つい先日大きくニュースで取り上げられていましたね。Go To Travelではありません。Go To Eatでも違います。【ボジョレーヌーボー】です。いよいよか、と感じる時期になりましたね。山梨ワインドットノムにも各山梨ワイナリーから新酒情報などが届いています。新酒特集は【山梨ヌーボー】が終わったら紹介をしたいと思います。ぜひ、楽しみにしていてください。
さて今回は、9日間に渡って開催される【バーチャルワインテイスティングイベント】を紹介したいと思います。まさに、ワインにおける夢の祭典と呼んでもふさわしいほどの数のワイナリーが参加しています。【山梨ヌーボー】が開催できない2020年の中では【超】必見イベントになります。
Contents
バーチャルワインテイスティングイベントとは!?
【バーチャルワインテイスティングイベント】とは、自宅から【Zoom】を通じて参加するオンラインイベントになります。各ワイナリーごとに行われるオンラインイベントに参加し、ワイン造りやワインの楽しみ方を聴きながら事前に購入したワインを楽しむことができます。
開催日時
2020年11月1日(土)〜11月22日(日)「合計9日間」
※土日限定になります。以下に詳細日時がありますのでご参照ください。
イベント参加までの流れ
対象酒販店
- 北海道
釧路市 ひこやちや - 群馬県
高崎市 春川酒店 - 東京都
世田谷区 ワインショップnico
中央区 Cave de ワイン県やまなし - 神奈川県
小田原市 鴨宮かのや酒店 - 静岡県
静岡市 長島酒店 - 山梨県
甲府市 セレオ2階 ワインセラー/吉田屋/依田酒店/リカーショップながさわ
甲州市 新田商店
富士河口湖町 河口湖ワイン館
山中湖村 ふじたや 山中店
イベント参加対象ワイン
それでは、イベント参加対象になるワインを一挙に紹介します。
ドメーヌ・ヒデ
- アマビエ
- しろしろピンク
- しろしろチャチャチャ
- しろしろチュッパ
- しろしろ
白百合醸造
- ロリアン 勝沼甲州
- ロリアン セラーマスター甲州
- ロリアン マスカット・ベーリーA樽熟成
- ロリアン 甲州樽熟成
塩山洋酒醸造
- 重川 甲州 2019
- スルフィアート 甲州 2019
- サルツベルク 甲州 2019
- レスペデーザ 甲州
敷島醸造
- デラウェア スパークリング 2020
- メルロー 2017
- カベルネ・ソーヴィニヨン 2017
- 甲斐ノワール 2017
- 甲州シュールリー 2019
サントリー登美の丘ワイナリー
- ジャパンプレミアム 甲州 2018
- 登美の丘 甲州 2018
- 登美の丘 赤 2017
- ジャパンプレミアム 甲州新酒 2020
- ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA ロゼ新酒 2020
シャトーマルス山梨ワイナリー
- ヴェルディーニョ 2019
- 甲州 穂坂収穫 2019
- 甲州 オランジュ・グリ 2019
- 穂坂 マスカット・ベーリーA コールドマセレーション 2019
- 穂坂 マスカット・ベーリーA キュベ樽熟成 2017
岩崎醸造
- ホンジョー 甲州ドライ 大樽貯蔵 2018
- ホンジョー マスカット・ベリーA 山梨 2018
- シャトーホンジョー 甲州かもし アンティーク 2019
- シャトーホンジョー メルロ 2016
- シャトーホンジョー 熟成 マスカット・ベリーA 2007
マンズワイン
- 酵母の泡 甲州
- マスカット・ベーリーA プリムール 2020
- 甲州 プリムール 2020
- しふく
- マスカット・ベーリーA passi- パッシ 2018
駒園ヴィンヤード
- Tao 甲州駒園 2019
- Tao 甲州駒園樽発酵 2019
- Tao ピノ・ノワール 2019
まるき葡萄酒
- いろ甲州 2019 375ml
- いろベーリーA 2019 375ml
- ラフィーユ トレゾワ リザーブド甲州 375ml
- ラフィーユ アッサンブラージュ 375ml
- ゆずワイン 360ml
シャトー勝沼
- 2019 GI山梨 甲州シュール・リー
- 2019 GI山梨 山梨ベーリーA
- 2019 GI山梨 プレミアムスパークリング 甲州
- 2018 GI山梨 プレミアム ロゼ
くらむぼんワイン
- くらむぼん 樽甲州
- くらむぼん マスカット・ベーリーA
- N カベルネ・ソーヴィニヨン
- くらむぼん 甲州
- くらむぼん ロゼ
東晨洋酒
- Petrichor Kerner 2019
- 甲州街道栗原宿産 マスカットベーリーA 2019
- あきあかね 2018
- Kamoshi Koshu
アルプスワイン
- ジャパニーズスタイルワイン 甲州
- プラチナコレクション マスカットベーリーA
シャトージュン
- ジャパンセレクト ベリーA
- ジャパンセレクト デラウェア
- ジャパンセレクト 巨峰ピオーネ
- ジャパンセレクト 甲州 2019
原茂ワイン
- ハラモブラン
- ハラモルージュ
- ハラモ甲州 シュールリー 2019
- ハラモ甲州 樽熟成 2017
フジッコワイナリー
- フジクレール 甲州シュール・リー 2018
- フジクレール 甲州樽発酵 2019
- フジクレール メルロー隼山 2018
- フジクレール カベルネ・ソーヴィニヨン 2018
- フジクレール クラノオトデラウェア 2020
シャトー酒折ワイナリー
- 甲州にごり 2020
- 甲州ドライ 2019
- マスカットベリーA クレーレスパークリング i-vines vineyard 2019
モンデ酒造
- 特醸甲州 2019
- 豊富畑 ヤマソービニオン 2019
- モンテリア牧丘畑 2018
- モンテリア豊富畑 ドルチェ 2017
蒼龍葡萄酒
- シトラスセント 甲州 2020
- 酸化防止剤無添加 デラウェア 初しぼり 2020
- 酸化防止剤無添加 ベーリーA 初しぼり 2020
- リミテッド穂坂甲州 樽熟成 2019
- リミテッド穂坂 マスカットベーリーA 樽熟成 2019
勝沼醸造
- アルガブランカ ブリリャンテ
- アルガブランカ クラレーゼ
- アルガブランカ イセハラ
- アルガブランカ ピッパ
- アルガブランカ ドース
中央葡萄酒
- グレイス甲州
- あけの
- グレイス ロゼ
大和葡萄酒
- 古代甲州
- ハギースパーク重畳 2019
- クヴェヴリベリーA
ルミエールワイナリー
- 甲州シュールリー 2019
- プレステージクラス オランジェ 2019
- 石蔵和飲 2019
- プレステージクラス マスカット・ベイリーA 2017
丸藤葡萄酒
- 2018 ルバイヤート 甲州シュール・リー
- 2018 ルバイヤート 甲州 樽貯蔵
- 2018 ルバイヤート マスカットベーリーA 樽貯蔵
- 2014 プティドメーヌ ルバイヤート
- 2017 エチュード ルバイヤート
シャトーメルシャン
- シャトーメルシャン 山梨甲州 2019
- シャトーメルシャン 玉諸甲州 2018
- シャトーメルシャン 山梨マスカット・ベーリーA 2018
- シャトーメルシャン 穂坂マスカット・ベーリーA 2016
- シャトーメルシャン 城の平 2015
・予約の完了連絡および各種ご案内、当日Zoomにご参加いただくためのURL等の通知は、全てメールでおこなわれます。メールアドレスは間違いのないように記入してください。また、メールのドメイン指定受信設定等をされている方は「@sannichi-ybs.co.jp」からのメールを受信できるように設定をしてください。
・申込後は、事務局から確認後「参加申込完了メール」が届きます。完了メールの送付には数日の時間がかかります。申込から1週間程度が経過してもメールが届かない場合は、「お問い合わせ」ページから事務局に連絡をしてください。
・購入したワイナリーへの参加となります。参加回の選択は、ラベルを確認の上、間違いがないようにお願いいたします。
・定員数を超えた時点で、該当ワイナリーの予約受付は締め切りとなります。
・下記4ワイナリーにつきましては抽選の上、参加者が決まります。抽選は開催1週間前を予定しています。
【まるき葡萄酒】【白百合醸造】【蒼龍葡萄酒】
バーチャルワインテイスティングイベント
Zoom
11月7日(土)16:00〜
「ドメーヌ・ヒデ」「白百合醸造」「塩山洋酒醸造」
11月7日(土)18:00〜
「敷島醸造」「サントリー登美の丘ワイナリー」「シャトーマルス山梨ワイナリー」
11月8日(日)18:00〜
「岩崎醸造」「マンズワイン」「駒園ヴィンヤード」
11月14日(土)16:00〜
「まるき葡萄酒」「シャトー勝沼」「くらむぼんワイン」
11月14日(土)18:00〜
「東晨洋酒」「アルプスワイン」「シャトージュン」
11月15日(日)18:00〜
「原茂ワイン」「フジッコワイナリー」「シャトー酒折ワイナリー」
11月21日(土)16:00〜
「モンデ酒造」「蒼龍葡萄酒」「勝沼醸造」
11月21日(土)18:00〜
「中央葡萄酒」「大和葡萄酒」「ルミエールワイナリー」
11月22日(日)18:00〜
「丸藤葡萄酒」「シャトーメルシャン」
50名
26ワイナリー
111本
気になる…各回予約状況!!
それでは、2020年10月27日時点での各ワイナリーの予約状況を紹介します。
11月7日(土)16:00〜
- ドメーヌ・ヒデ
余裕あり - 白百合醸造
抽選 - 塩山洋酒醸造
余裕あり
11月7日(土)18:00〜
- 敷島醸造
余裕あり - サントリー登美の丘ワイナリー
余裕あり - シャトーマルス山梨ワイナリー
余裕あり
11月8日(日)18:00〜
- 岩崎醸造
余裕あり - マンズワイン
残り半数以下 - 駒園ヴィンヤード
余裕あり
11月14日(土)16:00〜
- まるき葡萄酒
抽選 - シャトー勝沼
余裕あり - くらむぼんワイン
余裕あり
11月14日(土)18:00〜
- 東晨洋酒
余裕あり - アルプスワイン
余裕あり - シャトージュン
余裕あり
11月15日(日)18:00〜
- 原茂ワイン
余裕あり - フジッコワイナリー
余裕あり - シャトー酒折ワイナリー
余裕あり
11月21日(土)16:00〜
- モンデ酒造
余裕あり - 蒼龍葡萄酒
抽選 - 勝沼醸造
余裕あり
11月21日(土)18:00〜
- 中央葡萄酒
残りわずか - 大和葡萄酒
余裕あり - ルミエールワイナリー
余裕あり
11月22日(日)18:00〜
- 丸藤葡萄酒
余裕あり - シャトーメルシャン
余裕あり
大集合!?「26」もの山梨ワイナリーが集う!!
それでは【バーチャルワインテイスティングイベント】に参加する「26」もの山梨ワイナリーをすべて紹介したいと思います。
ドメーヌ・ヒデ
ドメーヌ・ヒデ
赤ワイン醸造に一意専心する”編集部”未開拓ワイナリー
まず初めにお伝えをしたいのが、ドメーヌ・ヒデは酒類の専門家の方だけがワイナリーの見学や試飲をすることができます。そのため、山梨ワインドットノムも未だに訪問ができておらず、非常に残念ではありますが未開拓ワイナリーになっています。
一般公開をしていないドメーヌ・ヒデとはどんなワイナリーなのでしょうか。わかった限りのことを紹介したいと思います。
ドメーヌ・ヒデは、南アルプス産のマスカットベーリーAにこだわるワイナリーになります。つまり、赤ワインに特化したワイナリーと言うことができます。そして、数人のスタッフで醸造と栽培に専念しているため、規模は小さいですが、小さいことを個性とし上手に生かし、ソムリエと醸造家がうらやむようなワインを造っています。その結果として、世界有数の国際コンクールでも銀賞を獲得する実力をもっています。
そんなドメーヌ・ヒデには鉄の掟が3つあります。
- 1つ1つの畑からワインを産むこと
- 月に従い自然に造ること
- 葡萄に頑張らせないこと
【真】の日本ワインを造るために、鉄の掟を守りながらワイン造りに従事しています。
白百合醸造
白百合醸造
打倒っ!!欧州を掲げ地元勝沼をこよなく愛すワイナリー
1938年に創業した白百合醸造は、ロリアンワインの相性で親しまれています。【L’ORIENT】はフランス語で【東洋】を意味する言葉であり、ヨーロッパに劣らない高水準のワイン造りを志した故に名付けられた名前です。
では、欧州に負けないために白百合醸造はどんな工夫をしているのでしょうか。真っ先にあげられることは、他のワイナリーよりも【【ローカル性】を大切にしていることです。白百合醸造は、ワイン造りの第一条件としてこの【ローカル性】の大切さを掲げています。そしてローカル性を根底に据え、常に一貫性のあるワイン造りを目指しています。そのため、葡萄栽培も自社でおこなっています。小さな房作りを始め、梅雨時には傘をかけ、茂りすぎた葉を落とし苦手な湿気から葡萄を守っています。
現在白百合醸造では【甲州】【マスカットベーリーA】【デラウェア】【アジロンダック】【メルロー】【シャルドネ】【カベルネ・ソーヴィニヨン】【プティ・ヴェルド】を栽培しています。
日本の葡萄品種はもちろんのこと、海外の葡萄もハイクオリティワインに仕上げてしまう【栽培力】【醸造力】は必見ですね。
言うまでもなく、輝かしい受賞歴を誇っています。そんな白百合醸造を象徴するワインシリーズは全部で【5】つ。
「ル・モンシリーズ」
「樽熟成/樽発酵シリーズ」
「セラーマスターシリーズ」
「新酒シリーズ」
「スパークリングワインシリーズ」
これらのシリーズに加えて【勝沼甲州】と【甲州Vigne de Nakagawa】がワイン単体としてシンボルワインになっています。
「勝沼甲州」
「甲州Vigne de Nakagawa」
国内だけでなく、海外のコンテストでも金賞を受賞した数量限定ワインです。
ちなみに、編集部は【セラーマスターシリーズ】をワイン初心者にオススメします。
少しずつ、ワインに飲み慣れてくると、樽熟成シリーズとの飲み比べは、たまらなく楽しい時間になると思います。


