今日は大晦日ですね。みなさん、どうお過ごしですか。山梨ワインドットノムの2020年度は、山梨出張の数がコロナの影響で激減してしまい、枕を濡らす日々が多く続いていました。世界的にも暗い2020年ですが、最後に明るいニュースを紹介したいと思います。
【世界TOP10】に選ばれた【中央葡萄酒】のワインがつい先日、更なる熟成を経てリリースされたのです。そこで今回は、グレイスワインと同時に選ばれた【世界TOP10】ワインを一挙に紹介したいと思います。もちろん、受賞した中央葡萄酒の紹介もしますので、最後までぜひ読んでください。
世界TOP10
【世界TOP10ワイン】とは【Bloomberg】において著名ワインライターであるエリン・マッコイがテイスティングした4,000本以上にも及ぶ世界各国のワインの中からベスト10本を選んだものになります。
当時、エリン・マッコイはこのように語っていました。
- 年末のレビューでは、テイスティングノートを何時間もスクロールすることがいつものことです。毎年行っているからと言って、ベスト10を選ぶのは決して簡単ではありません。2019年は日本含め世界各国から4,000本以上ものワインが届きました。そのため、2019年は特に大変な年でした。そんな忙しい年、2019年でも新たな喜びを感じることはできました。その中でも、最も記憶に残っているワインの基準は【香り、味、そして物語が私にワインの新しい光を見させたもの】です。振り返ってみると、伝説的なボルドーから、日本のシャンパン品質の線香花火、超歴史的なナパカベルネ、これまで飲んできたワインの中で最高のそして最も希少な甘いワインまで多岐にわたっていました。これらはすべて、今日のワインの世界で新しく重要なことを示してくれるのではないか、そんな気持ちにもさせてくれました。
世界トップ10入りワインを一挙紹介
それでは、世界トップ10にランクインされているワインをすべて紹介をしたいと思います。
シャトー・ラフィット・ロートシルト
シャトー・ラフィット・ロートシルト
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルド
フルボディ
1959
エゴンミュラー シャルツホフベルガー リースリング トロッケンベーレンアウスレーゼ
エゴンミュラー シャルツホフベルガー リースリング トロッケンベーレンアウスレーゼ
リースリング
辛口
2012
マッセート
マッセート
メルロー
フルボディ
2016
ジョセフ ドルーアン モンラッシェ マルキ ド ラギッシュ
ジョセフ ドルーアン モンラッシェ マルキ ド ラギッシュ
シャルドネ
辛口
2011
ドメーヌ ルピエール ラ ダマ
ドメーヌ ルピエール ラ ダマ
ガルナッチャ
フルボディ
2015
スミス マドローン カベルネソーヴィニヨン
スミス マドローン カベルネソーヴィニヨン
カベルネソーヴィニヨン
フルボディ
1979
テメント ソーヴィニヨンブラン ツィルエッグ
テメント ソーヴィニヨンブラン ツィルエッグ
ソーヴィニヨン・ブラン
辛口
2011
キスラー キスラーヴィンヤード シャルドネ
キスラー キスラーヴィンヤード シャルドネ
シャルドネ
辛口
2011
ジョルジュ ラヴァル レ ロング ヴィオル シャンパーニュ
ジョルジュ ラヴァル レ ロング ヴィオル シャンパーニュ
シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ
辛口
2012
Grace Blanc de Blancs
Grace Blanc de Blancs
シャルドネ
辛口
2014
瓶内2次醗酵+瓶内熟成60カ月
2021年~2027年
オープン価格
中央葡萄酒
それでは、中央葡萄酒とはどんなワイナリーなのか、紹介をしていきたいと思います。
中央葡萄酒
世界を狙い世界を”捉え”つつある日本代表ワイナリー
グレイスワインを一言で表すのであれば【世界と戦う日本代表】ワイナリーではないでしょうか。なぜなら、グレイスワインは、国内でのワイナリー基準ではなく敢えてハードルの高い『世界』に基準を置いているからです。では、世界基準になるために一体どんなことをしているのでしょうか。
グレイスワインは、1923年の創業以来【葡萄栽培】に最も力を注いでいます。それは、ワインの香りや味わいは【葡萄】が決定づけると確信しているからです。だからこそ、グレイスワインでは【葡萄栽培】に大きく関わる【畑】【栽培方法】にはこだわり続けています。1990年以降には欧州系葡萄の垣根式栽培を手がけはじめました。そして、2002年には三澤農場を開園し、甲州葡萄の垣根式栽培も本格化させています。葡萄を収穫だけの観点で捉えるのではなく【醗酵】【貯酒】と醸造工程全体を踏まえた線で考え、最前を引き出せるように努めているのです。
もちろん【中央葡萄酒】の実績は数多のコンクールで受賞をしていること、そして多くの雑誌に掲載されていることから一目瞭然でしょう。
では世界と対等に渡り合っているグレイスワインは、どんなワインをリリースしているのでしょうか。
グレイスワインの代表ブランドは、6種類あります。
GRACE キュヴェ三澤シリーズ
オーナー「三澤茂計」が葡萄栽培からこだわった特別限定ワインシリーズです。
GRACE 甲州シリーズ
日本の固有葡萄品種『甲州』を使用した、グレイスワインを代表するワインシリーズです。
GRACE ヴァラエタルシリーズ
ヴァラエタルとは葡萄品種名を指します。グレイスワインの種類豊かなワインシリーズです。
GRACE スパークリング
グレイスワイン待望のスパークリングワインです。
serena シリーズ
「グレイスワインをもっと気軽に楽しんでもらいたい!」そんな想いから生まれたグレイスワインのカジュアルラインです。
酒精強化ワイン
作家の山本周五郎が生前愛した極甘口の酒精強化ワインです。
中央葡萄酒『グレイスワイン(GRACE WINE)』
山梨県甲州市勝沼町等々力173
0553-44-1230
https://www.grace-wine.com/



山梨ワインドットノム編集部より「感謝」
2020年度も読者の皆様に支えられて1年間継続して、山梨ワイン、山梨ワイナリーを中心とした情報を執筆することができました。今年の心残りは、やはりマンズワインのリニューアルオープンイベントの中止、山梨ヌーボーの中止です。人生で1度経験できるかできないか、のチャンスや年に1度の楽しみを奪われることは非常に悲しいですが、それはワイナリーの方や皆さんも同じことでしょう。来年こそは、マスクなしで笑って多くのワイナリーと対談をしたいと思います。
来年も本年と同様、ご愛顧いただきますようお願い申し上げます。末筆ではございますが、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
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非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。