山梨県にあるワイナリーだけではなく、ワイナリーを訪問するためには、【ワインの知識】がないとしてはいけないと思っている人も多いのではないでしょうか。
もちろん、山梨ワインドットノム編集部もそう思っていました。しかしながら、編集部は知識がほぼない状態でワイナリーを周り制覇しました。
つまり、編集部はワイナリー巡りをした中で多くのことを学ぶことができました。
たしかに編集部のような楽しみ方もあります。しかし、事前にある程度のワイン知識を携えておくことで、より一層ワイナリーの方々とのコミニュケーションを活発することができます。そこで今回は【クイズ形式】で【ワイン】に関して学んでもらいたいと思います。
Contents
ドットノムオリジナル企画【ワイン検定】とは!?
ドットノムオリジナル企画【ワイン検定】とは、山梨県にあるワイナリーを制覇した山梨ワインドットノム編集部が、ワイナリー訪問を通じて学んだことをベースに作った【ワイン】に関する【クイズ問題】になります。もちろん、初心者の方は今後ワイナリー訪問をするときに役立つ知識になります。この問題を経験している人としていない人では、充実度に差がでるでしょう。ワイン好きの方、ワインに飲み慣れている人は、自分のワインの知識の確認などになります。
問題は、
- ワインの基礎知識関して
- ワイン造りに関して
- ワイナリーに関して
の3部構成で作成しています。
検定スタート!!
それでは、始めていきましょう。それぞれの問題の答えは、ボタンをクリックすると見れます。
最後には【認定証】も準備してあります。ぜひ満点を目指して挑戦してみてください。
【Question 1問目】
ワインの原料は、ある果物から造られています。さて、その果物は?
「葡萄」
- ワインは、葡萄を原料に造っている醸造酒です。そのため、ワイン造りにおいて【葡萄】の美味しさが【ワイン】の美味しさに直結していると言われています。そしてワインに使われる葡萄によって色調・香り・味わいなどが大きく異なります。そのため、ワインを飲む前にラベルで葡萄をチェックすると、一味違う楽しみ方ができます。
【Question 2問目】
【スティルワイン】を代表するワインを3つ答えなさい。
「白ワイン・赤ワイン・ロゼワイン」
- 日常生活ではほとんど見かけることも聞いたこともないであろう、スティルワイン。実は、スティルワインこそ白ワイン、赤ワイン、ロゼワインの総称になる言葉だったのです。スティルワインの特徴は、発泡性がなく、アルコール度数が9度〜15度程度のワインになっています。
【Question 3問目】
日本でもシャンパンは作れますか?
「作れません。」
- ホストクラブやキャバクラなどで大人気の【シャンパン】ですが、実は日本でシャンパンは造れないのです。なぜなら、シャンパンとはフランスにあるシャンパーニュ地方の限定された地区で、限定された品種を使用して決まった醸造方法で生産されたワインだからです。つまり、日本で親しまれているシャンパンとはフランスのお酒だったのです。ただ、日本でもシャンパンのようなワインが造られていますね。それを【スパークリングワイン】と呼びます。多くの人が誤解しているので、ぜひ覚えていってください。
【Question 4問目】
赤ワインが有する渋さの成分をカタカナ4字で答えなさい。
「タンニン」
- タンニンは、そのポリフェノールの一種です。一般的には【渋み】を感じると言われていますが、実は赤ワインにおいて重要な役割を担っています。私たちは、この渋さを【口に含むと乾いたような感覚になる原因】と認識していることが多いです。それは【赤ワインの色を安定させること】そして【ワインに重厚感を演出させること】【ワインの長期熟成】に向いているのです。つまり、今日における赤ワインは【タンニン】なしでは考えられません。
【Question 5問目】
ワイングラスを回し、ワインと空気を触れさせ味や香りを引き出す方法をカタカナ5字で答えなさい。
「スワリング」
ワイングラスを軽く回すことは、一見カッコつけのように思う人もいるかもしれませんが、ワインを味わう上で大切なことです。スワリングすることで、ワインが空気に触れ【より香り】が引き出され、【味わい】がまろやかに変化します。ただ、スパークリングワインの場合は泡が飛んでしまうので、スワリングは非常識になりますのでご注意ください。また、スワリングをする回数も2~3回を目処にしましょう。