塩山洋酒
塩山洋酒
“今”に至るワイン造りの歴史を体感できるワイナリー
1957年に創業した塩山洋酒は、果実生産者組合を母体に果樹栽培の振興と農産物加工を目的として設立されました。そして設立から2年後の1959年には、塩山洋酒醸造株式会社として本格的にワインの生産を開始しています。そんな塩山洋酒は日本品種を第一に考えてワインを造っています。特に、甲州ワインは日本ワインコンクールにおいて、連続受賞を続けています。
そして、塩山洋酒では事前に連絡をすることでワイナリー見学をすることができます。そこでは、琺瑯タンクをはじめ、今ではどのワイナリーでも使っていないようなワイン造りに欠かせない機械を目にすることができます。またさらに、コルク打ちの体験もできます。実際に、編集部は塩山洋酒で【人生初】のコルク打ちを体験しました。そのため、ワイン初心者には貴重な体験をすることができるワイナリーと言えます。
また、テイスティングでは山梨を代表する【甲州ワイン】はもちろんのこと編集長がベタ惚れした【ベリーアリカントA】を味わうことができます。言うまでもなく、ワイナリー見学から始まりワインテイスティングまで、ずっと楽しむことができるワイナリーが塩山洋酒です。


敷島醸造
敷島醸造
“国産”にこだわり続ける自社農園葡萄100%ワイナリー
敷島醸造は、もともと葡萄生産者として長年果実を栽培、出荷していましたが、1985年に酒類製造免許を受けワイン製造を開始しました。
今では、自社農園100%にこだわり【甲州】【マスカットベーリーA】をはじめ【シェンブルガー】【シャルドネ】【デラウェア】【ソーヴィニョン・ブラン】【甲斐ノワール】【ベリー・アリカントA】【カベルネ・ソーヴィニヨン】【メルロ】を使った数多くのワインを醸造しています。
敷島醸造では、通常のワイナリーが実施している工場見学やテイスティングに加え、なんと【バーベキュー】も楽しむことができます。ワイナリー併設施設でバーベキューができる山梨ワイナリーは、他を探してもありません。唯一無二の特徴であり、ワインとのマリアージュを楽しめるサービスでしょう。
またワイン造りに欠かせない【葡萄の木】のオーナーになるサービスや、編集長が愛してやまない【樽ワイン】のオーナーになるサービスもあります。
- 樽ワインオーナー
甲州、シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、甲斐ノワール、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、プティ・ヴェルド - 葡萄の木オーナー
カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー

