昨年のことなのですが、東京會舘でおこなわれた知人の結婚式に出席しました。結婚式に参加したことがある人であれば知っていると思いますが、式場ではいろいろなドリンクが用意されています。私が参加したときのワインでいうと【シャルドネ】【カベルネ・ソーヴィニヨン】が用意されていました。ただ、山梨ワインそして日本ワインは1本も用意されていませんでした。もちろん、ワインは美味しくいただきましたが、日本人が日本で祝う場であるのに、採用されているワインが外国産であることに少しだけ違和感をもってしまいました。そんなモヤモヤを抱えていると、つい先日すばらしいプレスを見つけました。
そこで今回は、全国でウェディングプロデュースをおこなう【テイクアンドギヴ・ニーズ】が10年単位で進めている【日本ワイン応援企画】を紹介します。山梨ワインドットノムからしても、まさに夢のような企画です。動向が非常に気になります。
Contents
【日本ワイン応援企画】とは!?
【日本ワイン応援企画】とは【テイクアンドギヴ・ニーズ】が結婚式のさらなる価値向上のために始めた施策の1つです。一見、ワインが利用されている?と思うかもしれませんが、【日本ワイン】の魅力が【テイクアンドギヴ・ニーズ】に認められたことを証明していますし、この企画は【日本ワイン】ためにもなっています。なぜなら、結婚式に訪れる年間約85万人の方々が自然と【日本ワイン】を飲むきっかけになるからです。多くの人が【日本ワイン】を未だ未経験なのではないでしょうか。また、10年以上前に飲んだけど…という人もいるかもしれません。しかしながら、そのときに比べて品質はかなり向上しています。現に、山梨ワインの評価は世界に認められつつあり【Riedel】による【甲州ワイン】専用グラスの登場や【訪ワイナリー数】が増加しています。多くのワイナリーが困っているのは【なかなか日本ワインを飲んでもらう機会】がないことです。その悩みが解消になるため、日本の多くのワイナリーにとっても素晴らしいことではないでしょうか。
そして【テイクアンドギヴ・ニーズ】が掲げた【日本ワイン応援企画】の魅力であり最も驚くべきところ、それは目指すべきゴールにあります。
これはプレスでも発表している数字です。100%です、100%。なんとも形容しがたい素晴らしい企画ではありませんか。
【参画ワイナリー】紹介
では、気になるのはスタート時点で扱われる30%の日本ワインですよね。一体どのワイナリーのワインが提供される予定なのでしょうか。
そしてやはり外せないのが【山梨ワイナリー】の参画数ですね。まとめて紹介していきます。
スタートの時点から参画するワイナリーは合計で、以下の7ワイナリーになります。
7社のうち、山梨ワイナリーが【アサヒビール株式会社】【サントリーワインインターナショナル株式会社】【メルシャン株式会社】の3社になります。大手中の大手が参画している形になりますね。正直なところ、ここまでは予想通りです。笑
それでは、それぞれのワイナリーを紹介していきましょう。
(最後に、編集部がオススメする参画してほしいワイナリーを紹介しますので、最後までぜひ読んでいってください。)
アサヒビール株式会社とは!?
