ボジョレーヌーボーという言葉を聞いたことのある方は多いでしょうが、
山梨ヌーボーという言葉を聞いたことがある人は少ないのではないでしょうか!?
そんな山梨ヌーボーに関して、今回は紹介していきます。
令和元年11月3日土曜日午前10時、天気は曇り。
日比谷線「日比谷駅」から徒歩1分の「日比谷公園」にて開催された山梨ヌーボーに、我ら山梨ワインドットノム編集部は突撃して参りました。
開始は10:30からということで、余裕を持って30分前の10時に到着したのですが、なんとそこには既に長蛇の列が!!!
そうです、当日券購入者の列と、ワイン引き換えへの行列が既に出来上がっていたのです。笑笑
ぜひとも、山梨ヌーボーに参加する方は前売り券を購入されることをオススメいたします!!!(当日券は2500円ですが、前売り券は2200円なので300円もお得です。笑)
ちなみに気になる、当日券と前売り券の違いについてです。
当日券は10時30分からチケット購入が開始となり、パンフレットやグラスなどがもらえて、各ワイナリーに並びます。
しかし、前売り券の場合は10時30分前に参加アイテムをもらうことができ、各ワイナリーに並ぶことができます。
今回、山梨ワインドットノムは当日券を購入しましたが、チケット販売開始から10分後の10時40分には購入することができました。
ちなみに、列に並んだ時間は10時5分ほどでした。
ワイン提供の開始は、10時30分なので、そこまで待った印象はありませんでした…しかし、当日券と前売り券の列が異なるため、確認は要必須になります。
そして…10時40分になり、参加アイテムを受け取る、編集長。
狙いを定め………いざワイナリーの列へ!
まずは、当日テイスティングした10本のワイン紹介に入りましょう。
Contents
テイスティングレポート
今回、試飲した10本のワインはこちら。
- デラウェア@ニュー山梨ワイン
- 甲州 2019@くらむぼんワイン
- 甲州にごり 2019@シャトー酒折
- かざま甲州 やや甘口 2019@甲斐ワイナリー
- シェンブルガー@スズラン酒造
- シャンモリ山梨 マスカット・ベーリーA 2019@盛田甲州ワイナリー
- 韮崎ワイン マスカット・ベーリーA 2019@サン.フーズ韮崎工場
- フレール マスカットベイリーA 2019@ルミエールワイナリー
- プリムール マスカットベーリーA 2019@マンズワイン
- アルガーノ 2019@勝沼醸造
デラウェア@ニュー山梨ワイン
さて、1本目は【デラウェア@ニュー山梨ワイン】です。
『ニュー山梨ワイン』のワイナリー詳細は、こちらから♪
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編集部コメント
口に含むと、酸味と甘味のバランスがよく、フレッシュさを存分に感じます。
余韻は短めですが、酸味を纏った果実味が残ります。
食パンの香りがするんです。酵母が香りとして感じるのかな??っと。今度、ニュー山梨ワイン行ったら、聞こうと思ってます。(人多すぎて話せませんでした…笑)
口当たりは、ベストな温度であったため、酸味がちょうどよいスッキリさを表現してくれていました。
若干の苦味はありましたが、余韻も次第に消えて終始スッキリで終わります。葡萄本来の美味しさが詰まっていて、どんどん飲みたくなる1本です。
1本目から「当たり」。正直、鳥肌立ちました笑
甲州 2019@くらむぼんワイン
2本目は【甲州 2019@くらむぼんワイン】です。
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編集部コメント
味わいは非常に爽やかで、どこかグレープフルーツのような風味が感じられます!
非常にキリッとした辛口で、余韻は殆どなくほのかに苦味が残ります。
ペティアンと思うような辛口を口当たりから感じます。
そして、次第に酸味と果実味が強くなってきます。新酒らしい1本と感じました。
時間が経過したことでどんな味に変わるのか、気になる1本です。
甲州にごり 2019@シャトー酒折
3本目は【甲州にごり 2019@シャトー酒折】です。
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編集部コメント
柔らかな舌触りで、酸味と甘味のバランスがよく、後味でグレープフルーツのような弱い苦味を感じます。
そして、余韻でガツンと甲州の果実味を感じられます!
そして、味も香りを裏切らない、「グレープフルーツワイン」と感じました。
最後に若干の苦味が残りますが、色調をいい意味で裏切ってくれるスッキリした甲州ワインでした。
かざま甲州 やや甘口 2019@甲斐ワイナリー
4本目は【かざま甲州 やや甘口 2019@甲斐ワイナリー】です。
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編集部コメント
たしかにやや甘口といった感じで、酸味や苦味をよく感じます。甲州らしさが一番出ていると感じました!
