甲州ワイン海外輸出プロジェクト『KOJ』を知ろう!

ようやく、山梨ワインが世界に認められ始めました。実際に、観光を目的とした訪日外国人がワインを求めにくることが多いのが事実です。
しかし、そういった動きがみられたのもここ最近の出来事です。
その背景には、山梨県産ワインの魅力の海外への発信に取り組む団体『KOJ』の努力がありました。
今回は、世界に『甲州ワイン』が認められ始めたキッカケを作った『KOJ』の紹介をしたいと思います。
『良いモノは評価される』まさに、その言葉を体現してくれています。
良いワインだからこそ、1つのキッカケで海外も認め始めたのでしょう。

甲州ワイン海外輸出プロジェクト『KOJ』とは!?

『KOJ』正式名称『Koshu Of Japan』は、「甲州葡萄」から造った「甲州ワイン」をワインの本場EU市場に輸出することで、「甲州ワイン」の世界的な認知とともに、産地確立や市場拡大を狙うことを目的として、2009年に設立されました。現在、山梨県内のワイン生産者15社が活動に参加しています。
英国在住でワイン業界の世界的権威である「マスター・オブ・ワイン」の資格を持つリーン・シェリフ氏をコンサルタントとして迎え、世界市場におけるプロモーション方法へのアドバイスや技術指導を受けながら活動をしています。
そして、現在は2020年2月2日〜6日にイギリス・ロンドンで行うPRイベントへ向けた準備をしています。
今回のPRイベントでロンドンには『甲州』を100%使用した『甲州ワイン』を中心に37銘柄、約230本を準備しています。
またイギリスのヨーロッパ連合離脱を見通して、現地の関係者からイギリスの経済事情やワインの流通などについて最新の情報を得ることも目的にしています。

参加ワイナリー

では、KOJに参加しているワイナリーとはどんなワイナリーなのでしょうか。

勝沼醸造とは!?

勝沼醸造を一言で表すのであれば、『山梨の葡萄にこだわり、世界を見据えたワイン造り』をおこなうワイナリーではないでしょうか。
そこには、『甲州ワインを世界に』という強い想いがあります。どこよりも強く甲州ワインへの強い気持ちがあります。
そんな勝沼醸造は、1937年の創業時には製糸業を営んでいました。
しかし1941年からワインを本格化。そして現在では、日本を代表するワイナリーの1つになっています。
ワイン造りをする上で、勝沼醸造が最も大切にしているのは『葡萄の糖度』です。それは、ワインの原点であり、美味しさを決めます。
良いワインのために、さまざまな手法を取り入れ、良い葡萄を栽培し、醸造にもこだわっています。
それが勝沼醸造です。

勝沼醸造をより詳しく知りたい人は、こちらをチェックしてみてください。

【山梨ワイナリー訪問記】いざ、勝沼醸造へ #1
  • ワイナリー名
    勝沼醸造
  • 住所
    〒409-1313 山梨県甲州市勝沼町下岩崎371
  • 電話番号
    0553-44-0069
  • ホームページ
    https://www.katsunuma-winery.com/

グレイスワインとは!?

グレイスワインを一言で表すのであれば、『世界と戦う日本代表』ワイナリーではないでしょうか。
なぜなら、グレイスワインは、国内でのワイナリー基準ではなく敢えてハードルの高い『世界』に基準を置いているからです。
では、世界基準になるために一体どんなことをしているのでしょうか。

グレイスワインは、1923年の創業以来『葡萄栽培』に最も力を注いでいます。それは、ワインの香りや味わいは『葡萄』が決定づけると確信しているからです。
だからこそ、グレイスワインでは『葡萄栽培』に大きく関わる『畑』『栽培方法』にはこだわり続けています。
1990年以降には欧州系葡萄の垣根式栽培を手がけはじめました。
そして、2002年には三澤農場を開園し、甲州葡萄の垣根式栽培も本格化。
葡萄を収穫だけの観点で捉えるのではなく、『醗酵』『貯酒』と醸造工程全体を踏まえた線で考え、最前を引き出せるように努めているのです。

グレイスワインをより詳しく知りたい人は、こちらをチェックしてみてください。

【山梨ワイナリー訪問記】いざ、『グレイスワイン』中央葡萄酒へ! #1
  • ワイナリー名
    中央葡萄酒『グレイスワイン(GRACE WINE)』
  • 住所
    〒409-1315山梨県甲州市勝沼町等々力173
  • 電話番号
    0553-44-1230
  • ホームページ
    https://www.grace-wine.com/

原茂ワインとは!?

