突然ではありますが、みなさんはブランド品を使っていますか。編集部の主観的ではありますが、財布をはじめとした小物は【ルイヴィトン】【グッチ】などハイブランドを使っている人が多いように感じます。
実は、ワインにもブランドがあったことを知っていますか。日本が世界に誇るワインブランドそれが【GI Yamanashi】です。そして、つい先日【GI Yamanashi】のワインだけを取り扱ECサイト【GI Yamanashi】が誕生しました。現在開催している【期間限定10%オフキャンペーン】含めて紹介をしたいと思います。この機会に、日本が誇る山梨ワインを手にとってみてはいかがでしょうか。
Contents
期間限定10%オフキャンペーンとは!?
【GI Yamanashi】のワインだけを取り扱ECサイト【GI Yamanashi】が2020年9月29日に誕生しました。そして現在、オンラインストア【GI Yamanashi】では【期間限定10%オフキャンペーン】を実施しています。【期間限定10%オフキャンペーン】とは、初回のショッピング時に、2回目以降に何度でも利用できる【クーポン】がもらえるイベントです。利用できる期間は決まっているので、確認して使いましょう。
■プレゼント期間■
2020年12月24日までに注文するとプレゼントされます。
■有効期限■
2021年1月31日まで
・クーポン利用の際は、必ずログインをして注文をしてください。
・注文完了後のクーポン利用はできません。
・他のクーポンとの併用はできません。
・クーポンは繰り返し利用可能です。
・ドメイン【@next-v.jp】をメール受信許可設定に指定してください。
GI Yamanashiとは!?
では、先ほどから頻繁に登場している【GI Yamanashi】とは一体なにを意味するのでしょうか。
GI Yamanashi 「Geographical Indication」
の略称です。和訳すると「地理的表示」になります。この地理的表示は、品質や評価が地理的原産地に由来する場合に限り、その原産地を特定する表示のことです。ちょっとわかりにくいですね。世界的な視野でワインを見ると【ボルドー】【ブルゴーニュ】といった言葉が該当します。多くの人が【ボルドー】【ブルゴーニュ】といった言葉を見ると【いいワイン】と感じる人もいるのではないでしょうか。この【安心感】を与えてくれるのが【地理的表示】の強みになります。そしてこの地理的表示に関して、世界貿易機関WTOはそれぞれの国で法的措置または行政措置を行うことを義務付けています。日本では【国税庁】が指定した条件をクリアしたものに、地理的表示の権利を与えています。その権利が与えられたワインが【GI Yamanashi】というわけです。
他のワインと一線を画すために、条件をクリアしたワインには以下の【GI Yamanashi】表記がされています。
つまり、この表記があるワインは【国際的に保護】されていることになります。
このおかげで【GI Yamanashi】が表示されたワインは、原産地とその品質が保証されることになります。そして、国内外においてワイン産地【山梨】のブランド力がより一層高まる結果に繋がることが期待できるようになっています。
では国税庁はどんな基準で【GI Yamanashi】と定めているのでしょうか?
大きな枠組みとしては
- 原料の基準
・山梨県で収穫された葡萄のみを使用していること
・葡萄品種は、甲州、マスカット・ベーリーAなど42品種に限られていること
・一定の糖度以上の葡萄のみを使用していること - 製法等の基準
・山梨県内で醸造、貯蔵、容器詰めしたものであること
・アルコール度数は辛口が8.5%以上、甘口が4.5%以上であること
・補糖、補酸等には一定の制限があること - 品質の基準
・地理的表示「山梨」管理委員会が官能審査などの厳格な品質審査や表示審査をクリアしていること
の基準が定められています。しかし、実際にはもっと詳細な定義があるので
【GI Yamanashiワイン】は非常に厳しいラインをクリアしたワインと捉えていただければいいと思います。
実際に国税庁が定めるGI Yamanashiに関する詳細な定義は以下のようになっています。
地理的表示「山梨」生産基準
1 酒類の産地に主として帰せられる酒類の特性に関する事項
(1)酒類の特性について
イ 官能的要素
山梨ワインは、甲州やマスカット・ベーリーAなどの山梨で古くから栽培されているぶどうや、ヨーロッパを原産とするヴィニフェラ種など、様々なぶどう品種について、山梨の自然環境に根付くよう品種改良や栽培方法等の工夫を行ってきたことにより、ぶどう本来の香りや味わいといった品種特性がよく顕れた、総じてやや穏やかな酸味を有するバランスの良いワインである。
その中でも甲州を原料としたワインは、口中で穏やかな味わいを感じることができ、またドライなワインはフルーティーな柑橘系の酸味を有する。
また、マスカット・ベーリーAを原料としたワインは、鮮やかな赤色の色調を有し、甘さを連想させる香りとタンニンによる穏やかな渋みを有する。
さらに、ヴィニフェラ種を原料とした白ワインは、やや穏やかな酸味とよく熟したヴィニフェラ種特有の果実の香りを有し、口に含むとボリューム感に富んでいる。ヴィニフェラ種を原料とした赤ワインは、しっかりとした色調を有し、タンニンによる十分な渋みとふくよかさのバランスが良い。
ロ 化学的要素
山梨ワインは、アルコール分、総亜硫酸値、揮発酸値及び総酸値が次の要件を満たすものをいい、発泡性を有するものも含む。
(イ) アルコール分は8.5%以上20.0%未満。ただし、補糖したものは上限値を15.0%未満とし、甘口のもの(残糖分が45g/L以上のものをいう。以下同じ。)は下限値を4.5%以上とする。
(ロ) 総亜硫酸値は250mg/L未満(甘口のものを除く。)。
(ハ) 揮発酸値は赤ワインで1.2g/L以下。白ワイン及びロゼワインで1.08 g/L以下。
(ニ) 総酸値は3.5g/L以上。
(2)酒類の特性が酒類の産地に主として帰せられることについて
イ 自然的要因
山梨県は、西側の県境を走る赤石山脈系の高山群と、南側の県境から北東に伸びる富士火山系の高山群に囲まれた山間地である。海洋の影響が少ないため、梅雨や台風の影響を受けにくく、盆地特有の気候として、日中は気温が上昇するが、朝夕は大きく気温が低下するため、1日の気温差が大きい。
この自然環境により、ぶどうの成育期においては、梅雨による多湿の影響が少なく、成熟期においても台風等による風害や日照不足を原因とする病害が発生しにくいため、ぶどうの栽培に適しており、ぶどうの着色や糖度などの品質全体に良い影響を与えている。ぶどう栽培地は、主として富士川の支流流域に沿って広がっている。多くのぶどう栽培地は、花崗岩及び安山岩の崩壊土から成る、土層が深く肥沃で排水も良好な緩傾斜にある。このような好条件を有するため、ぶどうは健全でよく熟し品種特性が良く維持されたバランスの良いワインとなる。
ロ 人的要因
山梨ワインの生産は、1870年頃から始まったといわれている。当時は、栽培されたぶどうのほとんどが生食用として消費されており、その余剰によりワインの生産が行われていた。ぶどうの栽培量が増加しても、ワインに加工し販売することができたため、農家は過剰生産を恐れずにぶどう栽培に取り組むことができ、ぶどう栽培技術の創意や改善が重ねられていった。これにあわせて、ワインの製造量も増加し、醸造技術も蓄積されていくなどの好循環が生まれ、地域の経済発展を担ってきた。
このようなワイン産業に対しては、明治時代より、政府や山梨県庁、市町村が法的整備や資金支援、品種改良に関する研究開発など様々な支援を行ってきた。現在は、県の機関として山梨県工業技術センターの中にワインセンターが設置されており、ぶどう栽培やワイン醸造の研究開発のみならず、山梨のワイン製造者に対する技術指導・支援を行っており、高品質な山梨ワインを生産する技術的基盤になっている。また、山梨大学には1947年に発酵研究所(現ワイン科学研究センター)が設置されるなど、更なる研究開発や人材育成に注力している。
日本のぶどう産地はヨーロッパのぶどう産地に比べれば降雨量が多く、山梨県もぶどうの栽培期間中に雨の影響を受けるが、山梨県のワイン事業者は、垣根栽培のぶどうに傘をかけたり、雨の跳ね返りを防ぐため垣根の高い位置でぶどうを育てるなど、様々な工夫により、品質の高いぶどう栽培を根付かせてきた。
山梨ワインは、魚介類の食事とワインを合わせた際に生臭みの原因となる物質を発生させる鉄分の量が海外で生産されるワインと比べ総じて少ない。これは、山梨県は海洋に面していない地域でありながら、寿司屋が多いなど魚介類の消費を好む傾向があり、このような地域の人々の嗜好に合うようワインの製造工程で工夫が重ねられた結果であるといえる。山梨ワインは和食等の魚介類を材料に用いた食事と相性が良く、山梨県の人々にとってワインが身近な酒類として定着してきた一つの要因といえる。
2 酒類の原料及び製法に関する事項
地理的表示「山梨」を使用するためには、次の事項を満たしている必要がある。
(1)原料
イ 果実に山梨県で収穫されたぶどう(次に掲げる品種に限る。)のみを用いたものであること。
甲州、マスカット・ベーリーA、ブラック・クイーン、ベーリー・アリカントA、デラウェア、交配品種(甲斐ノワール、甲斐ブラン、サンセミヨン、アルモノワール、ビジュノワール、モンドブリエ)、ヴィニフェラ種(シャルドネ、セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ブラン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、カベルネ・フラン、ピノ・ノワール、プティ・ヴェルドー、シュナン・ブラン、ピノ・グリ、ヴィオニエ、シェンブルガー、リースリング、ゲベルツトラミナー、ミュスカデ、サンソー、テンプラニーリョ、マルベック、タナ、アルバリーニョ、サンジョベーゼ、ネッビオーロ、バルベーラ、ピノ・ムニエ、ジンファンデル、ツバイゲルトレーベ、グルナッシュ、カルメネール、プティ・マンサン)
ロ 酒税法第3条第13号に規定する「果実酒」の原料を用いたものであること。ただし、同法第3条第13号ニに規定する香味料(以下単に「香味料」という。)は、ぶどうの果汁又はぶどうの濃縮果汁(いずれも山梨県で収穫されたぶどうのみを原料としたものに限る。)に限り用いることができる。
ハ 果汁糖度が、甲州種は14.0%以上、ヴィニフェラ種は18.0%以上、その他の品種は16.0%以上であるぶどうを用いること。ただし、ぶどう栽培期間の天候が不順であった場合には、当該ぶどう栽培期間を含む暦年内に収穫されたぶどうに限り、それぞれの必要果汁糖度を1.0%下げることができる。
なお、酒税法3条第13号ハに掲げる製造方法により製造するもののうち、他の容器に移し替えることなく移出することを予定した容器及び密閉できる容器等で発酵させることにより発泡性を有することとするものに用いるぶどうについては、甲州種は11.0%以上、ヴィニフェラ種は15.0%以上、その他の品種は13.0%以上であるぶどうを用いることができる。
ニ 原料として水及びアルコールを使用していないこと。ブランデー及びスピリッツについては、他の容器に移し替えることなく移出することを予定した容器で発酵させたものに、発酵後、当該容器にブランデー及びスピリッツを加える製法を行う場合に限り使用すること。
(2)製法
イ 酒税法第3条第13号に規定する「果実酒」の製造方法により、山梨県内において製造されたものであり、「果実酒等の製法品質表示基準(平成27年10月国税庁告示第18号)」第1項第3号に規定する「日本ワイン」であること。
