【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメする盛田甲州ワインとは!?【盛田甲州ワイナリー特集】

「一流」になりたいのであれば「一流を知ること」
よく耳にする言葉ですが、これはどの業界においても通ずるのものではないでしょうか。ワイナリーは本当に美味しいワインを知ることで、ワインのクオリティがさらに上がることでしょう。そして、私たち飲み手も本当に美味しいワインを知ることで、ワインの本質と出会うことができ、今まで以上にワインを楽しむことができるようになるでしょう。

そこで今回は世界二大コンクールの1つ【インターナショナルワインチャレンジ】の甲州ワインにおいて世界初の金賞を受賞した【盛田甲州ワイナリー】のワインから【初心者オススメワイン】をセレクトしました。この機会に、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。

盛田甲州ワイナリー


盛田甲州ワイナリー
山梨県鳥にワイン造りの誇りと情熱と未来を乗せて飛翔するワイナリー

盛田甲州ワイナリーの設立は1973年ですが、1973年設立とは思えない深い歴史があります。

遡ること1881年、盛田甲州ワイナリーはなんと愛知県の葡萄畑でワイン造りをしていたのです。しかし、フィロキセラのせいで葡萄は全く使い物にならず失敗してしまいました。そして、1度潰えた想いが日本のボルドーとも言われる「勝沼」で復活し、今にいたるのです。つまり、100年以上もの間にわたってワイン造りに携わっているワイナリーなのです。背水の陣となるに至っていた盛田甲州ワイナリーのその後の勢いはすさまじいものです。【ワインは農産物】と言い聞かせ、醸造の過程での処理や調整を極力控え、葡萄がもつ本来の味をそのままボトリングするイメージで仕込み、素直な葡萄の風味を持つワインに仕上げています。その結果が、IWC金賞受賞です。

【祝!快挙!】日本初!盛田甲州ワイナリー【グラン・シャンモリ 甲州シュール・リー 2018】が【IWC:インターナショナル・ワイン・チャレンジ】にて金賞受賞!

まさに、山梨ワイン、日本ワインを支えているワイナリーの1つなのです。現在は、新型コロナウイルスの影響で工場見学や試飲も制限がかかっている中で楽しむことができます。中でも魅力的なのは、樽エリアテイスティングでしょう。盛田甲州ワイナリーには、なんと100以上もの樽が使用されています。滅多に見ることのできない荘厳たる空間を目にすることができるでしょう。また、日本を代表する甲州ワインをはじめ、マスカットベーリーA、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネといった幅広い葡萄品種のワインをワイナリースタッフの人と話しながら試飲することができます。ぜひ、足を運んでみてください。

  • ワイナリー名
    盛田甲州ワイナリー
  • 住所
    山梨県甲州市勝沼町勝沼2842
  • 電話番号
    0553-44-2003
  • ホームページ
    https://www.chanmoris.co.jp/
  • 【ワイン初心者による盛田甲州ワイナリー訪問記】IWC甲州ワイン部門で初の金賞受賞ワイナリーに訪問!!ワイナリーの広さは東京ドーム何個分!? 【ワイン初心者による盛田甲州ワイナリー訪問記】IWC甲州ワイン部門で初の金賞受賞ワイナリーに訪問!!気になる工場の中に潜入!! 【ワイン初心者による盛田甲州ワイナリー訪問記】IWC甲州ワイン部門で初の金賞受賞ワイナリーに訪問!!受賞ワイナリーのワインの出来は!? 【祝!快挙!】日本初!盛田甲州ワイナリー【グラン・シャンモリ 甲州シュール・リー 2018】が【IWC:インターナショナル・ワイン・チャレンジ】にて金賞受賞! 【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメする盛田甲州ワインとは!?【盛田甲州ワイナリー特集】

    編集部がオススメする【盛田甲州】ワインを徹底解説

    今回も編集部は、

    • 葡萄由来の再現性
    • コストパフォーマンス
    • 飲み比べなどの相性
    • 食事との相性

    を基準にワインを選んでいます。

    なぜこんな基準が必要なの!?
    ワイン初心者にとって、【ワイン】とは未知なるものです。そのため、教科書やWebで検索している内容をそのまま伝えられても理解できません。つまり、専門用語中心だと理解が追いつかず、途中で脱線をしてしまいます。結果として、ワイン離れが起こってしまいます。ワインは奥が深く、知れば知るほど、飲めば飲むほど面白い世界です。そんな世界に足を踏み入れたにもかかわらず、すぐに抜けてしまうのは非常に残念です。そうならないためには、最初のワインが大切なのです。
    注意
    編集部の評価は、あくまで編集部が実際に体験したことなどが基準になっています。また、今回の評価は【ワイン初心者】が数多あるワイナリーから選ぶ際の手助けとなるために作ったものであって、ワインをランキングづけるものではありません。