アサヒビール株式会社が運営するのは、山梨県にある【サントネージュワイナリー】です。
サントネージュワインは【先見の明があるワイナリー】と呼ぶにふさわしいワイナリーだと思っています。
その理由は、どのワイナリーよりも先に【欧州品種原料葡萄】の導入をしたからです。そして、ワイン専用葡萄を栽培していなかった山形県上山市でワイン専用葡萄の栽培開始をしたワイナリーでもあります。まさに、新たな可能性を見つけ成功に導いているワイナリーといえるでしょう。そして、世界的ワインコンクールのリュブリアナ国際ワインコンクールでも大金賞を受賞もしました。今日における、山梨ワイナリーの栽培技術、山梨以外のワイナリーの礎を作ったワイナリーの1つであることは間違いないでしょう。
気になる【サントネージュ】とは、フランス語で【聖なる雪】を意味する言葉です。
サントネージュワインへの行き帰り、そして葡萄栽培の作業に辛くなり空を仰いだその視線の先には、世界に名を馳せる富士山が自然と見えてくるとのことです。その【富士山の頂きにかかる雪】これが由来でした。
富士山の最も高い頂上を聖域として扱い、神々しいほどに輝く雪を【サントネージュ】と表現しているのです。
そして富士山のように日本を代表するワインを造れるように、ワイナリー名には世界を見渡す強い想いが秘められていました。
そして、サントネージュワインには【独特なテロワール】があります。通常【テロワール】とは【地勢】【気候】【土壌】の3要素を指します。しかし、サントネージュはそれら3つに加え【人】も加えて考えています。同じ【地勢】【気候】【土壌】でも、生産者が異なれば葡萄の個性は変わります。同様に、同じ葡萄でも醸造家が異なれば、ワインは変わります。つまり【人】はワインに反映される、欠かせない個性のひとつなのです。だからこそ、サントネージュは多くのコミュニケーションを重ね【人】をとても大切にしています。
サントネージュワイナリー
0553-22-1511
山梨県山梨市上神内川107-1
https://www.asahibeer.co.jp/enjoy/wine/ste-neige/

安曇野ワイナリー株式会社とは!?
安曇野ワイナリー株式会社が運営するのは、長野県にある【安曇野ワイナリー】です。
安曇野ワイナリーは、西に北アルプスを望む安曇野の雄大な自然の中に位置するワイナリーです。【テロワールを存分に感じられるクリアなワイン】を目指し、山に囲まれ水はけと日当たりがよく、寒暖の差が大きい、葡萄造りには非常に適した土地で自社栽培の健全な葡萄を栽培し、丁寧に醸造をしています。日本ワインコンクール2019では【高山村シャルドネ樽熟成2017】の金賞を含む合計8点の賞を受賞しています。
株式会社井筒ワインとは!?
株式会社井筒ワインが運営するのは、長野県にある【井筒ワイン】です。
昭和8年、信州・桔梗ヶ原にワイン醸造メーカーとして創業しました。創業以来87年以上、葡萄の栽培、収穫、醸造、瓶詰めまで一貫して行うワイナリーとして、土地に根ざしたワイン造りを続けています。果実味を生かした自然で親しみ易い飲み口と新酒、酸化防止剤無添加などのスタイルが、国内ワイン市場だけにとどまらず他に類を見ない独自の商品価値や分野を確立しています。【NACマスカット・ベリーA(遅摘み)2018年】が日本ワインコンクール2019で金賞を受賞するなど、国内外で評価を得ています。
サントリーワインインターナショナル株式会社とは!?
サントリーワインインターナショナル株式会社が運営するのは、山梨県にある【登美の丘ワイナリー】です。
【サントリー登美の丘ワイナリー】は、1909年の開園から一世紀以上も経っています。
今では、多くの人に愛されている名前ですが、【サントリー】と【登美の丘】はあまり名前に連動性がないように思えます。
ワイナリーの名前となっている【登美の丘】はどこから由来しているのでしょうか。
それは、ワイナリーが位置している場所が由来になっていました。
サントリー登美の丘ワイナリーに足を運んでいただくと、誰もが【納得】できる光景がありました。
登美の丘ワイナリーにある丘を【登】ると【美】しい景観が、私たちの眼前に広がっています。【登って美しい】これが【登美の丘】と呼ばれている理由なのです。
私たち訪問者の心に【安らぎ】を与えてくれる自然を持つ【サントリー登美の丘ワイナリー】は、広大な自家葡萄畑を所有し、【土造り】から真摯に【葡萄造り】と向き合い、瓶詰めされるまで一貫したワイン造りをしているワイナリーです。
では、【サントリー登美の丘ワイナリー】はどんなワインを展開しているのでしょうか。
現在、中心となっているのは3つのシリーズあります。
「登美の丘ワイナリー」シリーズ
山梨県のワイナリーで主に造られているワインシリーズです。頑なに土からつくりあげる「自園産葡萄100%」ワインです。
「塩尻ワイナリー」シリーズ
長野県のワイナリーで主に造られているワインシリーズです。日本の赤の可能性を拓く「長野県産葡萄100%」ワインです。
必見なワインは、【ミズナラ樽ワイン】になります。樽までも日本産にこだわっているワインです。
「ジャパンプレミアム」シリーズ
日本ワインでしか表現できない【産地】×【品種】の可能性への挑戦したシリーズです。
サントリー登美の丘ワイナリーを動画でみることができます。遠方の方、ぜひ見てみてください。
サントリー登美の丘ワイナリー
山梨県甲斐市大垈2786
0551-28-7311
https://www.suntory.co.jp/factory/tominooka/


社会福祉法人サン・ビジョンとは!?
