【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメする98ワインとは!?【98wines特集】

早いもので、2月も最終週ですね。3月に入れば、ようやく?待ちに待った?緊急事態宣言の解除がされるのではないでしょうか。ワクチン接種が始まり、少しずつですが、好転しているように感じます。ただ油断は禁物ですね。楽しみなことを想像しながら、美味しいワインを飲みながら自粛しましょう。

さて今回は、山梨県ワイナリーからの推薦や評価が98winesを紹介したいと思います。ワインの実力はもちろん、眺望も山梨県屈指のレベルです。ぜひ、解除をされ少し様子見をみた上で、細心の注意を払いながら足を運んでみてください。

98wines


98wines
県内屈指の醸造家が満を持して立ち上げたワイナリー

【98wines】とは、2019年に本格的に、ワインをリリースした山梨県のワイナリーです。
【県内屈指のワイナリー】と、県内からの呼び声が非常に高いのです。今では、【日本ワイナリー協会】へのホームページにも記載がされているのですが、昨年山梨ワインドットノム編集部が山梨出張を行っているときには、そういった更新がされていませんでした。では、どのようにワイナリーの存在を知ったのでしょうか。

それは、編集部が他の山梨ワイナリーへ取材をしているときのことでした。
「【98wines】という最近出来たばかりのワイナリーがあるのだけど、行ったことあるかな?」
この一言から【98wines】との出会いが始まったのです。もちろん、当時の編集部は知りませんでした。ただ、その日は98winesへのアポイントメントはとれていなかったので、次回の出張かな、と思っていました。しかし、その後ランチをしていた【ラ・メゾン・アンシェンヌ(LA MAISON ANCIENNE)】でも【98winesは行ったことないのであれば、今からでも行くべき!】と押されました。こんなにも、1日に繰り返し【紹介】されたことはなく非常に戸惑いました。たしかにワイナリー訪問をすると、「〜ワイナリーでもうちと同じ品種のワインは扱ってます。」と言った話などはします。しかし、【このワイナリーには行った方がいいよ!!】と推薦されることはありませんでした。複数のワイナリー、そして飲食店からも紹介されたとなれば、行くしかありません。もし、お話がNGでも売店やワインのテイスティング、購入はできると思い、車を飛ばして駆け込みました。そしてワイナリーに到着し一望できた、【山梨を素で表す光景】ワイナリー各所に散りばめられた【工夫】【遊び心】そんな素敵な空間がそこにはありました。そして、そんな自然の中で飲む色鮮やかなロゼワイン。言葉で語ることのできない【感動】を味わうことができました。紹介してくれた人たち同様、編集部も一瞬で魅了されてしまいました。

東京に戻った後に知ったのですが、98winesの醸造長【平山繁之】さんの経歴は凄まじいものでした。
山梨県を牽引しているワイナリーの1つである、シャトーメルシャンで醸造責任者を務めた後、伊勢志摩サミットやファーストクラスでもワインを提供していた実績のあるワイナリー、勝沼醸造の役員にも就任していました。まさに、プロフェッショナルの中のプロフェッショナルであり、日本のワイン文化を支えている人物の1人であることは間違いありません。

たしかに独立をするのは当たり前、その経歴があれば大丈夫、そんな声をあげる人も多くいるかも知れません。
しかし、実際に、平山さんと直接お話をさせていただいたから強く言えることがあります。
それは、彼がそんなことに頼っていないこと、そんな発言を認めていないことです、もっと言えば、そんな評価はしてくれるな、と言わんばかりの強い想いを感じました。また【山梨ワインドットノム】のコンセプトや想いを伝えると、理解してくれた反面、非常に厳しい意見もいただきました。

    日本ワインは、山梨県だろうがまだまだ世界的に見れば、認められていないです。ここ数年、日本ワイン、そして山梨ワインの評価は上がっているのはたしかですが、まだまだ世界には遠く及ばないです。だからこそ、紹介や実績などは関係なく【厳しい目で】わたしたちのワイナリー【98wines】を正当に評価していただきたいです。ただ、正当に評価するには【山梨ワインドットノム】さんも【ワイン】に対して【真摯に向き合い成長】をしてください。【素人】であっても、【評価する側の人間】である以上、【根拠】をしっかり持てるよう【ワイン】と向き合ってください。そのためであれば、わたしたち【98wines】もできる範囲の協力は惜しみません。