    グラン・シャンモリ 甲州シュール・リー


    グラン・シャンモリ 甲州シュール・リー
    世界が認めた「世界初」の甲州ワイン

  • ワイン名
    グラン・シャンモリ 甲州シュール・リー
  • 品種
    甲州葡萄
  • タイプ
    辛口
  • ヴィンテージ
    2018
  • 価格
    税込1,870円
  • MEMO
    IWC 2020 金賞受賞
    「甲州」ワインとしてIWC金賞は世界初になります。
    【祝!快挙!】日本初!盛田甲州ワイナリー【グラン・シャンモリ 甲州シュール・リー 2018】が【IWC:インターナショナル・ワイン・チャレンジ】にて金賞受賞!
    ワイナリーコメント
    厳選した山梨県甲州市勝沼町産の葡萄を使用しゆっくりと低温発酵後、シュール・リー製法にて約6ヶ月間、タンク内で鮮度をキープしながら、酵母由来の旨味成分を閉じ込めています。和柑橘の繊細な香りの中に、ニッキやメントール、白胡椒、そして酵母由来のイースティーな香りを感じます。口当たりは滑らかで、八朔のような果実の甘みと酸味が瑞々しく、後味に感じる柑橘の薄皮のようなほろ苦さがアクセントになっています。繊細さの中にも上品な旨味を感じる、甲州種の魅力を見事に表現したワインです。
    注意
    IWC2020受賞に伴い、該当ヴィンテージの入手ができずテイスティングができておりません。
    2019ヴィンテージは購入することができます。

    シャンモリ 山梨 甲州


    シャンモリ 山梨 甲州


  • ワイン名
    シャンモリ 山梨 甲州
  • 品種
    甲州葡萄
  • タイプ
    やや辛口
  • ヴィンテージ
    2019
  • 価格
    税込1,650円
  • ワイナリーコメント
    山梨県産の甲州種葡萄を100%使用しています。品種の特徴を踏まえ、シャンモリのワイン造りに一致する酵母を吟味しています。香りのバランスだけでなく、余韻も程よくスタンダードの域を超えたスッキリで上品な口当たりを感じる仕上がりになっています。
    テイスティング評価
    酸味
    (4.5)
    甘味
    (2.5)
    果実味
    (4.5)
    苦味
    (4.0)
    複雑さ
    (4.0)
    葡萄由来の再現性
    (4.5)
    コストパフォーマンス
    (5.0)
    飲み比べなどの相性
    (5.0)
    食事との相性
    (5.0)
    リセマラレベル
    (5.0)
    総合評価
    (5.0)

    シャンモリ 山梨 マスカット・ベーリーA


    シャンモリ 山梨 マスカット・ベーリーA


  • ワイン名
    シャンモリ 山梨 マスカット・ベーリーA
  • 品種
    マスカット・ベーリーA
  • タイプ
    ミディアムボディ
  • 価格
    税込1,650円
  • ワイナリーコメント
    山梨県産マスカット・ベーリーA種葡萄を100%使用しています。マスカット・ベーリーA特有のイチゴやベリーのような甘い香りが程よく引き出されています。軽やかですっきりした飲み口に仕上がっています。
    テイスティング評価
    酸味
    (4.0)
    甘味
    (3.5)
    果実味
    (4.0)
    渋み
    (2.0)
    複雑さ
    (3.5)
    葡萄由来の再現性
    (4.0)
    コストパフォーマンス
    (5.0)
    飲み比べなどの相性
    (4.5)
    食事との相性
    (4.5)
    リセマラレベル
    (4.0)
    総合評価
    (4.0)
      冒頭でも紹介したように、一流になるには一流を知ることが大切です。山梨ワインで言えば「盛田甲州ワイナリー」の【グランシャンモリ 甲州シュールリー】が一流ワインと呼ぶにふさわしいワインでしょう。そして実績から見ても申し分のなく甲州ワインの歴史に多大な貢献をしている【グランシャンモリ 甲州シュールリー】は盛田甲州ワイナリーが造るワインの中で、初心者であろうが、ワイン愛飲者であろうが、絶対に外すことのできない1本だと思います。そのため、今回のセレクトは【グランシャンモリ 甲州シュールリー】を中心に他の2本をセレクトしました。【シャンモリ 山梨 甲州】は【グランシャンモリ 甲州シュールリー】と飲み比べするためにチョイスしたワインですが、ただ葡萄品種が同じといったわけではありません。【シャンモリ 山梨 甲州】も同じように、世界ワインコンクールで輝かしい実績を誇っています。そのため、実際に飲み比べをすることで、言葉にすることは難しいかもしれませんが、その繊細な違いを感じて欲しいと思っています。そしてその感覚が、今後ワインを味わうことにおいて非常に大切なファクターになるのではないか、と思っています。また、【シャンモリ 山梨 甲州】は【GI Yamanashi】認定もされているワインであり、新酒がすでに販売しているワインでもあります。ヴィンテージ違いなどさまざまな用途でも扱うことができる【シャンモリ 山梨 甲州】は初心者にはマストな1本でしょう。ここまで書くと少しずつ気づいている人も多いかもしれませんが、盛田甲州ワイナリーは日本固有品種を使った白ワインの実績が非常に高いですよね。そうなると、やはり気になってくるのが【マスカットベーリーA】ワインですよね。今回セレクトした【シャンモリ 山梨 マスカットベーリーA】は【シャンモリ 山梨 甲州】と同じシリーズで品種が異なるだけです。また、【シャンモリ 山梨 甲州】ほどの実績はまだ獲得できていませんが、ワイン雑誌【ワイン王国】において「1,000円台で見つけた日本ワイン」コーナーにおいて【星4.5】を獲得しています。これは期待値の表れでしょう。きっと数年以内に輝かしい賞を受賞するのではないでしょうか。そんな成長望ましい赤ワインをぜひ手に取って欲しいところです。さらに、【シャンモリ 山梨 マスカットベーリーA】も【GI Yamanashi】認定されています。また、新酒もすでに販売しています。自社ワインのヴィンテージ違いはもちろん、他ワイナリーと飲み比べなど幅広く活躍してくれることでしょう。

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    非常に参考になると思います♪
    ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!

    山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。
    素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
    情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
    各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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