先日、ワイン王国のオリジナル企画【デザイナーが選ぶラベルデザイン】を紹介しました。
【必見!!】雑誌【ワイン王国】にてラベルグランプリ開催中!!264ものラベルデザインの中に【山梨ワイン】はいくつ選抜されている!?【6月30日まで】 いかがでしたでしたでしょうか。選ばれた264ものワインの中から、どんなワインを選びましたか。
そして大変お待たせしました!!ついに、結果発表になります。
一体山梨ワインは選ばれているのでしょうか。そして、編集部が選んだラベルワインは登場するのでしょうか。
まとめて紹介していきたいと思います。
ラベルグランプリとは!?
ラベルグランプリとは、ワイナリーや飲食店などでワインを楽しむことが難しくなった今日だからこそ、自宅でも楽しんでもらえるものはなにか、ワイン王国が読者のことを考えて生まれた企画です。そして、264ものラベルの中から自分が気に入ったラベルを5つ投票することで、抽選で豪華プレゼントが当たります。気になる264枚ものラベルは、ワイン王国に大きく協力をしてくれているソムリエ、ジャーナリスト、ライター、インポーターの方々からの募った合計枚数になっています。
【編集部】が投票した【山梨ワイン】ラベルワイン
個人的な好みが【やわらかいデザイン】【スマートなデザイン】です。ゴチャゴチャしていないデザインって感じですね。笑
デザインを作るときに意識することでもありますが、どんなに細微なことを考えていたとしても見る側からすると【デザイン】の【ファーストインプレッション】つまり【全体像】が大切になっていると思います。
そして【心】で感じるものだとも思っています。直感性を重視して2本の山梨ワインに投票しました。
【ドメーヌ・ミエ・イケノ】
ドメーヌ ミエ・イケノは、葡萄の栽培からワインの醸造までを一貫して手掛けているワイナリーです。
【自社畑100%の葡萄で高品質なワインを造りたい】
非常にシンプルな想いですが、内に秘められている【闘志】【こだわり】は底知れぬものがあります。
2007年春に八ヶ岳山麓の小高い丘陵地にワイン用葡萄の栽培を開始した、ワイン造りを完全なる0から始めたワイナリーです。
Mie Ikeno 月香 Chardonnay
シャルドネ
辛口
税込7,480円
よく【Simple is best.】という言葉を耳にしますが、シンプルにデザインを仕上げることは非常に難しいのです。余白が目立ってしまったり、伝えたいことが伝わらずなんのデザイン?となってしまうからです。
しかしドメーヌ・ミエ・イケノのラベルデザインは、その難しさを難なくクリアしている素敵なデザインだと思います。
- ワイナリーの詳細はこちらからご覧ください。

【四恩醸造】
【四恩醸造】は、一般公開を原則実施していないワイナリーです。元々は、学校法人四恩学園の自然教育拠点として、【葡萄畑の栽培】を中心に取り組んでいました。
それから約20年後の2007年に、四恩醸造は【ワイン事業】に本格的に参入をします。
その参入背景には、【巨峰を中心とした葡萄の美味しさをより多くの家庭に届けたい】そんな想いがありました。編集部も取材をした際、言葉だけでは伝えきれないだろうと感じるほど【自社畑の巨峰がめちゃめちゃ美味しい】と語ってくれました。高級葡萄でもある【巨峰】だけでなく、【甲州】そして山梨県では珍しい【プチマンサン】などを使ってワイン造りをしています。
そんな四恩醸造が造るワインは、【ワイン初心者】でも飲みやすい【辛口ワイン】です。市場にもなかなか出回っていないワイナリーの1つになります。
薔薇
マスカットベーリーA・メルロー
ライトボディ辛口
このワインの特長は、まろやかな酸味と柔らかなタンニンのバランスが良いところです。その流れるような味わいとともに、心地よい余韻が続く仕上がりになっています。赤は渋みがあって苦手、という方やワイン初心者の方、お気に入りの赤に出会えなかった方もスーッと飲めると思っています。