社会福祉法人サン・ビジョンが運営するのは、長野県にある【サンサンワイナリー】です。
2015年に長野県塩尻市に開設した新しいワイナリーです。標高840~864mの日当たりの良い西斜面にヴィンヤード、ワイナリー、レストラン&ショップが機能的に配置され、障がい者就労など農福連携にも取り組みながら、高齢者や子どもたちにも癒しの場としても来ていただける美しい環境、地域に開かれたワイナリーを目指しています。ワイン造りは衛生的で美しい環境に徹底的にこだわっています。糖度20度を超す高品質の葡萄からバランスの良いワインが次々と誕生し、各方面で高い評価を受けています。
サンサンワイナリー
0263-51-8011
長野県塩尻市大字柿沢日向畠709-3
https://sun-vision.or.jp/sunsunwinery/
株式会社高畠ワイナリーとは!?
株式会社高畠ワイナリーが運営するのは、山形県にある【高畠ワイナリー】です。
1990年に全国でも屈指の葡萄の産地である山形県高畠町に誕生しました。シャルドネ、デラウェアに関しては市町村単位では全国一の出荷量を誇り、高畠町は有機農法の先駆地として知られています。世界の銘醸地に並ぶ「プレミアムワイナリー」になることを目標として掲げ、高品質なワイン造りに取り組むと共に、ワインのある暮らしや経験を提供できる「コトづくり」のワイナリーを目指しています。日本ワインコンクール2019では【バリックシャルドネ樫樽熟成】【ラスティックマスカット・ベーリーA】が金賞のダブル受賞を果たしています。
メルシャン株式会社とは!?
メルシャン株式会社が運営するのは、山梨県にある【シャトーメルシャン】です。
シャトーメルシャンは、日本が誇る、代表的なワインメーカーです。そして、日本のワイン文化の礎を作ったワイナリーの1つです。
では、日本で屈指のワイナリー、メルシャンはどんなワイン造りをしているのでしょうか。
シャトーメルシャンのブランドコンセプトは、シンプルであり基本に忠実なものでした。
『Growing Differences in the world』
「いいワインとは、その土地の気候、風土、生産者によって育てられる葡萄をそのまま表現したもの」
この信念を軸に、世界と切磋琢磨しているワイナリーです。
そして実行してきたことが正しかったと物語っているのは「歴史」そして「実績」ではないでしょうか。
そんなメルシャンの歴史は、約140年前の1870年代にまでさかのぼります。
明治時代終わりに、シャトーメルシャンの源流となる『大日本山梨葡萄酒会社』が創業されました。
つまり、シャトーメルシャンは日本ワインの原点なのです。そしてやはり、創業の段階からシャトーメルシャンではありませんでした。
名前だけを見ると、外国企業のように感じられてしまいますからね。笑
そして、創業から約70年後に「メルシャンブランド」が誕生します。着実なる努力の結果、ついに大きな一歩が動き出したのが1966年。
国際ワインコンクールで、日本初の金賞を受賞したのです。この瞬間、明治政府がフランスにワイン造りを勉強させた種が実った瞬間でした。
同時に、日本のワイン文化が世界に広まる第一歩、スタートラインに立ったとも言える瞬間でした。
そのスタートラインにいち早くたったのが、メルシャンだったのです。
そして1970年に、今日で最も広く知られているであろう「シャトーメルシャンシリーズ」が誕生しました。
月日を重ね、様々なトライを重ね今に至ります。今では、山梨県だけでなく秋田県、福島県、長野県にも畑を構え何十種類もの品種を栽培しています。
まさに日本のワイン技術の最先端を行くワイナリー、それがシャトーメルシャンです。
「アイコン」シリーズ
世界トップクラスの産地から生まれる、各ワイナリーの最高峰ワインシリーズです。
「テロワール」シリーズ
【適品種・適所】のコンセプトのもと、山梨県、長野県、秋田県、福島県の4つの県から、葡萄品種にふさわしい産地・区画を選びました。
