さて突然ではありますが、みなさんは台湾で開催されている【香港和酒大賞(Hong Kong Washu Awards)】をご存知ですか。実は、山梨ワインドットノム編集部も2021年に突入して初めて知りました。というのも2020年が初開催!?との情報を入手!!今後に強く期待できる興味深いコンテストなのです。
さらに、香港和酒大賞2020において山梨ワインは、輝かしい結果を残していました。そこで今回は、受賞した山梨ワインを紹介したいと思います。再び、緊急事態宣言が発令されてしまいましたが、おうち時間をステイホームできるよう、この機会にぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
香港和酒大賞とは!?
【香港和酒大賞】とは、香港の歴史ある展示会「レストラン&バー・香港×グルメ・アジア」にて、今年初めて開催された日本産のお酒を評価するコンペティションです。ワインだけでなく、日本酒も評価されています。日本酒と日化の魅力を香港で 広めるアンバサダー「Miss SAKE Hong Kong(ミス日本酒・香港代表)」と、香港のワインエデュケーター、ワインメーカー、ワインジャーナリスト等の飲食業界のプロフェッショナルの女性がワイン含めた日本産のお酒を評価しています。
プラチナ賞ワインを徹底紹介
今回、白ワイン部門において【シャトージュン】の【Koshu 2019】がプラチナ賞を受賞しました。
甲州 2019
シャトージュンの【甲州】は【2018年ヴィンテージ】が、2019年に開催されたG20大阪サミット2019などで振る舞われるなど、すでに国内でも一定以上の評価を得ているワインになります。その新ヴィンテージが、今度はアジアでも認められるようになったわけです。
甲州
甲州葡萄
やや辛口
2019
税込2,200円
金賞ワインを徹底紹介
金賞では、プラチナ賞も受賞した【シャトージュン】から1本、そして【シャトーメルシャン】から1本が選ばれました。
山梨マスカット・ベーリーA 2017
山梨マスカット・ベーリーA
マスカットベーリーA
ミディアムボディ
2017
税込1,900円
スパークリング 白
スパークリング 白
甲州葡萄
中口
税込2,310円
銀賞ワインを徹底紹介
銀賞では、金賞も受賞した【シャトーメルシャン】から2本が選ばれました。
玉諸甲州きいろ香 2018
玉諸甲州きいろ香
甲州葡萄
辛口
2018
税込2,500円
山梨甲州 2018
山梨甲州
甲州葡萄
辛口
2018
税込1,900円
受賞ワイナリーを徹底紹介
それでは、プラチナ賞そして金賞を受賞したワイナリーを紹介したいと思います。コロナが終息し、はやくワイナリーに足を運びたいですね…
シャトージュン
「アパレル業界からワイン業界に進出する異端児ワイナリー」
1979年に誕生した【シャトージュン】は、葡萄と真摯に向き合い、正直なワイン造りを目指しているワイナリーです。
特に、シャルドネや甲州の品質については、「日本ワインコンクール」で8年連続で入賞するなど高く評価されています。
シャトージュンは、江戸時代から葡萄栽培に適した土地として有名な勝沼で葡萄造り、そしてワイン造りをしています。
葡萄造りにおいて大切にしていることは【1本1本の葡萄】に違った魅力があるということです。
若々しい樹木には、瑞々しくキリッとした感じがワインに反映されます。その一方、古木であれば若木にない【深み】【凝縮感】をワインに付与することができます。原料が自然の産物だからこそ、シャトージュンでは葡萄の木の年齢もワイン造りに欠かせない大切なこだわりなのです。
そして、現在白ワインでは【甲州】【セミヨン】【シャルドネ】を中心に醸造、赤ワインでは【マスカットベーリーA】【メルロー】【カベルネ・ソーヴィニヨン】を中心に醸造しています。どのワインにも共通しているのは【エレガントさ】です。ワインがエレガントであればあるほど、料理とのマリアージュを最大限楽しむことができるからです。単体としてもマリアージュワインとしても高いパフォーマンスを魅せるシャトージュンのワインは、山梨ワインドットノムも自信をもってオススメできます。


シャトーメルシャン
「日本が世界に誇る絶対的エースワイナリー」
シャトーメルシャンは、日本が誇る、代表的なワインメーカーです。そして、日本のワイン文化の礎を作ったワイナリーの1つです。
では、日本で屈指のワイナリー、メルシャンはどんなワイン造りをしているのでしょうか。
シャトーメルシャンのブランドコンセプトは、シンプルであり基本に忠実なものでした。
『Growing Differences in the world』
「いいワインとは、その土地の気候、風土、生産者によって育てられる葡萄をそのまま表現したもの」
この信念を軸に、世界と切磋琢磨しているワイナリーです。
そして実行してきたことが正しかったと物語っているのは、「歴史」そして「実績」ではないでしょうか。
そんなメルシャンの歴史は、約140年前の1870年代にまでさかのぼります。
明治時代終わりに、シャトーメルシャンの源流となる『大日本山梨葡萄酒会社』が創業されました。
つまり、シャトーメルシャンは日本ワインの原点なのです。そしてやはり、創業の段階からシャトーメルシャンではありませんでした。
名前だけを見ると、外国企業のように感じられてしまいますからね。笑
そして、創業から約70年後に「メルシャンブランド」が誕生します。着実なる努力の結果、ついに大きな一歩が動き出したのが1966年。
国際ワインコンクールで、日本初の金賞を受賞したのです。この瞬間、明治政府がフランスにワイン造りを勉強させた種が実った瞬間でした。
同時に、日本のワイン文化が世界に広まる第一歩、スタートラインに立ったとも言える瞬間でした。
そのスタートラインにいち早くたったのが、メルシャンだったのです。
そして1970年に、今日で最も広く知られているであろう「シャトーメルシャンシリーズ」が誕生しました。
月日を重ね、様々なトライを重ね今に至ります。今では、山梨県だけでなく秋田県、福島県、長野県にも畑を構え何十種類もの品種を栽培しています。
まさに日本のワイン技術の最先端を行くワイナリー、それがシャトーメルシャンです。
「アイコン」シリーズ
世界トップクラスの産地から生まれる、各ワイナリーの最高峰ワインシリーズです。
「テロワール」シリーズ
【適品種・適所】のコンセプトのもと、山梨県、長野県、秋田県、福島県の4つの県から、葡萄品種にふさわしい産地・区画を選びました。
その個性を最大限に引き出したテロワールシリーズです。
「クオリティ」シリーズ
【日常に「日本ワイン」のおいしさをお届けしたい。】
その想いを実現させるために、醸造家が感性を研ぎ澄ませて醸造しました。新しい日本ワインのスタンダードとなるワインシリーズです。



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非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。