ロ 酒税法第3条第13号ロ又はハに規定する製造方法により、糖類(酒税法3条第13号ハに掲げる糖類のうち、他の容器に移し替えることなく移出することを予定した容器及び密閉できる容器等で発酵させることにより発泡性を有することとするものに用いる糖類を除く。)を加える場合は、その加える糖類の重量が、果実に用いたぶどうの品種ごとに、それぞれ次の範囲内であること。
・ 甲州種 100ml当たり10g
・ ヴィニフェラ種85%以上 100ml当たり6g
・ その他の品種 100ml当たり8g
ハ ぶどうの収穫からワインの瓶詰を行うまでの補酸の総量が9g/L以下であること。
ニ 除酸剤については、総酸値を5g /L低減させるまで加えることができること。
ホ 製造工程上、貯蔵する場合は山梨県内で行うこと。
ヘ 山梨県内で、消費者に引き渡すことを予定した容器に詰めること。
3 酒類の特性を維持するための管理に関する事項
(1)地理的表示「山梨」を使用するためには、当該使用する酒類を酒類の製造場(酒税法(昭和28年法律第6号)第28条第6項又は第28条の3第4項の規定により酒類の製造免許を受けた製造場とみなされた場所を含む。)から移出(酒税法第28条第1項の規定の適用を受けるものを除く。)するまでに、当該使用する酒類が「酒類の産地に主として帰せられる酒類の特性に関する事項」及び「酒類の原料及び製法に関する事項」を満たしていることについて、次の団体(以下「管理機関」という。)により、当該管理機関が作成する業務実施要領に基づく確認を受ける必要がある。
管理機関の名称:地理的表示「山梨」管理委員会
住所:山梨県甲府市東光寺3-13-25地場産業センター2階
山梨県ワイン酒造組合内
電話番号:055-233-7306
ウェブサイトアドレス http://www.wine.or.jp
(2)管理機関は、業務実施要領に基づき、ぶどう栽培期間の天候が不順であったと認める場合には、直ちにその旨を公表する。
4 酒類の品目に関する事項
果実酒
別紙2 備考
酒類の地理的表示に関する表示基準(平成27年国税庁告示第19号)第10項第3号の規定により、第9項の規定を適用しないものとして公示する商標その他の表示については、以下の「商標その他の表示」のとおりです。
商標その他の表示
甲州市原産地呼称ワインの認証条例(平成20年甲州市条例第34号)の規定により行う認証の表示
(注)地理的表示「山梨」の指定をした日前から使用していた上記の「商標その他の表示」に限り、地理的表示「山梨」の指定後も、引き続き表示を認めるものです。
5 統一ロゴ
地理的表示「山梨」のラベル表記は、GI Yamanashi(GI=Geographical Indicationの略)を統一ロゴとする。
オススメセットワイン特集
それでは2020年10月15日時点で販売している
【オススメセットワイン特集】を紹介したいと思います。
Cセット
GI山梨ワイン 6本セット
Cセット
GI山梨ワイン 6本セット
登美の丘@サントリー登美の丘ワイナリー
山梨のベーリーA 樽熟成@蒼龍葡萄酒
マスカット・ベーリーA@北野呂醸造
フジクレール 甲州シュール・リー@フジッコワイナリー
シャンモリ 山梨 甲州@盛田甲州ワイナリー
Sul fiato Koshu@塩山洋酒
税込13,221円(送料込)
登美の丘 ブラック・クイーン/マスカット・べーリーA
登美の丘 ブラック・クイーン/マスカット・べーリーA
ブラック・クイーン72%、マスカット・べーリーA28%
2017
ミディアムボディ
1,745本
税込4,400円
サントリー登美の丘ワイナリー
山梨のベーリーA 樽熟成
山梨のベーリーA 樽熟成
マスカット・べーリーA
2019
ミディアムボディ
税込1,760円
蒼龍葡萄酒
マスカット・ベーリーA
マスカット・ベーリーA
マスカット・べーリーA
2019
ライトボディ〜ミディアムボディ
税込1,430円
北野呂醸造
フジクレール 甲州シュール・リー
フジクレール 甲州シュール・リー
甲州葡萄
2018
辛口
税込1,881円
フジッコワイナリー
シャンモリ 山梨 甲州
シャンモリ 山梨 甲州
甲州葡萄
2019
やや辛口〜辛口
税込1,650円
盛田甲州ワイナリー
Sul fiato Koshu
Sul fiato Koshu
甲州葡萄
2019
辛口
税込2,100円
塩山洋酒
Fセット
GI山梨ワイン 6本セット
Fセット
GI山梨ワイン 6本セット
くらむぼんマスカット・ベーリーA@くらむぼんワイン
峡東Selection@麻屋葡萄酒
いろベーリーA@まるき葡萄酒
ロリアン勝沼甲州@白百合醸造
甲州ヴィンテージ@勝沼醸造
スパークリング 甲州@ルミエールワイナリー
税込13,140円(送料込)
くらむぼんマスカット・ベーリーA
くらむぼんマスカット・ベーリーA
マスカット・ベーリーA
2018
ミディアムボディ
税込2,525円
くらむぼんワイン
峡東Selection
峡東Selection
マスカットーベーリーA、ベーリーアリカントA、カベルネ・ソーヴィニヨン、サンジョヴェーゼ
2019
ミディアムボディ
税込1,980円
麻屋葡萄酒
いろベーリーA
いろベーリーA
マスカット・ベーリーA
2019
ライトボディ
税込1,980円
まるき葡萄酒
ロリアン勝沼甲州
ロリアン勝沼甲州
甲州葡萄
2019
辛口
税込2,035円
白百合醸造
甲州ヴィンテージ
甲州ヴィンテージ
甲州葡萄
2019
辛口
税込1,980円
勝沼醸造
スパークリング 甲州
スパークリング 甲州
甲州葡萄
2017
辛口
税込2,640円
ルミエールワイナリー
Iセット
GI山梨ワイン 4本セット
Iセット
GI山梨ワイン 4本セット
Nカベルネ・ソーヴィニョン@くらむぼんワイン
フジクレール カベルネ・ソーヴィニヨン@フジッコワイナリー
登美の丘@サントリー登美の丘ワイナリー
Lespedeza Koshu@塩山洋酒
税込15,694円(送料込)
Nカベルネ・ソーヴィニョン
Nカベルネ・ソーヴィニョン
カベルネ・ソーヴィニヨン、プティヴェルド、タナ
2016
フルボディ
税込5,093円
くらむぼんワイン
フジクレール カベルネ・ソーヴィニヨン
フジクレール カベルネ・ソーヴィニヨン
カベルネ・ソーヴィニヨン
2018
フルボディ
税込3,201円
フジッコワイナリー
登美の丘 甲州
登美の丘 甲州
甲州葡萄
2018
辛口
税込4,400円
サントリー登美の丘ワイナリー
Lespedeza Koshu
Lespedeza Koshu
甲州葡萄
2019
辛口
税込3,000円
塩山洋酒
Kセット
GI山梨ワイン 6本セット
Kセット
GI山梨ワイン 6本セット
登美の丘 赤@サントリー登美の丘ワイナリー
シャンモリ 山梨 マスカット・ベーリーA@盛田甲州ワイナリー
マスカットベリーAアンウッデッド honobe vineyard@シャトー酒折ワイナリー
薫風香 白@北野呂醸造
甲州シュールリー@ルミエールワイナリー
トラディショナルリッチテイスト甲州@蒼龍葡萄酒
税込13,090円(送料込)
登美の丘 赤
登美の丘 赤
メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド、カベルネ・フラン
2017
ミディアムボディ
税込4,400円
サントリー登美の丘ワイナリー
シャンモリ 山梨 マスカット・ベーリーA
シャンモリ 山梨 マスカット・ベーリーA
マスカット・ベーリーA
2019
ライトボディ
税込1,650円
盛田甲州ワイナリー
マスカットベリーAアンウッデッド honobe vineyard
マスカットベリーAアンウッデッド honobe vineyard
マスカット・ベーリーA
2019
ライトボディ〜ミディアムボディ
税込1,760円
シャトー酒折ワイナリー
薫風香 白
薫風香 白
甲州葡萄、シャルドネ、サンセミヨン
2019
やや辛口
税込1,760円
北野呂醸造
甲州シュールリー
甲州シュールリー
甲州葡萄
2019
辛口
税込1,760円
ルミエールワイナリー
トラディショナルリッチテイスト甲州
トラディショナルリッチテイスト甲州
甲州葡萄
2019
辛口
税込1,760円
蒼龍葡萄酒
編集部オススメ!!絶対に買うべきワイン
先ほどは【山梨県ワイン酒造組合】がオススメするセットワインを紹介しました。続いては、山梨県にあるワイナリーをほぼ制覇した【山梨ワインドットノム編集部】が販売されているワインの中でオススメするワインを白ワイン1本赤ワイン1本紹介したいと思います。セレクトポイントは1つ【日本人】が飲んで【純粋に】美味しいと感じれるワインを基準にしています。前述しているように、GI Yamanashiは世界ワインに対応している策でもあります。そのため、世界各国の人が飲んで【美味しい】と高評価を目指しているのは当たり前ですが、やはり順序としては【国内】での評価を今まで以上に高める必要もあると思っています。編集部が紹介する2本は、ワイン好きはもちろんのこと【ワイン初心者】にも好まれると自負しています。
プラチナコレクション マスカット・ベーリーA
プラチナコレクション マスカット・ベーリーA
編集部を魅了した至宝たるMBAワイン
プラチナコレクション マスカット・ベーリーA
マスカット・ベーリーA、カベルネ・ソーヴィニヨン
2017
ミディアムボディ
税込2,530円
アルプスワイン
甲州ドライ
甲州ドライ
甲州ワインのスタンダードと言えばこの1本
甲州ドライ
甲州葡萄
2019
辛口
税込1,650円
シャトー酒折ワイナリー
参画山梨ワイナリーを徹底紹介
オンラインストア【GI Yamanashi】には、執筆時点で15もの山梨ワイナリーが参画しています。どのワイナリーも山梨県を代表する素晴らしいワイナリーばかりです。それでは、参加している山梨ワイナリーを一挙に紹介していきたいと思います。
勝沼醸造
勝沼醸造
山梨ワインを世界に導くエッセンシャルワイナリー
勝沼醸造は1937年創業以来、勝沼のワイン産業振興に尽力してきたファミリーワイナリーです。
1990年頃から高品質なワイン造りに注力し始め、2003年にはフランスのワインコンクール「ヴィナリーインターナショナル」で銀賞を受賞するなど、評価を高めてきた実力派ワイナリーです。現在では日本古来のワイン用葡萄品種である「甲州」に特化し、勝沼のテロワールを追及する造り手として日本国内のみならず世界的にも高い注目を集めています。
勝沼醸造のワイン造り
では、世界が認めるワインは一体どのようにして造られているのでしょうか。
今も変わらずあり続ける、勝沼醸造のワイン造りのテーマ、それは「たとえ一樽でも最高のものを」。
良いワインのために、さまざまな手法を取り入れ、良い葡萄を栽培し、醸造にもこだわっています。
湿気の多い日本では、葡萄は棚づくりが一般的です。しかし勝沼醸造では、ヨーロッパなどで主流の垣根仕立てを採用しています。
さらに、1本の樹に実る葡萄を制限している。また、葡萄の肩や先端を落として房を小さく仕上げている。
たしかに葡萄の収量は減りますが、1粒1粒の糖度を高めることができるのです。
日本の土地は栄養が豊富に含まれています。しかし、実はワインの原料となる葡萄は、砂利や石が多く痩せた土地が適しているのです。
そこで、勝沼醸造では葡萄のポテンシャルを高めるために、石灰などを投入して、葡萄に適した土地へと改良を行っています。
雨の時期は葡萄の房ごとに傘をかけるなど、手入れを頻繁にすることで、葡萄を病気にさせないように栽培しています。
氷結濃縮法を採用すると、実は製造コストがかなり高くなるのです。
しかし、価格以上の価値を追求し、他社に先駆けて氷結濃縮法を導入しています。
白ワイン用の葡萄品種は、圧力をかけずに搾汁すると皮や種の渋味・苦味が入らないため、上質な果汁が取り出せると考えられています。
しかし勝沼醸造では、皮と実の間にある甲州種のうま味を取り出すため、しっかりと圧力をかけて搾汁しています。
ゆっくりと丁寧に時間をかけて搾ることで、甲州種ならではの苦みを生かした個性が際立つワインに仕上がっています。


