少しずつではありますが、多くのワイナリーが【新酒】や【新ヴィンテージ】の発表をしていますね。
ワインを飲み慣れている人であれば、単体で購入してもオリジナルな楽しみ方ができると思いますが、ワイン初心者やワインを飲み慣れていない人は、ぜひとも複数本を購入することをオススメします。そして、同時に飲み比べをしてみてください。すると、不思議なことに自分の好きなワインのタイプが自然とわかってくるでしょう。
そこで今週は、編集長が【樽ワイン】に惚れるきっかけを作った編集長がで最もオススメする【サドヤワイナリー】の【初心者オススメワイン】を紹介したいと思います。この機会に、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。
Contents
【サドヤワイナリー】とはどんなワイナリー!?
サドヤワイナリー
編集長が「樽ワイン」にハマるきっかけを作ったワイナリー
サドヤは【日本で初めてワイン専用の葡萄品種でワインを醸したワイナリー】と言われています。創業は1917年まで遡ります。
サドヤ洋酒店の6代目が本格的なワインの製造を目指し【サドヤ醸造場】作ったのが始まりです。
農場を開墾するまでの間は、勝沼の葡萄園と契約し、契約農家の人たちが作る葡萄を原料に、「甲鐵天然葡萄酒」を商標とするワインを造っていました。
そして創業から約20年後の1936年。甲府市善光寺町に自家農園をついに開墾します。当時の日本は、甘口ワインが主流だったにも関わらず、フランスから導入したワイン醸造用葡萄の苗木を植え、栽培に成功した葡萄を使い、本格辛口ワインの製造を開始したのです。
そして2007年に「株式会社サドヤ醸造場」から「株式会社サドヤ」へと社名を変更し現在に至ります。
そんなサドヤは【食】との結びつきを大切にしています。突出した個性は考えず、ゆっくりと料理とともに楽しめるワインを目指しています。
そのため、【優しく上品な味わいが追求された】ワインが非常に多いです。また、若いワインの魅力よりも【10、20、30年と熟成を楽しめる】こともサドヤワインの特徴でもあります。そしてサドヤワインが造る【RUBY】は、編集長がオススメする赤ワイン第2位にランクインしています。
今日、知名度・味ともに山梨を代表するワイナリーの一つでもあるサドヤワイナリー。
実は、ブライダルやレストランも兼ね備えています。ぜひ、ワイン好きな方々は【ワインブライダル】いかがでしょうか。


編集部がオススメする【サドヤ】ワインを徹底解説
今回も編集部は、
- 葡萄由来の再現性
- コストパフォーマンス
- 飲み比べなどの相性
- 食事との相性
を基準にワインを選んでいます。
つまり、専門用語中心だと理解が追いつかず、途中で脱線をしてしまいます。結果として、ワイン離れが起こってしまいます。ワインは奥が深く、知れば知るほど、飲めば飲むほど面白い世界です。そんな世界に足を踏み入れたにもかかわらず、すぐに抜けてしまうのは非常に残念です。そうならないためには、最初のワインが大切なのです。
また、今回の評価は【ワイン初心者】が数多あるワイナリーから選ぶ際の手助けとなるために作ったものであって、ワインをランキングづけるものではありません。
甲州醸し SMOKE〜スモーク〜
甲州醸し SMOKE〜スモーク〜
甲州葡萄
辛口
税込2,420円
オルロージュ 赤
オルロージュ 赤
マスカット・ベーリーA、カベルネ・ソーヴィニヨン
ライトボディ〜ミディアムボディ
税込1,980円
軽快な飲み口の中に、完熟したカベルネ・ソーヴィニヨンの持つしっかりとした骨格、滑らかなタンニンを味わう仕上がりになっています。
マスカット・ベーリーA 樽貯蔵 「紅」〜RUBY〜
マスカット・ベーリーA 樽貯蔵 「紅」〜RUBY〜
マスカット・ベーリーA
ミディアムボディ
税込2,000円
愛らしく、チャーミングな印象のマスカット・ベーリーAが、8ヶ月間のフレンチオークの木樽での熟成を経て、美しくたおやかな印象のワインへと成長を遂げました。品種由来のラズベリー、フランボワーズなどのベリー系の果実の香りと、木樽での熟成に由来する、トースト香、バニラ香が美しく調和しています。心地の良い酸味とタンニンがバランス良く、穏やかながらも芯のある味わいに加え、雑味のない綺麗な余韻も印象的に感じる赤ワインに仕上がっています。
- 今回はオレンジワイン1本、赤ワイン2本の紹介でした。赤ワイン2本の中に割って入ったのが【オレンジワイン】の【甲州醸し】です。どうしても【甲州葡萄】を使ったワインは1本入手していただきたくチョイスしました。なぜなら、山梨ワインの代名詞として【甲州ワイン】は外せないからです。欲を言えば、全ワイナリーの甲州ワインは、ぜひとも飲んで欲しいです。すると、自分の好きな【甲州ワイン】の仕上がりが確実にわかります。
ただ、編集部がもつ【サドヤワイナリー】の印象としては【赤ワイン】が強いです。(編集長を惚れさせた、という事実が非常に大きいですね。笑)そのため【オルロージュ】と【RUBY】での比較もしていただきたいです。前者は、アッサンブラージュのワインにはなりますが、樽を使っていません。その一方後者は、樽を使っています。一緒に飲み比べすることで、樽の違いがハッキリとわかると思います。同時に、自分が樽を使ったワインが得意な口なのか、苦手な口なのかもわかると思います。
ハロウィンは、自宅で赤ワインに溺れて真っ赤に染まろうかしら🍷
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非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
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