【必見】まだ間に合う!?牡蠣とワインのマリアージュ!『オイスターワイン コンテスト 2019』 受賞ワイン公開!牡蠣好きには外せない!

山梨ワインドットノムでは、さまざまなワインイベントを紹介してきました。
日本ワインコンクール』『ジャパンワインチャレンジ』『サクラアワード』『日本で飲もう最高のワイン』『フェミナーズ世界ワインコンテスト』『女子部アワード』などなど。
これらのワイン審査イベントは、世界的でワイン単体として食事とのマリアージュとしての総合的に高いことがわかります。
しかし今回、山梨ワインドットノムが紹介するのは『オイスターワインコンテスト』。
このコンテストは、あまり聞いたことないのではないでしょうか。オイスターつまり『牡蠣』に合うワインコンテストということです。
この機会に、「オイスターワインコンテスト」もチェックしてみてはいかがでしょうか。
そして、オイスターワインコンテストから派生をして、それぞれの食べ物に付随したコンテストイベントが普及すると、よりワインの生活が身近になるのではないでしょうか。

「オイスターワインコンテスト」とは!?

2019年で、3回目のコンテスト開催を迎えた、『オイスターワインコンテスト』。
コンテストの名前からして、非常にストレートでわかりやすいコンテストであることは一目瞭然でしょう。
しかし、オイスターワインコンテストの始まりは、オイスターとは少し違いました。
始まり、それは【専門性の高いワインを輸入し、日々販売のために苦労をしているインポーターに対して、ワインの販促の手伝いをしたい】
この想いからでした。

では、なぜ【オイスター】という具体的なテーマが決まったのでしょうか。
そこには、ワインに対する新たなステージを考えたことがキッカケだったのです。
まず最初に考えたことは、【ワイン全体の消費量】です。どうすれば、ワインの消費量が上がるのか、そのためになにが必要か、考えたのです。
まさに、山梨ワインドットノムと共通することです。
そこで注目したのが、【白ワイン】だったのです。(山梨ワインドットノムが注目しているのは、山梨ワインです。)
そして、爽やかなイメージのある白ワインが冬になると、需要が下がることに気づきました。
同時に、冬になると需要が急激に上がる食べ物にも気づいたのです。それが【牡蠣】です。
需要が下がる【白ワイン】と需要が上がる【牡蠣】がタッグを組むことで、シナジーが生まれるのではないか、と。
これが、『オイスターワインコンテスト』が生まれたキッカケです。

選考方法および選考基準

オイスターバーもしくはオイスターを提供する飲食店の「ソムリエ」「料理人」のほか「生産者」などオイスターのスペシャリスト10名が審査員になります。
そしてテイスティングは、厳正なるブラインドテイスティングで実施されます。
気になるオイスターワインの選考基準は、以下になります。

  • ミネラルを感じるワイン
  • フレッシュなワイン
  • 酸味が際立ったワイン
  • ワインとオイスターの余韻が楽しめるワイン
  • ヨード香があるワイン
  • 塩味が感じられるワイン
  • オイスターに合わせて楽しいワイン

エントリー条件

では実際に、どんなワインがエントリーできるのでしょうか。

  • 国内で流通しているワインであること
  • 輸入元もしくは国内生産者によるエントリーであること
MEMO
ワインの生産国・値段・タイプ・スパ一クリング・スティル・甘口・酒精強化などジャンルは問いません。
注意
・海外生産者からのエントリーは不可になります。