蒼龍葡萄酒
蒼龍葡萄酒
山梨ワインの伝統と繁栄を担う運命的ワイナリー
蒼龍葡萄酒の創業は1899年にまで遡ります。まさに、日本のワイン醸造の歴史とほぼ同じ歳月を過ごしてきたワイナリーと言っても過言ではないでしょう。
そして非常に興味深いことに、蒼龍葡萄酒の【創業家】は日本のワイン造りの礎を築いた【高野正誠】と【土屋龍憲】と親戚関係にあたるそうです。
なるべくして【ワイナリー】になった、運命的なものを感じるワイナリーでもあります。
そんな蒼龍葡萄酒の名前にある【蒼龍】。凛々しく、逞しい漢字が使われています。
この漢字には、蒼龍葡萄酒の【願い】が込められているのです。
【蒼龍】とは、中国の故事になる東西南北の守護神の中で、幸せを呼ぶ神と言われている【東を守る神様】です。
【甲府盆地の東部】にある【甲州勝沼】で【山梨ワイン】の【蒼龍葡萄酒】のワインの歴史と伝統を守ってくれるよう、想いが込められているのです。


まるき葡萄酒
まるき葡萄酒
現存する最古のワイナリーであり、日本ワインの礎を築いたワイナリー
明治24年に【まるき葡萄酒】設立します。これは、現存する最古のワイン醸造所と言われています。
また、まるき葡萄酒は日本政府がフランスに派遣をした【土屋龍憲】が創業者のワイナリーでもあります。そのため、日本のワインの歴史を知りたければ、絶対に訪れるべきワイナリーです。そんなまるき葡萄酒は【葡萄造り】に試行錯誤をした結果【羊】を家族に迎え入れています。
それは単なるマスコットキャラクターではなくサスティナビリティつまり、論理的に【葡萄環境】を考えた結果なのです。現に、今年のジャパンワインチャレンジでも金賞を獲得。日本のワイン文化を支えている第一人者であることは間違いありません。
まるき葡萄酒の葡萄
そしてまるき葡萄酒は、全国各地に自社圃場を所有しています。この数は、とても多いです。やはり実績や歴史があるからこそ成せることなのでしょう。
- 北海道富良野市
シャルドネ・メルローなど - 北海道中富良野町
ピノ・ノワール・リースリングなど - 長野県塩尻市
メルロー - 群馬県渋川市
ノートン・小公子など - 山梨県甲州市
甲州・マスカットベーリーAなど - 山梨県山梨市
甲州・メルローなど
工夫が凝らしてある、まるき葡萄酒のラベル
そして、編集部がオススメしたいのは、まるき葡萄酒の【ラベル】です。ラベルには葡萄の葉が描かれています。葡萄の葉は原産地の気候や風の強さにより品種ごと少しずつ形が違います。栽培から真摯に取り組み、それぞれの個性を活かしたワイン造りを心掛けている証として、各葡萄品種に敬意を表して葉をラベルに取り入れているのです。