サントリー登美の丘ワイナリー
サントリー登美の丘ワイナリー
メイドインジャパニーズの夢を実現した実力派ワイナリー
1909年の開園から一世紀以上も経っている【サントリー登美の丘ワイナリー】。
今では、多くの人に愛されている名前ですが、【サントリー】と【登美の丘】はあまり名前に連動性がないように思えます。
ワイナリーの名前となっている【登美の丘】はどこから由来しているのでしょうか。
それは、ワイナリーが位置している場所が由来になっていました。
サントリー登美の丘ワイナリーに足を運んでいただくと、誰もが【納得】できる光景がありました。
登美の丘ワイナリーにある丘を【登】ると【美】しい景観が、私たちの眼前に広がっています。【登って美しい】これが【登美の丘】と呼ばれている理由なのです。
私たち訪問者の心に【安らぎ】を与えてくれる自然を持つ【サントリー登美の丘ワイナリー】は、広大な自家葡萄畑を所有し、【土造り】から真摯に【葡萄造り】と向き合い、瓶詰めされるまで一貫したワイン造りをしているワイナリーです。
サントリーの顔となるワイナリーシリーズ
では、【サントリー登美の丘ワイナリー】はどんなワインを展開しているのでしょうか。
現在、中心となっているのは3つのシリーズあります。
「登美の丘ワイナリー」シリーズ
山梨県のワイナリーで主に造られているワインシリーズです。頑なに土からつくりあげる「自園産葡萄100%」ワインです。
「塩尻ワイナリー」シリーズ
長野県のワイナリーで主に造られているワインシリーズです。日本の赤の可能性を拓く「長野県産葡萄100%」ワインです。
必見なワインは、【ミズナラ樽ワイン】になります。樽までも日本産にこだわっているワインです。
「ジャパンプレミアム」シリーズ
日本ワインでしか表現できない【産地】×【品種】の可能性への挑戦したシリーズです。
サントリーの登美の丘ワイナリーを動画でみることができます。遠方の方、ぜひ見てみてください。
■サントリー登美の丘ワイナリー ベーシックムービー編■
■収穫編■
■ワイン醸造編■
■土壌編■
■ワイナリー景観編■
■醸造チーム紹介編■
■葡萄栽培チーム編■


シャトーマルスワイナリー
シャトーマルスワイナリー
山梨にある笛吹・韮崎の2拠点から至高のワインを造るワイナリー
シャトーマルスワイナリーは、山梨県に2つの大規模施設を持つワイナリーとして非常に有名です。しかしその歴史は、そこまで深くなかったのです。シャトーマルスワイナリーの始まりは、1960年。鹿児島に本社を持つ本坊酒造が、山梨県笛吹市石和町に「マルス山梨ワイナリー」を設立したのが創業でした。
それから40年後の2000年には、韮崎市穂坂地区に自社農園「穂坂日之城農場」が開園。そこで、ワイン用の高品質な葡萄を自社栽培するようになりました。その17年後の2017年。さらなる品質向上を目指して、「マルス穂坂ワイナリー」を新設されました。
そこでは、葡萄へのダメージが少ない、自然にかかる重力を利用した「グラビティ・フロー」を採用し、より高品質なワイン造りを可能にしました。
つまり本坊酒造は、貯蔵熟成・瓶詰の拠点となる「マルス山梨ワイナリー」と醸造拠点となる「マルス穂坂ワイナリー」の2拠点を上手に使い分けて、ワイン造りをしているのです。まさに、二刀流を使って山梨ワインを牽引していると言えるでしょう。
そして驚くべきことは、100年も待たずして2つめのワイナリーを創業していることです。しかも、単なる醸造施設ではなく、ワイナリーに足を運ぶ人のことを考慮した、ワイナリー造りになっていました。正直、このレベルでのこの成長速度は、信じられないです。そこまで速い成長速度を持つ「シャトーマルス」は『素晴らしいワインは、飲む人に感動を与えられる』と常々考えています。そして、その感動を与える機会に携われていることに感謝をすると同時に、稀有な職業に携わっていることを誇りに思っているワイナリーなのです。
少し距離は遠いかもしれませんが、「シャトーマルス山梨ワイナリー」を訪問したのち「シャトーマルス穂坂ワイナリー」に行ってみるのも面白いかもしれません。まさに、【シャトーマルスフルツアー】。かなり有意義な時間を過ごせることはお約束します。
シャトーマルス山梨ワイナリー
山梨県笛吹市石和町山崎126
055-262-4121
シャトーマルス穂坂ワイナリー
山梨県韮崎市穂坂町上今井8-1
0551-45-8883


岩崎醸造
岩崎醸造
勝沼と共にこれからの日本ワインの未来を紡いでいくワイナリー
1941年創業の岩崎醸造は、創業以来地域と共生しているワイナリーです。なぜなら岩崎醸造は、葡萄栽培と醸造に関係していた個人醸造免許者130名の共同出資で立ち上がったワイナリーだからです。現在も、ワインの原料となる葡萄は自社畑と株主である農家の人々の葡萄に限定しています。もし自社畑、契約農家からの葡萄だけでは足りなくなってしまっても、ワイナリーがある【勝沼町】から葡萄を購入します。つまり【ホンジョーワイン】は勝沼の農家あってのワイナリーでもあるのです。
そんな岩崎醸造は【ホンジョー】の愛称で親しまれています。【岩崎醸造】と【ホンジョー】。文字だけ見てもその関係性がわからない人も多いのではないでしょうか。実はこの愛称は、地域の人々が命名したのです。岩崎醸造が造るワインが次第に地域の人々に認められるようになり、岩崎醸造を【本格醸造ワイン工場】と呼ぶようになったのです。そして、そこから【本格】【醸造】の頭文字が文字られ【本醸】になり、今では【ホンジョー】の愛称で愛されているワイナリーになっています。
そんな岩崎醸造の社長は、コミュニケーション力が高く、編集部も訪問をした際に非常に助けられました。
やはり初めて顔を合わせる瞬間は、誰しも緊張するでしょう。そんな中、アイスブレイクしてもらえると嬉しいですよね。
そして、同時に安心感を持って、接することができますよね。ワイン初心者からしてみると、非常にありがたいワイナリーなのです。
そんなワイン初心者向けの岩崎醸造では、最新のワイン機械から昔のワイン造りを想起できる醸造設備を見ることができます。
特に、樽が大好きな編集長は信じられないサイズの大樽を見て大興奮!!岩崎醸造に訪れたら絶対に見て帰りたい、そんな空間がたくさんあるワイナリーです。


