新酒や新ヴィンテージのワインが本格的に世の中に送り込まれる時期になりました。嬉しい反面、どのワインを買えばいいか悩んでしまいますね。もちろん、ワインに慣れている人からしたらその悩みも嬉しいものですが、ワイン初心者からすると困ったものですよね。
そこで今週は、アパレル業界からワイン業界へと驚くべき進出をし成功を遂げている【シャトージュン】の【初心者オススメワイン】を紹介したいと思います。この機会に、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。
シャトージュンとは!?
1979年に誕生した【シャトージュン】は、葡萄と真摯に向き合い、正直なワイン造りを目指しているワイナリーです。
特に、シャルドネや甲州の品質については、「日本ワインコンクール」で8年連続で入賞するなど高く評価されています。
シャトージュンは、江戸時代から葡萄栽培に適した土地として有名な勝沼で葡萄造り、そしてワイン造りをしています。
葡萄造りにおいて大切にしていることは【1本1本の葡萄】に違った魅力があるということです。
若々しい樹木には、瑞々しくキリッとした感じがワインに反映されます。その一方、古木であれば若木にない【深み】【凝縮感】をワインに付与することができます。原料が自然の産物だからこそ、シャトージュンでは葡萄の木の年齢もワイン造りに欠かせない大切なこだわりなのです。
そして、現在白ワインでは【甲州】【セミヨン】【シャルドネ】を中心に醸造、赤ワインでは【マスカットベーリーA】【メルロー】【カベルネ・ソーヴィニヨン】を中心に醸造しています。どのワインにも共通しているのは【エレガントさ】です。ワインがエレガントであればあるほど、料理とのマリアージュを最大限楽しむことができるからです。単体としてもマリアージュワインとしても高いパフォーマンスを魅せるシャトージュンのワインは、山梨ワインドットノムも自信をもってオススメできます。

編集部がオススメする【シャトージュン】ワインを徹底解説
今回も編集部は、
- 葡萄由来の再現性
- コストパフォーマンス
- 飲み比べなどの相性
- 食事との相性
を基準にワインを選んでいます。
つまり、専門用語中心だと理解が追いつかず、途中で脱線をしてしまいます。結果として、ワイン離れが起こってしまいます。ワインは奥が深く、知れば知るほど、飲めば飲むほど面白い世界です。そんな世界に足を踏み入れたにもかかわらず、すぐに抜けてしまうのは非常に残念です。そうならないためには、最初のワインが大切なのです。
また、今回の評価は【ワイン初心者】が数多あるワイナリーから選ぶ際の手助けとなるために作ったものであって、ワインをランキングづけるものではありません。
甲州
甲州
サミット会議でも振舞われたシャトージュンの代表「甲州」ワイン
甲州
甲州葡萄
辛口
税込2,200円
ソーヴィニヨンブラン
ソーヴィニヨンブラン
「レモンサワー」好きがどハマりする「酸味」豊かな目覚める白ワイン
ソーヴィニヨンブラン
ソーヴィニヨンブラン
辛口
税込3,850円
スパークリング
スパークリング
どんなシチュエーションにも至福の時間をもたらしてくれる名酒
スパークリング
甲州葡萄
中口
税込2,310円
- 今回は白ワイン2本、スパークリングワイン1本の紹介でした。シャトージュンが造る【甲州】は、日本だけではなく世界のトップオブトップが飲んだ甲州ワインシリーズです。一国の代表が飲んだワインとは、どんなものか感じてみたくありませんか。もちろん、編集部も異ヴィンテージにはなりますが、テイスティングをワイナリーでさせていただきました。香りから豊かに感じる【甲州らしさ】。そして口当たりから感じる葡萄由来の果実味。飲んだ瞬間から、身体全体で【甲州ワイン】を感じることができます。そしてすぐさま、食事を欲してしまいます。そんな【甲州ワイン】と比較して飲んで欲しいワインが【ソーヴィニョンブラン】になります。【ソーヴィニョンブラン】は副編集長が大好きな品種の1つです。その魅力はなんと言っても【酸味】の強さです。そのため酸味を好む人にはウケるタイプのワインだと思っています。では、なぜこのセットの飲み比べをオススメするのか、それは【自分の好きな白ワインのタイプ】がわかるようになるからです。もちろん、以前から紹介しているように【甲州】同士の比較は【ワインの面白さ】を強く感じることができます。しかしながら、自分が好きなワインのタイプを知るには、異品種の飲み比べは外せません。今回紹介している【甲州】と【ソーヴィニョンブラン】の飲み比べをすることで【苦味】が得意か苦手か、【酸味】が得意か苦手か、わかるようになります。そしてそれがわかるようになると、また他の品種と飲み比べをすることで自分の好きな葡萄品種がわかるようになります。
最後にチョイスしたのが【スパークリング】です。これは最初に紹介した【甲州葡萄】を使っています。違いは、スティルワインとしての甲州とスパークリングワインとしての甲州になります。さらに今回は、同じ甲州葡萄でもワインの仕上がりが違います。【甲州】は辛口ですが【スパークリング】中口になります。つまり、スパークリングのほうはやや甘いということですね。同じ甲州でも、中口よりも甘くなれば飲めるのか、やはりダメなのか、このように、適切に目的をもったテイスティングをすれば、【ワイン初心者】の方でも自分のワインスタイルが徐々に明かされていくわけなのです。ぜひ、実践してみてください。
編集長は、レモンサワーにクエン酸いれちゃうほど【酸っぱい】もの大好きです。
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非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
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