みなさんは、山梨ワインをどこで買っていますか??
近くのコンビニ、デパート、ECサイト、酒屋、ワイナリーなど住んでいる場所や地域によって様々でしょう。
今回、我々編集部は山梨県勝沼にある『ワイナリー複合施設』を紹介したいと思います。
実は編集部が訪れたときは、『プレプレオープン』の段階でした。
しかし、ワイナリーでは試飲できないワインやコンビニ、ECサイトなどで買えないワインが購入できました。
お目当のワインが見つからなかった場合、色々なワイナリーのワインを同時に試飲したい人は、ぜひ行ってみてください。
Contents
勝沼ワイン村プロジェクトとは!?
「勝沼ワイン村プロジェクト」とは、東夢ワイナリーが中心となって進めていたプロジェクトです。
その1つに今回編集部が訪問した『勝沼ワイン村 -katsunuma wine village-』があります。
東夢ワイナリーとは!?
では、プロジェクトを積極的に進めている中心ワイナリー『東夢ワイナリー』とは
どんなワイナリーなのでしょうか。
手間隙かけた安心・安全なワイン作りをモットーに、これまでにない葡萄生産者とワイン愛好家の橋渡しとなるような活動をしているワイナリーです。
最近では、ワイン愛好家が勝沼地域を中心にワイナリーを散策する姿をよく見かけます。
しかし、それは日本ワインの地道な努力の賜物なのです。
だからこそ、昔も今も『安心して飲んでもらえるワイン』を作り続ける努力を怠っていません。
具体的に言えば、『地元産の葡萄原料にこだわったワイン造り』です。
そして、ワイナリーが葡萄の生産者とワイン愛好家をつなぎ、三者連携で運営したいと考えているワイナリー、それが『東夢ワイナリー』です。
そして、勝沼の地にワイナリーを構えて10年になる節目の2017年に新プロジェクトが始動。
それが、『勝沼ワイン村プロジェクト』です。
このプロジェクトはもちろん、節目だけが大きな理由ではありません。
大きく影響を及ぼしたのは、『東夢ワイナリーでの10年間』だろう。
たった一人の思いから、同世代の仲間を巻き込み、大きく膨らんでいる「東夢」ワイナリー。
次第に、サラリーマン時代には味わえなかった感動を、多くの人と共有したい、皆で土地を蘇らせたい、と思うようになっていたのです。その結果、夢になったこと、それが『第二の人生を謳歌する人たちでつくる農業法人』だ。
実際に、プロジェクトを開始する前にも「ドメーヌ・ヒデ」「いわきワイナリー」「東根フルーツワイン」「山元いちご園」の立ち上げサポートをしているのです。
勝沼ワイン村プロジェクトをより具体的に
では、勝沼ワイン村に迫りたいと思います。
勝沼ワイン村の理念
時代は常に移り変わります。
変わりながらも守らなければならないものはあります。
それには、日本の誇り・伝統・文化的側面を持っている『葡萄』『ワイン造り』も含まれると思っています。
山梨県が、葡萄とワインの産地であり続けるために価値を高めた未来志向の地域貢献、これこそ勝沼ワイン村の理念です。
そして、地域資源の活用と地域雇用、新たな勝沼の魅力発信を行い、国内外に通用する価値を生み出します。
地域住民や観光客のコミュニティの場となること…それがゴールでありながら永遠に追い続ける目標でもあるのです。
勝沼ワイン村のコンセプト
理念を実現する上で欠かせないコンセプト。
掲げられたファーストコンセプトは、『日々の喧噪を忘れ心癒えるワインリゾート』。
テーマパークの条件…
それは、「商圏規模」「アクセス」「ブランド」などが列挙されますが、
非常に残念なことに、この3条件を満たすための潜在的な価値は、甲州市勝沼地区にはあるが、受け入れ態勢が整っていないのが現状なのです。
点在する観光資源はリンクせず、まさに点のままで線になっていません。
実際にお客様の声として、「勝沼ぶどうの丘」には行くが、「宮光園」「ぶどうの国文化館」には、一度も行ったことがないと耳にするのです。
また、食事と宿泊先の少なさは、それ以上に耳にします。
まさに、観光地としての物足りなさを露呈している証拠ではないでしょうか。
そのため、『勝沼ワイン村』の施設イメージは以下のようになっています。
まさに、夢の国といっても過言ではないでしょう。
勝沼の土壌で育くまれた葡萄を、個性豊かな醸造家達がワインにするワイナリー群です。
山梨県産の食材や勝沼の野菜をふんだんに使った料理でおもてなしするレストランです。
11社の各ワインを試飲することができます。
