【山梨ワインドットノム】山梨ワイナリーを制覇した編集部が【初心者】にオススメする勝沼醸造ワインとは!?【勝沼醸造特集】

【25日】と聞くと待ちに待ったと思う人も多いのではないでしょうか。そうです、給料日に設定される日です。
多くの人が、今日1日だけは…と贅沢をしたくなりますね。笑

そこで今週は、編集部による【勝沼醸造】の【初心者オススメワイン】を紹介したいと思います。この機会に、ちょっと贅沢な山梨ワインを手に入れてみてはいかがでしょうか。

勝沼醸造とはどんなワイナリー!?

勝沼醸造は1937年創業以来、勝沼のワイン産業振興に尽力してきたファミリーワイナリーです。
1990年頃から高品質なワイン造りに注力し始め、2003年にはフランスのワインコンクール「ヴィナリーインターナショナル」で銀賞を受賞するなど、評価を高めてきた実力派ワイナリーです。現在では日本古来のワイン用葡萄品種である「甲州」に特化し、勝沼のテロワールを追及する造り手として日本国内のみならず世界的にも高い注目を集めています。

勝沼醸造のワイン造り

では、世界が認めるワインは一体どのようにして造られているのでしょうか。
今も変わらずあり続ける、勝沼醸造のワイン造りのテーマ、それは「たとえ一樽でも最高のものを」。
良いワインのために、さまざまな手法を取り入れ、良い葡萄を栽培し、醸造にもこだわっています。

  • 葡萄の収量を減らして糖度を高める
  • 湿気の多い日本では、葡萄は棚づくりが一般的です。しかし勝沼醸造では、ヨーロッパなどで主流の垣根仕立てを採用しています。
    さらに、1本の樹に実る葡萄を制限している。また、葡萄の肩や先端を落として房を小さく仕上げている。
    たしかに葡萄の収量は減りますが、1粒1粒の糖度を高めることができるのです。

  • 葡萄に適した土地づくり
  • 日本の土地は栄養が豊富に含まれています。しかし、実はワインの原料となる葡萄は、砂利や石が多く痩せた土地が適しているのです。
    そこで、勝沼醸造では葡萄のポテンシャルを高めるために、石灰などを投入して、葡萄に適した土地へと改良を行っています。

  • 手間をかけて栽培
  • 雨の時期は葡萄の房ごとに傘をかけるなど、手入れを頻繁にすることで、葡萄を病気にさせないように栽培しています。

  • 葡萄を凍らせながら成分を凝縮(氷結濃縮法)
  • 氷結濃縮法を採用すると、実は製造コストがかなり高くなるのです。
    しかし、価格以上の価値を追求し、他社に先駆けて氷結濃縮法を導入しています。

  • ゆっくりと時間をかけて搾汁
  • 白ワイン用の葡萄品種は、圧力をかけずに搾汁すると皮や種の渋味・苦味が入らないため、上質な果汁が取り出せると考えられています。
    しかし勝沼醸造では、皮と実の間にある甲州種のうま味を取り出すため、しっかりと圧力をかけて搾汁しています。
    ゆっくりと丁寧に時間をかけて搾ることで、甲州種ならではの苦みを生かした個性が際立つワインに仕上がっています。

  • ワイナリー名
    勝沼醸造
  • 住所
    山梨県甲州市勝沼町下岩崎371
  • 電話番号
    0553-44-0069
  • 公式ホームページ
    https://www.katsunuma-winery.com/
  • 【ワイン初心者による勝沼醸造訪問記】甲州ワインで世界に挑み続ける山梨ワイナリーに訪問!!山梨ワインを知りたくば勝沼醸造は外せない!!

    編集部が【初心者】にオススメする【勝沼醸造】ワインを徹底解説

    では、編集部が【初心者】にオススメする【勝沼醸造】のワインを紹介したいと思います。

    オススメ度とは!?

    オススメする基準は、

    • 葡萄由来の再現性
    • コストパフォーマンス
    • 飲み比べなどの相性
    • 食事との相性

    です。

    なぜこんな基準が必要なの!?
    ワイン初心者にとって、【ワイン】とは未知なるものです。そのため、教科書やWebで検索している内容をそのまま伝えられても理解できません。
    つまり、専門用語中心だと理解が追いつかず、途中で脱線をしてしまいます。結果として、ワイン離れが起こってしまいます。ワインは奥が深く、知れば知るほど、飲めば飲むほど面白い世界です。そんな世界に足を踏み入れたにもかかわらず、すぐに抜けてしまうのは非常に残念です。そうならないためには、最初のワインが大切なのです。
    注意
    編集部の評価は、あくまで編集部が実際に体験したことなどが基準になっています。
    また、今回の評価は【ワイン初心者】が数多あるワイナリーから選ぶ際の手助けとなるために作ったものであって、ワインをランキングづけるものではありません。

