番外編【ワイナリー訪問記】いざ、秩父ワインへ #1

今回、我ら山梨ワインドットノムメンバーは【秩父ワイン】へ行ってきました!
「秩父」は、山梨ではなく埼玉ですが、『JWC2019』(ジャパンワインコンクール2019)にて金賞を受賞されました。
そのため、自分たちの目で直接ワイナリーを見たかったのです。金賞以外のワインを飲んで見たかったのです。
そして何より…秩父ワインの『醸造家』の人に会いたかったのです。
今回は、醸造の繁忙期ということもあり「試飲のみ」させていただきました。

2019年9月10日。
大泉インターから関越自動車道を進み、花園インターで降り、一般道を約30分ほど運転し、秩父ワインに。
その日の埼玉の天気は、晴れのち曇り。先日の台風15号のせいか、9月中旬に差し掛かっているにも関わらず、蒸し暑い…
特に、車へ乗車するときは最悪だ、熱中症を起こしてしまうのではないか、と思ってしまうほど熱がこもっている。そして、ハンドルも熱い。
秩父は、編集長含め初めての訪問。東京-山梨よりも東京-埼玉は近いだろうと固定観念を持っていたが、意外と遠い…
正直、山梨ワイナリーへ行く方が近いのかもしれない、と思ったほどだ。
道中、編集長は麻雀でボケ防止。大学生の頃からやっているにも関わらず、役が覚えられないのだ。
ちなみに、副編集長も同じく役を覚えられていない…渦中のポケモンマスターズは全てクリアしてしまい、やることもなく…
そして何より、ガチャの種類が少なくガチャを回せていないことに不満を漏らしていた。これぞまさにガチャ中毒。
副編集長がVolvoのV60を走らせること、約2時間。到着したと思いきや、予約は15時と言う編集長のコンディションを整えるために、秩父名物を食しに行くことに。
そしてやってきたのが、『どさん子ラーメン 西武所沢店』。
またラーメンか…と思っている副編集長を余所目に、草津Tシャツを着た編集長は笑顔で入店。
編集長は、『味噌バターラーメン』。副編集長は、『わらじカツ丼』を注文。

秩父名物でもある、『わらじカツ丼』を注文をする一方、ラーメン中毒を見事に見せつける編集長。
食事を終えた編集部は、15時、埼玉県秩父にある『秩父ワイン』に到着!!

非常に広大な駐車場です。これなら、初心者ドライバーや駐車が苦手な人でも安心して駐車ができます。
広大な駐車場の奥に自社畑があるとのこと…!!そして、醸造施設とワイナリーショップは道を挟み、駐車場の向かいにあります。

奥に進むと…ワインを販売しているショップがあります。

この中に、今年のジャパンワインコンクール受賞ワインが…!!
私たちの足音が聞こえたのか、姿が見えたのか、奥様が出迎えてくれました。

試飲の前に、ほとんどのラベルに大きく表示されている『源作』という言葉の由来を聞いてみました。

秩父ワインの歴史

『源作』は、秩父ワインの歴史を生み出した創業者の名前なのです。
秩父ワインの創業者、「浅見源作」。
1889年に秩父で生まれた、彼は息子の愛読書である「ロビンソン・クルーソー漂流記」がキッカケとなり、葡萄作りを開始。
そして、1936年に念願のワイン造りに成功、そして1940年に「秩父生葡萄酒」として販売を開始。
しかしながら、売れ行きはあまりよくありませんでした。
そして創業してから約25年。
フランス人神父が『フランス本場のボルドーの味だ!!』と大絶賛。
それ以来、少しずつ評価が高くなって今日に至っているのです。

秩父ワインを感じる!!

フランス人を唸らせた、味。編集長は唸るのか、気になりますね。
秩父ワインでは、8本のワインを試飲させていただきました!!

  • 源作印 巨峰
  • 源作印 甲州シュール・リー2018
  • 源作印 GKT白
  • 源作印 マスカットベーリーA 低温醸し 2017
  • ちちぶワイン 低温醸し・樽熟成
  • 源作印 山ぶどう2015
  • 源作づくり 赤
  • 源作印 KARASAWA

源作印 巨峰

源作印 巨峰

編集長コメント

物凄くフルーティーで、酸味を少しだけ感じる程度で基本的には甘いです。
巨峰の甘口ワインなので、ワイン初心者や女性向けのワインですね!!

秩父ワインコメント!

巨峰の甘い香りに、フレッシュさとフルーティーさが特徴的なワインに仕上がっています。

源作印 甲州シュール・リー2018

源作印 甲州シュール・リー2018

編集長コメント

香りも良く、甲州の果実感が凝縮されています。
そして、スッキリした後に柔らかな余韻が残ります。単品・食事と合わせてもどちらでも相性は良さそうです。
流石金賞といったところです!!

秩父ワインコメント!

爽やかな白い花の香りが華やかに広がり、そして酸味はとても優しく穏やかな心地よさを与えてくれます。
口当たりも良くしっかりとした味わいの白ワインに仕上がっています。

源作印 GKT白

源作印 GKT白

編集長コメント

水のようなスッキリとした余韻に収まり、酸味が少し来てすぐ引くような感じがします。
そして、次第に甲州の果実味を感じます。キンキンに冷やして飲むと、さらに美味しそうです!!

秩父ワインコメント!

柔らかな上立ち香と爽やかなキレ味が特徴的です。
そして、余韻の広がり、旨み、コクを感じてもらえる辛口の白ワインに仕上がっています。

源作印 マスカットベーリーA 低温醸し 2017

源作印 マスカットベーリーA 低温醸し 2017

編集長コメント

非常に軽いワインですね。また、酸味が結構強いため、スッキリ飲めます。
食事との相性が良さそうです!!