マンズワイン
マンズワイン
太陽のように日本ワインの未来を照らし続けるワイナリー
「いい葡萄から、いいワインはできる」
この言葉を合言葉にワイン造りを50年以上続けているワイナリーがマンズワインです。この言葉には、他のどのワイナリーよりも強い意思表示なのかもしれません。そう考える根拠は、マンズワインのロゴにあります。
もちろん、ワインもワイナリーの顔となりますが、ロゴやコンセプトこれらもワイナリーの印象を決める一要素であることに変わりありません。そしてマンズワインのロゴにはワイン造りで大切となる「葡萄」そしてその葡萄を熟成させる鍵を握っている「太陽」をロゴに採用しています。まさに、自分たちのワイン造りは「葡萄そして太陽」のおかげであることを象徴しているかのようです。
そんなマンズワインは、日照量、土壌の性質、地形、降雨量など葡萄栽培における最適な環境を独自に調査をし、山梨県と長野県にワイナリーを構えています。
1962年に設立されたマンズワインは、まず最初に山梨県勝沼にワイナリーを完成させました。そして、翌年から最初の仕込みを開始しました。現在は山梨市、甲斐市、甲府市、甲州市を中心に甲州種、マスカット・ベーリーA種を中心に、高品質な葡萄作りをおこなっています。
山梨県勝沼にマンズワインが誕生してから9年後の1971年に千曲川ワインバレーに契約栽培地を拓きました。それから2年後の1973年に小諸ワイナリーを誕生させます。誕生させてまもないうちは、長野県の在来種である善光寺を中心に栽培していましたが、今ではシャルドネ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンなども栽培しています。
それでは、それぞれのワイナリーを紹介していきます。
勝沼ワイナリー@山梨県
マンズワイン勝沼ワイナリーは、山梨県内で最大のワイナリーの1つです。そして、山梨県内でのワイン生産量も最大と言われています。その多くが、勝沼ワイナリーで製造されているのです。最新技術や設備はもちろんのこと、日本のワイン造りの歴史も感じることができるワイナリーが、マンズワイン勝沼ワイナリーです。そして、2020年3月に改修工事を終えリニューアルオープンしています。
小諸ワイナリー@長野県
マンズワイン小諸ワイナリーは、近年熱い注目を浴びている千曲川ワインバレーにあります。この地で、マンズワインのトップレンジである【ソラリスシリーズ】を中心に生産をしています。そして、小諸ワイナリーには、シャトーの名をもつ西欧ワイナリーのように、日本庭園【万酔園】があり、自由に散策することができます。また、マンズワインが多雨な日本でも良質な葡萄を作れるようになるために考案した【レインカット栽培法】の畑も季節によっては見学することができます。
言うまでもなく、マンズワインは山梨ワインそして日本ワインを牽引する代表的なワイナリーの1つになっています。日本における、二大航空会社【JAL】と【ANA】のファーストクラス両方に採用されていたのは、マンズワインだけです。


各種コンクールでも輝かしい賞を受賞しているマンズワインは、2020年山梨ワインドットノム編集部が絶対に訪れたい山梨ワイナリーNo,1でもあります。なぜなら、2020年3月にマンズワイン勝沼ワイナリーは、改装リニューアルイベントを控えていたからです。一体どんなワイナリーになっているのか、非常に楽しみです。ただ残念なことに、新型コロナウイルスの影響で改装イベントは中止になってしまいました。
一刻も早い終息を願い、『新』マンズワインを首を長くして待ちたいと思います。
駒園ヴィンヤード
駒園ヴィンヤード
オンラインストアを持たずとも人気絶頂ワインを多数排出するワイナリー
駒園ヴィンヤードの歴史は、1953年に遡ります。そして当時のワイナリー名は【五味葡萄酒】と別名での創業でした。
つい最近【駒園ヴィンヤード】への変更がされたのです。
そんな駒園ヴィンヤードの特徴は【葡萄】に忠実な【まっすぐ】なワイン造りをするワイナリーです。
また、生産量が少ないためどのワインも入手が非常に困難です。そのため、知る人ぞ知るワイナリーではないでしょか。
編集部も駒園ヴィンヤードには、昨年の夏手前に訪問しています。葡萄畑見学や工場見学はできなかったのですが、とてもたくさんのワインのテイスティングをさせていただきました。どのワインも醸造家の個性が存分に現れていて【面白く本当に美味しいワイン】ばかりでした。【甲州ワイン】と言われても、納得できない独特な香りは今でも忘れません。それほど、他のワイナリーとは一線を画しているワインが造られていました。また、試飲は1本1本のグラスを用意してくれました。些細なことかもしれませんが、そういった雰囲気を含め【純粋にワインの美味しさを楽しんでもらう環境への妥協のなさ】を感じました。
県内トップレベルと呼び声高いワインの質に加え、ワイン初心者でも温かく迎え入れてくれるワイナリーが【駒園ヴィンヤード】なのです。

まるき葡萄酒
まるき葡萄酒
現存する最古のワイナリーであり、日本ワインの礎を築いたワイナリー
明治24年に【まるき葡萄酒】設立します。これは、現存する最古のワイン醸造所と言われています。
また、まるき葡萄酒は日本政府がフランスに派遣をした【土屋龍憲】が創業者のワイナリーでもあります。そのため、日本のワインの歴史を知りたければ、絶対に訪れるべきワイナリーです。そんなまるき葡萄酒は【葡萄造り】に試行錯誤をした結果【羊】を家族に迎え入れています。
それは単なるマスコットキャラクターではなくサスティナビリティつまり、論理的に【葡萄環境】を考えた結果なのです。現に、今年のジャパンワインチャレンジでも金賞を獲得。日本のワイン文化を支えている第一人者であることは間違いありません。
まるき葡萄酒の葡萄
そしてまるき葡萄酒は、全国各地に自社圃場を所有しています。この数は、とても多いです。やはり実績や歴史があるからこそ成せることなのでしょう。
- 北海道富良野市
シャルドネ・メルローなど - 北海道中富良野町
ピノ・ノワール・リースリングなど - 長野県塩尻市
メルロー - 群馬県渋川市
ノートン・小公子など - 山梨県甲州市
甲州・マスカットベーリーAなど - 山梨県山梨市
甲州・メルローなど
工夫が凝らしてある、まるき葡萄酒のラベル
そして、編集部がオススメしたいのは、まるき葡萄酒の【ラベル】です。ラベルには葡萄の葉が描かれています。葡萄の葉は原産地の気候や風の強さにより品種ごと少しずつ形が違います。栽培から真摯に取り組み、それぞれの個性を活かしたワイン造りを心掛けている証として、各葡萄品種に敬意を表して葉をラベルに取り入れているのです。
まるき葡萄酒に関してはまるき葡萄酒公式ホームページより内容を一部引用しております。





シャトー勝沼
シャトー勝沼
日本ワインの伝統を未来に届ける役割を担うワイナリー
【シャトー勝沼】とは、日本のワイン文化がまだ世界に認められていなかった時期からワイン造りに魅了されて尽力してきたワイナリーです。ワイナリーに惚れ携わること140年以上、日本にあるワイナリーの中でも、とても古い伝統的ワイナリーです。
そのため、今では各旅行会社が山梨県の観光ツアーを組む【バスツアープラン】に必ずと言ってもいいほど含まれています。
そんなトラディショナルなシャトー勝沼では【ワイナリー見学】【豊富なテイスティングワイン】【併設レストランでのマリアージュ体験】【オリジナルファームプログラム】を年間を通して楽しむことができます。
■【懇切丁寧なワイナリー見学】■
シャトー勝沼ワイナリーの広大な工場施設は自由見学になっています。
決められたルートを進んでいく見学ですが、自分のペースで見学することができるのがいいですね。
そしてルート上でワイン造りに欠かせない場所では、テキスト解説なども用意されています。編集長が大好きな樽エリアは、夏場は非常に涼しく心地よいです。そして、最後までルートに沿って進むとテイスティングができる【ワイナリーショップ】に到着します。そのまま試飲カップを手にとってテイスティングが可能になっています。まさにムダのない工場見学なのです。
■【初心者から玄人にも好まれるテイスティングコーナー】■
シャトー勝沼のテイスティングシステムは【無料試飲】と【有料試飲】の2種類あります。無料試飲は、甘口のワインに加えて、カウンターで1杯ずつ注いでもらうワインも飲むことができます。ワイン初心者向けのワインと言っても良いワインがザッと10種類前後用意されています。その一方、有料試飲では比較的ワイン慣れしている人向けの辛口タイプのワインが準備されています。もちろん、初心者向けの無料試飲に加え有料試飲をすることもできます。
まさにシャトー勝沼のテイスティングコーナーは、ワイン初心者だけではなく、ワイン慣れしている人も楽しめる素敵な環境と言えます。
■【併設レストランでのマリアージュ体験】■
また、シャトー勝沼には【レストラン鳥居平】が併設しています。そこでは、ワインと本格フレンチ料理のマリアージュを体験することができます。
マリアージュに正解はありません。しかし、ワインを造ってるワイナリーがオススメするマリアージュがハズレなわけがありません。
レストラン鳥居平
山梨県甲州市勝沼町菱山4729
0553-44-3080
ランチタイム:11:00~15:00
ティータイム:15:00~17:00
ディナータイム:17:30~20:00
http://www.toriivilla.jp/
■【ワイナリーファンを増やすオリジナルプログラム】■
そしてシャトー勝沼では、ワインをより身近に感じてもらうための葡萄造り体験プログラム【ファーム トゥ ボトル】も実施しています。
このプログラムに参加すると、ワイナリーが1年を通して経験するワイン造りの工程を経験することができます。


