【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメするシャルマンワインとは!?【シャルマンワイン特集】

3月9日。この日になると、なぜだかある歌が頭の中に流れ続けます。20代は特に思い出深い卒業式を思い出す人もいるかもしれませんね。レミオロメンの【3月9日】です。

中学、高校と何度聞いたことか、あれから10年以上が経っていることに衝撃を受けています。しかし、ワインはそれだけの年数が経つと、いい意味での衝撃を受けます。

さて今回は、山梨県北杜エリアにある大人気ワイナリーシャルマンワインを紹介したいと思います。シャルマンワインは珍しい葡萄品種【カベルネフラン】を使い、国内では珍しいフルボディワインを造っています。必見です!!

シャルマンワイン


シャルマンワイン
北杜エリアで獅子奮迅の活躍を魅せるワイナリー

【シャルマンワイン】がある場所は、山梨県の北杜市です。山梨県には、80以上ものワイナリーが存在しますが、その多くは【勝沼】に密集しています。実際に、北杜市には指で数えられるほどのワイナリーしかありません。そんな数少ないワイナリーの1つに属する【シャルマンワイン】ですが、編集部が訪問をした日には、5組以上もの人が訪れていました。それだけ魅力のあるワイナリーということでしょう。

【シャルマンワイン】としてのワイン造りは、1963年からになりますが、実はそれ以前から、農家が持ち寄った葡萄でのワイン造りは行われていました。そのため、そのころの歴史を含めるとシャルマンワインは【100年】を超える歴史があるワイナリーなのです。そして、シャルマンワインとしての一歩、それは自社農園でワイン専用ヨーロッパ系葡萄の栽培でした。現在でも、シャルマンワインで最も多く扱っている葡萄は【カベルネ・フラン】になります。他には、【カベルネ・フラン】【甲州】【マスカットベーリーA】【セミヨン】【シャルドネ】【メルロー】も栽培しています。【カベルネ・フラン】と聞くと、ワイン初心者の多くの人が【?】と首をかしげる人も多いのではないでしょうか。山梨ワインドットノム編集部も山梨出張であまり飲んだことのない葡萄品種です。【ルミエールワイナリー】【中央葡萄酒】で見かけたことがあるくらいかもしれません。

そんな貴重な葡萄品種である【カベルネ・フラン】が人気となっている【シャルマンワイン】では、葡萄栽培において2つのことに特にこだわっています。それは【熟した状態で葡萄を収穫すること】【旨味を凝縮すること】です。熟した葡萄は、糖度が高く、その分美味しいワインになります。その一方、完熟しきれていない葡萄で造るワインには雑味を感じてしまうケースが多いです。これを聞くと、「どのワイナリーでも熟せばいいのでは!?」と簡単に思う人も多いかもしれません。しかしながら、これが簡単なことではないのです。葡萄が熟する状態になるということは、その分長く畑で栽培されていることを意味します。つまり、【病気】になる可能性や【動物に食べられる】可能性もその分高くなるわけです。加えて、日本には台風が頻繁に起こる時期に葡萄を収穫します。それだけ【熟した状態の葡萄】を収穫するのは大変であり【リスク】なのです。そして、【シャルマンワイン】では、できるだけ農薬を使わない【減農薬栽培】にもこだわり、【旨味】が凝縮しているワインにこだわっています。

まさに、数少ない北杜エリアにある山梨ワイナリーの中で1人、【勝沼エリア】に負けぬよう、置いていかれぬよう【獅子奮迅】の活躍をしているワイナリーと感じます。そして、観光客を受け入れる体制も万全に整っています。工場見学ではNGエリアもありますが、自分たちのペースでおこない質問もできます。また、【シャルマンワイン】で試飲できるワインの数は非常に多いです。そのため、時間があっと言う間に過ぎ去り、そこにはワインに酔い、ワイナリーに心酔している自分がいるでしょう。
【シャルマンワイン】は、そんな自分に出会わせてくれるワイナリーです。

  • ワイナリー名
    シャルマンワイン
  • 住所
    山梨県北杜市白州町白須1045-1
  • 電話番号
    0120-35-2602
  • 公式ホームページ
    https://www.charmant-wine.com/
  • 【ワイン初心者によるシャルマンワイン訪問記】山梨県北杜市で獅子奮迅するワイナリーに訪問!!創業100年の歴史を持つ老舗大御所ワイナリーとは!?