ワイナリーアワード2019で『★★★』評価を獲得している、『原茂ワイン』。
1924年創業と、原茂ワインもまもなく100周年を迎えるワイナリーの1つです。
『甲州』を中心に、『シャルドネ』『メルロー』『アルモノワール』『ブラッククイーン』などの葡萄品種を栽培しています。
明治時代に建てられた母屋を改装したワイナリーは、1階がワインショップになっており、2階にはカフェが併設されています。
勝沼の季節ごとの景観を楽しみながら、ワインと山梨の食のマリアージュも楽しむことができるワイナリーです。

原茂ワインをより詳しく知りたい人は、こちらをチェックしてみてください。

【山梨ワイナリー訪問記】いざ、原茂ワインへ! #1
  • ワイナリー名
    原茂ワイン
  • 住所
    〒409-1316 山梨県甲州市勝沼町勝沼3181
  • 電話番号
    0553-44-0121
  • ホームページ
    http://www.haramo.com/index.html
  • くらむぼんワインとは!?

    遡ること大正2年。『くらむぼんワイン』は創業しました。当時の名前は『くらむぼん』でなく『山梨ワイン』でした。
    しかし社名が変わったのは、2014年とごく最近です。一見、改名をする理由がないようにも思えるが、『くらむぼん』の由来を知ると、納得します。
    『くらむぼん』。これは、有名作家、宮沢賢治が書いた童話『やまなし』で蟹が話す言葉なのです。
    この童話で宮沢賢治が伝えたかった、『人間と自然の共存』『科学の限界』『他人への思いやり』に共感して社名変更に至ったのです。
    『ワイン造り』に欠かせない要素をふんだんに盛り込まれています。
    つまり、『くらむぼんワイン』は『結果』ではなく『過程』に重点を置き、純粋な心でワインと向き合っていることを強く感じます。

    そして、1つ1つのワインの質が本当に高く、購入するときに悩みに悩む、これがクラムボンワインの魅力です。
    さらにオーナーのトークが面白い、だからこそワイン初心者にはオススメのワイナリースポットであることは間違いありません。
    今後のワインにも注目を忘れてはいけないワイナリーの1つだ。

    くらむぼんワインをより詳しく知りたい人は、こちらをチェックしてみてください。

    【山梨ワイナリー訪問記】くらむぼんワインPart1《資料館編》 【山梨ワイナリー訪問記】くらむぼんワインPart2《ぶどう畑編》
    • ワイナリー名
      くらむぼんワイン
    • 住所
      〒409-1313 山梨県甲州市勝沼町下岩崎835
    • 電話番号
      0553-44-0111
    • ホームページ
      http://www.kurambon.com/

    ルミエールワイナリーとは!?

    創業より130年以上もの間、伝統を忠実に守りつつ、自社農園の開拓、葡萄の改良、ヨーロッパ品種の導入などを行なってきたルミエールワイナリー。
    品質へのこだわりは、ルミエールの至宝のワインとして見事に結実していると思います。
    格式と風格あるワインをつくり続けてきた伝統。
    そして、『ルミエール=光』のごとく、これからも日本のワイン文化に輝きを与える光でありたい、それがルミエールのかわらぬ姿勢です。
    つまり「良いワインは良いブドウから」という創業当時からのモットーを守り続け、葡萄作り、ワイン造りを続けながらも、常に新しいものに挑戦しているワイナリーです。
    編集長No,1おすすめ白ワインの「光 甲州」は必見です!!!