くらむぼんワイン
くらむぼんワイン
宮沢賢治の想いをワインと共に後世に繋いでいくワイナリー
遡ること大正2年に、くらむぼんワインは創業しました。
当時の名前は『くらむぼん』でなく『山梨ワイン』でした。しかし社名が変わったのは、2014年とごく最近です。一見、改名をする理由がないようにも思えるが、『くらむぼん』の由来を知ると、納得します。『くらむぼん』これは、有名作家、宮沢賢治が書いた童話『やまなし』で蟹が話す言葉なのです。
この童話で宮沢賢治が伝えたかった、『人間と自然の共存』『科学の限界』『他人への思いやり』に共感して社名変更に至ったのです。
『ワイン造り』に欠かせない要素をふんだんに盛り込まれています。
つまり、『くらむぼんワイン』は『結果』ではなく『過程』に重点を置き、純粋な心でワインと向き合っていることを強く感じます。
そして、1つ1つのワインの質が本当に高く、購入するときに悩みに悩む、これがクラムボンワインの魅力です。
さらにオーナーのトークが面白い、だからこそワイン初心者にはオススメのワイナリースポットであることは間違いありません。
今後のワインにも注目を忘れてはいけないワイナリーの1つです。



東晨洋酒
東晨洋酒
都会では感じれぬ”人情味”溢れるワイナリー
東晨洋酒は、1963年に葡萄農家の人たちが自分たちで飲むワインを目的に創業されたワイナリーです。
創業から27年が経った1990年に現在の場所【日川】に本拠地を移しました。【日川バカ】という言葉があるほど、この日川地区は地元愛が強いらしいです。よく考えて見ると、おおなるほど!!たしかに!!そういったことを感じる瞬間があります。東晨洋酒の相性でも【サンリバー】ですが、言葉を【サン】と【リバー】に分けてそれぞれ和訳をすると、【サン=日】と【リバー=川】になります。言われないと気づかないと思いますが【サンリバー=日川】を暗示しているのです。そして実は【東晨】という言葉もオーナーの出身校である卒業文集に由来しているとのことです。なにかに縁を感じ、受け継いでいくスタイルは嫌いではありません、非常に素敵なことではないでしょうか。
まさに地域との深い繋がりとともにワイナリーを繁栄させているとも呼べるでしょう。
そんな【東晨洋酒】では、約20種類もの数のワインがテイスティングできます。そして、1つ1つの試飲ワインに対して、瓶詰時のお話や最初の飲みごたえを教えてくれます。やはり、ただ置いてあるワインを1人で黙々と飲むよりも、ストーリーを知りながら飲めるワインは別格ですね。
人当たりがよく、地方からの訪問者を温かく出迎えてくれるワイナリーが【東晨洋酒】です。

アルプスワイン
アルプスワイン
MBAワインで編集長を一目惚れさせたハイクオリティワイナリー
アルプスワインは、1962年に創業をした山梨県笛吹市にある家族経営のワイナリーです。
実は、アルプスワインは元々お米や肥料を扱う問屋を経営していました。その創業者が大のお酒好きであったことがきっかけでワイン造りに関心を抱き、当時地域の農家で運営をしてた【御代咲醸造】を引き取って歴史が始まりました。現在は創業者の息子が社長、創業者の孫である3兄弟が【営業】【醸造】【販売】担当として役割分担してワイナリーを繁栄させています。
アルプスワインでは【前島スタイル】を採用しています。【前島スタイル】が造りあげるワインとは【葡萄本来の成分をそぎ落とさず、クリアでクリーンに造り、熟成でのレベルアップが期待できるワイン】です。そのために、以下の4つの取り組みを行なっています。
- 葡萄本来の成分を損なわないようにすること
ワインの味を損なう大きな要因の1つに挙げられる【果汁の酸化】を防ぐために、搾汁時にドライアイスを用いています。 - クリアでクリーンな味わいを実現する醸造
果物の味を最大限活かすためには、酵母選択と健全な醗酵が不可欠だと考えています。果汁の酸化を防いだ上で、POF(フェノールオフフレーバー)を出さない酵母を選択し、醗酵が止まらないよう管理する醸造を行っています。他にも、細かな醸造上の改善を合わせたことで、クリアでクリーンなワインが生まれています。 - 亜硫酸塩の添加を減少
より健全なワインが造れることで、亜硫酸塩の添加量が少なくても保存効果が期待できるようになります。その結果、従来は亜硫酸塩の味や香りに隠れていたワイン本来の品種の味わいが前面に表現されてます。そしてワイン自体がきちんと熟成された、未来にわたって熟成が期待できるワインを生み出すことが可能となっています。 - ワイン栓の変更によるワイン保存性の向上
コルクに比べスクリューキャップの密閉性能に優位性があることがわかっています。酸素透過を減らしワインの酸化を防ぐことで、白ワインをよりフレッシュに保つことができるようになっています。
現在では【より多くの方に気軽にワインを楽しんで欲しい。難しいことは抜きに美味しさを大事に。】という創業当時からの考えを大切に甘口から辛口まで多種多様なワイン造りに挑戦しています。そして【Small Winery、High quality.】を合言葉に、現在までに【7】つものシリーズワインを誕生させています。
「プラチナコレクション」
「アサンブラージュ Type R」
「ジャパニーズスタイルワイン」
「ルナールワイン」
「にじいろ」と「あじろん」
「スゥィートワイン」
「ルナール・グラン~Hommage de F~」
またワインの品質保持の観点から、スクリューキャップの採用、そしてほぼ主要ワイン製品を750mlボトルへ移行を完了させています。
ちなみに、編集部は【プラチナコレクション】と【ジャパニーズスタイル】をワイン初心者にオススメします。少しずつ、ワインに飲み慣れてくると、両シリーズの飲み比べをすると、葡萄品種によって【プラチナコレクション】が好き【ジャパニーズスタイル】が好きといった意見が別れてくるのが非常に面白いです。


シャトージュン
シャトージュン
アパレル業界からワイン業界に進出する異端児ワイナリー
1979年に誕生した【シャトージュン】は、葡萄と真摯に向き合い、正直なワイン造りを目指しているワイナリーです。
特に、シャルドネや甲州の品質については、「日本ワインコンクール」で8年連続で入賞するなど高く評価されています。
シャトージュンは、江戸時代から葡萄栽培に適した土地として有名な勝沼で葡萄造り、そしてワイン造りをしています。
葡萄造りにおいて大切にしていることは【1本1本の葡萄】に違った魅力があるということです。
若々しい樹木には、瑞々しくキリッとした感じがワインに反映されます。その一方、古木であれば若木にない【深み】【凝縮感】をワインに付与することができます。原料が自然の産物だからこそ、シャトージュンでは葡萄の木の年齢もワイン造りに欠かせない大切なこだわりなのです。
そして、現在白ワインでは【甲州】【セミヨン】【シャルドネ】を中心に醸造、赤ワインでは【マスカットベーリーA】【メルロー】【カベルネ・ソーヴィニヨン】を中心に醸造しています。どのワインにも共通しているのは【エレガントさ】です。ワインがエレガントであればあるほど、料理とのマリアージュを最大限楽しむことができるからです。単体としてもマリアージュワインとしても高いパフォーマンスを魅せるシャトージュンのワインは、山梨ワインドットノムも自信をもってオススメできます。


原茂ワイン
原茂ワイン
勝沼の景観とワインのマリアージュを楽しめるワイナリー
1924年創業の原茂ワインは、まもなく100周年を迎えるワイナリーの1つです。【甲州】を中心に【シャルドネ】【メルロー】【アルモノワール】【ブラッククイーン】などの葡萄品種を栽培しています。そんな原茂ワインは他のワイナリーと異なり、2階にカフェが併設されています。そのため、勝沼の季節ごとの景観を楽しみながら、ワインと山梨の食のマリアージュも楽しむことができるワイナリーになっています。

