【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメするシャトー勝沼ワインとは!?【シャトー勝沼特集】

9月もほぼ終わりまもなく10月に突入します。多くのワイナリーが、2020ヴィンテージワインをリリースしながら、11月3日の山梨ヌーボーに向けたワイン造りが盛んにおこなわれていることでしょう。

そこで今週は、編集長が【初心者】にオススメする【シャトー勝沼ワイン】を紹介したいと思います。この機会に、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。そして、来たる山梨ヌーボーを迎える準備をしましょう。

【シャトー勝沼】とはどんなワイナリー!?

【シャトー勝沼】とは、日本のワイン文化がまだ世界に認められていなかった時期からワイン造りに魅了されて尽力してきたワイナリーです。
ワイナリーに惚れ携わること140年以上、日本にあるワイナリーの中でも、とても古い伝統的ワイナリーです。

そのため、今では各旅行会社が山梨県の観光ツアーを組む【バスツアープラン】に必ずと言ってもいいほど含まれています。
そんなトラディショナルなシャトー勝沼では【ワイナリー見学】【豊富なテイスティングワイン】【併設レストランでのマリアージュ体験】【オリジナルファームプログラム】を年間を通して楽しむことができます。

■【懇切丁寧なワイナリー見学】■
シャトー勝沼ワイナリーの広大な工場施設は自由見学になっています。
決められたルートを進んでいく見学ですが、自分のペースで見学することができるのがいいですね。
そしてルート上でワイン造りに欠かせない場所では、テキスト解説なども用意されています。編集長が大好きな樽エリアは、夏場は非常に涼しく心地よいです。そして、最後までルートに沿って進むとテイスティングができる【ワイナリーショップ】に到着します。そのまま試飲カップを手にとってテイスティングが可能になっています。まさにムダのない工場見学なのです。

■【初心者から玄人にも好まれるテイスティングコーナー】■
シャトー勝沼のテイスティングシステムは【無料試飲】と【有料試飲】の2種類あります。無料試飲は、甘口のワインに加えて、カウンターで1杯ずつ注いでもらうワインも飲むことができます。ワイン初心者向けのワインと言っても良いワインがザッと10種類前後用意されています。その一方、有料試飲では比較的ワイン慣れしている人向けの辛口タイプのワインが準備されています。もちろん、初心者向けの無料試飲に加え有料試飲をすることもできます。
まさにシャトー勝沼のテイスティングコーナーは、ワイン初心者だけではなく、ワイン慣れしている人も楽しめる素敵な環境と言えます。

■【併設レストランでのマリアージュ体験】■
また、シャトー勝沼には【レストラン鳥居平】が併設しています。そこでは、ワインと本格フレンチ料理のマリアージュを体験することができます。
マリアージュに正解はありません。しかし、ワインを造ってるワイナリーがオススメするマリアージュがハズレなわけがありません。

  • レストラン名
    レストラン鳥居平
  • 住所
    山梨県甲州市勝沼町菱山4729
  • 電話番号
    0553-44-3080
  • 営業時間
    ランチタイム:11:00~15:00
    ティータイム:15:00~17:00
    ディナータイム:17:30~20:00
  • ホームページ
    http://www.toriivilla.jp/
  • ■【ワイナリーファンを増やすオリジナルプログラム】■

    そしてシャトー勝沼では、ワインをより身近に感じてもらうための葡萄造り体験プログラム【ファーム トゥ ボトル】も実施しています。
    このプログラムに参加すると、ワイナリーが1年を通して経験するワイン造りの工程を経験することができます。

  • ワイナリー名
    シャトー勝沼
  • 住所
    山梨県甲州市勝沼町菱山4729
  • 電話番号
    0553-44-0073
  • ホームページ
    https://www.chateauk.co.jp/
  • 【ワイン初心者によるシャトー勝沼訪問記】観光客が必ず訪れているワイナリーに訪問!!人気の秘密を解明!?

    編集部が【初心者】にオススメする【シャトー勝沼】ワインを徹底解説

    では、編集部が【初心者】にオススメする【シャトー勝沼】のワインを紹介したいと思います。

    オススメ度とは!?