部門紹介

続いて、オイスターワインコンテストで与えられる賞を紹介したいと思います。

  • ベストオイスターワイン賞
    オイスターに最もよく合うワインが20本選出されます。
  • ベスト真牡蠣「室津一年牡蠣」特別賞
    オイスターバーで最もポピュラーな真牡蠣に合うワインが選ばれます。
  • ベスト岩牡蠣「いわがき春香」特別賞
    濃厚な岩牡蠣の味わいに負けないボディを持ったワインが選ばれます。
  • スパークリングワイン特別賞
    全スパ一クリングワインから選ばれます。
  • 日本ワイン特別賞
    日本ワインから選ばれます。
  • コストパフォーマンス賞
    税抜小売価格2,000円以下のワインから選ばれます。
MEMO
・上位20本が「ベストオイスターワイン」として選出されます。
そして、「ベストオイスターワイン」選出後、21位以降のワインから部門賞が選出されます。
部門賞とは、「ベスト真牡蠣「室津一年牡蠣」特別賞」「ベスト岩牡蠣「いわがき春香」特別賞」「スパークリングワイン特別賞」「日本ワイン特別賞」「コストパフォーマンス賞」をさします。

選考方法

以下、ワインの選考方法になります。

手順1
テイスティング
エントリーされたワインを、選考基準にしたがって審査員が厳正にブラインドテイスティングします。
手順2
評価タイム
真牡蠣(0~5点)、岩牡蠣(0~5点)、牡蠣全般との相性(0~5点)を、それぞれ0.5ポイントまでカウントします。その後、加点を行い合計15点満点で評価されます。
手順3
受賞ワイン発表
上位20本を「ベストオイスターワイン」として選出します。「ベストオイスターワイン」選出後、21位以降のワインから部門賞を選出します。
MEMO
お問い合わせはこちらから。

『オイスターワインコンテスト2019 受賞ワイン』受賞ワイン紹介

実は今回、山梨ワインの受賞はありませんでした。
もちろん、出展していないだけかもしれませんが、個人的には山梨の【甲州ワイン】は鉄板と思っていただけに少し残念です。
そのため、『日本ワイン特別賞』と『殿堂入りベストオイスターワイン』を紹介したいと思います。

日本ワイン特別賞

まずは、日本ワイン特別賞から紹介します。

フラン・ブラン スパークリングワイン 2018

ワイン名
フラン・ブラン スパークリングワイン 2018
ワイナリー名
エーデルワイン
品種
カベルネ・フラン
ワインタイプ
スパークリングワイン/辛口
公式サイト
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ワイナリー訪問記
コンテストコメント
アタックにライチのような香りが立ち、味わいにもマンゴーやパッションフルーツなどトロピカルなテイストを感じます。
微発泡の刺激も舌に心地よく、スムーズにスイスイと飲めます。
全体的に透明感があり、口中を爽やかに洗い流してくれるので、味わい濃厚な海外のオイスターとも合わせてみたい1本です。

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五月長根葡萄園 白 2018

ワイン名
五月長根葡萄園 白 2018
ワイナリー名
エーデルワイン
品種
リースリング・リオン
ワインタイプ
白ワイン/辛口
公式サイト
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ワイナリー訪問記
コンテストコメント
アタックにふわりと心地よいヨード香が立ち、その後をリンゴやグレープフルーツなど柑橘類の爽やかで上品なフルーツの香り、白い花の香りを感じます。
レモンを気持ち多めに絞った生牡蠣、もしくはカルパッチョとは、飽きがこず、何杯でもスイスイと飲めてしまう間違いのない相性です。

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セイオロサム 白 2018

ワイン名
セイオロサム 白 2018
ワイナリー名
十勝ワイン
品種
ケルナー/バッカス/モリオ・マスカット/ソーヴィニヨン・ブラン
ワインタイプ
白ワイン/辛口
公式サイト
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ワイナリー訪問記
コンテストコメント
アタックの完熟した果実の香りをひもとくと、その中からオレンジやマスカットを感じます。
味わいはなめらかで、口あたり良く、酸もおだやかに感じられます。この独特のなめらかさには、北海道など寒い地域のクリーミーなオイスターを合わせて欲しいです。

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下北ワイン Sarah Selection 2017

ワイン名
下北ワイン Sarah Selection 2017
ワイナリー名
サンマモルワイナリー
品種
シュロンブルガー/ケルナー
ワインタイプ
白ワイン/辛口
公式サイト
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ワイナリー訪問記
コンテストコメント
蜂蜜を思わせる甘い芳香の中に、爽やかな草のようなアロマを感じます。
ねっとりとボリュームのある味わいで、口あたりもなめらかで刺激的ではありません。
アフターに草のアロマからのかすかな苦味があり、後口はすっきりとした印象を受けます。

