先日、日本ワイン応援団女子部の2019白部門ベスト20を発表しました。

今回は、日本ワイン応援団女子部が昨年末に行なった2019年日本ワイン総選挙の赤ワイン部門の結果を紹介したいと思います。
ぜひ、今後行われる世界ワイン展やデイリーワインとしてのワインライフへの参考にしてみてください。

女子部アワード 日本ワイン総選挙とは!?
では、いったい『女子部アワード 日本ワイン総選挙』とはどんな選挙なのでしょうか。
女子部アワード 日本ワイン総選挙とは、各ワイナリーの協力のもと実施されています。
審査は、外観・香り・味わい・余韻の4項目をベースに行われています。そして、審査はすべてブラインド。そのため、一切の忖度がありません。
それに加え、価格帯情報によるコスパ5点の加点と女子部らしい主観5点、加点最大10点で行なっています。
つまり、女性のリアルな声を反映しているイベントと言えるでしょう。
ぜひこの機会に、紹介されたワインを手にとってみてはいかがでしょうか。
11位〜20位までのワイン紹介
では、気になる日本ワイン総選挙の11位〜20位を一挙に公開したいと思います!!
11位
プリマベーラ メルロー 2018
プリマベーラ メルロー 2018
ヴィラデストワイナリー
メルロー
スティルワイン赤
ベリー系、スパイス、ハーブの香りが心地よく、滑らかな口当たりでバランスのよい、食事に合わせやすいタイプの赤ワインに仕上がっています。
12位
茜空
茜空
白山ワイナリー
ヤマソーヴィニヨン/マスカットベーリーA
スティルワイン赤
ベリー系とプラム系の香りと山ブドウの野性的な香りが溶け込んだ複雑な香りに、程よいタンニン(渋み)とすっきりとした酸味が魅力的です。
13位
甲州街道栗原宿産 マスカットベーリーA 2019
甲州街道栗原宿産 マスカットベーリーA 2019
東晨洋酒
マスカットベーリーA
スティルワイン赤
14位
レアリティ
レアリティ
くずまきワイン
山ぶどう
スティルワイン赤
そのため酸味、渋みの調和のとれた落ち着いた味わいに仕上がっています。
15位
アルカンヴィーニュ ルージュ 2018
アルカンヴィーニュ ルージュ 2018
アルカンヴィーニュ
メルロー
スティルワイン赤
鮮やかな明るい赤、熟したさくらんぼやブラックベリーの香りが感じられます。
タンニンや渋味は軽ろやかで、アバンギャルドな明るい印象の赤ワインです。
16位
越後ワイン カベルネ 2015
越後ワイン カベルネ 2015
アグリコア越後ワイナリー
カベルネ・ソーヴィニヨン
スティルワイン赤
そのため深みのある色調、果実香に加え樽香とのバランス、凝縮されたタンニンが特徴です。
力強い味わいを感じられ、渋みを好む人には最適な1本だと思います。
17位
マイスターセレクションキュヴェ ツヴァイゲルトレーベ 樽熟成 2017
マイスターセレクションキュヴェ ツヴァイゲルトレーベ 樽熟成 2017
朝日町ワイン
ツヴァイゲルトレーベ
スティルワイン赤
フランス産ワイン樽にて10ヶ月間樽熟した後、無濾過、非加熱にてビン詰めしました。
黒こしょうなどの黒い果実の香りが特徴で、果実本来の滑らかな口当たりときめ細やかなタンニンが調和するエレガントで上品な辛口赤ワインに仕上がっています。
18位
マイスターセレクションアッサンブラージュルージュ 2017
マイスターセレクションアッサンブラージュルージュ 2017
朝日町ワイン
マスカットベーリーA/ブラック・クイーン/カベルネ・ソーヴィニヨン
スティルワイン赤
19位
深雪花 赤
深雪花 赤
岩の原葡萄園
マスカットベーリーA
スティルワイン赤
濃縮感のある果実味が、ふくらみのあるまろやかさを醸し出す赤ワインの傑作です。
20位
マイスターセレクションブラッククィーン 2017
マイスターセレクションブラッククィーン 2017
朝日町ワイン
ブラック・クイーン
スティルワイン赤
香りには黒い果実を思わせる凝縮感があります。
そして、ふくよかな果実味からスパイシーさも混ざり合い酸味とタンニンともに非常にバランスのとれた味わい深いワインに仕上がりました。
ベスト10発表
では、最後にお待ちかねのベスト10を発表したいと思います。
10位
ソヴァジョーヌ・サブルーズ 2019
ソヴァジョーヌ・サブルーズ 2019
さぬきワイナリー
香大農R-1
スティルワイン赤
ポリフェノールの含有量が多く、特にアントシアニンが豊富でとても濃い色をしています。しかし、渋みは少なく軽やかな飲み口のワインです。
9位
ロリアン セラーマスター マスカット・ベーリーA 2018
ロリアン セラーマスター マスカット・ベーリーA 2018
白百合醸造
マスカットベーリーA
スティルワイン赤
マスカットベーリーAの華やかな香りと凝縮感のある味わいが特徴の赤ワインです。
8位