    アルガブランカ クラレーザ

  • ワイン名
    アルガブランカ クラレーザ
  • 品種
    甲州葡萄
  • タイプ
    辛口
  • 価格
    税込2,200円
  • ワイナリーコメント
    アルガブランカシリーズの中核をなすのが【クラレーザ】になります。日本固有の葡萄品種である【甲州】を用いて、瓶詰直前まで澱引きせず、澱とワインを接触させながら静置貯蔵するシュール・リー製法によって醸し上げた辛口甲州ワインになります。甲州の個性をシュール・リー製法によって引き出した、溌刺とした爽やかな香りと透明感のある瑞々しい味わいが特徴的です。優しい果実味とほのかな渋味が調和する日本人好みの和食に合う辛口白ワインに仕上がっています。
    アルガブランカ クラレーザの評価
    酸味
    (4.0)
    甘味
    (1.5)
    果実味
    (4.0)
    苦味
    (4.0)
    複雑さ
    (4.0)
    葡萄由来の再現性
    (4.5)
    コストパフォーマンス
    (4.5)
    飲み比べなどの相性
    (4.5)
    食事との相性
    (4.5)
    リセマラレベル
    (4.5)
    総合評価
    (4.5)

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    アルガーノ モンテ

  • ワイン名
    アルガーノ モンテ
  • 品種
    マスカットベーリーA
  • タイプ
    ミディアムライト
  • 価格
    税込3,300円
  • ワイナリーコメント
    豊富な日照時間に恵まれた甲府盆地の北西側の丘陵地帯に位置する穂坂地区から収穫された完熟したマスカットベーリーAをゆっくりと発酵した後、フレンチオーク樽で熟成しています。マスカットベーリーAの独特な香りと豊かな果実味に加え、柔らかく軽いタッチ、ほのかなタンニンは飲みやすく、優しい味わいの赤ワインに仕上がっています。
    アルガーノ モンテの評価
    酸味
    (3.0)
    甘味
    (2.5)
    果実味
    (4.0)
    渋み
    (3.5)
    複雑さ
    (3.5)
    葡萄由来の再現性
    (4.0)
    コストパフォーマンス
    (3.5)
    飲み比べなどの相性
    (4.0)
    食事との相性
    (3.5)
    リセマラレベル
    (3.5)
    総合評価
    (4.0)

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    アルガブランカ ドース

  • ワイン名
    アルガブランカ ドース
  • 品種
    甲州葡萄
  • タイプ
    極甘口
  • 価格
    税込3,850円
  • ワイナリーコメント
    日本固有の葡萄品種である【甲州葡萄】にこだわり、葡萄本来の甘さと酸味を大切に冷凍凝縮して無補糖で醸造しています。
    蜂蜜のような自然な甘さとしっかりした酸がキレの良い深い味わいを与える、極甘口のデザートワインに仕上がっています。
    アルガブランカ ドースの評価
    酸味
    (3.0)
    甘味
    (4.5)
    果実味
    (3.5)
    渋み
    (1.5)
    複雑さ
    (1.5)
    葡萄由来の再現性
    (4.0)
    コストパフォーマンス
    (4.0)
    飲み比べなどの相性
    (4.0)
    食事との相性
    (2.0)
    リセマラレベル
    (4.5)
    総合評価
    (4.0)

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      今回は、白ワイン1本、赤ワイン1本、デザートワイン1本の紹介でした。
      勝沼醸造に足を運び、醸造家とお話をすると勝沼醸造ワインを飲みたいと瞬時に思わせてくれる魅力があります。その中でも、スタンダード中のスタンダードをチョイスしました。ワイン初心者の人にとっては、きっとワインを感じる世界が変わることでしょう。
      特に普段チェーン店などの居酒屋でワインを飲んでいる人であれば、なおさらです。
      【アルガブランカ クラレーザ】は日本を代表する甲州葡萄を使い、日本を代表する勝沼醸造が造ったスタンダードのワインです。つまり、世界に誇る甲州葡萄の実力を知ることができるでしょう。【アルガーノ モンテ】は日本を代表する赤ワイン葡萄品種であるマスカットベーリーAを使っています。葡萄由来の独特な香りに従った味わい、余韻などが純粋に表現されています。そして【アルガブランカ ドース】は、日本ワインでも珍しい極甘口タイプのワインになります。前述で推薦した【アルガブランカ クラレーザ】で感じる甲州葡萄特有の苦味を感じさせない甘さを感じます。同じ葡萄品種でもここまでの違いが生まれるのかと、驚きを感じることもできるでしょう。ぜひ、3本とも手に取ってみてください。

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    非常に参考になると思います♪
    ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!

    山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。
    素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
    情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
    各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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