味は、口当たりから甲州独特の苦味を感じ、そして、次第にほんのりした甘さに変わります。
ただ、想像以上に苦味が残ります。
「やや甘口」ですが、「辛口」にかなり近いので、「甘口」と思って飲んでしまうとギャップが強いかもしれません。
シェンブルガー@スズラン酒造
5本目は【シェンブルガー@スズラン酒造】です。
編集部コメント
やや甘口で、酸味と苦味を程よく感じ、果実味を最後に残す感じですね。
もう少し味が濃いと良かったかもしれません。
清涼感にフルーティさが加わった香りがします。
そして口当たりは水のようになにも感じませんが、次第に苦味を感じます。
ただ酸味は感じず、余韻も長めで後味はスッキリしています。
味に、香りのようなフルーティさはないが、味も柔らかいため女性受けしやすいワインだと思いました。
シャンモリ山梨 マスカット・ベーリーA 2019@盛田甲州ワイナリー
6本目は【シャンモリ山梨 マスカット・ベーリーA 2019@盛田甲州ワイナリー】です。
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編集部コメント
新酒だからスッキリしてると思いきや、意外と濃厚な味わいで驚きます。
マスカットベーリーAで重さはだしにくい…といった壁を見事に飛び越えている1本ですね。
しかし、口に含んだ瞬間、フルボディに近い重さを感じます。
そのため、香りに騙されないようにした方がいいですね。笑(特にお酒の弱い方は・・・。)
渋みが前面に出ているため、食事がほしくなってしまいました…
ただ、余韻はスッキリ仕上がってるため、飲みやすいです!
韮崎ワイン マスカット・ベーリーA 2019@サン.フーズ韮崎工場
7本目は【韮崎ワイン マスカット・ベーリーA 2019@サン.フーズ韮崎工場】です。
編集部コメント
余韻はスッキリめです!
先ほど飲んだ、盛田甲州ワイナリーよりも強いマスカットベーリーAの香りがします。
この香りを感じると、期待せずにはいられません。
韮崎ワインも、初めてのワイナリーなので、期待がさらに高まります。
口当たりは、甘さはない…しかし、重すぎず軽くスッキリタイプに仕上がっています。
また余韻は弱いが長く続きます。しかし、やや口に残るかもしれないので、個人的には水でスッキリが必要と思いました。
フレール マスカットベイリーA 2019@ルミエールワイナリー
8本目は【フレール マスカットベイリーA 2019@ルミエールワイナリー】です。
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編集部コメント
ここまで連続して特有の香りだと、「新酒は特有の香りになってしまう??」と思ってしまいます。笑
香りとは異なり、味はスッキリめで、酸味や苦味も尖ってはおらず、余韻も特に残らないです。
しかし、味わいには甘さはなくまた苦味もありません。
非常にスッキリした赤ワインに感じました。
余韻がやや短いのが気になりますが、全体的にバランスは良いと思いました。
プリムール マスカットベーリーA 2019@マンズワイン
9本目は【プリムール マスカットベーリーA 2019@マンズワイン】です。
編集部コメント
味わいとしてはしっかりとタンニン、重さが感じられます!
甘さはなく渋みが前面にでる、
タンニンをしっかり感じる
余韻ちょうどよく後味スッキリ
アルガーノ 2019@勝沼醸造
最後は【アルガーノ 2019@勝沼醸造】です。
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【ワイン初心者による勝沼醸造訪問記】甲州ワインで世界に挑み続ける山梨ワイナリーに訪問!!山梨ワインを知りたくば勝沼醸造は外せない!!
編集部コメント
味は割と濃いめで、酸味と渋みが目立ちますね。
口当たりからスッキリ感が喉元を潤してくれました。そして、次第に葡萄由来の味を感じます。
ただ、後味に少し苦味が口に残るので水でリセットした方がいいかもしれません。
編集長による【総評】
最後に初めての「山梨ヌーボー」に参加をした編集長に「感想」を聞いてみたいと思います。
三連休の中日とは言え、ザっと1000人以上はいましたから。笑
イベント好きなのか山梨ワイン好きなのかは分かりませんが、テレビ朝日のカメラも来てたことからも、
注目のイベントであることは間違いないですね!
チケットを購入すると10銘柄のワインを飲めるのですが、30ワイナリーが複数のワインを用意しているので、何を飲むか非常に悩まされました!
赤5・白5で飲むことは決めていたのですが、いざラインナップを目にすると全く決められなかったですね笑
なので、今回は直感で10ワインを決めさせていただきました!
山梨ワインというと甲州・マスカットベーリーAの印象が強いですが、意外とそれ以外の品種のワインも多く並んでいたので、色々な品種を試してみてはいかがでしょうか!
関連情報
編集長からのお願い
編集長
よろしくお願いいたします。_φ( ̄ー ̄ )
素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内しています。
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。