山梨ワインチョットノム@荻窪GRECO

9月13日 金曜日 22時。
荻窪で打ち合わせを終え、2人で山梨ワインを飲みに荻窪にて山梨ワインチョットノム第3回を開催。

今回行ったお店は、荻窪の「ワイン蔵 GRECO 2号店」。
「ワイン蔵 GRECO」は、1号店だけでなく2号店も荻窪にある、『隠れ家ワイン』のお店です。
ただ非常に残念なことに…山梨ワイナリーのワインがなかったのです。。。涙
これは完全に、編集長の力不足です!!笑
帰り際、店長さんとお話ができたので、近いうちにお店に並ぶことでしょう!

「ワイン蔵 GRECO」ってどんな店!?

「ワイン蔵 GRECO」とは!?

荻窪駅北口から徒歩2分ほどの場所にあります。

入り口から階段を上がり二階に行くと、立ち飲みバースタイルで営業。
気さくに話しかけてくれるため、会社帰りに1杯行くのは大アリですね♪

さらに階段を上がり三階に行くと、シッティングスタイルでワインを味わうことができます。

そして、ワイン蔵 GRECOには、『2つの魅力』があります!!
特に、ワインに関しては荻窪にある飲食店でもベスト3に入るレベルの高さではないでしょうか。

  • 『ワインのテイスティング』。
  • 『おしゃれな隠れ家空間』。

「テイスティング料金の存在」

150円から25mlのワインを飲める、ワイン好きにはありがたい『テイスティングプラン』。
これがあるおかげでワインが好きな人は1晩で、『ワイン蔵 GRECO』の豊富なワインを制覇することもできるのではないでしょうか。
また同時に、自分の好みのワインを見つけることもできます。
一石二鳥のサービスです。

「おしゃれな隠れ家空間」

『ワイン蔵 GRECO』は、無意識で街中を歩いているとスルーしてしまいそうな入り口です。
しかし、これがいい!!
例えば、少し裏に抜けた細道にあるお店を知ってると、なにか『特別感』を感じませんか??笑
やや狭い入り口から入る隠れ家ワイン。
特に3階の内装は、外観からのイメージを再現していると言っても過言ではないでしょう。
倉庫風の空間に、不統一の机…まさに秘密基地のような知ってる人ぞ知ってる空間になっています。

  • 店名
    ワイン蔵 GRECO 2号店
  • 電話番号
    050-5594-5629
  • 住所
    東京都杉並区上荻1-7-4 丸紅ビル2F
  • 営業時間
    平日・土曜/17:00~24:30 日曜/祝日17:00~23:00
  • オススメシーン
    女子会/デート/二次会/合コン

注文完了!!

お通しを除き…今回、注文した料理です!!!

  • 海老とマッシュルームのアヒージョ
  • 鮮魚のカルパッチョ
  • ホタテとチーズの春巻き
  • ローストビーフ
  • 薩摩地鶏の炭火焼き
  • ブラックアンガス チョイス サーロインステーキ

編集長コメント
アヒージョは、ニンニクが強すぎず弱すぎず程よく効いていました。
また、海老の旨みが凝縮されていて美味しかったです。
キリッとした辛口の白ワインと相性がよかったです!
鮮魚のカルパッチョは、驚くべきことにサーモン祭りでした笑
サーモン好きにはたまらない一品です!!
そして、個人的にハマったのがホタテとチーズの春巻きです。
ホタテの味はあまりしなかったのですが、程よいチーズのトロミとケチャップがマッチして美味しかったです。
通常の春巻きは脂っこく、食事が進まないのですが、軽いため食が進みます!
最後に、お肉類です。
全体的にしっかりとしたお肉で美味しかったです。
特に食事としてもワインとのマリアージュとしても美味しかったのは、「アンガスサーロイン」です。
アンガスサーロインは、塩をつけて食べると通常よりもサッパリするので、『甲州ワイン』と合わせたかったです。笑

シャルドネは前菜に合う!?

ワイン蔵では、山梨ワインはなかったので今回は外国ワインオンリーになります。
ただ、今までのワインと比較するために山梨ワイナリーでも作られている、品種に絞って飲みました。
時間も遅かったため、今回はグラスワインで…!!お店の人に頼んで、ボトルの写真は借りました♪

まずは、『ボーグル ヴィンヤーズ ファントム シャルドネ 2016』から飲みました!!