フジッコワイナリー
フジッコワイナリー
ワインと食の共存共栄を先陣切って促進させているワイナリー
フジッコワイナリーの設立は、驚くことに1990年秋とつい最近のことのように感じます。
しかしながら、満を持しての登場と感じます。それは、フジッコワイナリーは【おまめさん】そして山口美江が出演した【しば漬け食べたい】のCMで一世を風靡した、あの有名なフジッコ株式会社の酒類事業なのです。
創業して以来、【良いワインは良い葡萄から】を合言葉に本格的なワイン造りを目指しています。
とりわけ、大切にしている点は契約生産者との信頼関係です。
【ワイン造り】に欠かせない高品質な葡萄を収穫するためには【持ちつ持たれつ】の関係でなければなりませんよね。
そして、フジッコワイナリーだからこそ造れるワインがあります。それは【日本の食卓に合う美味しいワイン】です。
すでに日本の食の一端を担っているフジッコグループだからこそ造り出せるのです。
そんなフジッコワイナリーが造るワインは、日本産ワインの評価のバロメーターとも言われている【日本ワインコンクール】で素晴らしい成績を残しています。2020年の段階で、300ものワイナリーが存在すると言われている日本の中で直近5年の金賞受賞実績は日本で6番目なのです。
輝かしい成績を残しながらも日本ならではのワインを求めて、これからも挑戦を続けていくと語るフジッコワイナリー。
山梨にあるワイナリーに訪れてみると、工場見学を担当してくれるスタッフの方々や現場の方々も優しく非常に充実な時間を過ごすことができます。



シャトー酒折ワイナリー
シャトー酒折ワイナリー
日常の食卓と寄り添えるワインを目指しているワイナリー
シャトー酒折ワイナリーは、1991年山梨県甲府市に設立された、「日常の食卓で楽しめる、美味しい山梨ワイン」を目指しているワイナリーです。
まず初めに、ワイナリー名に含まれている【酒折】の意味、気になりませんか?
【酒を折る!?】【折れ酒!?】あまり聞いたことがないですね。
調べて見たところ、判明しました。【酒折】とは、古事記・日本書紀に記された山梨で最も古いとされている地名だったのです。
その昔、「大和」朝廷に対抗する「酒折」朝廷があったとも言われているほどです。また、ヤマトタケル伝説にまつわる古代甲斐の中心地であったと伝えられています。これは本当に古いですね。ワイン造りよりも少し前かな、と思っていたのですが1000年以上も余裕で遡るとは驚きです。
そのためか、実際にワイナリーのエントランスには、古事記のヤマトタケル物語を表したステンドグラスが飾られています。
そんな【酒折】では、こんな説もあります。
明治初期より、ワイン用葡萄の栽培が開始されたとされていますが、その葡萄品種開発の先進地だったのが【酒折】だったのです。
まさに、【葡萄】に【ワイン】に所縁のある言葉だったのです。
これを聞けば、納得ですね。
ワイン造りの基本、それは【葡萄栽培】です。葡萄栽培は、ワイナリーの色が大きくでますね。
【シャトー酒折ワイナリー】の葡萄栽培は、【甲州】【マスカットベーリーA】を中心に取り組んでいます。
そして、優秀な栽培家たちと協力をしながら【ワイン造り】をしています。加えて、【シャトー酒折ワイナリー】では地元農家との共生も心がけています。
高品質葡萄を仕入れるために、社員全員で厳しく選定しています。
仕入れた後も、配慮を欠かしません。、醸造設備の衛生管理に細心の注意を払い、醸造に使用する器具は、使用の都度すべての部品を分解し、徹底的に洗浄をしています。実は、丁寧な洗浄や消毒は、結果として亜硫酸の使用量を抑えることにつながります。つまり、徹底した管理は感染症対策だけではなく、葡萄がもつ本来の味わいをそのまま表現できるクオリティの高いワインの生産につながることなのです。さらに、製造工程においても微生物管理を徹底し熱処理をしない瓶詰めまでもおこなっています。【当たり前】のことを【当たり前に】できることは素晴らしいことだと思います。安心感を持つことができます。
【ワイン】を【追求】し続けたシャトー酒折ワイナリーですから、きっと自分のお気に入りの山梨ワインがそこにはあります。




モンデ酒造
モンデ酒造
1本1本のワインに”感動”を詰め込む未来型観光ワイナリー
2020年5月に68周年を迎えた【モンデ酒造】はただワインを製造し売るのではなく
【感動】も届けているワイナリーです。
この【感動】こそ、モンデ酒造が他のワイナリーと一線を画して目指し続けているものであり、魅力です。そして社名に込めた想いである【世界・宇宙規模のワイン造り】を通し、記念すべき100周年に向けて走り続けています。
そんなモンデ酒造を代表するワインが【全てを包み込む懐の深いワイン】と【日常性を重視したバランスワイン】になります。
全てを包み込む懐の深いワイン
全てを包み込む懐の深いワインとしてオススメしているのが【牧丘畑メルロ】と【豊富畑ヤマソービニオン】です。メルロは、最上級の品質を収穫し使用しています。さらに2年以上もの樽熟成を施しています。そしてヤマソービニオンは、荒々しくも特徴的な味わいにアメリカンオーク樽のニュアンスを含ませています。
日常性を重視したバランスワイン
日常性を重視したワインとしてオススメしているのが【甲州】と【マスカットベーリーA】のワインになります。この2タイプのワインは【トップの香り】【口中の印象】【酸の立ち方】【ボディの厚み】【アフターへの調和】など各ワインに重要とされる項目を最も重視してブレンドしています。もちろん、ワイン単体として飲んでも美味しい仕上がりになっていますが、それ以上に食事との相性が重視されたワインと言っても過言ではないのです。
そして、モンデ酒造では一風変わったワインも展開をしています。それは【ワイン缶】です。
【ワインをもっと日常的なお酒にしたい】そんな想いが、モンデ酒造に【ワイン缶の生産】という革新的な一歩を踏み出させました。
モンデ酒造はワイン造りの根幹を担う葡萄栽培を以下のように1年を通しておこなっています。

蒼龍葡萄酒
蒼龍葡萄酒
山梨ワインの伝統と繁栄を担う運命的ワイナリー
蒼龍葡萄酒の創業は1899年にまで遡ります。まさに、日本のワイン醸造の歴史とほぼ同じ歳月を過ごしてきたワイナリーと言っても過言ではないでしょう。
そして非常に興味深いことに、蒼龍葡萄酒の【創業家】は日本のワイン造りの礎を築いた【高野正誠】と【土屋龍憲】と親戚関係にあたるそうです。
なるべくして【ワイナリー】になった、運命的なものを感じるワイナリーでもあります。
そんな蒼龍葡萄酒の名前にある【蒼龍】。凛々しく、逞しい漢字が使われています。
この漢字には、蒼龍葡萄酒の【願い】が込められているのです。
【蒼龍】とは、中国の故事になる東西南北の守護神の中で、幸せを呼ぶ神と言われている【東を守る神様】です。
【甲府盆地の東部】にある【甲州勝沼】で【山梨ワイン】の【蒼龍葡萄酒】のワインの歴史と伝統を守ってくれるよう、想いが込められているのです。

勝沼醸造
勝沼醸造
山梨ワインを世界に導くエッセンシャルワイナリー
勝沼醸造は1937年創業以来、勝沼のワイン産業振興に尽力してきたファミリーワイナリーです。
1990年頃から高品質なワイン造りに注力し始め、2003年にはフランスのワインコンクール「ヴィナリーインターナショナル」で銀賞を受賞するなど、評価を高めてきた実力派ワイナリーです。現在では日本古来のワイン用葡萄品種である「甲州」に特化し、勝沼のテロワールを追及する造り手として日本国内のみならず世界的にも高い注目を集めています。
勝沼醸造のワイン造り
では、世界が認めるワインは一体どのようにして造られているのでしょうか。
今も変わらずあり続ける、勝沼醸造のワイン造りのテーマ、それは「たとえ一樽でも最高のものを」。
良いワインのために、さまざまな手法を取り入れ、良い葡萄を栽培し、醸造にもこだわっています。
湿気の多い日本では、葡萄は棚づくりが一般的です。しかし勝沼醸造では、ヨーロッパなどで主流の垣根仕立てを採用しています。
さらに、1本の樹に実る葡萄を制限している。また、葡萄の肩や先端を落として房を小さく仕上げている。
たしかに葡萄の収量は減りますが、1粒1粒の糖度を高めることができるのです。
日本の土地は栄養が豊富に含まれています。しかし、実はワインの原料となる葡萄は、砂利や石が多く痩せた土地が適しているのです。
そこで、勝沼醸造では葡萄のポテンシャルを高めるために、石灰などを投入して、葡萄に適した土地へと改良を行っています。
雨の時期は葡萄の房ごとに傘をかけるなど、手入れを頻繁にすることで、葡萄を病気にさせないように栽培しています。
氷結濃縮法を採用すると、実は製造コストがかなり高くなるのです。
しかし、価格以上の価値を追求し、他社に先駆けて氷結濃縮法を導入しています。
白ワイン用の葡萄品種は、圧力をかけずに搾汁すると皮や種の渋味・苦味が入らないため、上質な果汁が取り出せると考えられています。
しかし勝沼醸造では、皮と実の間にある甲州種のうま味を取り出すため、しっかりと圧力をかけて搾汁しています。
ゆっくりと丁寧に時間をかけて搾ることで、甲州種ならではの苦みを生かした個性が際立つワインに仕上がっています。


