みなさんは、首を長くして待っている日はありますか?
【Apple製品の新作】【気になる漫画の発売日】【大好きなソーシャルゲームの周年ガチャ】【Nintendo Switchが再販される日】など人によって様々でしょう。もちろん、山梨ワインドットノムも日々、【楽しみにしている日】は増えています。【山梨ヌーボーの日】【新ヴィンテージ発売日】など、まだかまだかと待ちに待っています。そこで今回は、ついに発表された【サントリー登美の丘ワイナリー】の新ヴィンテージワイン、そして【ドメーヌ バロン ド ロートシルト ラフィット社】とのコラボシリーズ【デュオ ダミ シリーズ】の新作を紹介します。
発売日は6月23日になります。ぜひ、カレンダーでチェックしておきましょう!!
Contents
【サントリー登美の丘ワイナリー】とはどんなワイナリー!?
1909年の開園から一世紀以上も経っている、『サントリー登美の丘ワイナリー』。
今では、多くの人に愛されている名前ですが、【サントリー】と【登美の丘】はあまり名前に連動性がないように思えます。
ワイナリーの名前となっている【登美の丘】はどこから由来しているのでしょうか。
それは、ワイナリーが位置している場所が由来になっていました。
サントリー登美の丘ワイナリーに足を運んでいただくと、誰もが【納得】できる光景がありました。
登美の丘ワイナリーにある丘を【登】ると【美】しい景観が、私たちの眼前に広がっています。
【登って美しい】これが【登美の丘】と呼ばれている理由なのです。
私たち訪問者の心に【安らぎ】を与えてくれる自然を持つ【サントリー登美の丘ワイナリー】は、広大な自家葡萄畑を所有し、【土造り】から真摯に【葡萄造り】と向き合い、瓶詰めされるまで一貫したワイン造りをしているワイナリーです。
サントリーの顔となるワイナリーシリーズ
では、【サントリー登美の丘ワイナリー】はどんなワインを展開しているのでしょうか。
現在、中心となっているのは3つのシリーズあります。
- 【登美の丘ワイナリー】シリーズ
- 【塩尻ワイナリー】シリーズ
- 【ジャパンプレミアム】シリーズ
「登美の丘ワイナリー」シリーズ
山梨県のワイナリーで主に造られているワインシリーズです。頑なに土からつくりあげる「自園産葡萄100%」ワインです。
「塩尻ワイナリー」シリーズ
長野県のワイナリーで主に造られているワインシリーズです。日本の赤の可能性を拓く「長野県産葡萄100%」ワインです。
必見なワインは、【ミズナラ樽ワイン】になります。樽までも日本産にこだわっているワインです。
「ジャパンプレミアム」シリーズ
日本ワインでしか表現できない【産地】×【品種】の可能性への挑戦したシリーズです。
サントリーオフィシャルムービー
サントリーの登美の丘ワイナリーが動画でみることができます。
遠方の方、ぜひ見てみてください。行きたくなります。
サントリー登美の丘ワイナリー ベーシックムービー編
収穫編
ワイン醸造編
土壌編
ワイナリー景観編
醸造チーム紹介編
葡萄栽培チーム編
2020年6月販売開始!!新ヴィンテージ情報公開!!
そして、2020年6月に【サントリー登美の丘ワイナリー】から新ヴィンテージワインが5本と世界的名門ワイナリーとのコラボをした【特別なワイン】が販売されます。
どんなワインが販売されるのか、紹介します。
登美 赤 2016
登美 赤 2016
甲州
辛口
ボリュームは中庸ながら、香りと味わいのバランスがとれたデイリーワインに相応しい仕上りとなっています。
登美 白 2018
登美 白 2018
シャルドネ
辛口
やわらかで滑らかな口当たりの後に、香りと味わいが徐々に口中に広がり、長く余韻として残ります。
しかしながら、【期待感】が抜群に高いワインであることは間違いありません。
自社畑100%の葡萄品種を使い造り上げている2本のタイプですが、それぞれ金額は15,000円を超えます。
「ウッ」と感じてしましますが、やはり【どんな味なのか】非常に気になります。
ヴィンテージ年数も抜群に古いわけではありません。そのため、相当厳しい基準の上で篩に掛けられた葡萄を使ったワインと予想ができます。
ぜひ、同メーカーの【ジャパンプレミアムシリーズ】や【他の山梨ワイナリー】と同品種飲み比べ検証をしたいところですね。
登美の丘 赤 2018
登美の丘 赤 2018
メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド、カベルネ・フラン
ミディアムボディ
やさしい口当たりと華やかな香りの中に、かすかにチョコレートのような樽香が感じられます。
ただ、この赤ワインの気になって仕方がないところが1つあります。それは、使用している葡萄品種の組み合わせです。
メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルドを使ったワインは何度も試飲をしたことがあるので、味の想像が少しつきます。
しかしながら、それらの葡萄品種に加えて【カベルネ・フラン】と聞くと、【お、どんな味だ!?】と気になって仕方がありません。
もちろん、全く香りや味などに変化を感じない人もいるかもしれませんが、【サントリー】が敢えて【カベルネ・フラン】を使っていると考えると
きっと何かがあるのだろう、とワクワクしてたまりません。
登美の丘 甲州 2019
登美の丘 甲州 2019
甲州
辛口
口中に広がるイタリアンパセリのような心地よい香りがやさしい余韻として感じられます。
そのため、極辛口に近いタイプに感じました。余韻として樽香が残ったあと、若干酸味苦味が残ります。
【ワイン好き】人や【ワインを飲み比べ】するときに向いているワインだと思います。
登美の丘 シャルドネ 2019
登美の丘 シャルドネ 2019
シャルドネ
辛口
やわらかな口当たりと凝縮した果実感、穏やかな酸味の余韻が特長です。
甲州と比べると、葡萄品種による香りの違いが明確にわかるでしょう。
ただ、樽感は優しく仄かであるため、【樽好き】の人はもっと要求するかもしれません。
しかし、【果実感】や【酸味】はバランスがよく心地よく飲めました。
超絶レア情報!!【デュオ ダミ シリーズ】の新作が登場!?