    オススメする基準は、

    • 葡萄由来の再現性
    • コストパフォーマンス
    • 飲み比べなどの相性
    • 食事との相性

    です。

    なぜこんな基準が必要なの!?
    ワイン初心者にとって、【ワイン】とは未知なるものです。そのため、教科書やWebで検索している内容をそのまま伝えられても理解できません。
    つまり、専門用語中心だと理解が追いつかず、途中で脱線をしてしまいます。結果として、ワイン離れが起こってしまいます。ワインは奥が深く、知れば知るほど、飲めば飲むほど面白い世界です。そんな世界に足を踏み入れたにもかかわらず、すぐに抜けてしまうのは非常に残念です。そうならないためには、最初のワインが大切なのです。
    注意
    編集部の評価は、あくまで編集部が実際に体験したことなどが基準になっています。
    また、今回の評価は【ワイン初心者】が数多あるワイナリーから選ぶ際の手助けとなるために作ったものであって、ワインをランキングづけるものではありません。

    晩秋仕込み 甲州

  • ワイン名
    晩秋仕込み 甲州
  • 品種
    甲州葡萄
  • タイプ
    やや辛口
  • 価格
    税込1,650円
  • ワイナリーコメント
    収穫をギリギリまで遅らせ、成熟した甲州葡萄を晩秋に仕込んだ、やや辛口の白ワインです。果実味を最大限に残すため、低温発酵で時間をかけて丁寧にじっくりと醸しています。ふくよかなボリューム感、後味にはバランスのとれた酸味が広がる仕上がりになっています。
    晩秋仕込み 甲州の評価
    酸味
    (4.0)
    甘味
    (2.0)
    果実味
    (4.5)
    苦味
    (4.5)
    複雑さ
    (4.5)
    葡萄由来の再現性
    (4.5)
    コストパフォーマンス
    (5.0)
    飲み比べなどの相性
    (5.0)
    食事との相性
    (5.0)
    リセマラレベル
    (5.0)
    総合評価
    (5.0)

    GI山梨 プレミアムスパークリング甲州

  • ワイン名
    GI山梨 プレミアムスパークリング甲州
  • 品種
    甲州葡萄
  • タイプ
    やや辛口
  • 価格
    税込2,420円
  • ワイナリーコメント
    優しいきめ細かい泡立ちに加え、なめらかな口あたりが特徴です。フレッシュ感のある、みずみずしく爽やかな香りに加え、味わいは繊細で軽やかな仕上がりになっています。
    GI山梨 プレミアムスパークリング甲州の評価
    酸味
    (4.5)
    甘味
    (2.5)
    果実味
    (4.5)
    苦味
    (4.5)
    複雑さ
    (4.5)
    葡萄由来の再現性
    (4.5)
    コストパフォーマンス
    (4.5)
    飲み比べなどの相性
    (4.5)
    食事との相性
    (4.5)
    リセマラレベル
    (4.5)
    総合評価
    (4.5)

    甲州スパークリングワイン

  • ワイン名
    甲州スパークリングワイン
  • 品種
    甲州葡萄
  • タイプ
    やや辛口
  • 価格
    税込1,650円
  • ワイナリーコメント
    甲州葡萄本来の酸味と渋みをほのかに生かした、口当たりの良いスパークリングワインです。フレッシュそしてフルーティなスパークリングワインに仕上がっています。
    甲州スパークリングワインの評価
    酸味
    (4.5)
    甘味
    (2.0)
    果実味
    (4.5)
    苦味
    (4.5)
    複雑さ
    (4.5)
    葡萄由来の再現性
    (4.5)
    コストパフォーマンス
    (5.0)
    飲み比べなどの相性
    (4.5)
    食事との相性
    (4.5)
    リセマラレベル
    (4.5)
    総合評価
    (4.5)
      今回は白ワイン1本、スパークリングワイン2本の紹介です。
      【晩秋仕込み 甲州】はシャトー勝沼を代表する【甲州ワイン】の1本だと思っています。価格も非常に手に取りやすいため【甲州ワイン】のスタンダードを知るには最適なワインだと思います。【晩秋仕込み 甲州】は【GI山梨 プレミアムスパークリング甲州】【甲州スパークリングワイン】の2本のスパークリングワインと同品種になります。仕上がりの違いなども含めて楽しみ、学べるのではないでしょうか。
      そして最もオススメしたい比較の組み合わせが【GI山梨 プレミアムスパークリング甲州】【甲州スパークリングワイン】です。同じワイナリーが造る同品種のスパークリングワインですが、前者は【GI山梨】と国が定める基準をクリアしている葡萄を採用しています。後者は【GI山梨】ではありません。これら2本をブラインドテイスティングして、どっちが純粋に【美味しいか】と感じてみるのも面白いかもしれません。
      【山梨ワイン】を世界水準に向けた手段の1つでもある【GI山梨ワイン】のほうが美味しいと思われがちですが、人の味覚は多種多様です。人によっては、後者のほうが好き、と言う人もいるでしょう。そういった経験をぜひともしていただきたいです。
      また【スティルワイン白】と【GI山梨スパークリングワイン】の比較も面白いですね。
      赤ワインがありませんが、充分に【ワインの面白さ】に魅了される要素がたくさんあるセレクションになっていると思っています。
      記事を書いていると、自然と自宅にある【甲州スパークリングワイン】に手が伸びてしまう…🍾笑

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    非常に参考になると思います♪
    ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!

    山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。
    素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
    情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
    各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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