代終わりに、シャトーメルシャンの源流となる『大日本山梨葡萄酒会社』が創業されました。
つまり、シャトーメルシャンは日本ワインの原点なのです。そしてやはり、創業の段階からシャトーメルシャンではありませんでした。
名前だけを見ると、外国企業のように感じられてしまいますからね。笑
そして、創業から約70年後に「メルシャンブランド」が誕生します。着実なる努力の結果、ついに大きな一歩が動き出したのが1966年。
国際ワインコンクールで、日本初の金賞を受賞したのです。この瞬間、明治政府がフランスにワイン造りを勉強させた種が実った瞬間でした。
同時に、日本のワイン文化が世界に広まる第一歩、スタートラインに立ったとも言える瞬間でした。
そのスタートラインにいち早くたったのが、メルシャンだったのです。
そして1970年に、今日で最も広く知られているであろう「シャトーメルシャンシリーズ」が誕生しました。
月日を重ね、様々なトライを重ね今に至ります。今では、山梨県だけでなく秋田県、福島県、長野県にも畑を構え何十種類もの品種を栽培しています。
まさに日本のワイン技術の最先端を行くワイナリー、それがシャトーメルシャンです。
「アイコン」シリーズ
世界トップクラスの産地から生まれる、各ワイナリーの最高峰ワインシリーズです。
「テロワール」シリーズ
【適品種・適所】のコンセプトのもと、山梨県、長野県、秋田県、福島県の4つの県から、葡萄品種にふさわしい産地・区画を選びました。
その個性を最大限に引き出したテロワールシリーズです。
「クオリティ」シリーズ
【日常に「日本ワイン」のおいしさをお届けしたい。】
その想いを実現させるために、醸造家が感性を研ぎ澄ませて醸造しました。新しい日本ワインのスタンダードとなるワインシリーズです。



アルガブランカ ヴィニャル イセハラ
アルガブランカ ヴィニャル イセハラ
甲州葡萄
辛口
税込6,050円
勝沼醸造
山梨ワインを世界に導くエッセンシャルワイナリー
勝沼醸造は1937年創業以来、勝沼のワイン産業振興に尽力してきたファミリーワイナリーです。
1990年頃から高品質なワイン造りに注力し始め、2003年にはフランスのワインコンクール「ヴィナリーインターナショナル」で銀賞を受賞するなど、評価を高めてきた実力派ワイナリーです。現在では日本古来のワイン用葡萄品種である「甲州」に特化し、勝沼のテロワールを追及する造り手として日本国内のみならず世界的にも高い注目を集めています。
勝沼醸造のワイン造り
では、世界が認めるワインは一体どのようにして造られているのでしょうか。
今も変わらずあり続ける、勝沼醸造のワイン造りのテーマ、それは「たとえ一樽でも最高のものを」。
良いワインのために、さまざまな手法を取り入れ、良い葡萄を栽培し、醸造にもこだわっています。
湿気の多い日本では、葡萄は棚づくりが一般的です。しかし勝沼醸造では、ヨーロッパなどで主流の垣根仕立てを採用しています。
さらに、1本の樹に実る葡萄を制限している。また、葡萄の肩や先端を落として房を小さく仕上げている。
たしかに葡萄の収量は減りますが、1粒1粒の糖度を高めることができるのです。
日本の土地は栄養が豊富に含まれています。しかし、実はワインの原料となる葡萄は、砂利や石が多く痩せた土地が適しているのです。
そこで、勝沼醸造では葡萄のポテンシャルを高めるために、石灰などを投入して、葡萄に適した土地へと改良を行っています。
雨の時期は葡萄の房ごとに傘をかけるなど、手入れを頻繁にすることで、葡萄を病気にさせないように栽培しています。
氷結濃縮法を採用すると、実は製造コストがかなり高くなるのです。
しかし、価格以上の価値を追求し、他社に先駆けて氷結濃縮法を導入しています。
白ワイン用の葡萄品種は、圧力をかけずに搾汁すると皮や種の渋味・苦味が入らないため、上質な果汁が取り出せると考えられています。
しかし勝沼醸造では、皮と実の間にある甲州種のうま味を取り出すため、しっかりと圧力をかけて搾汁しています。
ゆっくりと丁寧に時間をかけて搾ることで、甲州種ならではの苦みを生かした個性が際立つワインに仕上がっています。