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津軽ワイン ホワイトスチューベン 2017

ワイン名
津軽ワイン ホワイトスチューベン 2017
ワイナリー名
サンマモルワイナリー
品種
スチューベン
ワインタイプ
白ワイン/辛口
公式サイト
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ワイナリー訪問記
コンテストコメント
オレンジやみかんの果実のニュアンスが特徴です。味わいでは、柑橘類の中にフレッシュな葡萄、わけても巨峰の豊かな果実味が際立ちます。
みずみずしく華やかだが、しつこくなく、後味もクリアです。真牡蠣、岩牡蠣を問わず、特にシーズンはじまりの頃の若いオイスターに合わせると抜群の相性です。

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殿堂入りベストオイスターワイン

牡蠣料理とのマリアージュに困ったらこれ!初心者はここから!と言っても過言ではないほど安定感を感じられるワインです。
ぜひ、押さえておきましょう。
殿堂入りベストオイスターワインは、3年連続「ベストオイスターワイン賞」受賞ワインだけに送られる称号です。

ポンジー・ヴィンヤーズ ピノ・グリ

ワイン名
ポンジー・ヴィンヤーズ ピノ・グリ
ワイナリー名
ポンジー・ヴィンヤーズ
品種
ピノグリ
ワインタイプ
白ワイン/辛口
コンテストコメント
澄み切ったクリアな色合いをしていました。
香りはシンプルでおだやかでしたが、味わいは葡萄畑で摘みたてのピノ・グリをほおばったようにフレッシュ&フルーティーです。
安定した味わいは、オイスターに寄り添わせると、さらに深みを増します。
女子会にボトルでおすすめしたいワインですが、実は男性にもファンが多いタイプだと思います。
注意
  • 入賞ワインは、各ワイナリーショップ、ワイナリーオフィシャルサイト、ECサイトから購入が可能です。
  • 入賞ワインが売り切れている場合があります。ご注意ください。
  • ワインに関する情報等は、各ワイナリーにお問い合わせください。
  • コンテスト紹介および賞の受賞結果はオイスターワインコンテスト2019公式ページより内容を引用しております。

    山梨ワインドットノム編集部(素人ワイン愛飲家)が考える【山梨ワイン×牡蠣】

    では、最後に今回のコンテスト結果を踏まえ、山梨ワインドットノム編集部が【牡蠣】と素敵なマリアージュが起こるのではないか、と思う山梨ワインを紹介したいと思います。

    【牡蠣】に合うワインタイプ

    牡蠣は、よくよく考えると貝類に属しますよね。そのため、まずは貝類を食べるときのことを考えてみました。
    貝類と一緒に合わす調味料は、醤油・レモン・ポン酢などを使って食べる人が多いのではないでしょうか。
    そのため、牡蠣に合うワインタイプとしては【酸味の強めの辛口ワイン】ではないか、と思っています。
    そして次にくるワインタイプとしては、【十分に温度管理がされたキリッと感じる辛口スパークリングワイン】ではないでしょうか。
    逆に、【甘口ワイン】や【アルコール度数の低いワイン】などはワイン自体を、そして牡蠣の味も損ねてしまうのではないかな、と思います。
    またワイン単体に果実味が含まれすぎるワインや編集長が大好きな樽をふんだんに使ったワインは、海鮮の新鮮な味が少し弱まるのではないか、と予測しています。

    【牡蠣】に合う葡萄品種

    では、一体どんな品種が合うのでしょうか。
    やはり、【甲州】が最有力ではないでしょうか。その次に、酸味の強い品種【ソーヴィニョンブラン】【ヤマソーヴィニョン】などが適していると予想します。
    このように考えると、やはり自然と【牡蠣】は【白ワイン】のセットができてしまいますね。
    ただワインの面白さは、固定観念を捨てることでより一層感じられます。
    そのため、赤ワイン品種も食しながら比較してみたいところですね。赤ワインで考えるのであれば、【ピノ・ノワール】【シラー】が有力かもしれません。
    今年のシーズンになったら、編集部で検証して見たいと思います。