その個性を最大限に引き出したテロワールシリーズです。
「クオリティ」シリーズ
【日常に「日本ワイン」のおいしさをお届けしたい。】
その想いを実現させるために、醸造家が感性を研ぎ澄ませて醸造しました。新しい日本ワインのスタンダードとなるワインシリーズです。


編集部が【採用】をオススメしたい【山梨ワイナリー】第5選
それでは最後に、編集部がぜひとも【テイクアンドギヴ・ニーズ】に採用して欲しい山梨ワイナリーを紹介します。
結婚式に参加する人の半分以上は【ワイン初心者】だと思います。【ワイン初心者】から多くの経験を積んでいる編集部だからこそ【初心者】が惚れる【ワイン】がわかります。そこで【初心者】が惹かれるワインを造っている山梨ワイナリーを5つ紹介します。
勝沼醸造
やはり【勝沼醸造】は外せません。
【勝沼醸造】とは、どんなワイナリーなのか、紹介していきます。
勝沼醸造は1937年創業以来、勝沼のワイン産業振興に尽力してきたファミリーワイナリーです。
1990年頃から高品質なワイン造りに注力し始め、2003年にはフランスのワインコンクール「ヴィナリーインターナショナル」で銀賞を受賞するなど、評価を高めてきた実力派ワイナリーです。現在では日本古来のワイン用葡萄品種である「甲州」に特化し、勝沼のテロワールを追及する造り手として日本国内のみならず世界的にも高い注目を集めています。
勝沼醸造のワイン造り
では、世界が認めるワインは一体どのようにして造られているのでしょうか。
今も変わらずあり続ける、勝沼醸造のワイン造りのテーマ、それは「たとえ一樽でも最高のものを」。
良いワインのために、さまざまな手法を取り入れ、良い葡萄を栽培し、醸造にもこだわっています。
湿気の多い日本では、葡萄は棚づくりが一般的です。しかし勝沼醸造では、ヨーロッパなどで主流の垣根仕立てを採用しています。
さらに、1本の樹に実る葡萄を制限している。また、葡萄の肩や先端を落として房を小さく仕上げている。
たしかに葡萄の収量は減りますが、1粒1粒の糖度を高めることができるのです。
日本の土地は栄養が豊富に含まれています。しかし、実はワインの原料となる葡萄は、砂利や石が多く痩せた土地が適しているのです。
そこで、勝沼醸造では葡萄のポテンシャルを高めるために、石灰などを投入して、葡萄に適した土地へと改良を行っています。
雨の時期は葡萄の房ごとに傘をかけるなど、手入れを頻繁にすることで、葡萄を病気にさせないように栽培しています。
氷結濃縮法を採用すると、実は製造コストがかなり高くなるのです。
しかし、価格以上の価値を追求し、他社に先駆けて氷結濃縮法を導入しています。
白ワイン用の葡萄品種は、圧力をかけずに搾汁すると皮や種の渋味・苦味が入らないため、上質な果汁が取り出せると考えられています。
しかし勝沼醸造では、皮と実の間にある甲州種のうま味を取り出すため、しっかりと圧力をかけて搾汁しています。
ゆっくりと丁寧に時間をかけて搾ることで、甲州種ならではの苦みを生かした個性が際立つワインに仕上がっています。


中央葡萄酒
そして山梨ワインの代名詞【甲州ワイン】の魅力を最初に編集部に伝えてくれた【中央葡萄酒】もぜひとも参入して欲しいです。
【中央葡萄酒】とは、どんなワイナリーなのか、紹介していきます。
中央葡萄酒を一言で表すのであれば【世界と戦う日本代表】ワイナリーではないでしょうか。
なぜなら、グレイスワインは、国内でのワイナリー基準ではなく敢えてハードルの高い『世界』に基準を置いているからです。
では、世界基準になるために一体どんなことをしているのでしょうか。
グレイスワインは、1923年の創業以来『葡萄栽培』に最も力を注いでいます。それは、ワインの香りや味わいは『葡萄』が決定づけると確信しているからです。だからこそ、グレイスワインでは『葡萄栽培』に大きく関わる『畑』『栽培方法』にはこだわり続けています。