ボーグル ヴィンヤーズ ファントム シャルドネ 2016

    シャルドネのリッチな幾重にも重なる層に魅了されると思います。
    グリーン・アップルと洋梨が焼き立てのアップル・パイのスパイシーなフレーバーへ移り変わり、
    樽醗酵がクリーミーで魅惑的な味わいをもたらしてくれます。

編集長コメント
シャルドネの甘く優しい香りがよく立っています。香りから期待をさせてくれます。
適切な温度管理がなされていたせいか、口に含んだ瞬間、キリッとした味を感じます。
そして、次第に樽の味わいを感じます。そのバランスが絶妙です!!

食中

編集長コメント
今回のシャルドネは、アヒージョとサーモンのカルパッチョと一緒に飲みました。
正直、両者との相性は抜群でした!!
キリッとした酸味が食事の口残りをリセットしてくれます!

赤ワイン縛り!!

そして、2本目からは赤ワインに突入!
初めて見る品種もありましたが、やはり飲み慣れている品種を選択。
まずは、『カベルネ・ソーヴィニヨン』と『メルロー』のブレンドワイン。
さて、ワインの味はいかに…!?

ファーングローブ カベルネ/メルロー 2016

    紫を帯びたルビー色が特徴的です。ブラックベリー、ブルーベリーの濃縮した果実香を感じます。
    そして、ミントを思わせる爽やかなニュアンスにバニラ、スパイスが複雑に絡み合います。
    タンニン、酸のバランスが良く軽やかな飲み口のワインです。

編集長コメント
非常に果実感の強い甘い香りがしました。
ワイン県を宣言した、山梨県が開発したマスカットベーリーAのようなキャンディ香ではなく、葡萄の香りですね。
味わいは香り通りで、重くないです。比較的スッキリしているため飲みやすいです。
渋さや苦味もあまり感じません。チープさもないため、初心者の方にオススメです。

食中

編集長コメント
肉系と一緒に食べましたが、個人的にはサーロインのような重めの食事よりも『炭火焼き』と合わせた方が美味しいと思いました。
サーロインだとお肉に負けてワインとのバランスが若干悪いかな、と。しかし、炭火焼きだとワインの特徴を殺さずに飲むことができました!!

シャトー・ラローズ・ペルガンソン 2012

    澄んだ深みのある輝くような色彩にブラックベリーとスパイシーな香りが特徴です。
    口に含むとしっかりとしたバランスあるボディが感じられます。ビロードのようなタンニンと豊かな香りがとてもエレガントです。
    しっかりとした余韻が長く感じられるワインに仕上がっています。

編集長コメント
香りは果実感が強く、ほのかに樽のような香りがします。
口に含めると、ライトボディよりのワインを飲んだせいか、かなりの渋みを感じます。
個人的には、ワイン単体で飲むのが好きな味ですが、スッキリ系が好きな人は『ファーングローブ カベルネ/メルロー 2016』の方が好きかもしれません。
また、ぜひとも初心者の方には先ほどの、『ファーングローブ カベルネ/メルロー 2016』と比較して飲んでいただきたいです。
一緒に飲むと、これがワインの重さというものか…とわかっていただけると思います。

食中

編集長コメント
フルボディタイプなので、サーロインのようなお肉と相性がよかったです。
ワインの重さが、サーロインの脂をうまく中和してくれました。
そのため、脂が苦手な人も一緒に食べると箸が進んでしまうのではないでしょうか。

フランシスカン モントレーカウンティ&ナパカウンティ 2017

    豊かなダークチェリー、アニス、ダークチョコレート、セージの濃厚なブーケに、繊細なコーヒーやトリュフのニュアンスが層となり複雑なアロマを生みだしています。
    果実とオーク由来のアロマのバランスに優れ、ブラックチェリーやチョコレート、トーストに、少量のバニラのニュアンスが感じられます。
    口当たりは滑らかで、丸みがありながらもストラクチャがしっかりとしており、芳醇で絹のような舌触りと濃厚な果実味が特徴的です。
    そして最後には、繊細に編みこまれたタンニンが感じられ、長く持続する余韻を与えてくれます。

