とどまることを知らない、ワインブーム。
しかし、都内で美味しいワインを飲みたくてもどこに行けばいいのか、わからない人も多いのではないでしょうか。
今回は、東京都に11店舗、大阪に1店舗、ニューヨークに1店舗を構え、さらに『ミシュランガイド ニューヨーク2020』でミシュランプレートを獲得した、
豊富にワインを取り扱っているお店を紹介したいと思います。
ぜひ、忘年会に使ってみてはいかがでしょうか。
Contents
鳥幸って!?
都会の喧騒を忘れさせる「大人が愉しめる」空間をテーマに、『焼鳥×ワイン』を極めている飲食店が『鳥幸』です。
白木のカウンターを中心に凛とした清潔感のある空間に加え、職人が丹精をこめて焼き上げる極上の焼鳥と、ソムリエが世界から厳選したワインの提供をしています。
今でも多くの人が思っている、『焼鳥』のイメージ。それは大衆居酒屋などでビールと一緒に食べる食べ物ではないでしょうか。
しかし『鳥幸』は、その焼鳥のイメージを覆すべく、『本格焼鳥×世界のワイン』をコンセプトに立ち上がりました。
『鳥幸』のためだけに作られたオリジナルブランド鶏「八ヶ岳鳥幸地鶏」の焼鳥。
アカデミー・デュ・ヴァン講師の監修ワイン。
まさに、マリアージュを楽しむ焼鳥専門店としてオープンが『鳥幸』の一歩でした。
焼鳥×ワインの原点とも言えるお店です。
八ヶ岳鳥幸地鶏とは
生産から販売まで一貫して手掛ける中村農場が、鳥幸のためだけに作ってくれたのがオリジナルブランド鶏「八ヶ岳鳥幸地鶏」です。
「八ヶ岳鳥幸地鶏」は普通の鶏の2倍~2.5倍の日数をかけて飼育しています。
そのため、適度な弾力とひと口含むごとに溢れ出る肉汁の繊細な旨味は、他を寄せ付けない美味しさを演出してくれています。
もちろん素材だけではなく、『技術』へのこだわりも抜かりないのが『鳥幸』です。
串打ちへのこだわり
焼鳥の技術のスタート。焼き上がりの美しさを追求し、「見た目の美しさ」「肉と串のバランス」を考え、職人が丁寧に1本1本、串打ちしています。
火入れのこだわり
備長炭の組み方を変えて調節する、火加減のコントロール。
経験を積んだ職人がコントロールするから、どんな状況でも最高の焼き上がりになります。
さらには、余熱で火が入ることも考慮し、焼き上がりから提供まで抜群のタイミングで提供されます。
異なる無化調の味付けを施すこだわり
希少部位を含む多彩な焼鳥を、4種類のタレと無化調の3種類の塩を使用して、部位ごとに味付けや焼き加減を変えています。
串の味付けは店に任せてもらえれば、その部位ごとにタレ、塩、最高に合う味付けで提供されます。
鳥幸の進化
そして、すでに人気を博している『鳥幸』がさらに進化するのです。
選ばれしレストランだけが扱える銘鶏『伊達鶏』
伊達鷄とは、JALのファーストクラスで提供されている銘鶏です。
絶妙な歯ごたえと、コク深い旨味のある味わいが特徴です。
伊達鶏を飼育する伊達物産は、1985年から「料理して美味しく、調理しやすい鶏」の飼育を目指してスタートしました。
平飼いにより健康的に育てられ、かつ、餌にこだわったことにより、余分な脂身がつかず程よい脂身と鶏の旨味が生み出されたのです。
『鳥幸』では、認定された一握りの店舗しか直接納品ができない銘鶏『伊達鶏』を、伊達物産の認定のもと、直納認定店として提供しています。
鳥幸の世界観
ドアを開けた瞬間…白木のカウンターを中心に凛とした清潔感のある空間が迎えてくれます。
さらに、「焼鳥の旨味を纏った備長炭の香り」「威勢のいいスタッフ」「職人の熟練の技」もお出迎え。
ライブと言うにふさわしい『鳥幸』のカウンターでは、職人の手さばきを眺めながら食事を楽しむことができます。
垣根がないオープンキッチンは、ごまかしがきかない場所。だからこそ安心信頼して提供できる料理に自信があるのです。
進化し続けるワインラインナップ
2015年には日本を代表するソムリエ大越基裕氏をワイン監修に迎え、焼鳥1本の串に1杯のワインを合わせる新しいスタイルを確立。
これにより、『焼鳥×ワイン』の勢いがますます加速しました。
そして、そんな『鳥幸』には、海外ワインだけではなく『日本』『日本人』にこだわったワインが多数揃っています。
数々の国際コンクールで受賞経験のある勝沼醸造の日本ワイン「アルガブランカ」。
日本人醸造家「木村滋久」氏が手掛ける「キムラ・セラーズ」。
日本人がオーナーの「ケンゾー エステイト」。
焼鳥は日本食だからこそ、『日本ワイン』『日本人醸造家が造るワイン』にこだわっています。
山梨ワインドットノムがオススメできるお店であること間違いありません。
鳥幸にて扱われているワインリスト
勝沼醸造
マンズワイン
大和葡萄酒
丸藤葡萄酒
まるき葡萄酒
奥野田葡萄酒
ダイヤモンド酒造
勝沼醸造とは!?
