さて、突然ではありますが、ワイン造りを長く続けているワイナリーのワインの特徴を考えたことありますか。最近特に感じるのですが、ワイン醸造歴が長いワイナリーほど販売している【全ワインの安定感】は抜群に高いと思います。ワインには、白ワイン、赤ワイン、ロゼワインがありますが、もっと細かく言えば甲州ワイン、シャルドネワイン、マスカットベーリーAワインなどがあります。さらにもっと細かく言えば、ステンレスタンク100%甲州ワイン、樽100%甲州ワインなどに枝分かれしていきます。その枝分かれ先の数が多いにも関わらず、どのワインも芯が通っていると強く感じます。
そこで今回は、勝沼で創業100年以上の歴史をもつワイナリー【蒼龍葡萄酒】のワインから【初心者オススメワイン】をセレクトしました。この機会に、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。
蒼龍葡萄酒
蒼龍葡萄酒
山梨ワインの伝統と繁栄を担う運命的ワイナリー
蒼龍葡萄酒の創業は1899年にまで遡ります。まさに、日本のワイン醸造の歴史とほぼ同じ歳月を過ごしてきたワイナリーと言っても過言ではないでしょう。そして非常に興味深いことに、蒼龍葡萄酒の【創業家】は日本のワイン造りの礎を築いた【高野正誠】と【土屋龍憲】と親戚関係にあたるそうです。
なるべくして【ワイナリー】になった、運命的なものを感じるワイナリーでもあります。
そんな蒼龍葡萄酒の名前にある【蒼龍】。凛々しく、逞しい漢字が使われています。この漢字には、蒼龍葡萄酒の【願い】が込められているのです。
【蒼龍】とは、中国の故事になる東西南北の守護神の中で、幸せを呼ぶ神と言われている【東を守る神様】です。【甲府盆地の東部】にある【甲州勝沼】で【山梨ワイン】の【蒼龍葡萄酒】のワインの歴史と伝統を守ってくれるよう、想いが込められているのです。

編集部がオススメする【蒼龍】ワインを徹底解説
今回も編集部は、
- 葡萄由来の再現性
- コストパフォーマンス
- 飲み比べなどの相性
- 食事との相性
を基準にワインを選んでいます。
また、今回の評価は【ワイン初心者】が数多あるワイナリーから選ぶ際の手助けとなるために作ったものであって、ワインをランキングづけるものではありません。
勝沼の甲州 樽熟成
勝沼の甲州 樽熟成
葡萄の”ありのまま”が樽とハーモニーを奏でる甲州ワイン
勝沼の甲州 樽熟成
甲州葡萄
辛口
税込1,760円
山梨のベーリーA 樽熟成
山梨のベーリーA 樽熟成
“葡萄”も”樽”も一度に二度”本質”を味わえるスタンダードワイン
山梨のベーリーA 樽熟成
マスカットベーリーA
ミディアムボディ
税込1,760円
フリージングワインシリーズ
フリージングワイン 白
スマートボトルを輝かせる甲州ワイン
フリージングワイン 白
甲州葡萄
甘口
税込2,619円
蒼龍葡萄酒
フリージングワイン 赤
チャーミングなボトルに”彩”を加えるMBAワイン
フリージングワイン赤
マスカットベーリーA
甘口
税込2,619円
蒼龍葡萄酒
- 今回は、100年以上もワイン造りをしている蒼龍葡萄酒の中でのセレクト企画でしたので【甲州葡萄】【マスカットベーリーA】を基準に選びました。前置きでは少し書かせてもらいましたが、蒼龍葡萄酒のワインはどれも芯が通っていてセレクトが非常に難しいです。そこで今回チョイスしたポイントは【他のワイナリーとして飲み比べする上でプラスになること】【醸造技術が高いからこそ美味しく仕上げられるワイン】です。
そういった前提条件を勝手に課した上で【勝沼の甲州 樽熟成】【山梨のベーリーA 樽熟成】をセレクトしました。知っている人や薄々感じていた人もいるかもしれませんが、両ワインの原料となっている葡萄品種は非常に繊細です。そのため、樽で仕上げるには一定の技術力が必要です。なぜなら、葡萄由来の個性が樽に飲み込まれてしまうからです。悪く言うと【木材ワイン】になってしまうのです、香りも味わいも余韻もすべてに【木】を感じるように。もちろん、マイナスイオンも大切なのでそういった味わい方も0ではないかもしれませんが、葡萄は農家の人が”命”をかけて作っているものです。より多くの人に、美味しい状態で届けたいのが性でしょう。
セレクトした【勝沼の甲州 樽熟成】【山梨のベーリーA 樽熟成】は、そのバランスが非常に良く【樽】と【葡萄】が融合した真の姿を感じることができます。もし、苦手だなと思った人は自分は樽ワインが苦手なのでは、と学ぶことができます。そのため、一緒に樽醸造なしワインと飲み比べることや、他のワイナリーの樽ワインと飲み比べをして自分のワインスタイルを見つけるのもいいのではないでしょうか。
そして最後にチョイスしたのが【フリージングシリーズ】です。まずパッと見たときのボトルデザインが他のワインと一線を画すほど”スタイリッシュ”で”可愛らしい”ですね。その期待を裏切らない甘口に仕上がっており、食前酒、食後酒そして女性向けのワインとして抜群のパフォーマンスを魅せてくれることでしょう。基本、ワインタイプは甘口〜辛口、ライトボディ(軽口)〜フルボディ(重口)で表現されますが、多くのワイナリーは辛口の割合が非常に高いです。そして残念なことに、甘いというより【甘ったらしいワイン】に仕上がってしまっていることが多いです。まもなく、クリスマス、そして年明けにはバレンタインが到来します。博識ある男性になるためにも、美味しい甘口山梨ワインを知っておくべきではないでしょうか。
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非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
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情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
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