編集長コメント
名前だけで期待するのはあまりよくないことは知っているのですが、ナパバレーと書かれていると期待してしまいますね!!
香りはヤルデンのように強さで圧倒するよりも、芸能人の香水のような…キメ細かい高級感のある香で存在感を強く表していますね。
口に含むと、渋みが一気に襲ってきます。しかし、ただ渋いだけではなく…樽のような充実した味わいの渋さを感じます。
誰かと話しながら飲むよりも、クラシックを聴きながら、部屋で静かに飲むほうがいいかもしれません。

食中

編集長コメント
ワイン単体としてもかなりの満足度を得られましたが、やはりサーロインステーキとローストビーフとの相性がよかったです。
フルボディのため、肉にさらなる旨みを与えてくれます。
ゆっくり永遠と飲んでしまいそうです笑
ボーグル ヴィンヤーズ ファントム シャルドネ 2016の評価
酸味
(4.0)
甘味
(1.5)
果実味
(4.0)
渋み
(2.5)
複雑さ
(4.0)
リセマラレベル
(4.0)
総合評価
(4.0)
ファーングローブ カベルネ/メルロー 2016の評価
酸味
(3.5)
甘味
(2.0)
果実味
(4.0)
渋み
(3.0)
複雑さ
(3.0)
リセマラレベル
(4.0)
総合評価
(1.0)
シャトー・ラローズ・ペルガンソン 2012の評価
酸味
(4.0)
甘味
(1.0)
果実味
(4.0)
渋み
(3.5)
複雑さ
(4.0)
リセマラレベル
(3.5)
総合評価
(1.0)
フランシスカン モントレーカウンティ&ナパカウンティ 2017の評価
酸味
(3.5)
甘味
(1.0)
果実味
(4.5)
渋み
(4.5)
複雑さ
(5.0)
リセマラレベル
(4.5)
総合評価
(4.5)
ワイン蔵 GRECOの評価
美味しさ
(4.0)
雰囲気
(4.0)
品揃え
(3.0)
接客態度
(4.5)
リセマラレベル
(4.0)
総合評価
(4.0)

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最近耳にする、「山梨ワイン」。
実は、山梨ワインには決まりがあったのです。
山梨ワインの定義をご紹介♪

国税庁

地理的表示「山梨」生産基準
1 酒類の産地に主として帰せられる酒類の特性に関する事項
(1)酒類の特性について
イ 官能的要素
山梨ワインは、甲州やマスカット・ベーリーAなどの山梨で古くから栽培されているぶどうや、ヨーロッパを原産とするヴィニフェラ種など、様々なぶどう品種について、山梨の自然環境に根付くよう品種改良や栽培方法等の工夫を行ってきたことにより、ぶどう本来の香りや味わいといった品種特性がよく顕れた、総じてやや穏やかな酸味を有するバランスの良いワインである。
その中でも甲州を原料としたワインは、口中で穏やかな味わいを感じることができ、またドライなワインはフルーティーな柑橘系の酸味を有する。
また、マスカット・ベーリーAを原料としたワインは、鮮やかな赤色の色調を有し、甘さを連想させる香りとタンニンによる穏やかな渋みを有する。
さらに、ヴィニフェラ種を原料とした白ワインは、やや穏やかな酸味とよく熟したヴィニフェラ種特有の果実の香りを有し、口に含むとボリューム感に富んでいる。ヴィニフェラ種を原料とした赤ワインは、しっかりとした色調を有し、タンニンによる十分な渋みとふくよかさのバランスが良い。

ロ 化学的要素
山梨ワインは、アルコール分、総亜硫酸値、揮発酸値及び総酸値が次の要件を満たすものをいい、発泡性を有するものも含む。
(イ) アルコール分は8.5%以上20.0%未満。ただし、補糖したものは上限値を15.0%未満とし、甘口のもの(残糖分が45g/L以上のものをいう。以下同じ。)は下限値を4.5%以上とする。
(ロ) 総亜硫酸値は250mg/L未満(甘口のものを除く。)。
(ハ) 揮発酸値は赤ワインで1.2g/L以下。白ワイン及びロゼワインで1.08 g/L以下。
(ニ) 総酸値は3.5g/L以上。