1937年創業の『勝沼醸造』。
日本ワイナリーアワード2019で最高評価に選ばれたワイナリーでもあります。
世界を見据え、日本ワイン、山梨ワインの向上に誇りをかけて戦っています。
現に、勝沼醸造のワインラインナップは『甲州』『マスカットベーリーA』と山梨の品種に限られている。
試験栽培している品種はあるものの、『山梨』へのこだわりはどこのワイナリーにも負けていないと感じる。
マンズワインとは!?
現在、大規模リニューアル中で2020年春にリニューアルオープンする『マンズワイン』。
マンズワインの設立は1962年、と比較的遅めの創業になっています。
しかし、マンズワインの凄さは土地の広さ、ワインラインナップの豊富さが物語っています。
ロゴマークにも採用されている、『葡萄』『太陽』を重視しているからこその実績だろう。
マンズワインのロゴマークは、ぶどうと、それを育む太陽がモチーフです。
ビデオルーム、ワインミュージアム、地下セラー、ショップ・テイスティングなどワイン初心者〜ワイン好きも楽しめる様々な施設は、ぜひとも必見だ。
大和葡萄酒とは!?
大和葡萄酒の歴史は、1913年。創業100年も超えている老舗ワイナリーなのです。
そして、日本ワイナリーアワード2019でコニサーズワイナリーに選ばれています。
テーマを『凝縮』と置いている、大和葡萄酒。
その目指すところは、『日本のワインレベルを世界レベル』にすることです。
100年、200年先を見据えて『葡萄造り』『ワイン造り』をおこなうのが大和葡萄酒です。
丸藤葡萄酒工業とは!?
丸藤葡萄酒の歴史は、明治時代にまで遡ります。
そして、日本ワイナリーアワード2019で最高評価の5つ星に選ばれたワイナリーでもあり、まさに120年以上もの歴史を持つ老舗ワイナリーなのです。
「世界に誇る日本のワイン」造りを目指している、丸藤葡萄酒は、伝統の在来品種である甲州や欧州系品種カベルネ・ソーヴィニヨン、プティヴェルド、シャルドネなどの栽培をしています。『1人でも多くの人々に本物のワインの美味しさをわかってほしい』という想いを胸に、葡萄栽培・ワイン造りに挑戦し続けています。
まるき葡萄酒とは!?
まるき葡萄酒。ここは、現存する最古のワイナリーなのです。
日本のワインの歴史を知りたければ、絶対に訪れるべきワイナリーでしょう。
日本のワイン造りは、フランスに習っています。そのフランスに渡仏した最初の人間、それは『高野正誠』と『土屋龍憲』。
その『土屋龍憲』がまるき葡萄酒の創業者なのです。
そんなまるき葡萄酒は、『葡萄造り』に試行錯誤し、『羊』を家族に迎え入れました。単なるマスコットキャラクターではなく、論理的に『葡萄』のことを考えた結果なのです。
今年のジャパンワインチャレンジでも金賞を獲得。
日本のワイン文化を支えている第一人者であることは間違いないだろう。
奥野田葡萄酒とは!?
奥野田葡萄酒の歴史は、平成元年になります。そうです、編集長が生まれた平成時代になります。
詳細をたどると、奥野田葡萄酒として再出発したのが平成元年なのです。
歴史が浅いにも関わらず、日本ワイナリーアワード2019に選ばれたワイナリーでもあるのです。
そんな奥野田葡萄酒は、『葡萄造り』『ワイン造り』を一般に向けたクラブを実施しています。
このクラブに加入することで、都心では体験できないワイン造りを体験できるのです。
つまり、ワインの質だけではなくワインの魅力を広げる活動もしているワイナリーなのです。
ダイヤモンド酒造とは!?
1939年創業のダイヤモンド酒造。日本ワイナリーアワード2019で最高評価の5つ星に選ばれたワイナリーでもあります。そんなダイヤモンド酒造には、マスコットキャラクターの猫がいます。大人しくとても可愛らしいです。
そんなダイヤモンド酒造が造るワインは、どれも『高品質』。
ワイン好きが好む味を見事に体現されています。編集部もワイナリーで試飲をさせていただきました。
10本以上ものワインを試飲させていただきましたが、どのワインも高品質。
ただ、ワイン初心者には少しワインに慣れてから、ワイナリーを回ってから訪れてほしいワイナリーだ。
きっとハマるだろう。
編集長の声
では、最後に編集長に「鳥幸」の感想を聞いてみました。
そして、都内に山梨ワインが増えてきていることの感想も聞いてみました。
そして、素材によってタレと塩を詳細に使い分けるこだわり。
行きたくて仕方ありません。笑
接待にも確実に使えるお店なので、早速近日中に行ってみようと思います!
そして何より、山梨ワインが置いてある…これだけで行きたくて行きたくて仕方ありません。
分かってますね!!と、皆さんもそう言いたいのではないでしょうか。笑
最近山梨ワインを置くお店が増えて来てはいるものの、それでもまだまだ希少なので、どんどんこういったお店が増えてくれると嬉しいですね!
来年は、僕の行きつけ店どこでも山梨ワインが飲めるような、そんな東京になって欲しいと思っています。笑
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