秩父ワインコメント!

あえて、樽を使っていません。また、低温醸し発酵をしています。
そのおかげで、マスカットベーリーA本来の香りと味わいを最大限に表現しています。

ちちぶワイン 低温醸し・樽熟成

ちちぶワイン 低温醸し・樽熟成

編集長コメント

ザ・マスカットベーリーAの樽熟成!!といった感じです。
樽の風味が強めで、口に入れた瞬間に甘い風味がふわーっと広がります。
余韻にも樽感が残ります。だから、僕的には結構好きな味です!!

秩父ワインコメント!

低温醸し法を採用、そしてフランス産オーク樽を使用しています。
樽熟成、瓶熟成を経て、かつてないマスカット・ベーリーAの濃醇な風味と香りに満ちた赤ワインに仕上がっています。

源作印 山ぶどう2015

源作印 山ぶどう2015

編集長コメント

刺すような酸味ですが、すぐに酸味が引いていきます。
長いこと熟成させて、酸味を抜いたのだと分かる味です。上級者向けのワインだと思います!!

秩父ワインコメント!

秩父の自社農園で収穫したヤマブドウを原料とし、フランス原産のオーク材の木樽で醸造した赤ワインです。
深みのある紅色でしっかりとした酸味と、濃縮感のある渋味が生み出す濃醇な風味が特徴的です。

源作づくり 赤

源作づくり 赤

編集長コメント

マスカットベーリーAをほのかに感じる非常に良い匂いです。渋いけど、スッと抜けるマスカットベーリーAです。
軽いため、グビグビ飲める感じがします。注意が必要ですね笑

秩父ワインコメント!

味わい深い一方で、やや淡麗を感じます。
カベルネ・ソーヴィニヨンも含まれているにも関わらず、ライトボディに近い赤ワインです。
ただ、カベルネ・ソーヴィニヨンの個性でもある渋みは残っています。
「軽快な渋み」といった言葉がふさわしいワインです。

源作印 KARASAWA

源作印 KARASAWA

編集長コメント

日本のワインって感じがしないほど、香りは凄く柔らかいです、
口に入れると先にメルローをとても感じます。その後にカベルネ・ソーヴィニヨン感がします。
かなり渋めの上品なワインです!!

秩父ワインコメント!

カベルネフラン・メルロー・カベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドワインになります。
主にカベルネ・ソーヴィニヨンの香り、そして3品種の特徴的な酸味と渋みのバランスが心地よさを与えてくれます。
また、熟成を感じる口当たりも特徴の1つです。日本国内では珍しいフルボディタイプに仕上がっています!!

秩父ワイン 金賞受賞

さて、最後に2019年ジャパンワインコンクールにて『金賞』を受賞した
『源作印甲州シュール・リー 2018』についてお話を聞いてみました。

すると、驚くべきことがわかりました。
2019年で17回目を迎える「ジャパンワインコンクール」。
そのうち、秩父ワインは今年で9回目の受賞。
そして、今年で4年連続の『金賞』受賞になるのだ。入賞で数えるなら9連続入賞を果たしているのです。

過去の結果は以下のようになっている。

    JWC2018 甲州部門・辛口 金賞
    JWC2017 甲州部門・辛口 金賞
    JWC2016 甲州部門・辛口 金賞
    JWC2015 甲州部門・辛口 銀賞
    JWC2014 甲州部門・辛口 金賞
    JWC2013 甲州部門・辛口 金賞
    JWC2012 甲州部門・辛口 銀賞
    JWC2011 甲州部門・辛口 銅賞

まさに偉業と言っても過言ではないだろう。
そして、2019年に金賞受賞した、『源作印甲州シュール・リー 2018』について聞いてみました。
『正直なところ、昨年の葡萄は長雨といった厳しい天候で育てたので、今年の受賞は正直自信がありませんでした。
ワインは葡萄が9割を占めるからこそ、葡萄栽培の出来が鍵を握ります。だからこそ、去年の環境は想像以上に怖かったです。』
と、夫婦で運営をしている4代目が話してくれました。

山梨県であろうが、埼玉県であろうが、ワインにおける葡萄の重要性は変わらないことを再度確信した瞬間でした。

在庫もなんとかあり、購入できてよかった…!!

東京オリンピックが開催される2020年。
10年連続受賞が叶うのか、非常に気になります。

そうだ、秩父ワインへ行こう!

約80年もの歴史をもつ、埼玉県にある「秩父ワイン」。埼玉県では、秩父ワインを含む2ワイナリーしかないとのこと…
埼玉のワイナリー数が2つ、と聞くと『少ない』と思う人も多いかもしれないが、
失礼な話…埼玉にワイナリーがあることに驚いた。
やはり、日本でワイナリーのことを考えると、ワイン県を宣言した山梨県、長野県、北海道が浮かぶからだ。
今回、『秩父ワイン』を知ったのもJWCでの受賞が大きい。
そして実際に足を運んで、試飲をしてみるとレベルの高さを知った。
今はまだ埼玉県がワイン県の1つとして、あまり認知されてはいない。
しかし、今後の期待はとても大きい。今後目が離せない注目のワイナリーだろう。

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非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!

関連情報

秩父ワイン 基本情報

秩父ワイン 基本情報
社 名: 有限会社秩父ワイン
所在地: 〒368-0201 埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄41
電話番号: Tel:0494-79-0629
営業時間: 8:30〜17:00
HP: 公式ホームページ
山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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