(2)酒類の特性が酒類の産地に主として帰せられることについて
イ 自然的要因
山梨県は、西側の県境を走る赤石山脈系の高山群と、南側の県境から北東に伸びる富士火山系の高山群に囲まれた山間地である。海洋の影響が少ないため、梅雨や台風の影響を受けにくく、盆地特有の気候として、日中は気温が上昇するが、朝夕は大きく気温が低下するため、1日の気温差が大きい。
この自然環境により、ぶどうの成育期においては、梅雨による多湿の影響が少なく、成熟期においても台風等による風害や日照不足を原因とする病害が発生しにくいため、ぶどうの栽培に適しており、ぶどうの着色や糖度などの品質全体に良い影響を与えている。ぶどう栽培地は、主として富士川の支流流域に沿って広がっている。多くのぶどう栽培地は、花崗岩及び安山岩の崩壊土から成る、土層が深く肥沃で排水も良好な緩傾斜にある。このような好条件を有するため、ぶどうは健全でよく熟し品種特性が良く維持されたバランスの良いワインとなる。

ロ 人的要因
山梨ワインの生産は、1870年頃から始まったといわれている。当時は、栽培されたぶどうのほとんどが生食用として消費されており、その余剰によりワインの生産が行われていた。ぶどうの栽培量が増加しても、ワインに加工し販売することができたため、農家は過剰生産を恐れずにぶどう栽培に取り組むことができ、ぶどう栽培技術の創意や改善が重ねられていった。これにあわせて、ワインの製造量も増加し、醸造技術も蓄積されていくなどの好循環が生まれ、地域の経済発展を担ってきた。
このようなワイン産業に対しては、明治時代より、政府や山梨県庁、市町村が法的整備や資金支援、品種改良に関する研究開発など様々な支援を行ってきた。現在は、県の機関として山梨県工業技術センターの中にワインセンターが設置されており、ぶどう栽培やワイン醸造の研究開発のみならず、山梨のワイン製造者に対する技術指導・支援を行っており、高品質な山梨ワインを生産する技術的基盤になっている。また、山梨大学には1947年に発酵研究所(現ワイン科学研究センター)が設置されるなど、更なる研究開発や人材育成に注力している。
日本のぶどう産地はヨーロッパのぶどう産地に比べれば降雨量が多く、山梨県もぶどうの栽培期間中に雨の影響を受けるが、山梨県のワイン事業者は、垣根栽培のぶどうに傘をかけたり、雨の跳ね返りを防ぐため垣根の高い位置でぶどうを育てるなど、様々な工夫により、品質の高いぶどう栽培を根付かせてきた。
山梨ワインは、魚介類の食事とワインを合わせた際に生臭みの原因となる物質を発生させる鉄分の量が海外で生産されるワインと比べ総じて少ない。これは、山梨県は海洋に面していない地域でありながら、寿司屋が多いなど魚介類の消費を好む傾向があり、このような地域の人々の嗜好に合うようワインの製造工程で工夫が重ねられた結果であるといえる。山梨ワインは和食等の魚介類を材料に用いた食事と相性が良く、山梨県の人々にとってワインが身近な酒類として定着してきた一つの要因といえる。

2 酒類の原料及び製法に関する事項
地理的表示「山梨」を使用するためには、次の事項を満たしている必要がある。
(1)原料
イ 果実に山梨県で収穫されたぶどう(次に掲げる品種に限る。)のみを用いたものであること。
甲州、マスカット・ベーリーA、ブラック・クイーン、ベーリー・アリカントA、デラウェア、交配品種(甲斐ノワール、甲斐ブラン、サンセミヨン、アルモノワール、ビジュノワール、モンドブリエ)、ヴィニフェラ種(シャルドネ、セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ブラン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、カベルネ・フラン、ピノ・ノワール、プティ・ヴェルドー、シュナン・ブラン、ピノ・グリ、ヴィオニエ、シェンブルガー、リースリング、ゲベルツトラミナー、ミュスカデ、サンソー、テンプラニーリョ、マルベック、タナ、アルバリーニョ、サンジョベーゼ、ネッビオーロ、バルベーラ、ピノ・ムニエ、ジンファンデル、ツバイゲルトレーベ、グルナッシュ、カルメネール、プティ・マンサン)