【Question 6問目】
日本に最も多くのワイナリーが集まっている都道府県はどこでしょうか。
「山梨県」
- 国税庁によると、令和2年度2月の時点で日本全国には【331】ものワイナリーがあります。
そして、トップの山梨県が85ワイナリー、次いで長野県38ワイナリー、北海道37ワイナリーになっています。
つまり、上位3道府県だけで全体のほぼ半分(約48.3%)を占めています。山梨県だけでは、全体の約1/4(約25.7%)を占めているのです。
【Question 7問目】
国産ワインと日本ワインは同じですか、それとも違いますか。
「違います。」
- 一見同じように思える国産ワインと日本ワインですが、実は全く異なるのです。国産ワインは、海外から輸入した【果汁】を使っていても日本で造っていたら【国産ワイン】と表記できます。その一方、日本ワインと表記するには上記のような対応ではできません。【日本ワイン】とは、日本国内で収穫された葡萄を使い、日本国内で醸造、瓶詰めされたワインを指します。つまり、一貫して【日本】にこだわっているのが【日本ワイン】と呼ぶことができるのです。
【Question 8問目】
山梨県の中で最も多くのワイナリーが点在している地域はどこでしょうか。
「勝沼地域」
- 前述にあるように、山梨県には85ものワイナリーがあります。そして、日本ワイナリー協会によると、【勝沼地域】だけで33ものワイナリーが登録をされています。これは山梨県にあるワイナリーの約40%を占めていることになります。そして、日本にあるワイナリーの約10%を占めている数字です。勝沼地域、恐るべしですね。そのため、勝沼地域に足を運ぶと、異なるワイナリーがすぐそばにあることが多いです。他の地域よりも多くのワイナリーに足を運ぶことはできるかもしれません。
【Question 9問目】
【収穫】【発酵】【圧搾】【熟成】【瓶詰め】を一般的な工程として造るワインは何ワインでしょうか。
「赤ワイン」
- 白ワインと赤ワインを造る手順で異なるところは一つだけです。それは【葡萄を搾るタイミング】です。白ワインは葡萄を収穫後すぐに搾って果汁にする一方、赤ワインは収穫後の葡萄を潰すだけで、果汁と一緒に皮も種も発酵してワインにします。つまり、赤ワインは皮と種を果汁と一緒に発酵させているのです。そのおかげで、美しい赤色と果実由来の重厚感を有するワインになっているのです。
【Question 10問目】
山梨県を中心に栽培されている葡萄品種を使い、今日における日本を代表する白ワインといえば何ワインでしょうか。
「甲州ワイン」
- 甲州ワインとは、日本固有品種の葡萄甲州葡萄で造られた、程良い甘みと酸味の中にわずかに感じる渋みが特徴的な白ワインです。今までは、甲州ワインで感じる【苦み】がマイナスポイントとして見られてきましたが、昨今ではその苦さこそ【日本らしさ】と世界的に高い評価を受けています。その結果、2010年にOIVに登録されています。
そしてつい先日、国税庁より興味深い資料が発表されました。それは日本ワインの生産量とその葡萄割合に関する資料です。
まず、日本では【16,612kl】の日本ワインが生産されています。その中で16%の割合を占めてトップに君臨しているのが【甲州葡萄】です。
そして、山梨県では【16,612kl】のうち約1/3の【5,189kl】のワインが生産されています。【5,189kl】のうち、【甲州】を使ったワインは全体の45%なのです。
まさに日本を代表する白ワインは【甲州ワイン】と言える決定的な資料になったのではないでしょうか。
資料はこちらから確認できます。
ドットノムオリジナル認定証
さて、問題はいかがでしたか。何問解くことができましたか。
今回のクイズは初級になりますが、知っておくと友人や恋人とワインを飲むときに役立つ問題もあります。
今後も【中級】【上級】などを配信していきたいと思っています。ぜひ、楽しみにしてもらえればと思います。
また、以下から自分の正答数に応じて認定書をゲットしてみてください。
そしてSNSなどで自慢しちゃいましょう!
公的な認定ではありませんこと、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!