さて突然ですが、今日は何の日か、ご存知ですか。ヒントは、葡萄を良好な状態で保つために必要なものに関係する日です。
………
なんと2月16日は、遡ること1883年。ドイツ人の気象学者エリヴィン・クニッピングの指導のもと、7色刷りの日本初の天気図が作成された日だったのです。
知っていましたか?
さて今回は、編集部と同じ元号【平成】に誕生した奥野田葡萄酒を紹介したいと思います。
シャルドネワインを探している人は必見です。平成に誕生…これだけで縁を感じてしまう編集部。笑
奥野田葡萄酒
奥野田葡萄酒
ワイン造りの”夢”を与えてくれるワイナリー
奥野田葡萄酒は、塩山牛奥エリアにあります。
名実ともに古参ワイナリーのようなオーラを備えているのですが、実は【奥野田葡萄酒】の名前が世に広まったのはつい最近の出来事だったのです。それは、平成元年にワイナリー名が変更になったからです。まさに編集長が生まれた元号です。勝手に親しみやすさを感じてしまいます。笑
平成に思い入れも強いはずの【奥野田葡萄酒】ですが、時代の流れには逆らえず、名残惜しい中、新時代【令和】を迎えました。ただ、新時代になろうが、【ワイン造りは質の高い葡萄から】という初心を忘れずに、一歩一歩新たなる歴史を刻んでいます。
そんな奥野田葡萄酒は、約1.5ヘクタールの自社農園で、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネ、デラウェアを栽培しています。珍しいことに、甲州を自社農園では栽培していません。そして核となる栽培方法は、自然農法にこだわっています。それは複雑な地層を有している圃場だからこそ可能である業でもあるのです。そんな豊かな圃場は、甲州市内に4つもあります。
4名で市内にある4つの葡萄畑管理に加え、ワイナリー運営をすることは非常に大変です。にも関わらず、それに止まらず、奥野田葡萄酒は【奥野田ヴィンヤードクラブ】も運営しています。このクラブのおかげで、ワイン造りの肝になる葡萄栽培を経験したくてもできない人が、自分の葡萄の木を所有し栽培できるのです。もちろん、会場は奥野田葡萄酒の自社畑のため、安心に加えワイン造りの知識なども深まります。他にも、山梨県が進める【やまなし企業の農園づくり】や【富士通GP2020ワインファーム】などにも積極的に尽力しているワイナリーです。
奥野田葡萄酒のこれらの活動は、葡萄畑での作業を通じて、圃場維持の難しさや環境問題を学び考えながら、ワインに触れてもらう機会の提供につながっています。ワイン愛好家だけではなくワイン初心者にも【広く門戸を開いている】点は間違いなく、奥野田葡萄酒の魅力の1つです。
ワイナリー2階にあるログハウスから見れる絶景を感じながら、美味しい【ワイン】を味わってみてはいかがでしょうか。


編集部がオススメする【奥野田】ワインを徹底解説
今回も編集部は、
- 葡萄由来の再現性
- コストパフォーマンス
- 飲み比べなどの相性
- 食事との相性
を基準にワインを選んでいます。
また、今回の評価は【ワイン初心者】が数多あるワイナリーから選ぶ際の手助けとなるために作ったものであって、ワインをランキングづけるものではありません。
桜沢シャルドネ
桜沢シャルドネ
シャルドネの本質が忠実に再現され産まれた極上ワイン
桜沢シャルドネ
シャルドネ
辛口
税込3,850円
桜沢ブリュット
桜沢ブリュット
爽快抜群。空気をも弾けさせる快感スパークリング
桜沢ブリュット
シャルドネ
辛口
税込4,070円
ヒヤケ・ヴィンヤード ラ・グラン・ダネ
ヒヤケ・ヴィンヤード ラ・グラン・ダネ
奥野田葡萄酒が誇る至宝の赤ワイン
ヒヤケ・ヴィンヤード ラ・グラン・ダネ
カベルネ・ソーヴィニヨン
ミディアムボディ
税込6,050円
- 今回は奥野田葡萄酒の紹介でした。編集部が思う奥野田葡萄酒ワインの特徴は【シャルドネ】ワインが抜群に美味しいイメージです。そのため、今回はシャルドネワインを中心にセレクトしました。シャルドネワインで外せないのが【桜沢シャルドネ】です。特に、樽好きには絶対に飲んでいただきたい1本です。純粋に、美味しいです。例えるなら…美味しすぎて言葉にするのが難しく、瞬発的に美味しい、と口にしてしまう状況です。強いて、添えるならシャルドネ由来のトロピカルさに加え、抜群の飲み心地、そして余韻に広がる樽感。グラスを手にしてから飲み終えるまで有意義なひと時を味わえます。初心者にも、これが伝わるほどシンプルに美味しいワインなのです。同時に飲んでいただきたいのは、同品種のスパークリングワインになります。一緒に飲むことで、ワインの製法の違いに加え、スパークリングになることで生まれたシャルドネの新たな一面などに気づけるでしょう。そして最後にセレクトしたワインはカベルネ・ソーヴィニヨンのワインになります。これには深い理由があります。奥野田葡萄酒のワイナリー見学に申し込むと、徒歩1分ほどの場所にある葡萄畑に案内をしてもらえます。今回推奨している【ヒヤケ・ヴィンヤード ラ・グラン・ダネ】は、その案内をされるであろう葡萄畑【日灼圃場】で収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨンを使用しているのです。つまり、ワイナリー見学で降り立った畑から仕上がったワインになります。このように、実際に足を踏み入れ自分の目で見た葡萄からなったワインを飲んでみたくはありませんか。これほどまでに自分の身体全体で学べる機会は滅多にありません。非常に贅沢なことです。ぜひ、おうち時間の相棒に、この3本を手に取ってみてください。
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非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。