日本ワインと国産ワインの違いについて

日本ワインと国産ワイン。
一見同じような意味に感じるこの2つのワインですが、実は明確に違うものということを皆さんはご存知でしょうか?

今回は、その違いを分かりやすく簡単に纏めてみました。

国産ワインとは

まず「国産」の意味について知っていきましょう。

国産とは、最終的な加工を日本でされたという意味で使われます。
つまり、海外から輸入した濃縮果汁を使ってワインを日本で作ったら、それは国産ワインとなります。

これはワイン以外でも同様なので、覚えておくといいかもしれませんね!

日本ワインとは

「国産ワイン」に比べると「日本ワイン」と表記するハードルは一気に高くなります。

3つのパターンに分けられるので、それぞれ見ていきましょう。

表示パターン①
「地域名+ワイン」で表示されるのは、使用しているブドウがその地域で栽培され、かつ醸造も同じ地域で行われた場合のみです。「山梨ワイン」がわかりやすい例ですね。
北海道ワインや山形ワインも同様に、日本ワインと呼べますね。

山梨で収穫した葡萄を仕入れても、他の都道府県で醸造すると山梨ワインと呼べなくなるのは中々面白いですよね笑

表示パターン②
「地域名+産ブドウ使用ワイン」で表示されるのは、ブドウがその地域で栽培されているが、醸造が別の地域の場合です。「山梨産ワイン」がわかりやすい例ですね。
まさに上述したパターンですね。
山梨ワインとは表記できなくなりますが、これもれっきとした「日本ワイン」です!

表示パターン③
「地域名+醸造ワイン」で表示されるのは、ブドウが別の地域で栽培されていて、醸造はその地域で行われている場合です。「山梨醸造ワイン」がわかりやすい例ですね。
これはパターン②の逆バージョンですね。
当然これもれっきとした「日本ワイン」です。

なぜ厳格に分けられているのか?

実は法によって定められているのですね。
その名もわかりやすく「ワイン法」というものが存在します。

実は2018年10月30日にこのワイン法が施行されるまでは、日本ワインという呼び方自体あまり使われていなかったのです。

日本のワインを世界のレベルに追いつかせるために、世界にあるようなワイン専用の法律が必要だったのですね。
その結果、現在では日本ワインは世界で賞を取るほどにブランド化されて来ています。

やはりある程度均一化された質を保つには、明確なルールが必要なのですね。

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