1990年以降には欧州系葡萄の垣根式栽培を手がけはじめました。
そして、2002年には三澤農場を開園し、甲州葡萄の垣根式栽培も本格化。
葡萄を収穫だけの観点で捉えるのではなく、『醗酵』『貯酒』と醸造工程全体を踏まえた線で考え、最前を引き出せるように努めているのです。
では世界と対等に渡り合っているグレイスワインは、どんなワインをリリースしているのでしょうか。
グレイスワインの代表ブランドは、6種類あります。
GRACE キュヴェ三澤シリーズ
オーナー「三澤茂計」が葡萄栽培からこだわった特別限定ワインシリーズです。
GRACE 甲州シリーズ
日本の固有葡萄品種『甲州』を使用した、グレイスワインを代表するワインシリーズです。
GRACE ヴァラエタルシリーズ
ヴァラエタルとは葡萄品種名を指します。グレイスワインの種類豊かなワインシリーズです。
GRACE スパークリング
グレイスワイン待望のスパークリングワインです。
serena シリーズ
「グレイスワインをもっと気軽に楽しんでもらいたい!」そんな想いから生まれたグレイスワインのカジュアルラインです。
酒精強化ワイン
作家の山本周五郎が生前愛した極甘口の酒精強化ワインです。
中央葡萄酒『グレイスワイン(GRACE WINE)』
山梨県甲州市勝沼町等々力173
0553-44-1230
https://www.grace-wine.com/




98wines
山梨ワイナリーの醸造家として絶大な人気を誇り、シャトーメルシャン・勝沼醸造の責任職を歴任した輝かしい実績をもつ【平山氏】が独立して立ち上げた【98wines】は【ロゼワイン】が中心です。色鮮やかそして華やかな色合いは、結婚式にふさわしいこと間違いなしです。
【98wines】とは、どんなワイナリーなのか、紹介していきます。
【98wines】とは、2019年に本格的に、ワインをリリースした山梨県のワイナリーです。
【県内屈指のワイナリー】と、県内からの呼び声が非常に高いのです。
今では、【日本ワイナリー協会】へのホームページにも記載がされているのですが、昨年山梨ワインドットノム編集部が山梨出張を行っているときには、そういった更新がされていませんでした。では、どのようにワイナリーの存在を知ったのでしょうか。
それは、編集部が他の山梨ワイナリーへ取材をしているときのことでした。
「【98wines】という最近出来たばかりのワイナリーがあるのだけど、行ったことあるかな?」
この一言から【98wines】との出会いが始まったのです。もちろん、当時の編集部は知りませんでした。ただ、その日は98winesへのアポイントメントはとれていなかったので、次回の出張かな、と思っていました。しかし、その後ランチをしていた【ラ・メゾン・アンシェンヌ(LA MAISON ANCIENNE)】でも【98winesは行ったことないのであれば、今からでも行くべき!】と押されました。こんなにも、1日に繰り返し【紹介】されたことはなく非常に戸惑いました。
たしかにワイナリー訪問をすると、「〜ワイナリーでもうちと同じ品種のワインは扱ってます。」と言った話などはします。しかし、【このワイナリーには行った方がいいよ!!】と推薦されることはありませんでした。複数のワイナリー、そして飲食店からも紹介されたとなれば、行くしかありません。もし、お話がNGでも売店やワインのテイスティング、購入はできると思い、車を飛ばして駆け込みました。そしてワイナリーに到着し一望できた、【山梨を素で表す光景】ワイナリー各所に散りばめられた【工夫】【遊び心】そんな素敵な空間がそこにはありました。そして、そんな自然の中で飲む色鮮やかなロゼワイン。言葉で語ることのできない【感動】を味わうことができました。
紹介してくれた人たち同様、編集部も一瞬で魅了されてしまいました。
東京に戻った後に知ったのですが、98winesの醸造長【平山繁之】さんの経歴は凄まじいものでした。