ロ 酒税法第3条第13号に規定する「果実酒」の原料を用いたものであること。ただし、同法第3条第13号ニに規定する香味料(以下単に「香味料」という。)は、ぶどうの果汁又はぶどうの濃縮果汁(いずれも山梨県で収穫されたぶどうのみを原料としたものに限る。)に限り用いることができる。

ハ 果汁糖度が、甲州種は14.0%以上、ヴィニフェラ種は18.0%以上、その他の品種は16.0%以上であるぶどうを用いること。ただし、ぶどう栽培期間の天候が不順であった場合には、当該ぶどう栽培期間を含む暦年内に収穫されたぶどうに限り、それぞれの必要果汁糖度を1.0%下げることができる。
なお、酒税法3条第13号ハに掲げる製造方法により製造するもののうち、他の容器に移し替えることなく移出することを予定した容器及び密閉できる容器等で発酵させることにより発泡性を有することとするものに用いるぶどうについては、甲州種は11.0%以上、ヴィニフェラ種は15.0%以上、その他の品種は13.0%以上であるぶどうを用いることができる。

ニ 原料として水及びアルコールを使用していないこと。ブランデー及びスピリッツについては、他の容器に移し替えることなく移出することを予定した容器で発酵させたものに、発酵後、当該容器にブランデー及びスピリッツを加える製法を行う場合に限り使用すること。

(2)製法
イ 酒税法第3条第13号に規定する「果実酒」の製造方法により、山梨県内において製造されたものであり、「果実酒等の製法品質表示基準(平成27年10月国税庁告示第18号)」第1項第3号に規定する「日本ワイン」であること。
ロ 酒税法第3条第13号ロ又はハに規定する製造方法により、糖類(酒税法3条第13号ハに掲げる糖類のうち、他の容器に移し替えることなく移出することを予定した容器及び密閉できる容器等で発酵させることにより発泡性を有することとするものに用いる糖類を除く。)を加える場合は、その加える糖類の重量が、果実に用いたぶどうの品種ごとに、それぞれ次の範囲内であること。
・ 甲州種 100ml当たり10g
・ ヴィニフェラ種85%以上 100ml当たり6g
・ その他の品種 100ml当たり8g
ハ ぶどうの収穫からワインの瓶詰を行うまでの補酸の総量が9g/L以下であること。
ニ 除酸剤については、総酸値を5g /L低減させるまで加えることができること。
ホ 製造工程上、貯蔵する場合は山梨県内で行うこと。
ヘ 山梨県内で、消費者に引き渡すことを予定した容器に詰めること。

3 酒類の特性を維持するための管理に関する事項
(1)地理的表示「山梨」を使用するためには、当該使用する酒類を酒類の製造場(酒税法(昭和28年法律第6号)第28条第6項又は第28条の3第4項の規定により酒類の製造免許を受けた製造場とみなされた場所を含む。)から移出(酒税法第28条第1項の規定の適用を受けるものを除く。)するまでに、当該使用する酒類が「酒類の産地に主として帰せられる酒類の特性に関する事項」及び「酒類の原料及び製法に関する事項」を満たしていることについて、次の団体(以下「管理機関」という。)により、当該管理機関が作成する業務実施要領に基づく確認を受ける必要がある。
管理機関の名称:地理的表示「山梨」管理委員会
住所:山梨県甲府市東光寺3-13-25地場産業センター2階
山梨県ワイン酒造組合内
電話番号:055-233-7306
ウェブサイトアドレス http://www.wine.or.jp
(2)管理機関は、業務実施要領に基づき、ぶどう栽培期間の天候が不順であったと認める場合には、直ちにその旨を公表する。

4 酒類の品目に関する事項
果実酒

別紙2 備考
酒類の地理的表示に関する表示基準(平成27年国税庁告示第19号)第10項第3号の規定により、第9項の規定を適用しないものとして公示する商標その他の表示については、以下の「商標その他の表示」のとおりです。
商標その他の表示
甲州市原産地呼称ワインの認証条例(平成20年甲州市条例第34号)の規定により行う認証の表示
(注)地理的表示「山梨」の指定をした日前から使用していた上記の「商標その他の表示」に限り、地理的表示「山梨」の指定後も、引き続き表示を認めるものです。

5 統一ロゴ
地理的表示「山梨」のラベル表記は、GI Yamanashi(GI=Geographical Indicationの略)を統一ロゴとする。
山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。
素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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