    編集部がオススメする【シャルマン】ワインを徹底解説

    今回も編集部は、

    • 葡萄由来の再現性
    • コストパフォーマンス
    • 飲み比べなどの相性
    • 食事との相性

    を基準にワインを選んでいます。

    なぜこんな基準が必要なの!?
    ワイン初心者にとって、【ワイン】とは未知なるものです。そのため、教科書やWebで検索している内容をそのまま伝えられても理解できません。つまり、専門用語中心だと理解が追いつかず、途中で脱線をしてしまいます。結果として、ワイン離れが起こってしまいます。ワインは奥が深く、知れば知るほど、飲めば飲むほど面白い世界です。そんな世界に足を踏み入れたにもかかわらず、すぐに抜けてしまうのは非常に残念です。そうならないためには、最初のワインが大切なのです。
    注意
    編集部の評価は、あくまで編集部が実際に体験したことなどが基準になっています。また、今回の評価は【ワイン初心者】が数多あるワイナリーから選ぶ際の手助けとなるために作ったものであって、ワインをランキングづけるものではありません。

    甲州 白須 無濾過


    甲州 白須 無濾過
    甲州らしさを最後の最後まで感じさせてくれない焦ったい甲州ワイン

  • ワイン名
    甲州 白須 無濾過
  • 品種
    甲州葡萄
  • タイプ
    辛口
  • 価格
    税込2,240円
  • ワイナリーコメント
    北杜市白州町白須の契約農場産の甲州種を100%使用しています。発酵終了後、フレンチオークの樽で約2ヶ月の樽熟成をおこないました。そのおかげで、華やかな樽の香りに加え、口に広がるわずかな渋みを感じる白ワインに仕上がっています。
    テイスティング評価
    酸味
    (4.5)
    甘味
    (2.0)
    果実味
    (4.5)
    苦味
    (4.5)
    複雑さ
    (4.0)
    葡萄由来の再現性
    (4.5)
    コストパフォーマンス
    (4.5)
    飲み比べなどの相性
    (5.0)
    食事との相性
    (5.0)
    リセマラレベル
    (5.0)
    総合評価
    (5.0)

    マスカットベーリーA 穂坂 無濾過


    マスカットベーリーA 穂坂 無濾過
    ワイナリーの醸造レベルの高さを感じる1本

  • ワイン名
    マスカットベーリーA 穂坂 無濾過
  • 品種
    マスカットベーリーA
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • 価格
    税込2,470円
  • ワイナリーコメント
    山梨県韮崎市穂坂地区で収穫されたマスカットベーリーAを使用しています。濃厚な色合いの中に、マスカットベーリーA独特の甘い香りを感じます。欧州系赤ワインより渋味の少ない柔らかな旨みを感じる仕上がりになっています。
    テイスティング評価
    酸味
    (4.0)
    甘味
    (3.0)
    果実味
    (4.0)
    渋み
    (4.0)
    複雑さ
    (4.5)
    葡萄由来の再現性
    (4.5)
    コストパフォーマンス
    (4.0)
    飲み比べなどの相性
    (4.5)
    食事との相性
    (4.5)
    リセマラレベル
    (5.0)
    総合評価
    (4.5)

    カベルネフラン 尾白 無濾過


    カベルネフラン 尾白 無濾過
    シャルマンワインの代名詞ワイン

  • ワイン名
    カベルネフラン 尾白 無濾過
  • 品種
    カベルネフラン
  • タイプ
    ミディアムボディ〜フルボディ
  • 価格
    税込4,400円
  • ワイナリーコメント
    自社農場のカベルネフランを100%使用しています。より擬縮した葡萄にするため、収穫量を少なく抑えました。発酵終了後は長年使ったリムーザン産の樽とトロンセ産の新樽で熟成しました。そして瓶詰時に、両方をブレンドしています。長年使用した樽を使うことで、ワインに濃さを与えています。また新樽を使うことで、華やかさを与えています。そして凝縮した味わいの中には、やわらかくわずかな甘みを持つタンニンがあります。穏やかな旨みもあり、心地よさを感じる仕上がりになっています。
    テイスティング評価
    酸味
    (4.0)
    甘味
    (1.5)
    果実味
    (4.5)
    渋み
    (4.5)
    複雑さ
    (4.5)
    葡萄由来の再現性
    (4.5)
    コストパフォーマンス
    (3.0)
    飲み比べなどの相性
    (3.5)
    食事との相性
    (4.5)
    リセマラレベル
    (4.0)
    総合評価
    (5.0)
      今回は山梨県の中でもワイナリー数が少ない【北杜】エリアにあるシャルマンワインの紹介でした。先日の記事でも、シャルマンワインを取り上げていますので、ぜひ読んでいない方は読んでみてください。
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    非常に参考になると思います♪
    ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!

    山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
    情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
    各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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