山梨県を牽引しているワイナリーの1つである、シャトーメルシャンで醸造責任者を務めた後、伊勢志摩サミットやファーストクラスでもワインを提供していた実績のあるワイナリー、勝沼醸造の役員にも就任していました。まさに、プロフェッショナルの中のプロフェッショナルであり、日本のワイン文化を支えている人物の1人であることは間違いありません。
たしかに独立をするのは当たり前、その経歴があれば大丈夫、そんな声をあげる人も多くいるかも知れません。
しかし、実際に、平山さんと直接お話をさせていただいたから強く言えることがあります。
それは、彼がそんなことに頼っていないこと、そんな発言を認めていないことです、もっと言えば、そんな評価はしてくれるな、と言わんばかりの強い想いを感じました。
また【山梨ワインドットノム】のコンセプトや想いを伝えると、理解してくれた反面、非常に厳しい意見もいただきました。
- 日本ワインは、山梨県だろうがまだまだ世界的に見れば、認められていないです。ここ数年、日本ワイン、そして山梨ワインの評価は上がっているのはたしかですが、まだまだ世界には遠く及ばないです。だからこそ、紹介や実績などは関係なく【厳しい目で】わたしたちのワイナリー【98wines】を正当に評価していただきたいです。
ただ、正当に評価するには【山梨ワインドットノム】さんも【ワイン】に対して【真摯に向き合い成長】をしてください。【素人】であっても、【評価する側の人間】である以上、【根拠】をしっかり持てるよう【ワイン】と向き合ってください。そのためであれば、わたしたち【98wines】もできる範囲の協力は惜しみません。
直接話していただいたからこそ、【世界】と戦う【本気度】が伝わりました。現状なんかに甘えていられるか、そんな想いがひしひしと伝わりました。
編集部に対しても、厳しい指摘がありながらも【山梨ワイン】を広げたい、もっと多くの人に【山梨のワインは、こんなにも美味しいのだ!!】
そんな思いを【一緒に】伝えようとしてくれている様子を感じ取ることができました。
ワイン素人がワイナリーを高くレビューしているだけではありません。
山梨県内のワイナリー、山梨県内の飲食店からの評価も高いワイナリーそれが【98wines】なのです!!
98wines
山梨県甲州市塩山福生里250-1
0553-32-8098
https://98wines.jp/
https://www.facebook.com/98wines/
https://www.instagram.com/98wines/?hl=ja



MGVsワイナリー
山梨県内のワイナリーからワインのクオリティーに関して一目置かれている【MGVsワイナリー】も忘れてはいけません。
【MGVsワイナリー】とは、どんなワイナリーなのか、紹介していきます。
【MGVsワイナリー】を四字熟語で表現するなら、【鎧袖一触】が相応しいのではないでしょうか。聞いたことのない人が多い四字熟語かもしれません。この四字熟語は【鎧の袖で少し触れたぐらいの簡単さで敵を負かすこと】を意味する言葉です。
なぜワイナリー事業を開始したのが2016年と最近なのにも関わらず、【鎧袖一触】が相応しいのでしょうか。それは、他ワイナリーが認めるほどの【圧倒的なクオリティ】にあります。【MGVsワイナリー】のワインは、3,000円以上が当たり前で5,000円以上のものも見られます。