中央葡萄酒
中央葡萄酒
世界を狙い世界を”捉え”つつある日本代表ワイナリー
グレイスワインを一言で表すのであれば【世界と戦う日本代表】ワイナリーではないでしょうか。なぜなら、グレイスワインは、国内でのワイナリー基準ではなく敢えてハードルの高い『世界』に基準を置いているからです。では、世界基準になるために一体どんなことをしているのでしょうか。
グレイスワインは、1923年の創業以来【葡萄栽培】に最も力を注いでいます。それは、ワインの香りや味わいは【葡萄】が決定づけると確信しているからです。だからこそ、グレイスワインでは【葡萄栽培】に大きく関わる【畑】【栽培方法】にはこだわり続けています。1990年以降には欧州系葡萄の垣根式栽培を手がけはじめました。そして、2002年には三澤農場を開園し、甲州葡萄の垣根式栽培も本格化させています。葡萄を収穫だけの観点で捉えるのではなく【醗酵】【貯酒】と醸造工程全体を踏まえた線で考え、最前を引き出せるように努めているのです。
もちろん【中央葡萄酒】の実績は数多のコンクールで受賞をしていること、そして多くの雑誌に掲載されていることから一目瞭然でしょう。
では世界と対等に渡り合っているグレイスワインは、どんなワインをリリースしているのでしょうか。
グレイスワインの代表ブランドは、6種類あります。
GRACE キュヴェ三澤シリーズ
オーナー「三澤茂計」が葡萄栽培からこだわった特別限定ワインシリーズです。
GRACE 甲州シリーズ
日本の固有葡萄品種『甲州』を使用した、グレイスワインを代表するワインシリーズです。
GRACE ヴァラエタルシリーズ
ヴァラエタルとは葡萄品種名を指します。グレイスワインの種類豊かなワインシリーズです。
GRACE スパークリング
グレイスワイン待望のスパークリングワインです。
serena シリーズ
「グレイスワインをもっと気軽に楽しんでもらいたい!」そんな想いから生まれたグレイスワインのカジュアルラインです。
酒精強化ワイン
作家の山本周五郎が生前愛した極甘口の酒精強化ワインです。
中央葡萄酒『グレイスワイン(GRACE WINE)』
山梨県甲州市勝沼町等々力173
0553-44-1230
https://www.grace-wine.com/



大和葡萄酒
大和葡萄酒
“凝縮性”を武器に世界水準を目指すワイナリー
大和葡萄酒は、世界水準でのワイン造りを【品質・価格】の観点から目指しているワイナリーです。
世界水準を目指す上で、大和葡萄酒では【良いワインは良い造り手から】を合言葉に、自分自身に向き合い、そして葡萄と正直に向き合ってワイン造りをおこなっています。この合言葉の背景には日本人らしい【歴史・根源】を大切にする大和葡萄酒らしさが込められています。日本古来の葡萄品種【甲州葡萄】を大切に、日本の環境だからこそ造り上げられるワインを目指しているのです。まさに、日本独自の価値観を誇りに日本独自のワイン造りをおこなっているワイナリーと言えるでしょう。
つまり、大和葡萄酒が「100%」納得できるワインができたとき、それは【歴史】が紡いだ【日本代表ワイン】であることに違いないでしょう。
多くの人が大和葡萄酒の歴史は古く伝統がもたらした実力と思っているのではないでしょうか。たしかに、昭和28年に前身である第十一葡萄酒組合が法人化することがきっかけで、世の中に【大和葡萄酒】の名が生まれました。そしてそれ以来、長野工場の開設、ビール事業展開を進めていましたが、今日のワインブランドを手がけるようになったのは2001年です。そう考えると、現在大和葡萄酒の顔となっているようなワインブランドの歴史が、山梨県内では非常に浅いことがわかります。同時に、ワイナリーのレベルの高さを感じ取ることができるのではないでしょうか。驚くほどの賞を獲得していることが、それを証明してくれているでしょう。
大和葡萄酒 3本の矢
そんな大和葡萄酒の実績を影で支えてくれるものがあります。それは、毛利元就の3本の矢の考え方に近い【大和葡萄酒 3観】です。それは【凝縮】【複雑】【エレガント】です。これらを最重要課題としてワイン造りに励んでいます。
旨味が【凝縮】している葡萄とは一体どんな葡萄なのでしょうか。それは【皮が厚く小さい粒で粗着性のある葡萄】だと大和葡萄酒は考えています。そのため、食用葡萄と醸造用葡萄をしっかりと分けて栽培しています。
【複雑性】を備えていないワインは世界では認められない、と大和葡萄酒は考えています。そのため【複雑性】を表現するために、日々の研究はもちろんのこと、すでに【土壌の改良】【水分量の調整】などに着手をしています。現在、ミネラル豊富な葡萄の栽培をする独自技術の確立には成功しています。
【エレガントさ】とは、内的に感じるものであり、人それぞれ趣味も違えば当然味覚なども異なります。そのため、言葉で表すことは非常に難しいものです。ただ唯一語れることとして、原料となる葡萄、その葡萄の状況に合った最適な醸造方法、酸味、香り、味わい、余韻などすべてのバランスが調和したワインを飲んだときに【エレガントさ】を感じるということです。狙って容易にできるものではなく、1つ1つの工程の質を極めれば極めるほど、光が見えてくると考えられています。