フジッコワイナリー
フジッコワイナリー
ワインと食の共存共栄を先陣切って促進させているワイナリー
フジッコワイナリーの設立は、驚くことに1990年秋とつい最近のことのように感じます。
しかしながら、満を持しての登場と感じます。それは、フジッコワイナリーは【おまめさん】そして山口美江が出演した【しば漬け食べたい】のCMで一世を風靡した、あの有名なフジッコ株式会社の酒類事業なのです。
創業して以来、【良いワインは良い葡萄から】を合言葉に本格的なワイン造りを目指しています。
とりわけ、大切にしている点は契約生産者との信頼関係です。
【ワイン造り】に欠かせない高品質な葡萄を収穫するためには【持ちつ持たれつ】の関係でなければなりませんよね。
そして、フジッコワイナリーだからこそ造れるワインがあります。それは【日本の食卓に合う美味しいワイン】です。
すでに日本の食の一端を担っているフジッコグループだからこそ造り出せるのです。
そんなフジッコワイナリーが造るワインは、日本産ワインの評価のバロメーターとも言われている【日本ワインコンクール】で素晴らしい成績を残しています。2020年の段階で、300ものワイナリーが存在すると言われている日本の中で直近5年の金賞受賞実績は日本で6番目なのです。
輝かしい成績を残しながらも日本ならではのワインを求めて、これからも挑戦を続けていくと語るフジッコワイナリー。
山梨にあるワイナリーに訪れてみると、工場見学を担当してくれるスタッフの方々や現場の方々も優しく非常に充実な時間を過ごすことができます。




