今までに比べ、より多くの人がワインを飲むようになりました。それに伴い、自宅でのワインの適切な管理が必要になります。
今回は、ワインを美味しく保つためのアイテム、「プライベートプリザーブ」を紹介します。
自分へのご褒美に、大切な人へのギフトに、いかがでしょうか。
プライベートプリザーブとは!?
ワイン保存用ガス『プライベートプリザーブ』とは、無味・無臭・無害の不活性ガスでワインの風味を守るアイテムです。
これまでも『プライベートプリザーブ』は、販売をされていましたが、アルゴンガスが認可されていなかったため、日本では窒素ガス・炭酸ガスのみの配合でした。
しかし、2019年6月にアルゴンガスが食品添加物に認可されたことを受け、アルゴンガス配合で保存力がさらに向上した『プライベートプリザーブ』が2020年1月から遂に販売が開始されたのです。
実際に、世界のトップワイナリー「シャトー・ムートンロートシルト」「オーパスワン」「ベリンジャー」「ロバート・モンダヴィ」や、「ザ・トーマス・キュービット(ロンドン)」「マリオット・ホテルズ」等の一流ホテル・レストランでも使用されています。
ガスでワインの風味が保存できる理由
ではなぜ、ガスでワインの風味が保存できるのでしょうか。
1度コルクを抜いたワインボトルに再び栓をした場合、ワインの液面の上から栓の下の空間には、空気が存在します。
その中の空気の約21%が酸素で、その酸素がワインの味を損ねてしまいます。そこで、ボトルの中の酸素を取り除くための方法が色々考えられています。
最も手軽に使用できるということで「ポンプで空気を抜く」が広く普及しています。
ただ、栓を開ける度にポンプを上下させて、空気を抜くのは意外と手間で面倒くさいのです。
しかし『プライベートプリザーブ』は、ボトル内に3~4回プッシュし、栓をするだけでボトル内にガスを充満させることができて保存ができるのです。
ワインにもよりますが、『数日~1週間』は風味をキープできます。
スプレーで注入された無味・無臭・無害のガスがボトル内の空気を追い出し、ガスの層でワインが酸素に触れるのを防いでくれるので、
ワインの風味がしっかりと守られるのです。
ガスの影響は!?
では、使われているガスがワインや体に影響はないのか、気になる人も多いのではないでしょうか。
理科で習っている人も多いと思いますが、空気の7割以上が窒素です。実は、酸素は全体の2割なのです。
そして、空気中の中で最も高い割合を占めている窒素は、酸化防止のためにもっとも頻繁につかわれています。
ポテトチップスやお茶の袋の中にも封入されています。
またワイナリーでも、タンク熟成時に不活性ガス(他の物質と反応しないガス)を使い空気中の酸素とワインを遮断しています。
そのため、無味・無臭・無害で安全なのです。
プライベートプリザーブをオススメ!!
今回のプライベートプリザーブは、以下のような人に最適です。
- ゆっくりワインを楽しみたい方
1本のワインを開け、グラスに1杯注ぐたびにガス入れ。数時間後の最後の1杯も、抜栓したての味わいを楽しむことができます。
- 1日に何度も同じワインをサービスする方
グラスワインのサービスを行う料飲店の方は必見です。毎回注ぐ度に真空ポンプで管理するのは、ついつい時間が経ってしまったり、忘れてしまいがちです。
注ぐたびにフタをするだけなら、お客様を待たせることもなくワインの味わいもキープできます。
- 一気に大量のボトルを保存したい方
「いつもはワインを大量消費することはないけれども、試飲会など、一時的に大量のボトルを保存したい。」という方は、一時的な必要数分の保存器具用の栓を買うと金額的にも高くつき、最終的に栓がムダになりがちです。しかし、プライベートプリザーブなら、1本で約90本分保存可能です。また手間も簡単なので、とても便利です。
- ボトルワイン以外のものを保存したい方
樽に入ったワインや焼酎、日本酒、オリーブオイルなどの食用油や、酢・しょうゆなどの調味料、ハードリカーなど、どんな形のボトルや容器にも対応することができます。
編集長の声
最後に、自宅でもワインを愛飲する編集長に、今回の「プライベートプリザーブ」についての感想を聞いてみたいと思います。
と言いますのも、僕のワインを飲むときのスタイルは、数本のワインを開けてその時の気分に応じて飲み分けるスタイルなのです。
つまり、どうしても飲み進めていくうちに酸化が進んでしまうのですね。
現在はコルクや専用の密閉型の蓋を用いていますが、ワインの品質を損なう心配は無用です。
美味しいワインは、常に美味しい状態で飲みたいと思うのはワイン好き全員の総意だと思います。
ワイン好きにとっての神アイテム、買わない理由がありません笑
販売店舗情報
全国にある、ショールームになります。
ぜひ、近くに寄ったときは立ち寄ってみてください。
- 店舗名
大阪本社/ショールーム - 住所
〒550-0005 大阪市西区西本町1丁目5番3号扶桑ビル - 時間
10:00~17:00(土・日・祝は休業) - 電話番号
06-6543-9686
- 店舗名
東京支店/ショールーム - 住所
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目1番21号 新虎ノ門実業会館6F - 時間
事前に電話が必要になります。担当者、不在の場合があります。 - 電話番号
03-5251-3818
- 店舗名
札幌ショールーム - 住所
〒060-0061 札幌市中央区南1条西4丁目5番地 大手町ビル9F - 時間
事前に電話が必要になります。担当者、不在の場合があります。 - 電話番号
011-261-9686
- 店舗名
名古屋ショールーム - 住所
〒460-0003 名古屋市中区錦1丁目17番13号 名興ビル8F - 時間
事前に電話が必要になります。担当者、不在の場合があります。 - 電話番号
052-221-5800
- 店舗名
福岡ショールーム - 住所
〒810-0041 福岡市中央区大名2-4-30 西鉄赤坂ビル4F - 時間
事前に電話が必要になります。担当者、不在の場合があります。 - 電話番号
092-737-3515
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ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
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