【デュオ ダミ シリーズ】とは、日本ワインの新たな可能性の開拓を目指し、【ドメーヌ バロン ド ロートシルト】の醸造家と【サントリー登美の丘
ワイナリー】の醸造家が共同で造り上げたアッサンブラージュワインになります。その第一弾が【2011年】に販売されました。そして3年の月日を経て【2014年】に第二弾が、さらに翌年【2015年】が販売されました。
今回、連続ヴィンテージとして【2016年】が数量限定で販売開始されます!!
一見、【コラボワインか】と思う人もいるかもしれませんが、【コラボワイナリー】が超絶レアですごいのです!!
ドメーヌ バロン ド ロートシルトとは!?
では、【サントリー登美の丘ワイナリー】がコラボした【ドメーヌ バロン ド ロートシルト】とはどんなワイナリーなのでしょうか。
世界には、何千ものワイナリーが存在します。その中でも、【シャトー ラフィット】はグランクリュ第1級の第1位に位置づけされています。
つまり、ワイン界の玉座にいるのが【シャトー ラフィット】なのです。その【シャトー ラフィット】をフランス系のロスチャイルドが競売で落札をし、【シャトー ラフィット ロートシルト】と命名、そして今では【ドメーヌ バロン ド ロートシルト ラフィット】の名前で世界に名を轟かせているワイナリーです。
さらに、ロスチャイルド家にはイギリス系の一族もあります。それが、【シャトー・ムートン・ロートシルト】です。
【シャトー・ムートン】は、ほとんどの人が聞いたことあるワインではないでしょうか。
ダウンタウンの浜田雅功さんがMCをする【格付けチェック】でも登場したことのある【超高級】ワインの1本です。そんなワイナリーとコラボをしているシリーズが【デュオ ダミ シリーズ】なのです。
- 【デュオ ダミ シリーズ】ができるまでの【様子】はこちらから読むことができます。
ジャパンプレミアム デュオ ダミ スペシャル アッサンブラージュ 2016
ジャパンプレミアム デュオ ダミ スペシャル アッサンブラージュ 2016
メルロ、プティ・ヴェルド、マスカット・ベーリーA、カベルネ・ソーヴィニヨン、ブラック・クイーン
フルボディ
ジャパンプレミアム デュオ ダミ スペシャル アッサンブラージュ 2015
ジャパンプレミアム デュオ ダミ スペシャル アッサンブラージュ 2015
税込16,500円
メルロ、プティ・ヴェルド、マスカット・ベーリーA、カベルネ・ソーヴィニヨン、ブラック・クイーン
フルボディ
完熟オレンジ、紫赤系の花のようなやや南国植物を想起させるような甘い香りにスギなどの清涼感のある樹木のニュアンスを感じます。
口当たりは前半やや酸味がたちますが中盤にかけ綿菓子のような甘さも感じます。
全体的にフレッシュな印象を感じるワインに仕上がっています。
ジャパンプレミアム デュオ ダミ スペシャル アッサンブラージュ 2014
ジャパンプレミアム デュオ ダミ スペシャル アッサンブラージュ 2014
税込16,500円
メルロ、プティ・ヴェルド、マスカット・ベーリーA、カベルネ・ソーヴィニヨン、ブラック・クイーン
フルボディ
オレンジピールの様なジューシーな果実の香りや、針葉樹と腐葉土のニュアンスもあり、複雑性があります。
口当たりはシルクのような滑らかさを感じ、中盤からはこなれたタンニンと樽のニュアンスが感じます。
メルロとマスカット・ベーリーAが全体のやわらかさ、甘さを与え、カベルネ・ソーヴィニヨンが余韻につづく強さ、ブラック・クイーンが、全体を引き締める役割を担っています。優雅な仕上がりとなっている赤ワインに仕上がっています。

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非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
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情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
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