サントリー登美の丘ワイナリー
サントリー登美の丘ワイナリー
メイドインジャパニーズの夢を実現した実力派ワイナリー
1909年の開園から一世紀以上も経っている【サントリー登美の丘ワイナリー】。
今では、多くの人に愛されている名前ですが、【サントリー】と【登美の丘】はあまり名前に連動性がないように思えます。
ワイナリーの名前となっている【登美の丘】はどこから由来しているのでしょうか。
それは、ワイナリーが位置している場所が由来になっていました。
サントリー登美の丘ワイナリーに足を運んでいただくと、誰もが【納得】できる光景がありました。
登美の丘ワイナリーにある丘を【登】ると【美】しい景観が、私たちの眼前に広がっています。【登って美しい】これが【登美の丘】と呼ばれている理由なのです。
私たち訪問者の心に【安らぎ】を与えてくれる自然を持つ【サントリー登美の丘ワイナリー】は、広大な自家葡萄畑を所有し、【土造り】から真摯に【葡萄造り】と向き合い、瓶詰めされるまで一貫したワイン造りをしているワイナリーです。
サントリーの顔となるワイナリーシリーズ
では、【サントリー登美の丘ワイナリー】はどんなワインを展開しているのでしょうか。
現在、中心となっているのは3つのシリーズあります。
「登美の丘ワイナリー」シリーズ
山梨県のワイナリーで主に造られているワインシリーズです。頑なに土からつくりあげる「自園産葡萄100%」ワインです。
「塩尻ワイナリー」シリーズ
長野県のワイナリーで主に造られているワインシリーズです。日本の赤の可能性を拓く「長野県産葡萄100%」ワインです。
必見なワインは、【ミズナラ樽ワイン】になります。樽までも日本産にこだわっているワインです。
「ジャパンプレミアム」シリーズ
日本ワインでしか表現できない【産地】×【品種】の可能性への挑戦したシリーズです。
サントリーの登美の丘ワイナリーを動画でみることができます。遠方の方、ぜひ見てみてください。
■サントリー登美の丘ワイナリー ベーシックムービー編■
■収穫編■
■ワイン醸造編■
■土壌編■
■ワイナリー景観編■
■醸造チーム紹介編■
■葡萄栽培チーム編■


