【気を付けたい】ワインの飲み頃と賞味期限について

ワインを美味しく飲むために、気を付けなければならないことがあります。
それは、賞味期限と飲み頃です。

生ワイン等を除くと、一般的にはワインに賞味期限は存在しません。
しかしながら、一度抜栓したワインは空気に触れることで当然劣化していきます。

今回は、そんなワインの賞味期限と飲み頃についてお話しします。

ワインに賞味期限が無い理由

ワインの特質

ワインは、食品衛生法において賞味期限を表記しなくても良いと定められています。
なぜなら、ワインには他のお酒とは異なる特質があるからです。

それは、経年変化を楽しむことができるお酒ということです。
これはビールやカクテルには無い性質ですね。

ワインの熟成

よく、何年もののワインという言葉を聞きますよね。
あれは、ワインを樽または瓶内で何年か置き、熟成させ形質を変化させているのです。

熟成させることで、例えば元々酸味の強いワインはその酸味の角が取れてまろやかになったり、より味に深みを出すことができるのです。
また、樽で熟成させることで樽由来の木の香り、いわゆる樽香を付けることで、味にアクセントを加えることが出来ます。

同じ葡萄から造られたワインも、経年変化によって全く違った味わいになるのがワインの面白いところではないでしょうか。

ワインの飲み頃とは?

ワインに賞味期限が無い理由に関しては理解できたかと思います。

では次に、ワインの飲み頃についてお話ししていきます。
以下は目安となりますが、抜栓前と抜栓後で飲み頃は大きく変わります。

抜栓前の飲み頃

当たり前かもしれませんが、店頭に並んでいる時点でそのワインは既に飲み頃なのです。

しかしながら、買ってすぐ飲めない場合も往々にしてあると思います。
自宅で保管する際には、

MEMO
白ワインなら1~2年、赤ワインなら2~3年以内に飲むことをオススメします。

高級ワインの場合は、本来の品質で楽しむためにできるだけ早く飲むことをオススメします!

抜栓後の飲み頃

1瓶の容量がそこそこありますので、恐らくここが一番気になるところでしょう。

抜栓後、しっかりと封をした場合は種類別に、

MEMO
▼赤ワインのフルボディと白ワインの辛口
1週間前後

▼赤ワインのライトボディ
5日前後

▼白ワインの甘口
3週間前後

▼スパークリングワイン
1,2日程度

だと言われています。

ワインは購入時が飲み頃なので、基本的に早く飲んだ方が良いのは間違いありません。
しかし、先述した通り、ワインは経年変化を楽しむお酒でもあります。

特に赤ワインの場合は、ある程度空気に触れさせてから飲むとまた違った味わいになり、美味しくなる場合もあります。

是非、日毎の変化を楽しみながら上記目安内で飲み干してください!

まとめ

いかがでしたか?

ワインには賞味期限が無いながらも、実質的な賞味期限が存在します。
それと同時に、そのワインが持つ最も美味しく飲めるタイミングというのも、ワインそれぞれに存在するのでしょう。

今後ワインを飲む際には、またいつもと違った楽しみ方として、自分なりの飲み頃を探してみてください。
もし見つかった場合は、コメントで教えていただけると幸いです笑

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