山梨ワインドットノム主催!
記念すべき第6回イベントを恵比寿パークにて開催させていただきました!!
今回開催した日は、2019年11月21日、11月の第三木曜日です。そうです、『ボジョレー・ヌーボー』の解禁日です。
解禁日に合わせ、山梨ワインドットノムも恵比寿パークを確保し試飲会イベントを開催しました。
Contents
第6回イベント開催
今回は、編集長がフリーランス時代から会社を立ち上げる際まで長くお世話になった人をゲストに呼び、「甲州ワインの美味しさを伝えるイベント」
です。果たして、どんな印象を持っていただけるのか、40代の大先輩にしっかりと美味しさを伝えられるのか、気になりますね。
そして編集長が独立するまでの過去のトークも非常に楽しみですね♪
エントリーワイン
いつも事前にテーマは決めていますが、そのワインで問題ないか…今回試飲するワインの情報をチェックし討論!!
そして…決まったワインがコチラ!!
編集長セレクト ポイント!!
今回は「甲州ワイン」に限定してセレクト。
多くの甲州ワインからセレクトされたポイントは、
スタンダードなスティルワインタイプ、そして、シュール・リータイプ。
シュール・リーの年度違い。
年度は同じで、製法も同じだが、製造会社が違うもの。
最後に珍しいタイプの甲州。
といった具合にセレクトしてみました!
試飲ワインの特徴
では、まずは選定したワインの特徴を紹介したいと思います♪
試飲会途中で、「敷島甲州 樽熟成 2016@敷島醸造」が追加されることになりました。
- まるき甲州 2018@まるき葡萄酒
甲州種の魅力を十分に引き出しました。爽やかな酸味とすっきりした口当たりは和食にぴったりです。
軽い柑橘系の香りと爽やかな酸味、ほんのり残した甘味が甲州種の特徴を充分に引き出しています。
- 甲州シュール・リー 2017@岩崎醸造
勝沼の甲州を使用し、発酵させたのち、澱の成分を生かし旨味を引きだすシュールリー製法で造られています。
外観はレモンイエローに近い色合い、洋ナシや柑橘類のアロマに酵母を感じさせる香りが特徴です。
- 甲州シュール・リー 2016@岩崎醸造
勝沼の甲州を使用し、発酵させたのち、澱の成分を生かし旨味を引きだすシュールリー製法で造られています。
フレッシュかつ爽やかな香りと口当たりに、旨味のある味わいが特徴です。
- トラディショナル・リッチ・テイスト甲州@蒼龍葡萄酒
酵母の沈殿物中に含まれるアミノ酸(うまみ成分)をワインに取り込む「シュール・リー製法」で造られています。
従来の甲州よりも、ミネラル感や厚み、複雑味、ふくよかな香りを持つ辛口ワインに仕上がっています。
- 吟醸香 甲州@山梨醗酵工業
当初は、日本酒の匂いが強くて味のバランスも悪かったのが事実です。
しかし、14年もの歳月を経て、バランスよく仕上がってくれました。
他のワイナリーでは飲むことのできない、オリジナルなワインです。
- 敷島甲州 樽熟成 2016@敷島醸造
標高600mの高台に広がる自社畑・菩提農場収穫の甲州種を醸造し、オーク樽で熟成させました。
ほのかな樽香と程良い酸味、豊かな果実味の揃ったバランスの良い辛口ワインです。
テイスティングコメント!!
試飲会スタートです!!
