【ニュー山梨ワイン醸造】のマスカットベーリーA樽熟成ワインが【メズム東京】にて採用決定!!新たな東京の象徴に【山梨ワイン】が進出!!

山梨県は、日本の中で最もワイナリーの数が多い県です。そのため、【ワイン県】と言われています。
ただ、都内で見かけるワインの多くは、外国産の比率が高く負けてしまっているのが実情です。
しかしながら近年、世界的なコンクールをはじめ、多くの外国産ワインが集まる国内コンクールでも【山梨ワイン】の躍進が見られます。
実際に、コンビニやホテルなどで【山梨ワイン】が採用されるケースが増えてきています。

そこで今回は、2020年4月27日に創業したホテル【メズム東京】に採用された【ニュー山梨ワイン醸造】の【二ノ宮マスカットベリーA】を紹介します。都心に住んでいる人からしたら、あまり聞かないワイナリーのワインではないでしょうか。2019年に【樽】を導入したばかりにも関わらず、ラグジュアリーホテルへの採用です。ワイン造りのレベルの高さを感じます。生産本数が約1,000本と、非常に少ないワインです。この機会にぜひとも入手をしておきたい1本です。
近い将来、コンビニやスーパーで【山梨ワイン】の取り扱い数が、外国産ワインを上回ることに期待したいですね。

【ニュー山梨ワイン醸造】とはどんなワイナリー!?

ニュー山梨ワイン醸造は、葡萄の生産量が日本一の山梨県の中で葡萄の栽培面積、収穫量、出荷量1位を誇っている笛吹市にある【JAふえふき】の直営のワイナリーです。
遡ること昭和38年に、地元で収穫された葡萄を使って、地元で楽しめるワインを醸造することを目的に発足しました。
そんなニュー山梨ワインが造るワインのラベルには、【8vin-yard MISAKA】の文字が書かれています。

ワイナリー名からは想像もできない【8vin-yard MISAKA】という言葉。
編集部が取材したときに、聞いて見ました。すると、快く教えてくれました。実は、前述した【JAふえふき】に大きく関係していることがわかりました。
【JAふえふき】とは、【御坂】【八代】【一宮】【石和】【境川】【中道】【豊富】【芦川】の8つの地域で構成されています。
そして、これら8つの地域で栽培された葡萄を使用して、【御坂町】(ニュー山梨ワイン醸造がある場所)で醸造をしています。
つまり、【葡萄】の地域と【ワイン】を醸造している場所から命名されているのです。
さらに、【8】は末広がりで縁起のいい数字であり、横に寝かせることで【無限大】を意味する数字でもあります。
【末永く繁栄し地域活性につながるワイナリーでありますように】といった願いも込められているとおっしゃっていました。

今回の東京のホテルへのワイン採用のように、可能性が【無限大】であることを証明しているワイナリーなのです。
新型コロナウイルスが収束したら、ぜひ訪れて見てください。編集部も、また訪れます。

  • ワイナリー名
    ニュー山梨ワイン醸造
  • 住所
    山梨県笛吹市御坂町二之宮611
  • 電話番号
    055-263-3036
  • ホームページ
    https://8vin-yard.jp/
  • 【ワイン初心者によるニュー山梨ワイン醸造訪問記】2019年に初の樽ワインに挑戦したワイナリーに訪問!!樽好き編集長が下す樽熟成ワイン【竹居】の評価とは!?

    【徹底分析!!】採用されたワイン【二ノ宮マスカットベリーA】とは!?

    それでは、【メズム東京】に採用された【二ノ宮マスカットベリーA】とは、どんなワインなのでしょうか。
    ワインに迫ってみたいと思います。

    二ノ宮マスカットベリーA

  • ワイン名
    二ノ宮マスカットベリーA
  • 品種
    マスカットベリーA
  • タイプ
    赤ワイン軽口/中辛口
  • アルコール度数
    12%
  • 醸造方法
    樽熟成(フレンチオーク樽)
  • 生産本数
    1008本
  • 価格
    税込3,520円
  • ワイナリーコメント
    葡萄の着色が良い地域で収穫されたマスカットベーリーAの中から厳選された良質なマスカットベーリーAを使用しています。
    皮ごと発酵させたのち、フレンチオーク樽で熟成をさせました。その結果、フレンチオーク樽由来のヴィニラキャラメルとマスカットベーリーA由来の爽やかな風味が絶妙のバランスで感じる仕上がりになっています。飽きることのない赤ワインになっていると思います。
    編集部ポイント
    このワインは、私たち山梨ワインドットノムが訪問をしたあとに造られたワインになるため、まだ試飲をしたことがありません。
    しかし、ニュー山梨ワイン醸造が初めて造った【樽ワイン】の感想とそれを踏まえた上で、今回の採用に関してお話をしたいと思います。
    編集部は、創業以来初めての【樽醸造】ワインとなった【竹居】を試飲しています。【竹居】は、甲州葡萄を使った【甲州ワイン】の【樽熟成】バージョンになります。
    ワクワクドキドキしながらテイスティングしました。
    香りは、パイナップルのような甘い香りに加え、ほのかに樽香が感じました。そのため、がっつり樽感ではなく、非常に繊細な樽の感じでした。
    そして口に含んだ瞬間、樽がジワジワと広がり、その後一気に広がりました。香りのように繊細ではなく、大胆な樽の感じでした。
    客観的に見ると、樽が強すぎて甲州らしさ・甲州の果実感が薄かったです。樽にかぶりつけるくらい好きな人じゃないと厳しいかもしれないな、と思ったのが正直な気持ちでした。
    しかしながら、今回のホテル採用を考えると【竹居】のちょっとしたアンバランスを修正してきているのではないか、とすごく期待感をもてます。
    マスカットベーリーAは、香りが独特で個性になっている葡萄です。そのため、ほのかに樽感がくるのはベストだと思います。
    そして口当たりは、軽すぎる葡萄の特性を樽が重くしつつも、爽やかさ、余韻の心地よさがバランスよく仕上がっているのではないか、と感じます。
    ぜひ、飲んで見たいですね!!

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    【メズム東京 オートグラフ コレクション ホテル】とは!?

    【メズム東京 オートグラフ コレクション ホテル】は、2020年4月27日に開業しました。東京の新名所と期待されている複合施設【ウォーターズ竹芝】のタワー棟にあります。

    東京の絶えず変化する【今】を伝統と革新の融合をもって、新しく創出する【TokyoWaves】をコンセプトに創られたラグジュアリーなホテルです。

    都会ならではの眺望に加え、五感に響き渡るアートや音楽が混ざり合う、東京の新しいライフスタイルとしての象徴を目指しているホテルになります。

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    非常に参考になると思います♪
    ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!

    山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。
    素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
    情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
    各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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