直接話していただいたからこそ、【世界】と戦う【本気度】が伝わりました。現状なんかに甘えていられるか、そんな想いがひしひしと伝わりました。
編集部に対しても、厳しい指摘がありながらも【山梨ワイン】を広げたい、もっと多くの人に【山梨のワインは、こんなにも美味しいのだ!!】
そんな思いを【一緒に】伝えようとしてくれている様子を感じ取ることができました。

ワイン素人がワイナリーを高くレビューしているだけではありません。
山梨県内のワイナリー、山梨県内の飲食店からの評価も高いワイナリーそれが【98wines】なのです!!

  • ワイナリー名
    98wines
  • 住所
    山梨県甲州市塩山福生里250-1
  • 電話番号
    0553-32-8098
  • ホームページ
    https://98wines.jp/
  • Facebook
    https://www.facebook.com/98wines/
  • Instagram
    https://www.instagram.com/98wines/?hl=ja
  • 【ワイン初心者による98wines訪問記】ワインの【本質】を追求し世界を見据える山梨ワイナリーに訪問!!県内のワイナリーも認める実力はいかに! 【必見!!ドットノムファン待望の検証企画】山梨ワイナリーの【ロゼワイン】を徹底テイスティング比較!!初心者が買うべきワインとは!?そして、編集部が語る【ボジョレーヌーボー】とは!?

    編集部がオススメする【98】ワインを徹底解説

    今回も編集部は、

    • 葡萄由来の再現性
    • コストパフォーマンス
    • 飲み比べなどの相性
    • 食事との相性

    を基準にワインを選んでいます。

    なぜこんな基準が必要なの!?
    ワイン初心者にとって、【ワイン】とは未知なるものです。そのため、教科書やWebで検索している内容をそのまま伝えられても理解できません。つまり、専門用語中心だと理解が追いつかず、途中で脱線をしてしまいます。結果として、ワイン離れが起こってしまいます。ワインは奥が深く、知れば知るほど、飲めば飲むほど面白い世界です。そんな世界に足を踏み入れたにもかかわらず、すぐに抜けてしまうのは非常に残念です。そうならないためには、最初のワインが大切なのです。
    注意
    編集部の評価は、あくまで編集部が実際に体験したことなどが基準になっています。
    また、今回の評価は【ワイン初心者】が数多あるワイナリーから選ぶ際の手助けとなるために作ったものであって、ワインをランキングづけるものではありません。

    芒「NOGI」 白 甲州


    芒「NOGI」 白 甲州
    世界に並ぶハイクオリティ甲州ワイン

  • ワイン名
    芒「NOGI」 白 甲州
  • 品種
    甲州葡萄
  • タイプ
    辛口
  • 価格
    税込3,630円
  • ワイナリーコメント
    芒「NOGI」 白 甲州はあえて少しにごりを残したまま瓶詰しています。ワイナリーで飲んだようなみずみずしい旨味を感じてほしかったからです。また、収穫した甲州葡萄の一部は、ワイナリーで10日ほど天日干ししています。そのため、少し水分が飛ばされて凝縮した状態で皮ごとタンクで発酵させることができました。
    テイスティング評価
    酸味
    (4.5)
    甘味
    (3.0)
    果実味
    (4.5)
    苦味
    (4.5)
    複雑さ
    (4.5)
    葡萄由来の再現性
    (4.5)
    コストパフォーマンス
    (4.0)
    飲み比べなどの相性
    (5.0)
    食事との相性
    (5.0)
    リセマラレベル
    (5.0)
    総合評価
    (5.0)