まるき甲州 2018@まるき葡萄酒
さて、1本目は【まるき甲州 2018@まるき葡萄酒】です。
『まるき葡萄酒』のワイナリー詳細は、こちらから♪
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テイスティングコメント
口に含んだ瞬間、『フレッシュ感』をすぐに感じます。その後、酸味を感じます。
強過ぎるわけでもなく、弱すぎず…絶妙なバランスで仕上がっています。
また、余韻として果実味もあります。
人にオススメできるベーシックな甲州ワインだと思いました。
ということは、普段甲州ワインを飲んでいるのかな。ちょっと今度、品種を意識してみますね。
味わいは、苦いと感じました。笑
ただ、次第にその苦さが強い酸っぱさに変わり収束していきます。
ただ、酸味は残りますね。。。
甲州シュール・リー 2017@岩崎醸造
2本目は【甲州シュール・リー 2017@岩崎醸造】です。
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味わいは、苦味を感じます。そして酸味、シュール・リー特有の複雑味を順番に感じます。
余韻は渋み、酸味を帯びた甲州の果実味といった感じです。
グラスに鼻をつけてようやく、ワインの香りかな?と確認できるくらいです。
味わいは、酸っぱくなく、まったりしているが粘度を感じます。
後味はサッパリしていましたが、酸っぱさが残りました。さっきのワインよりも弱いですが。
甲州シュール・リー 2016@岩崎醸造
3本目は【甲州シュール・リー 2016@岩崎醸造】です。
『岩崎醸造』のワイナリー詳細は、こちらから♪
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そして、酸味が大分抑えられマイルドになり、旨味も感じられます。
余韻として果実味、そして旨味が残っています。
ただ、味わいには違いがありました。先ほど感じた粘度がなく、味がさっぱりしています。
後から強い苦みと酸味がきます。余韻で酸味が残るのは同じですね。
トラディショナル・リッチ・テイスト甲州@蒼龍葡萄酒
4本目は【トラディショナル・リッチ・テイスト甲州@蒼龍葡萄酒】です。
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若干感じる酸味の後に、シュール・リー特有の味を感じます。
面白いのが、その味がそのまま余韻となって残りました。
ただ、なんか柔らかい感じがします。
そして、先ほど飲んだホンジョーワインより粘度があります。
なにより凄く辛いです。。。しかし後味はサッパリしています。
吟醸香 甲州@山梨醗酵工業
5本目は【吟醸香 甲州@山梨醗酵工業】です。
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最初に一瞬酸味を感じますが、次第に奥深い旨味が滲み出てきいます。
余韻は穀物感がしますね。余韻がかなり独特なワインだと思いました。
味は、紹興酒に近く、奥深くに酸味があります。余韻後味も紹興酒ですね。
敷島甲州 樽熟成 2016@敷島醸造
最後は【敷島甲州 樽熟成 2016@敷島醸造】です。
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酸味は若干強いですが、次第に樽の香りを交えた旨さが口の中に広がります。
個人的には、余韻は1番好きです。
酸味と苦みがあるが、程よく抑えられ、美味しいです。
後味はほのかに酸味が残り、心地よいです。
個人的には、これが1番好きですね。
編集長の過去を掘り出すフリーダムトーク
編集長:今さら、過去を振り返ると非常に恥ずかしいですね。笑
当時の私の印象を教えてもらえますか??
- そうだね、編集長はまさに若い野心家といった感じだよね。
物怖じせずガツガツ行くタイプというか。
チャンスが降ってきたら迷わず掴むタイプだよね。
編集長:めっちゃ恥ずかしいですね。笑
大先輩Y氏:逆に今度は僕から聞かせてほしい。
ゲーム業界に参入して、複数タイトルのディレクターを担ったと思うんだけど、どうだった??
その当時の素直な感想を聞きたい。笑
楽しいことだけでなく、辛いこともあったと思う。お酒入っている今だから素直な感想を聞きたい。
- そうですね。
当時ゲーム業界未経験者としてデバッガーとして参入し、プランナーを経て半年後のディレクター抜擢でしたからね。
抜擢してくれた当時のディレクターには今でも感謝してます。
見様見真似でがむしゃらにやるしかなかった訳ですが、まぁ兎に角大変でしたね。笑
携わっているどれかの案件が炎上してしまうと残業、宿泊が当たり前でしたから。
今、あの時と同じことをしろと言われたら無理かもしれませんね。笑
大先輩Y氏:なるほど。
編集長:なんか本当に恥ずかしいですね。笑
交互に聞いていきましょうか。笑
今は、当時の会社からも離れてしまった先輩ですが、今はどんな仕事をメインでされているんですか??