この金額だけを見ると【少し高い】と思う人も多いのではないでしょうか。しかし【圧倒的に安い】のです。【このワインのクオリティで3,000円、5,000円は安すぎる】ということです。たしかに、金額だけを見れば高いと思う人もいるかもしれません。(現に、今日のワイン市場では500円ワインや1,000円台のワインは散見しています。)しかし、日本のワイン文化を支えている山梨県内の多くのワイナリーから【なぜ、あの金額であのワインが造れているのか、不思議】とまで言われています。それだけ高品質な葡萄を造り、手間がかかっていることが十分に伝わります。もちろん編集部も実際にテイスティングをしています。口に含んだ瞬間、【衝撃】が走りました。訪問したワイナリーの人と話をすると【マスカットベーリーAは重さを表現するのが非常に難しい】とよく言われます。そのせいか、我々の判断基準として【マスカットベーリーA100%でミディアムボディ〜フルボディ】を再現できているということは【ワイナリーレベルが高い】ことを意味しているのです。そのため、試飲をした瞬間【プロフェッショナル】だとすぐに感じました。山梨ワインの中でもトップに駆け上ろうとしているワイナリー【MGVsワイナリー】をぜひ、味わっていただきたいです。




駒園ヴィンヤード
最後に紹介したいのが【駒園ヴィンヤード】です。
【駒園ヴィンヤード】とは、どんなワイナリーなのか、紹介していきます。
駒園ヴィンヤードの歴史は、1953年に遡ります。そして当時のワイナリー名は【五味葡萄酒】と別名での創業でした。
つい最近【駒園ヴィンヤード】への変更がされたのです。
そんな駒園ヴィンヤードの特徴は【葡萄】に忠実な【まっすぐ】なワイン造りをするワイナリーです。
また、生産量が少ないためどのワインも入手が非常に困難です。そのため、知る人ぞ知るワイナリーではないでしょか。
編集部も駒園ヴィンヤードには、昨年の夏手前に訪問しています。葡萄畑見学や工場見学はできなかったのですが、とてもたくさんのワインのテイスティングをさせていただきました。どのワインも醸造家の個性が存分に現れていて【面白く本当に美味しいワイン】ばかりでした。【甲州ワイン】と言われても、納得できない独特な香りは今でも忘れません。それほど、他のワイナリーとは一線を画しているワインが造られていました。また、試飲は1本1本のグラスを用意してくれました。些細なことかもしれませんが、そういった雰囲気を含め【純粋にワインの美味しさを楽しんでもらう環境への妥協のなさ】を感じました。
県内トップレベルと呼び声高いワインの質に加え、ワイン初心者でも温かく迎え入れてくれるワイナリーが【駒園ヴィンヤード】なのです。

【テイクアンドギヴ・ニーズ】とは!?
【テイクアンドギヴ・ニーズ】は「国内ウェディング」「海外・リゾートウェディング」を中心に事業を展開している会社です。
手掛けた年間挙式組数は21,160組そして満足度は98.8%と驚くべき数字を誇ります。
まさに、【テイクアンドギヴ・ニーズ】は業界のトップオブトップというにふさわしい企業でしょう。
1998年の創業以来、オリジナルウェディングにこだわり続けています。そして、新しいスタイルとして創りあげた「ハウスウェディング」を全国32都道府県に展開しています。年間約1万2千組の挙式済みのお客様の声を、直接ヒアリングし、日々、高い満足度を維持するため、サービス・商品改善を繰り返しています。
「ハワイ、グアム、バリ、沖縄、プーケット」に拠点を設け、日本、中国、香港、台湾、韓国等のお客様のリゾートウェディングをプロデュースしています。 海外のチャペルは世界の憧れを集める一流ブランドホテルとコラボレーションし「All In One Hotel」を掲げ、ホテル敷地内ですべてが叶うリゾートウェディングスタイルを中心にサービスを展開、経験豊富なコーディネーターが憧れの結婚式を実現させています。新たな市場を創出すべく、台湾で直営のウェディング施設を運営しており、インドネシアでは、海外著名ホテルと業務提携し、婚礼プロデュースを行っています。
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- 【勝沼編】はこちらからご覧ください。








非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。