ルミエールワイナリー
ルミエールワイナリー
甲州ワインで編集長を一目惚れさせたトラディショナルワイナリー
ルミエールワイナリーの誕生は、1885年、日本が進取の精神に満ち溢れていた文明開化の黎明期のことです。そこで、ルミエールワイナリーが注目をしたのが、西洋文化の華である「葡萄酒」でした。それ以来、「本物のワインを作るために、本物の葡萄を育てる。」この教えを忠実に守り続け、130年が経ちました。まさに、山梨ワイナリーを、日本ワイナリーの顔でもあるといえるワイナリーでしょう。
すでに、【グラス・オブ・バブリー・アワード2019】で山梨ワイナリー、山梨ワインの評価をあげてくれたことは間違いないでしょう。
これからのルミエールワイナリーに期待したいところです。
そんな歴史も実績も名高いルミエールワイナリーですが、ワイナリー施設も非常に魅力的です。編集部が考える、その魅力は3つあります。【エノマティック機複数導入による試飲環境の充実さ】【葡萄畑〜工場の細部までできるワイナリーツアー】【併設施設で体験できるルミエールワイナリーのマリアージュ】です。
エノマティック機複数導入による試飲環境の充実さ
ルミエールワイナリーでは、エノマティック機が3台導入されています。最大24本ものワインを試飲することができるのです。(24本ものワインを試飲すると、きっとベロベロになる人が多いことでしょう。)そのため、何度訪れても楽しいワイナリーであることは間違いありません。もちろん、最近機械【エノマティック】によって、中で管理されているワインは状態が非常にいいので、美味しいワインを常に飲むことができるのです。これほどまでに試飲の環境が整っているワイナリーは少ないです。ぜひ、潰れない程度に、24本ものワインを試飲してみてはいかがでしょうか。
エノマティックは、ワインの酸化を防ぎ、誰でも簡単にグラスワインを提供できる業務用ワインサーバーです。
レストランでのワインの保存をはじめ、ワインバーでのセルフサービスやワインショップ・酒販店での試飲などワイン提供の幅を広げてくれるものです。
さらに、ワインロスや人件費などお店の悩みを解決し、グラスワインサービスを劇的に向上させてくれます。
- ワインの品質保持アップ
抜栓後の管理は、ワインにとって非常に大切です。エノマティックでは、食添用窒素ガスをワインボトル内に充填させることで、抜栓後のワインの品質を3週間以上保つことができます。世界で唯一、イタリア『キャンティ・クラシコ社』そしてアメリカ『ソムリエ協会』から品質管理技術の証明を受けています。 - 均等量での試飲提供
人の手でワインを提供すると、やはり量がバラバラになってしまいますよね。(もちろん、バラバラのほうが人情感があって素敵なのですが。)
このエノマティックは、抽出量を3種類まで自由に設定できます。そしてボタン1つで、設定された量のワインを提供することができます。 - 温度管理
それぞれのワインタイプに応じて、最適な温度で保存・提供することが可能です。 - ワインカードの利用
ワインカードを利用することでセルフサービスでワインを提供できます。また、来店頻度や好みのワインなどの情報管理もできます。 - デザイン性
LED照明がワインのラベルを美しく演出してくれます。2012年グッドデザイン賞を受賞しています。
葡萄畑〜工場の細部までできるワイナリーツアー
そして、ワイナリーに行ったときに外せないもの、それは【ワイナリー見学】でしょう。ルミエールワイナリーツアーは、山梨ワイナリーの中でも非常に充実した時間を過ごせるワイナリー見学ができると思います。
では、編集部が考えている充実した時間とは。それはワイン造りの現場をどれだけ知れるか、だと思います。つまり、ワインができるまでの流れを全て観れるかどうかです。実際にワイナリーショップで販売されているワインの造り方の流れを見て行くと、理解が深まり、感動が生まれ自然と【飲んでみたい!!】といった気持ちに駆られる人が多いです。特に、葡萄畑を一緒に見れる、というのはポイントが高いです。他のワイナリーでは、葡萄畑に踏み込んで見れることがあまりないのです。そのため、編集部としては
【ワイナリー見学1時間コース】がオススメです。
ワイナリー見学1時間コース
10:30〜
※1日1回
①葡萄畑(日本式の棚仕立てによる畑・ヨーロッパ式の垣根仕立ての畑)→②醸造棟→③国の登録有形文化財「石蔵発酵槽」→④地下セラー
※30分コースよりも詳しく案内をしてくれます。
税込1,000円/1人
※試飲代金は含まれていません。
※予約は、2人から可能です。
※前日の15時までに、予約をしてください。
ワイナリー見学30分コース
11:45~,
14:00~,
16:00~,
※8月~11月の土日祝日のみ、16時のコースが増便されます。
①葡萄畑(日本式の棚仕立てによる畑)→②醸造棟→③国の登録有形文化財「石蔵発酵槽」→④地下セラー
税込500円/1人
※試飲代金は含まれていません。
※予約は、2人から可能です。
※前日の15時までに、予約をしてください。
・団体のお客様の予約やイベント等がある場合、予約ができないことがあります。
・見学のルートは都合により、変更する場合があります。
・9月~11月の土日祝日に塩山駅および勝沼ぶどう郷駅からタクシーを利用予定の場合、タクシー台数に限りがあるので予約をオススメします。
ぜひ、ルミエールワイナリーツアーに参加してみてください。
併設施設で体験できるルミエールワイナリーのマリアージュ
そして、最後の魅力はルミエールワイナリーに併設している【レストラン『ゼルコバ』】です。
- 甲斐サーモン、甲州ビーフ、ルミエール自家製ワインベーコン、大塚人参、クレッソン(道志村)、各種フルーツなど季節ごとの地元食材を使っています。バターは多用せず、自家製ワイン、ヴィネガー、ピラン塩で軽やかに調理しています。目に鮮やか身体にも優しい料理が特徴的です。
やはりワインは、食事と切り離せない大切な飲み物です。そのため、ワイン単体で美味しいものが一緒に食べる食事に応じて、食事の美味しさやワインの美味しさが変わることが多いのです。もちろん、ワイン単体で美味しければ、ワイン単体で味わうものと割り切ればいいのですが、せっかくであれば食事とも楽しみたいですよね。だから、ワイナリーに併設しているレストランがあれば、すぐさま検証ができるのです。
さらに、そのワイナリーのスタッフやレストランスタッフとも相談することができ、より一層ワインに対しての理解が深めることができるのです。ぜひ、ルミエールワイナリーに行く際は、併設レストラン『ゼルコバ』にも足を運んでみてください。
ゼルコバ
〒405-0052 山梨県笛吹市一宮町南野呂624
0553-47-4624
平日ランチ:11:30~14:00(L.O.)
平日ディナー:17:30~20:00(L.O.)
土日祝日ランチ:11:00~,12:45〜
土日祝日ディナー:17:30~20:00(L.O.)
1月~3月:月・火曜日
4月~8月:火曜日
9月~11月:無休
12月:火曜日


丸藤葡萄酒
丸藤葡萄酒
日本ワインが進化する礎を築き上げたパイオニアワイナリー
【丸藤葡萄酒】は、明治23年に自宅の庭に小さな葡萄酒醸造所を造ったことから歴史が始まったワイナリーです。それ以来、親子四代でワイン造りに尽力をしています。甲州葡萄をはじめ、欧州系品種のカベルネ・ソーヴィニヨン、プティヴェルド、シャルドネなどの栽培、醸造に試行錯誤を重ねながら【世界に誇る日本のワイン】を目指しています。
シャトーメルシャン
シャトーメルシャン
日本が世界に誇る絶対的エースワイナリー
シャトーメルシャンは、日本が誇る、代表的なワインメーカーです。そして、日本のワイン文化の礎を作ったワイナリーの1つです。
では、日本で屈指のワイナリー、メルシャンはどんなワイン造りをしているのでしょうか。
シャトーメルシャンのブランドコンセプトは、シンプルであり基本に忠実なものでした。
『Growing Differences in the world』
「いいワインとは、その土地の気候、風土、生産者によって育てられる葡萄をそのまま表現したもの」
この信念を軸に、世界と切磋琢磨しているワイナリーです。
そして実行してきたことが正しかったと物語っているのは、「歴史」そして「実績」ではないでしょうか。
そんなメルシャンの歴史は、約140年前の1870年代にまでさかのぼります。
明治時代終わりに、シャトーメルシャンの源流となる『大日本山梨葡萄酒会社』が創業されました。
つまり、シャトーメルシャンは日本ワインの原点なのです。そしてやはり、創業の段階からシャトーメルシャンではありませんでした。
名前だけを見ると、外国企業のように感じられてしまいますからね。笑
そして、創業から約70年後に「メルシャンブランド」が誕生します。着実なる努力の結果、ついに大きな一歩が動き出したのが1966年。
国際ワインコンクールで、日本初の金賞を受賞したのです。この瞬間、明治政府がフランスにワイン造りを勉強させた種が実った瞬間でした。
同時に、日本のワイン文化が世界に広まる第一歩、スタートラインに立ったとも言える瞬間でした。
そのスタートラインにいち早くたったのが、メルシャンだったのです。
そして1970年に、今日で最も広く知られているであろう「シャトーメルシャンシリーズ」が誕生しました。
月日を重ね、様々なトライを重ね今に至ります。今では、山梨県だけでなく秋田県、福島県、長野県にも畑を構え何十種類もの品種を栽培しています。
まさに日本のワイン技術の最先端を行くワイナリー、それがシャトーメルシャンです。
「アイコン」シリーズ
世界トップクラスの産地から生まれる、各ワイナリーの最高峰ワインシリーズです。
「テロワール」シリーズ
【適品種・適所】のコンセプトのもと、山梨県、長野県、秋田県、福島県の4つの県から、葡萄品種にふさわしい産地・区画を選びました。
その個性を最大限に引き出したテロワールシリーズです。
「クオリティ」シリーズ
【日常に「日本ワイン」のおいしさをお届けしたい。】
その想いを実現させるために、醸造家が感性を研ぎ澄ませて醸造しました。新しい日本ワインのスタンダードとなるワインシリーズです。



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