    芒「NOGI」 赤


    芒「NOGI」 赤
    世界に並ぶハイクオリティマスカットベーリーAワイン

  • ワイン名
    芒「NOGI」 赤
  • 品種
    マスカットベーリーA 90%
    カベルネ・ソーヴィニヨン 10%
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • 価格
    税込3,630円
  • ワイナリーコメント
    マスカットベーリーAを収穫した後、下の部分の葡萄だけを潰して果汁を出し発酵させました。そしてその上に、葡萄を房ごと入れ込み、木樽を縦にした発酵容器の中を炭酸ガスで満たしました。そして発酵の終わったものを搾り、木樽に入れて8か月間熟成させました。また、2019ヴィンテージには、研修生の畑のカベルネソーヴィニヨンが10%含まれています。少量のため、カベルネソーヴィニヨンの味わいはほとんどありませんが、奥底に心地よい青さを感じることで昨年の芒よりもエレガントで大人っぽい味わいとなっています。味わいとしては、マスカットベーリーAではあるものの、欧州系の赤ワインのニュアンスを感じさせる、香り高い果実味がありながら繊細で余韻が楽しめるワインに仕上がっています。ブラックベリー、レッドカラント、コンポートのような濃密な味わい、そしてシルキーで心地よいタンニンと長い余韻が特徴です。
    テイスティング評価
    酸味
    (4.0)
    甘味
    (2.5)
    果実味
    (4.5)
    渋み
    (4.0)
    複雑さ
    (4.5)
    葡萄由来の再現性
    (4.5)
    コストパフォーマンス
    (4.0)
    飲み比べなどの相性
    (4.0)
    食事との相性
    (4.0)
    リセマラレベル
    (4.5)
    総合評価
    (4.5)

    芒「NOGI」 ロゼ


    芒「NOGI」 ロゼ
    日本を代表する醸造家が造る「日本を代表する甲州とMBAを融合させたスペシャルワイン」

  • ワイン名
    芒「NOGI」 ロゼ
  • 品種
    甲州葡萄
    マスカットベーリーA
  • タイプ
    辛口
  • 価格
    税込3,630円
  • ワイナリーコメント
    甲州葡萄とマスカットベーリーAを半分ずつ使用しています。霜ロゼと異なるところは、芒のマスカットベーリーAは勝沼産の葡萄を使用している点になります。勝沼のマスカットベーリーAはワインにすると、チャーミングで可愛らしい、イチゴの風味が生まれます。そのワインを樽で仕込むことにより、可愛らしさと大人っぽさを併せ持った大人カワイイワインになります。それがこの芒ロゼです。甲州葡萄とマスカットベーリーAの収穫時期は、およそ10日から2週間違います。まず最初に収穫したマスカットベーリーAを発酵させ、赤ワインを造った後に甲州葡萄の果汁を加え、2回目の発酵をさせました。さらにフレンチオークの樽でゆっくりと8か月間熟成させました。2回段違いの発酵をしていること、そして甲州葡萄とマスカットベーリーAという2種類の葡萄を掛け合わせることによる両方の個性を引き出した味わいに仕上がっています。
    テイスティング評価
    酸味
    (4.5)
    甘味
    (3.0)
    果実味
    (4.5)
    苦味
    (4.0)
    渋み
    (4.0)
    複雑さ
    (4.5)
    葡萄由来の再現性
    (5.0)
    コストパフォーマンス
    (4.0)
    飲み比べなどの相性
    (4.5)
    食事との相性
    (4.5)
    リセマラレベル
    (5.0)
    総合評価
    (5.0)
      今回は山梨県の中でも新設したばかりと言っても過言ではないワイナリー、98winesの紹介でした。新設したばかりにも関わらず、県内ワイナリーからの評価は非常に高く、すでに多くのファンも抱えているワイナリーです。販売するワインはどれもすぐに完売するほど。そんな98winesの中でも、ワイン初心者にセレクトして欲しいワインをピックアップしました。98winesの特徴は、甲州葡萄とマスカットベーリーAに特化したワイナリーである点です。そして、彼らが造るワインは、3つのシリーズに分けられています。もちろん、シリーズに応じて、価格のラインも異なります。その中でも、最初に飲んで欲しいシリーズが【芒】になります。日本ワイン、山梨ワイン全体で見れば、少しばかり高めの金額に感じるかもしれませんが、ワイン初心者が純粋にワインを美味しく感じることができる、それが芒だと思っています。他のシリーズがダメ、ということではありません。ただ、編集部が実際にテイスティングをしたりプライベートで購入したり、友人や大切な人にプレゼントをしたときに、1番葡萄由来の感覚を抱くことができたからです。甲州ワインとは、マスカットベーリーAとは、そんな原点に美味しさを体験しながら、感じることができ、再びワインを飲みたくなる、ワイナリーに行きたくなる、そういった感情を自発的に感じさせてくれます。
      ぜひ、98winesの芒シリーズを制覇してみてください。

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    非常に参考になると思います♪
    ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!

    山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
    情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
    各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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