マスカット・ベーリーA 樽貯蔵 2018「紅」-RUBY-
マスカット・ベーリーA 樽貯蔵 2018「紅」-RUBY-
サドヤワイナリー
マスカットベーリーA
スティルワイン赤
愛らしく、チャーミングな印象のマスカットベーリーAを、8ヶ月間のフレンチオークの木樽で熟成しています。
葡萄由来のラズベリー、フランボワーズなどのベリー系の果実の香りと、木樽での熟成に由来する、トースト香、ヴァニラ香が美しく調和しています。
心地の良い酸味とタンニン分がバランス良く、穏やかながらも芯のある味わい。雑味のない綺麗な余韻も印象的です。
7位
越後ワイン メルロー 2017
越後ワイン メルロー 2017
アグリコア越後ワイナリー
メルロー
スティルワイン赤
酸味もおだやかで柔らかいタンニンが親しみやすい、まろやかで飲みやすいワンランク上の赤ワインに仕上がっています。
6位
マイスターセレクションキュヴェ マスカット・ベーリーA 樽熟 2016
マイスターセレクションキュヴェ マスカット・ベーリーA 樽熟 2016
朝日町ワイン
マスカットベーリーA
スティルワイン赤
フランス産ワイン樽で11ヶ月間熟成したのち、瓶詰めいたしました。その後さらに瓶で、2年以上熟成しました。
マスカットベーリーAの華やかな果実香に、ラズベリーや野いちごなどの赤い果実のさわやかな香りも調和します。
心地よい酸味とスパイシーな複雑な味わいとなめらかなタンニンが寄り添う艶美な赤ワインに仕上がっています
5位
樽熟成 心の雫 2018
樽熟成 心の雫 2018
能登ワイン
ヤマソーヴィニヨン
スティルワイン赤
木樽熟成によるバニラやチョコレートのような甘く香ばしい香りのほか、黒コショウのようなスパイス香も感じられます。
酸味が滑らかでタンニン(渋味)は力強く、骨格のあるしっかりとした味わいで、落着いた品格のある酒質のワインに仕上がっています
4位
TOMOEマスカット・ベーリーA 2018
TOMOEマスカット・ベーリーA 2018
広島三次ワイナリー
マスカットベーリーA
スティルワイン赤
国産品種「マスカット・ベリーA」が持つ果実の瑞々しさを残し、華やかさと繊細さを表現しました。
フレッシュな酸味とわずかな渋みを醸し出し、極めてピュアで女性的な印象で、飲み手を心酔させるストラクチャーが魅力の赤ワインです。
3位
ヘリテイジ 2016
ヘリテイジ 2016
岩の原葡萄園
マスカットベーリーA/ブラック・クイーン
スティルワイン赤
7月下旬ごろから雨が集中して降る日もありましたが最終的には最良の年となりました。
「ヘリテイジ2016」は、完熟したマスカット・ベーリーAとブラック・クイーンを厳選して醸造しています。
そして、フレンチオーク樽を使用し、15ヶ月かけてじっくりと熟成させた、凝縮感の高い味わいのワインです。
2位
ルージュNV
ルージュNV
三養醸造
ブレンドワイン
スティルワイン赤
そして同じ山梨市で収穫した2017ヴィンテージをブレンドしています。
まだ若い黒果実の香り、豊かな酸があります。
1位
ICHI ピノ・ノワール 2018 プライベートリザーブ
ICHI ピノ・ノワール 2018 プライベートリザーブ
ベリーベリーファーム&ワイナリー仁木
ピノ・ノワール
スティルワイン赤
海を見下ろす余市のテロワールが、スパイシーで調和のとれた味を作り上げました。
- ランキングインしたワインは、各ワイナリーショップ、ワイナリーオフィシャルサイト、ECサイトから購入が可能です。
- ランキングインしたワインが売り切れている場合があります。ご注意ください。
- ワインに関する情報等は、各ワイナリーにお問い合わせください。
編集長による、【総評】
最後に日本女子部2019日本ワイン総選挙の結果を見て、編集長に感想をもらいたいと思います。
と言いますのも、山梨ワインが当然ながらいくつかランクインしてる訳ですが、個人的に大好きなサドヤさんのRUBY紅がこのような好順位に並んでいるのはやはり嬉しいですね!
自分の舌は間違っていなかったと自信を持てます笑
また、2位には我らが度々お世話になっているワイナリー、三養醸造さんのワインがランクインしております。
ワインの美味しさもさることながら、ワイナリーの面白さランキングでも上位に食い込むこと間違い無しなので、まだ行ったことの無い方は是非足を運ぶことをオススメします。
白、赤と来ましたので、次は何が来るかは皆さんはお分かりでしょうか。
乞うご期待です!
関連情報
編集長からのお願い
編集長
よろしくお願いいたします。_φ( ̄ー ̄ )
素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内しています。
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。