シャトー酒折ワイナリー
シャトー酒折ワイナリー
日常の食卓と寄り添えるワインを目指しているワイナリー
シャトー酒折ワイナリーは、1991年山梨県甲府市に設立された、「日常の食卓で楽しめる、美味しい山梨ワイン」を目指しているワイナリーです。
まず初めに、ワイナリー名に含まれている【酒折】の意味、気になりませんか?
【酒を折る!?】【折れ酒!?】あまり聞いたことがないですね。
調べて見たところ、判明しました。【酒折】とは、古事記・日本書紀に記された山梨で最も古いとされている地名だったのです。
その昔、「大和」朝廷に対抗する「酒折」朝廷があったとも言われているほどです。また、ヤマトタケル伝説にまつわる古代甲斐の中心地であったと伝えられています。
これは本当に古いですね。ワイン造りよりも少し前かな、と思っていたのですが1000年以上も余裕で遡るとは驚きです。
そのためか、実際にワイナリーのエントランスには、古事記のヤマトタケル物語を表したステンドグラスが飾られています。
そんな【酒折】では、こんな説もあります。
明治初期より、ワイン用葡萄の栽培が開始されたとされていますが、その葡萄品種開発の先進地だったのが【酒折】だったのです。
まさに、【葡萄】に【ワイン】に所縁のある言葉だったのです。
これを聞けば、納得ですね。
ワイン造りの基本、それは【葡萄栽培】です。葡萄栽培は、ワイナリーの色が大きくでますね。
【シャトー酒折ワイナリー】の葡萄栽培は、【甲州】【マスカットベーリーA】を中心に取り組んでいます。
そして、優秀な栽培家たちと協力をしながら【ワイン造り】をしています。加えて、【シャトー酒折ワイナリー】では地元農家との共生も心がけています。
高品質葡萄を仕入れるために、社員全員で厳しく選定しています。
仕入れた後も、配慮を欠かしません。、醸造設備の衛生管理に細心の注意を払い、醸造に使用する器具は、使用の都度すべての部品を分解し、徹底的に洗浄をしています。実は、丁寧な洗浄や消毒は、結果として亜硫酸の使用量を抑えることにつながります。つまり、徹底した管理は感染症対策だけではなく、葡萄がもつ本来の味わいをそのまま表現できるクオリティの高いワインの生産につながることなのです。さらに、製造工程においても微生物管理を徹底し熱処理をしない瓶詰めまでもおこなっています。【当たり前】のことを【当たり前に】できることは素晴らしいことだと思います。安心感を持つことができます。
【ワイン】を【追求】し続けたシャトー酒折ワイナリーですから、きっと自分のお気に入りの山梨ワインがそこにはあります。




麻屋葡萄酒
麻屋葡萄酒
100年の歴史を超え更なる高みを見据えるワイナリー
2021年に創業100年を迎える麻屋葡萄酒。
記念すべき100年目をまもなく迎えようとしている麻屋葡萄酒では3つのこだわりがあります。
勝沼の自社農園、地元契約農家栽培の葡萄をはじめ、山梨の風土の中で育まれた上質な素材の選定に、強いこだわりをもっています。
そんな麻屋葡萄酒は、編集部宛に2019年度の新酒の連絡をしてくれた最初のワイナリーです。やや主観的ではあるが、感謝と同時に期待せずにはいられません。
今日までに飲んだ麻屋葡萄酒の率直な意見は、「生き生き山梨」は初心者向け、「花鳥風月/麻屋ベストセラー」はワイン愛飲者向けです。
創業100周年を迎える前と迎えた後のbefore、afterを楽しみにしてしまうワイナリーであることは間違いありません。



北野呂醸造
北野呂醸造
世代交代を迎え新たな一歩を踏み出したワイナリー
1963年に、共同醸造所の免許を譲り受けたのを機に、約12年後の1975年に現在の新巻地区へ移転してきました北野呂醸造。
そして、二代目に就任した降矢さんは、2019年に三代目にバトンを譲りました。奇跡的に、バトンを譲る日に山梨ワインドットノム編集部は取材に行っていました。
そんな北野呂醸造の最大の魅力は【仕込みから瓶詰め】までの一貫作業です。そのすべての工程を家族で行っています。
そのため、生産量は少なく基本的には個人のお客様への直販売になっています。つまり、直接的なファンの多いワイナリーなのです。
他にも【使用する葡萄が100%山梨県産であること】も魅力の1つです。
ワイン造りへの情熟を家族団結して注ぎ込んでいる、北野呂醸造のワインはどれも私たちの食生活を豊かにしてくれることは間違いありません。



中央葡萄酒
中央葡萄酒
世界を狙い世界を”捉え”つつある日本代表ワイナリー
グレイスワインを一言で表すのであれば、『世界と戦う日本代表』ワイナリーではないでしょうか。
なぜなら、グレイスワインは、国内でのワイナリー基準ではなく敢えてハードルの高い『世界』に基準を置いているからです。
では、世界基準になるために一体どんなことをしているのでしょうか。
グレイスワインは、1923年の創業以来『葡萄栽培』に最も力を注いでいます。それは、ワインの香りや味わいは『葡萄』が決定づけると確信しているからです。
だからこそ、グレイスワインでは『葡萄栽培』に大きく関わる『畑』『栽培方法』にはこだわり続けています。
1990年以降には欧州系葡萄の垣根式栽培を手がけはじめました。
そして、2002年には三澤農場を開園し、甲州葡萄の垣根式栽培も本格化。
葡萄を収穫だけの観点で捉えるのではなく、『醗酵』『貯酒』と醸造工程全体を踏まえた線で考え、最前を引き出せるように努めているのです。
では世界と対等に渡り合っているグレイスワインは、どんなワインをリリースしているのでしょうか。
グレイスワインの代表ブランドは、6種類あります。
GRACE キュヴェ三澤シリーズ
オーナー「三澤茂計」が葡萄栽培からこだわった特別限定ワインシリーズです。
GRACE 甲州シリーズ
日本の固有葡萄品種『甲州』を使用した、グレイスワインを代表するワインシリーズです。
GRACE ヴァラエタルシリーズ
ヴァラエタルとは葡萄品種名を指します。グレイスワインの種類豊かなワインシリーズです。
GRACE スパークリング
グレイスワイン待望のスパークリングワインです。
serena シリーズ
「グレイスワインをもっと気軽に楽しんでもらいたい!」そんな想いから生まれたグレイスワインのカジュアルラインです。
酒精強化ワイン
作家の山本周五郎が生前愛した極甘口の酒精強化ワインです。
中央葡萄酒『グレイスワイン(GRACE WINE)』
山梨県甲州市勝沼町等々力173
0553-44-1230
https://www.grace-wine.com/