    ルミエールワイナリーをより詳しく知りたい人は、こちらをチェックしてみてください。

    【山梨ワイナリー訪問記】いざ、ルミエールワイナリーへ #1
    • ワイナリー名
      ルミエールワイナリー
    • 住所
      〒405-0052 山梨県笛吹市一宮町南野呂624
    • 電話番号
      0553-47-4624
    • ホームページ
      http://www.lumiere.jp/

    マンズワインとは!?

    現在、大規模リニューアル中で2020年春にリニューアルオープンする『マンズワイン』。
    マンズワインの設立は1962年、と比較的遅めの創業になっています。
    しかし、マンズワインの凄さは土地の広さ、ワインラインナップの豊富さが物語っています。
    ロゴマークにも採用されている、『葡萄』『太陽』を重視しているからこその実績だろう。
    マンズワインのロゴマークは、葡萄とそれを育む太陽がモチーフです。
    ビデオルーム、ワインミュージアム、地下セラー、ショップ・テイスティングなどワイン初心者〜ワイン好きも楽しめる様々な施設は、ぜひとも必見だ。

    • ワイナリー名
      マンズワイン
    • 住所
      〒409-1306 山梨県甲州市勝沼町山400
    • 電話番号
      0553-44-2285
    • ホームページ
      https://mannswines.com/

    シャトーメルシャンとは!?

    シャトーメルシャンは、日本が誇る、代表的なワインメーカーです。
    そのブランドコンセプトは、シンプルであり基本に忠実なものでした。
    『Growing Differences in the world』
    「いいワインとは、その土地の気候、風土、生産者によって育てられる葡萄をそのまま表現したもの」
    この信念を軸に、世界と戦っているワイナリーです。

    そんなメルシャンの歴史は、約140年前の1870年代にまでさかのぼります。
    明治時代終わりに、シャトーメルシャンの源流となる『大日本山梨葡萄酒会社』が創業されました。
    つまり、シャトーメルシャンは日本ワインの原点でもあるということなのです。
    今では、山梨県だけでなく秋田県、福島県、長野県にも畑を構え何十種類もの品種を栽培しています。
    まさに日本のワイン技術の最先端を行くワイナリーなのです。
    そんなシャトーメルシャンは、大手ワイナリーメーカーとしてただ存在しているだけではありません。
    山梨県の日本のワイン文化を広く伝えるために、当時の道具を資料館としてしっかりと残しています。
    また、ワインを試飲するにあたっても、ワイナリーショップには有料でフードも販売しています。
    シャトーメルシャンが認める、マリアージュを楽しめること間違いないでしょう。
    山梨県のワイナリーの醸造家もシャトーメルシャンをおすすめする理由が、やはりありました。
    ワインを知るには、ワインを楽しむには、シャトーメルシャンに行きましょう。

    シャトーメルシャンをより詳しく知りたい人は、こちらをチェックしてみてください。

    【山梨ワイナリー訪問記】いざ、シャトーメルシャンへ!! #1
    • ワイナリー名
      シャトーメルシャン
    • 住所
      〒409-1313 山梨県甲州市勝沼町下岩崎1425-1
    • 電話番号
      0553-44-1011
    • ホームページ
      https://www.chateaumercian.com/

    蒼龍葡萄酒とは!?

    遡ること100年以上も前の1899年に、蒼龍葡萄酒は創業しました。
    つまり、蒼龍葡萄酒は日本のワイン醸造の歴史とほぼ同じ歳月を過ごしてきたワイナリーの1つなのです。
    そして最も興味深いことは、日本のワイン造りの礎を築いた2人の青年、高野正誠と土屋龍憲と創業家は親戚関係にあることです。
    まさに神のお導きと言っても過言ではないでしょう。
    それは、社名の「蒼龍」からも言えることです。
    社名は、中国の故事にある東西南北の守護神の中で、幸福を呼ぶ神とも言われている『東を守る神様』が由来になっています。
    『蒼龍』に込められた想い通り、甲府盆地の東部、甲州勝沼で100年以上も山梨ワインの歴史と伝統を見守り、繁栄させています。