実際に醸造家の人とお話をさせていただいたときに、このラベルデザインは四恩醸造に飾られている【油彩画】が元々のデザインとなっていることを教えていただきました。細かいところまで神経の行き届いた、素晴らしい絵だと思います。それに、ここまでの絵の完成度は、他のワイナリーでも真似することはほぼできない特長の1つであることは間違いありません。まさに【個性あふれる、独創的なデザイン】ではないでしょうか。
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【結果発表】
それでは、結果を発表していきたいと思います。
結果は、12位まで発表されています。
【12位】アド・アストラ 赤 2014
アド・アストラ 赤 2014
サンジョヴェーゼ40%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、メルロー15%、シラー15%、その他5%
ミディアムボディ
税込4,202円
【11位】シャトーラトゥール 2011
シャトーラトゥール 2011
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン
フルボディ
税込121,000円
【10位】ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ NV
ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ NV
アザール、ペデルナン、トラジャドゥラ、アヴェッソ、ロウレイロ
辛口
税込1,320円
【9位】ソルガズム 2018
ソルガズム 2018
コロンバール
辛口
税込4,840円
【8位】ラ・フロレット ハナミズキ・ブラン 2019
ラ・フロレット ハナミズキ・ブラン 2019
甲州
やや辛口
税込2,420円
平成に思い入れも強いはずの【奥野田葡萄酒】ですが、時代の流れには逆らえず、名残惜しい中、新時代【令和】を迎えました。
ただ、新時代になろうが、【ワイン造りは質の高い葡萄から】という初心を忘れずに、一歩一歩新たなる歴史を刻んでいます。
そんな奥野田葡萄酒は、約1.5ヘクタールの自社農園で、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネ、デラウェアを栽培しています。
珍しいことに、甲州を自社農園では栽培していません。そして核となる栽培方法は、自然農法にこだわっています。それは複雑な地層を有している圃場だからこそ可能である業でもあるのです。そんな豊かな圃場は、甲州市内に4つもあります。
4名で市内にある4つの葡萄畑管理に加え、ワイナリー運営をすることは非常に大変です。にも関わらず、それに止まらず、奥野田葡萄酒は【奥野田ヴィンヤードクラブ】も運営しています。このクラブのおかげで、ワイン造りの肝になる葡萄栽培を経験したくてもできない人が、自分の葡萄の木を所有し栽培できるのです。
もちろん、会場は奥野田葡萄酒の自社畑のため、安心に加えワイン造りの知識なども深まります。
他にも、山梨県が進める【やまなし企業の農園づくり】や【富士通GP2020ワインファーム】などにも積極的に尽力しているワイナリーです。
奥野田葡萄酒のこれらの活動は、葡萄畑での作業を通じて、圃場維持の難しさや環境問題を学び考えながら、ワインに触れてもらう機会の提供につながっています。
ワイン愛好家だけではなく、ワイン初心者にも【広く門戸を開いている】点は間違いなく、奥野田葡萄酒の魅力の1つです。
ワイナリー2階にあるログハウスから見れる絶景を感じながら、美味しい【ワイン】を味わってみてはいかがでしょうか。
- ワイナリーの詳細はこちらからご覧ください。

【7位】那須ワイン マスカットベーリーA 樽熟成 2017
那須ワイン マスカットベーリーA 樽熟成 2017
マスカットベーリーA
ミディアムボディ
税込3,500円
【6位】フェウド・アランチョ インツォリア
フェウド・アランチョ インツォリア
インツォリア
やや辛口
税込1,325円
【5位】シャンモリ 日本葡萄酒 白 NV
シャンモリ 日本葡萄酒 白 NV
デラウェア主体、その他日本産葡萄数種類
やや辛口
税込1,078円
盛田甲州ワイナリーは、山梨県鳥にワイン造りの誇りと情熱と未来を乗せて飛翔するワイナリーと言うにふさわしいワイナリーだと思います。
設立は1973年ですが、1973年設立とは思えない深い歴史がありました。
遡ること1881年、盛田甲州ワイナリーは愛知県の葡萄畑でワイン造りをしていました。しかし、フィロキセラのせいで葡萄は全く使い物にならなかったのです。そして、1度潰えた想いは日本のボルドーとも言われる「勝沼」で復活し、今にいたるのです。つまり、100年以上もの間にわたってワイン造りに携わっているワイナリーなのです。
背水の陣となるに至っていた盛田甲州ワイナリーのその後の勢いはすさまじいものです。【ワインは農産物】と言い聞かせ、醸造の過程での処理や調整を極力控え、葡萄がもつ本来の味をそのままボトリングするイメージで仕込み、素直な葡萄の風味を持つワインに仕上げています。その結果が、IWC金賞受賞です。

山梨ワイン、日本ワインを支えているワイナリーの1つなのです。
【4位】ピノ・ノワール 2018
ピノ・ノワール 2018
ピノ・ノワール
ミディアムボディ
税込3,025円
【3位】domaine tetta シャルドネ 2017
domaine tetta シャルドネ 2017
シャルドネ
辛口
税込3,850円
【2位】島紅 2019 マスカットベーリーA
島紅 2019 マスカットベーリーA
マスカットベーリーA
ライトボディ〜ミディアムボディ
垣根栽培、棚栽培
ステンレスタンク
2019.9.28
2019.12
188本
税込3,300円
【1位】ディスティニーベイ ディスティナイ
ディスティニーベイ ディスティナイ
カベルネ・ソーヴィニヨン36%、メルロ25%、マルベック18%、カベルネ・フラン13%、プティヴェルド7%
ミディアムボディ〜フルボディ
税込29,900円
- いかがでしたでしょうか。投票したワインは選ばれていましたか。残念なことに、編集部が投票したワインは選出されていませんでした。
しかし、ランキングインしているワインを見ると、たしかに1位の【ディスティニーベイ ディスティナイ】は名前もかっこよく、彗星デザインは目を見張るものがありますね☄️これを機に、飲んでみようかなと思い、値段を調べるとちょっと驚き…値段もスター級ですね。お財布と相談が必要です。笑
しかし、ランクインしたすべてのワイナリーが高いわけではありません。個人的に気になっているのは、奥野田葡萄酒。
月末からついに、葡萄の収穫イベントも始めています。

既出のワインとこれから産まれる新ヴィンテージの飲み比べが面白そうです🍾
みなさんは、どのワインが気になっていますか?
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非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
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