地域の農家さんがつくる葡萄をはじめとする果物や野菜を購入することができます。
さらには、マルシェには地域のお母さんたち手作りのジャムや加工品そして、県産品の逸品や地場の雑貨や工芸品も含めます。
山梨県産の小麦を使った、ワインにも合うパンも焼くパン屋です。
葡萄畑に囲まれながら、ランチやカフェを楽しめます。
スパやホテルで、より長くワインに山梨県を楽しんでもらいます。
そして、自然と恩恵を最大限に享受してもらい身体をリフレッシュします。
ファミリー向けに、スポーツや遊具で楽しめる空間も準備する予定です。
ご両親が、安心して働ける託児所や幼稚園の併設予定です。
プレプレオープン会場へ
さて、編集部は『LA BELLE VIGNE』を後にし、『勝沼ワイン村 -katsunuma wine village-』に。

清潔感漂う綺麗な外観です。
これは、確実に中に入りたくなりますね。
中はクリーンかつアットホームな温かい雰囲気を感じます。
私たちが訪れたときの店員は女性で、気さくに話しかけてくれました。
そのため、ワイン探しも試飲も楽しむことができるのは間違いありません。
店内は、ワイン以外のお土産エリアとワインエリアに分かれています。
気になるワインエリアには…新設ワイナリーのワインが並べられています。
自分が初めて聞くワイナリーの名前を聞くとワクワクしてしまいますね。
豊富な試飲数
この「勝沼ワイン村 -katsunuma wine village-」では、無料試飲と有料試飲2つのタイプがあります。
ワインによって、無料か有料か決まっています。
こちらのメニューに記載されているワインが有料になります。
他は基本的に無料になっています。(2019年12月15日の段階です。)
勝沼ワインプロジェクト最大の魅力
「勝沼ワイン村 -katsunuma wine village-」の最大の魅力。
多くの魅力がありますが、やはり最大の魅力といえば、『新設ワイナリーのワインが試飲できて、買えること』でしょう。
実際に「LA BELLE VIGNE」では試飲できなかった『LA BELLE VIGNEワイン』も試飲ができました。
「勝沼ワイン村 -katsunuma wine village-」で試飲
試飲ができるということで、編集部も試飲をさせていただくことに。
チョイスしたワインは、4本。編集部が試飲したワインはこちら。
- DELAWARE 2019@LA BELLE VIGNE
- ROSE 2019@LA BALLE VIGNE
- Cabernet Sauvignon 2017@vineyards kikushima
- Muscat Bailey A ROSE 2017@vineyards kikushima
DELAWARE 2019@LA BELLE VIGNE
テイスティングコメント
苦味、酸味をしっかりと感じ、果実味がほんのり感じられます。
余韻はスッと消えるので、食事と合うワインといえるでしょう。
ROSE 2019@LA BALLE VIGNE
テイスティングコメント
色調はかなり薄めですが、味がは意外と濃く、カベルネの旨味が凝縮されてる感があります。
意外とスッキリめで、余韻はあまり残りません。
Cabernet Sauvignon 2017@vineyards kikushima
テイスティングコメント
かなり辛口で、渋み苦味が強く感じられます。
しかしタンニンは弱めなので、渋いのにスッキリと飲めるワインです。
Muscat Bailey A ROSE 2017@vineyards kikushima
テイスティングコメント
味わいはやや苦味のあるマスカットベーリーAで、全体的に薄めです。
編集長の声
では、最後に編集長にプレプレオープンの「勝沼ワインヴィレッジ」の感想を聞いてみました。
プレプレオープン時点ではいくつかの機能が未実装ですが、構想のすべてが完成した暁には多くの人が訪れることは間違い無いでしょう。
接客から暖かさを感じられ、とても心地よい空間を過ごすことが出来ました。
本オープンした際には、再度立ち寄り、試飲以外のコンテンツも楽しもうと思います!
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ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
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