アルプスワイン
アルプスワイン
MBAワインで編集長を一目惚れさせたハイクオリティワイナリー
1962年創業の【アルプスワイン】。
元々お米や肥料を扱う問屋を営んでいましたが、創業者が大のお酒好きであったが故、次第にワイン造りに興味を持ち始めます。
その結果、当時地域の農家の人々が運営していた「御代咲醸造」を引き取り、アルプスワインの歴史が始まりました。
驚くべきことは、【好きを仕事にし、成功している】ということです。
実際に、数多あるマスカットベーリーAワインの中では【アルプスワイン】が【最も美味しい】と編集長は言っているほどです。
しかし、今日に到るまでの努力、試行錯誤の繰り返し。そして、着実に1つ1つの壁を乗り越えてきたことがワイナリーからは感じ取れます。
ぜひ、足を運んでいただきたいワイナリーの1つです。


ルミエールワイナリー
ルミエールワイナリー
甲州ワインで編集長を一目惚れさせたトラディショナルワイナリー
ルミエールワイナリーの誕生は、1885年、日本が進取の精神に満ち溢れていた文明開化の黎明期のことです。
そこで、ルミエールワイナリーが注目をしたのが、西洋文化の華である「葡萄酒」でした。
それ以来、「本物のワインを作るために、本物の葡萄を育てる。」
この教えを忠実に守り続け、130年が経ちました。まさに、山梨ワイナリーを、日本ワイナリーの顔でもあるといえるワイナリーでしょう。
すでに、【グラス・オブ・バブリー・アワード2019】で山梨ワイナリー、山梨ワインの評価をあげてくれたことは間違いないでしょう。
これからのルミエールワイナリーに期待したいところです。
そんな歴史も実績も名高いルミエールワイナリーですが、ワイナリー施設も非常に魅力的です。
編集部が考える、その魅力は3つあります。【エノマティック機複数導入による試飲環境の充実さ】【葡萄畑〜工場の細部までできるワイナリーツアー】【併設施設で体験できるルミエールワイナリーのマリアージュ】です。
エノマティック機複数導入による試飲環境の充実さ
ルミエールワイナリーでは、エノマティック機が3台導入されています。
最大24本ものワインを試飲することができるのです。(24本ものワインを試飲すると、きっとベロベロになる人が多いことでしょう。)
そのため、何度訪れても楽しいワイナリーであることは間違いありません。
もちろん、最近機械【エノマティック】によって、中で管理されているワインは状態が非常にいいので、美味しいワインを常に飲むことができるのです。
これほどまでに試飲の環境が整っているワイナリーは少ないです。
ぜひ、潰れない程度に、24本ものワインを試飲してみてはいかがでしょうか。
エノマティックは、ワインの酸化を防ぎ、誰でも簡単にグラスワインを提供できる業務用ワインサーバーです。
レストランでのワインの保存をはじめ、ワインバーでのセルフサービスやワインショップ・酒販店での試飲などワイン提供の幅を広げてくれるものです。
さらに、ワインロスや人件費などお店の悩みを解決し、グラスワインサービスを劇的に向上させてくれます。
- ワインの品質保持アップ
抜栓後の管理は、ワインにとって非常に大切です。
エノマティックでは、食添用窒素ガスをワインボトル内に充填させることで、抜栓後のワインの品質を3週間以上保つことができます。
世界で唯一、イタリア『キャンティ・クラシコ社』そしてアメリカ『ソムリエ協会』から品質管理技術の証明を受けています。 - 均等量での試飲提供
人の手でワインを提供すると、やはり量がバラバラになってしまいますよね。(もちろん、バラバラのほうが人情感があって素敵なのですが。)
このエノマティックは、抽出量を3種類まで自由に設定できます。そしてボタン1つで、設定された量のワインを提供することができます。 - 温度管理
それぞれのワインタイプに応じて、最適な温度で保存・提供することが可能です。 - ワインカードの利用
ワインカードを利用することでセルフサービスでワインを提供できます。また、来店頻度や好みのワインなどの情報管理もできます。 - デザイン性
LED照明がワインのラベルを美しく演出してくれます。2012年グッドデザイン賞を受賞しています。
葡萄畑〜工場の細部までできるワイナリーツアー
そして、ワイナリーに行ったときに外せないもの、それは【ワイナリー見学】でしょう。
ルミエールワイナリーツアーは、山梨ワイナリーの中でも非常に充実した時間を過ごせるワイナリー見学ができると思います。
では、編集部が考えている充実した時間とは。それはワイン造りの現場をどれだけ知れるか、だと思います。
つまり、ワインができるまでの流れを全て観れるかどうかです。
実際にワイナリーショップで販売されているワインの造り方の流れを見て行くと、理解が深まり、感動が生まれ自然と【飲んでみたい!!】といった気持ちに駆られる人が多いです。特に、葡萄畑を一緒に見れる、というのはポイントが高いです。他のワイナリーでは、葡萄畑に踏み込んで見れることがあまりないのです。
そのため、編集部としては【ワイナリー見学1時間コース】がオススメです。
ワイナリー見学1時間コース
10:30〜
※1日1回
①葡萄畑(日本式の棚仕立てによる畑・ヨーロッパ式の垣根仕立ての畑)→②醸造棟→③国の登録有形文化財「石蔵発酵槽」→④地下セラー
※30分コースよりも詳しく案内をしてくれます。
税込1,000円/1人
※試飲代金は含まれていません。
※予約は、2人から可能です。
※前日の15時までに、予約をしてください。
ワイナリー見学30分コース
11:45~,
14:00~,
16:00~,
※8月~11月の土日祝日のみ、16時のコースが増便されます。
①葡萄畑(日本式の棚仕立てによる畑)→②醸造棟→③国の登録有形文化財「石蔵発酵槽」→④地下セラー
税込500円/1人
※試飲代金は含まれていません。
※予約は、2人から可能です。
※前日の15時までに、予約をしてください。
・団体のお客様の予約やイベント等がある場合、予約ができないことがあります。
・見学のルートは都合により、変更する場合があります。
・9月~11月の土日祝日に塩山駅および勝沼ぶどう郷駅からタクシーを利用予定の場合、タクシー台数に限りがあるので予約をオススメします。
ぜひ、ルミエールワイナリーツアーに参加してみてください。
併設施設で体験できるルミエールワイナリーのマリアージュ
そして、最後の魅力はルミエールワイナリーに併設している【レストラン『ゼルコバ』】です。
- 甲斐サーモン、甲州ビーフ、ルミエール自家製ワインベーコン、大塚人参、クレッソン(道志村)、各種フルーツなど季節ごとの地元食材を使っています。バターは多用せず、自家製ワイン、ヴィネガー、ピラン塩で軽やかに調理しています。目に鮮やか身体にも優しい料理が特徴的です。
やはりワインは、食事と切り離せない大切な飲み物です。
そのため、ワイン単体で美味しいものが一緒に食べる食事に応じて、食事の美味しさやワインの美味しさが変わることが多いのです。
もちろん、ワイン単体で美味しければ、ワイン単体で味わうものと割り切ればいいのですが、せっかくであれば食事とも楽しみたいですよね。
だから、ワイナリーに併設しているレストランがあれば、すぐさま検証ができるのです。
さらに、そのワイナリーのスタッフやレストランスタッフとも相談することができ、より一層ワインに対しての理解が深めることができるのです。
ぜひ、ルミエールワイナリーに行く際は、併設レストラン『ゼルコバ』にも足を運んでみてください。
ゼルコバ
〒405-0052 山梨県笛吹市一宮町南野呂624
0553-47-4624
平日ランチ:11:30~14:00(L.O.)
平日ディナー:17:30~20:00(L.O.)
土日祝日ランチ:11:00~,12:45〜
土日祝日ディナー:17:30~20:00(L.O.)
1月~3月:月・火曜日
4月~8月:火曜日
9月~11月:無休
12月:火曜日