    【牡蠣】に合うであろう山梨ワイン 第3選

    では最後に、山梨ワインドットノム編集部が考える牡蠣と合う山梨ワインを紹介したいと思います。

    ロリアン 勝沼甲州

    ワイン名
    ロリアン 勝沼甲州
    ワイナリー名
    白百合醸造
    品種
    甲州
    ワインタイプ
    白ワイン/辛口
    公式サイト
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    ワイナリー訪問記
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    編集部コメント
    香りは、強すぎず弱すぎずだと思います。そのため、食事と一緒に飲んでも、食材の香りなどを損なうことがないと思います。
    そして口に含んだ瞬間、一瞬ワインではない?と思うほど優しいです。
    そして、次第に酸味・旨味が口の中に広がる白ワインです。

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    グリド甲州

    ワイン名
    グリド甲州
    ワイナリー名
    中央葡萄酒
    品種
    甲州
    ワインタイプ
    白ワイン/辛口
    公式サイト
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    ワイナリー訪問記
    こちらから
    編集部コメント
    柑橘系の香りが漂ってきます。
    そして、飲んだ瞬間に感じる【スッキリさ】がグリド甲州の最大の特徴だと思います。スッキリさの中に、程よい酸味・果実味を感じます。
    甲州ワインの定番型とも思える、グリド甲州と牡蠣はどんな相性なのか検証して見たいですね。

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    Sanyo Koshu

    ワイン名
    Sanyo Koshu
    ワイナリー名
    三養醸造
    品種
    甲州
    ワインタイプ
    白ワイン/辛口
    公式サイト
    ホームページへ
    ワイナリー訪問記
    こちらから
    編集部コメント
    酸味のバランスが非常によく、厚みを感じます。ワインとしてのボリュームを感じると思います。
    そして、香りと口に含んだ後ではワインの印象が全然違います。
    香りには、優しくほのかに甘さを感じる中にグレープフルーツのような柑橘系の感覚があります。
    味わいは、甲州独特の苦味をしっかり感じ、同時に酸味も感じます。
    食欲を増進させてくれるワインでもあります。
    ワイン初心者の方だと、少し意見が分かれるかもしれませんが、ワイン単体としても食中としても素晴らしいパフォーマンスをしてくれると思います。

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    編集後記

    実は、私は牡蠣が苦手だ。(つぶ貝などは好き。)しかし、不思議なことに記事で『牡蠣』について触れると、食べてみようかな、と思ってくる。
    実際に食べるかどうかは別物であり、苦手意識がなくなっていることはない。
    そして、記事を書くにあたり、牡蠣を調べてみた。すると牡蠣に関する面白い言葉があった。みなさまは、聞いたことあるだろうか。
    「You should only eat oysters when there is an 【R】 in the month.」
    直訳をすると、「牡蠣は【R】のつく月に食べるべきである」となる。
    つまり、牡蠣は、9月〜4月にだけ食べろと言うことだ。ここまで期間を明示されると、牡蠣があたる、の意味が伝わる。
    そして、祖父と一緒に牡蠣を食べに行ったことを思い出した。幼稚園のときのことだ。
    もちろん、その瞬間に牡蠣は2度と食べないと誓った思い出なのだが、今では味も全く覚えていない。
    この機会に、牡蠣がシーズンインしたら、甲州ワインと飲んでみようかなと思ったりもした。みなさんは、牡蠣を食べれますか?

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    編集長からのお願い

    編集長

    受賞ワインをお飲みになった方々のご感想をたくさん募集しています!コメントにて教えていただければ幸いです!
    よろしくお願いいたします。_φ( ̄ー ̄ )
    山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。
    素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内しています。
    情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
    各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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