    「ワインの美味しさは葡萄が命」。しかし蒼龍葡萄酒は、『葡萄』だけではなく、『醸造家育成』にも力を入れ同等の価値を見出しています。
    100年以上歩んできた、歴史・伝統・蓄積された醸造知識・技をしっかりと継承しつつ。
    新時代の価値観や好みを敏感に感じ取れるようアンテナを多方面に向けながら、ワイン造りに取り組んでいます。
    若い醸造家を育成することこそ、100年以上もの間、日本の最前線でワインに携われている秘訣の1つにちがいありません。
    そして、常に最前線で牽引できている理由は、蒼龍葡萄酒の信条にも大きな理由があります。
    彼らの信条は、「自分の得より、相手の得」。利益追及に走らず、顧客満足に徹したことが信頼を築けた大きな要因です。
    その結果が、世界的ワインコンクールで最優秀賞を獲得です。
    理想を語るだけではなく、理想から実績を生み出しているワイナリー、それが蒼龍葡萄酒です。

    蒼龍葡萄酒をより詳しく知りたい人は、こちらをチェックしてみてください。

    【山梨ワイナリー訪問記】いざ、蒼龍葡萄酒へ! #1
    • ワイナリー名
      蒼龍葡萄酒
    • 住所
      〒409-1313 山梨県甲州市勝沼町下岩崎1841
    • 電話番号
      0553-44-0026
    • ホームページ
      http://www.wine.or.jp/soryu/

    登美の丘ワイナリーとは!?

    1909年の開園から一世紀以上も経っている、『サントリー登美の丘ワイナリー』。
    『登って美しい』これが、「登美の丘」と呼ばれた由来です。
    広大な自家葡萄畑で、頑なに土から作り上げ、ひとつひとつ丁寧に育てた葡萄が手摘みされ、ワインに醸され、瓶詰されるまで、一貫したワイン造りをしているワイナリーです。
    「登美の丘ならではの土地の個性を最大限引き出したい」。
    作り手の努力と情熱が、サントリーのワイン1本1本に注がれています。

    中でも『ミズナラ樽ワイン』は、やはり魅かれます。
    日本の樽で造られたワイン、ワイン好き、樽好きには魅力的なワインであることは間違いありません。

    登美の丘ワイナリーをより詳しく知りたい人は、こちらをチェックしてみてください。

    【山梨ワイナリー訪問記】いざ、サントリー登美の丘ワイナリーへ!! #1

    甲州葡萄の魅力とは!?

    日本が世界に誇る、甲州ワイン。
    その原料となるのが、日本固有の葡萄品種『甲州葡萄』です。
    では一体、甲州葡萄とはどんな葡萄なのでしょうか。

    甲州葡萄とは!?

    甲州葡萄は古くはコーカサス地方からシルクロードを経て中国に渡り、奈良時代に日本に渡ってきたとされています。
    果実味と酸味のバランスが良く、山梨の気候風土に適した品種なのです。ワインに関しては、甘口から辛口タイプへの転換を期に国内外で評価を高めています。

    甲州葡萄の正体

    今日では、ワインに適した血統と言われるまでになっている『甲州葡萄』。
    実は、2004年に、シャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨンなどの醸造に適したヨーロッパブドウの『ヴィティス・ヴィニフェラ種』のDNA持つことが明らかになったのです。
    そして2010年に、ワインの国際的審査機関であるOIVに品種登録され、ラベルに「KOSHU」を記載してヨーロッパに輸出することが可能になったのです。

    甲州ワインってどんなワイン!?

    辛口タイプとして人気を博している甲州ワイン。実は、和食に合うワインとしても人気なのです。
    瑞々しさとバランスの良い酸味、優しいけれど芯のある味わいが特徴的です。
    繊細で微妙な料理の味を消さずに、逆に引き立てる控えめな品の良さを持つ甲州は素材の持ち味を大切にする繊細な和食との相性はバツグンなのです。

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    非常に参考になると思います♪
    ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!

    山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。
    素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
    情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
    各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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