- 僕は元々前の職場でもプレイヤー側では無かったけど、今の仕事は業種で言うとSES(システムエンジニアリングサービス)だね。
一応説明しておくと、SESっていうのはクライアントのシステム開発や、インフラ環境構築、運用を行うためのエンジニア技術を提供するサービスのことだね。
もちろん僕自身がプログラミングをするわけではないけどね。
編集長:なるほど、農業にITを導入したりするやつですね!
もしかしたら今後、ワイン業界にITを導入したりで繋がりができるかもしれませんね。
大先輩Y氏:そのときは一声かけてね。
ゲーム業界とワイン業界、一見全くの別業界だと思うんだけど。ワイン業界はどう?楽しい?
なにかゲーム業界と精通しているところとかあるかな??
- そうですね、常に変化を求められるところですかね。
色々な醸造家さんにお話を聞いていると、やはり日々良くしよう良くしようと絶え間ない努力をされています。
そういった改善意識みたいなものが、ゲーム業界と似ているところかなと思いました。
大先輩Y氏:なるほど。
編集長:時間も迫ってきたので最後に2つほど。
先輩は、普段お酒を多少は嗜むと思うんですが、なにを飲みますか??
今回ワインを学びながら飲んでみてどうでしたか??
- 自分で自分を『お酒が弱い』と思っているから、普段からガツガツ飲むことはないね。
もちろん、20代とかは『テキーラ』とかね、勢いに任せて飲んでいた頃もあるけど今はないね。笑
普段飲むとしたら、ビール、ハイボールが多いね。
北海道に住んでいたことがあるからワインも飲んでいたんだけど、北海道のワインは比較的甘めだったんだよね。
俗に言う、アイスワインが好きなんだよね、今更だけども。笑
奥さんは赤ワイン好きで白ワイン飲まないから、今回は辛口ワインの初心者コース的な感じだったよ。
今回面白いな、と素直に思ったのは、1本目を飲んだときは「あー今まで飲んだ白ワインと同じだな」って思ってた。
だから、似た味を飲んでいくんだろうな、と。ただ、目の前に5本ものワインが並べられていたから、潰れないかってことを考えてた。笑
でも、2本目から香りを感じなかったり、些細なところだけど違いを感じた。
いつもは、数杯飲んだ後にワインを飲むので全く気にしてなかったけど、しっかり飲むと違いはあるんだな、
なにより、このワインは個人的に好き、嫌いといった相性もやっぱりあるのだな、と。
辛口を敬遠していたけれども、「敷島醸造」の「甲州 樽熟成」は美味しかったし飲み続けられるなって思った。
編集長:ありがとうございます。
そう思ってもらえたら、今日呼んだ甲斐がありました。先輩もワインの面白さを広めてくださいね。笑
編集長の声
最後に、大先輩と久々に語った編集長に感想を聞いてみたいと思います。
同じ甲州なのに、年度や醸造方法によってこれだけ違うのかと、そういったところからワインへの興味が出てくるのかなと思うので、
引き続き、この山梨ワインを広めるための試飲会を継続的にやっていきたいと思います!
今回は、人生の先輩にしっかりと甲州を体感していただいたので、大成功の会でした!
さて、いかがでしたでしょうか??
今までは同年代を対象に山梨ワインの説明をしてきた編集長ですが、今回は自分よりも一回りも上の先輩にワインレクチャーをしました。
緊張していた場面もありましたが、ワインの魅力はよく伝えられていたと思います。
その結果、いいコメントもいただくことができました。
これをきっかけに、ワインを飲む頻度やワインの飲み方などが好転すればいいな、と改めて思いました。
山梨ワインドットノムのイベントを通じて、ワインに興味がなかった人やワインが苦手だった人の日常生活の一部になれると嬉しいです。
次回の試飲会も、しっかりと山梨ワインの魅力を伝えたいと思います!!
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非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
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情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
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