盛田甲州ワイナリー
盛田甲州ワイナリー
山梨県鳥にワイン造りの誇りと情熱と未来を乗せて飛翔するワイナリー
盛田甲州ワイナリーの設立は1973年ですが、1973年設立とは思えない深い歴史がありました。
遡ること1881年、盛田甲州ワイナリーは愛知県の葡萄畑でワイン造りをしていました。しかし、フィロキセラのせいで葡萄は全く使い物にならなかったのです。そして、1度潰えた想いは日本のボルドーとも言われる「勝沼」で復活し、今にいたるのです。つまり、100年以上もの間にわたってワイン造りに携わっているワイナリーなのです。
背水の陣となるに至っていた盛田甲州ワイナリーのその後の勢いはすさまじいものです。【ワインは農産物】と言い聞かせ、醸造の過程での処理や調整を極力控え、葡萄がもつ本来の味をそのままボトリングするイメージで仕込み、素直な葡萄の風味を持つワインに仕上げています。その結果が、IWC金賞受賞です。

まさに、山梨ワイン、日本ワインを支えているワイナリーの1つなのです。





白百合醸造
白百合醸造
打倒っ!!欧州を掲げ地元勝沼をこよなく愛すワイナリー
1938年に創業した白百合醸造は、ロリアンワインの相性で親しまれています。
【L’ORIENT】はフランス語で「東洋」を意味し、ヨーロッパに劣らない高水準のワイン造りを志した故に名付けられた名前です。
欧州に負けないために、白百合醸造は他のワイナリーよりも【原料である葡萄の質】にこだわっています。
また同時に【ローカル】にもこだわっています。山梨県は日本を代表する葡萄の生産県です。
つまり、白百合醸造は日本を代表する【最高の葡萄】を育て使うことのできる環境にあるのです。
だからこそ、白百合醸造のワイン造りは、地元を大切にすることからはじまっています。



塩山洋酒
塩山洋酒
“今”に至るワイン造りの歴史を体感できるワイナリー
1957年に創業した塩山洋酒は、果実生産者組合を母体に果樹栽培の振興と農産物加工を目的として設立されました。そして設立から2年後の1959年には、塩山洋酒醸造株式会社として本格的にワインの生産を開始しています。そんな塩山洋酒は日本品種を第一に考えてワインを造っています。特に、甲州ワインは日本ワインコンクールにおいて、連続受賞を続けています。
そして、塩山洋酒では事前に連絡をすることでワイナリー見学をすることができます。そこでは、琺瑯タンクをはじめ、今ではどのワイナリーでも使っていないようなワイン造りに欠かせない機械を目にすることができます。またさらに、コルク打ちの体験もできます。実際に、編集部は塩山洋酒で【人生初】のコルク打ちを体験しました。そのため、ワイン初心者には貴重な体験をすることができるワイナリーと言えます。
また、テイスティングでは山梨を代表する【甲州ワイン】はもちろんのこと編集長がベタ惚れした【ベリーアリカントA】を味わうことができます。言うまでもなく、ワイナリー見学から始まりワインテイスティングまで、ずっと楽しむことができるワイナリーが塩山洋酒です。


くらむぼんワイン
くらむぼんワイン
宮沢賢治の想いをワインと共に後世に繋いでいくワイナリー
遡ること大正2年に、くらむぼんワインは創業しました。
当時の名前は『くらむぼん』でなく『山梨ワイン』でした。しかし社名が変わったのは、2014年とごく最近です。一見、改名をする理由がないようにも思えるが、『くらむぼん』の由来を知ると、納得します。『くらむぼん』これは、有名作家、宮沢賢治が書いた童話『やまなし』で蟹が話す言葉なのです。
この童話で宮沢賢治が伝えたかった、『人間と自然の共存』『科学の限界』『他人への思いやり』に共感して社名変更に至ったのです。
『ワイン造り』に欠かせない要素をふんだんに盛り込まれています。
つまり、『くらむぼんワイン』は『結果』ではなく『過程』に重点を置き、純粋な心でワインと向き合っていることを強く感じます。
そして、1つ1つのワインの質が本当に高く、購入するときに悩みに悩む、これがクラムボンワインの魅力です。
さらにオーナーのトークが面白い、だからこそワイン初心者にはオススメのワイナリースポットであることは間違いありません。
今後のワインにも注目を忘れてはいけないワイナリーの1つです。



関連情報
山梨ワインドットノム編集部 おすすめ記事
山梨ワインドットノムが自信を持ってお届けしている記事です♪
特に…
山梨ワイン パーフェクトガイド
【必見】山梨ワイン完全ガイド!世界で認められている、山梨ワインとはどんなワイン!?これを読めば、山梨ワインがわかる。山梨ワインのことは、山梨ワインドットノムにお任せ!
【2020】山梨ワイナリー データベース
【困ったらドットノム!2020年最新版】山梨県のワイナリー完全マップ!山梨県に新たに誕生したワイナリー、2020年新設予定のワイナリーも一挙に紹介!!
【2020】山梨ワイナリー 【初心者向け】営業状況まとめ
- 【勝沼編】はこちらからご覧ください。








非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。