ロリアン 甲州 Vigne de Nakagawa
ロリアン 甲州 Vigne de Nakagawa
甲州葡萄
辛口
税込2,640円
白百合醸造
打倒っ!!欧州を掲げ地元勝沼をこよなく愛すワイナリー
1938年に創業した白百合醸造は、ロリアンワインの相性で親しまれています。
【L’ORIENT】はフランス語で「東洋」を意味し、ヨーロッパに劣らない高水準のワイン造りを志した故に名付けられた名前です。
欧州に負けないために、白百合醸造は他のワイナリーよりも【原料である葡萄の質】にこだわっています。
また同時に【ローカル】にもこだわっています。山梨県は日本を代表する葡萄の生産県です。
つまり、白百合醸造は日本を代表する【最高の葡萄】を育て使うことのできる環境にあるのです。
だからこそ、白百合醸造のワイン造りは、地元を大切にすることからはじまっています。



グラン・シャンモリ 甲州シュール・リー
グラン・シャンモリ 甲州シュール・リー
甲州葡萄
2018
辛口
税込1,870円
盛田甲州ワイナリー
山梨県鳥にワイン造りの誇りと情熱と未来を乗せて飛翔するワイナリー
盛田甲州ワイナリーの設立は1973年ですが、1973年設立とは思えない深い歴史があります。
遡ること1881年、盛田甲州ワイナリーはなんと愛知県の葡萄畑でワイン造りをしていたのです。しかし、フィロキセラのせいで葡萄は全く使い物にならず失敗してしまいました。そして、1度潰えた想いが日本のボルドーとも言われる「勝沼」で復活し、今にいたるのです。つまり、100年以上もの間にわたってワイン造りに携わっているワイナリーなのです。背水の陣となるに至っていた盛田甲州ワイナリーのその後の勢いはすさまじいものです。【ワインは農産物】と言い聞かせ、醸造の過程での処理や調整を極力控え、葡萄がもつ本来の味をそのままボトリングするイメージで仕込み、素直な葡萄の風味を持つワインに仕上げています。その結果が、IWC金賞受賞です。

まさに、山梨ワイン、日本ワインを支えているワイナリーの1つなのです。現在は、新型コロナウイルスの影響で工場見学や試飲も制限がかかっている中で楽しむことができます。中でも魅力的なのは、樽エリアとテイスティングでしょう。盛田甲州ワイナリーには、なんと100以上もの樽が使用されています。滅多に見ることのできない荘厳たる空間を目にすることができるでしょう。また、日本を代表する甲州ワインをはじめ、マスカットベーリーA、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネといった幅広い葡萄品種のワインをワイナリースタッフの人と話しながら試飲することができます。ぜひ、足を運んでみてください。





K234 一宮町卯ッ木田
K234 一宮町卯ッ木田
甲州葡萄
辛口
税込7,700円
MGVsワイナリー
鎧袖一触たるクオリティのワインを造る超大型新人ワイナリー
【MGVsワイナリー】を四字熟語で表現するなら、鎧袖一触だと思います。
聞いたことのない人が多い四字熟語かもしれません。この四字熟語は【鎧の袖で少し触れたぐらいの簡単さで敵を負かすこと】を意味する言葉です。なぜワイナリー事業を開始したのが2016年と最近なのにも関わらず、【鎧袖一触】が相応しいのでしょうか。
それは、他ワイナリーが認めるほどの【圧倒的なクオリティ】にあります。【MGVsワイナリー】のワインは、3,000円以上が当たり前で5,000円以上のものも見られます。この金額だけを見ると【少し高い】と思う人も多いのではないでしょうか。しかし【圧倒的に安い】のです。【このワインのクオリティで3,000円、5,000円は安すぎる】ということです。たしかに、金額だけを見れば高いと思う人もいるかもしれません。(現に、今日のワイン市場では500円ワインや1,000円台のワインは散見しています。)しかし、日本のワイン文化を支えている山梨県内の多くのワイナリーから【なぜ、あの金額であのワインが造れているのか、不思議】とまで言われています。それだけ高品質な葡萄を造り、手間がかかっていることが十分に伝わります。もちろん編集部も実際にテイスティングをしています。口に含んだ瞬間、【衝撃】が走りました。訪問したワイナリーの人と話をすると【マスカットベーリーAは重さを表現するのが非常に難しい】とよく言われます。そのせいか、我々の判断基準として【マスカットベーリーA100%でミディアムボディ〜フルボディ】を再現できているということは【ワイナリーレベルが高い】ことを意味しているのです。そのため、試飲をした瞬間【プロフェッショナル】だとすぐに感じました。山梨ワインの中でもトップに駆け上ろうとしているワイナリー【MGVsワイナリー】をぜひ、味わっていただきたいです。




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非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。