【山梨ワイナリー訪問記】いざ、笹一酒造へ!! #1

今回、我ら山梨ワインドットノムメンバーは【笹一酒造】へ行ってきました!

笹一酒造では、工場見学と試飲を楽しむことができます♪今回、山梨ワインドットノムも工場見学と試飲をしてきました!!
今回、山梨ワインドットノムが訪問した「笹一酒造」。遡ること100年前の1919年に、現在の笹一酒造と改名!!
そして、今年…『100歳』を迎えたのです!!
100歳を迎えるにあたり、数年前に産経新聞へ『強い想い』を語っていました。

SankeiBizより引用

「日本酒としての旦が確立してきたので、次は『旦』のワイン版をつくりたい。旦の酒販店から『ワインはないのか』といわれている。
今、試作中で、大月(猿橋)のワインのソムリエにみていただき、90%まで完成。
ワインブランド『オリファン』から、来春発売を目指している。
自社農園のメルロー、シラーズ、シャルドネといった欧州のブドウ品種を原料とした白と赤で1500~2500円を考えている。」

そして、100周年を迎えて臨んだ2019年の日本ワインコンクール。
結果は………

    欧州系品種 白部門
    「OLIFANT シャルドネ 樽発酵 2018」 銅賞
    甲州部門
    「OLIFANT 甲州シュール・リー 2018」 銅賞
    ロゼ部門
    「OLIFANT マスカット・ベーリーA ロゼ 樽発酵 2018」 奨励賞

記念すべき年に輝かしい結果を残しているのです!!
まさに有言実行!!

そんな笹一酒造に迫ります!

ロゴマークに込めた想い

笹一の『笹』は酒を意味し、『一』は酒の日本一を目指すという想いが社名とロゴに込められています。
そして、笹一酒造の顔として使われ続けているマークは、三種の神器の一つ、『八咫の鏡』を縁取っています。
『八咫の鏡×酒』
古くから神聖なものとされている八咫の鏡と酒を掛け合わせ、そして改名した大正8年の縁起の良い末広がりの『八』に因んで、
八咫の鏡をモチーフとして使用しているのです!!
これには、草創期における酒の日本一たる笹一のこころを、八咫を後世に伝えたいという願いでもあるのです!!

笹一酒造の本気

100年続いている笹一酒造ですが、実は倒産の危機が起こっていたのです。
1990年の製造設備の刷新をきっかけに、経営が傾き始めたのです…
そして地獄の時間が約20年間も続いたのでした。しかし、23年後の2013年に転機が訪れます。
『大量生産方式の設備を全廃し、麹作りと酒母工程を手作り』に戻したのです。
つまり、量産するための設備から高品質なお酒を製造する設備へ転換したのです。
まさに、『原点回帰』で復活を遂げたのです!!
そして誕生したのが、特約店だけに販売する日本酒ブランド「旦」なのです。
当初は年間2万本の生産量が、現在、10万本に急成長しているのです。
前述にあるように、100周年を契機に、笹一酒造の顔でもある「旦」のワイン版を確立しようとしているのです。

トラブル発生!?

さて、笹一酒造のワイナリー見学に出発です!!
事前にお願いをしていたのですが、私たちがちょうど見学をする時間にツアーが入っていたため…合同見学に………涙
そして、ツアーの人に紛れ移動します♪

今回は、「お酒造り」に関してお話をいただきました。
話を聞いていると、「???」次第に頭が混乱してきました。
というのも、いつもワイナリーで聞いているお話とは異なり、『葡萄』ではなく『お米』のお話だったからなのです。
そして次第に…状況の整理がつきました。
それは、どこかで齟齬がうまれてしまったのか…
同行させてもらったツアーは、日本酒ツアーだったのです………

ただ、ワインも日本酒も醸造酒です。
そのため、今回はワインブランドだけでなく日本酒ブランドも確立している笹一酒造の日本酒のレポートをしたいと思います。

美味しい日本酒のポイントは2つ。
1つは、『お水』。そしてもう1つは、『お米』。
原料と環境を大切にするのは、ワインと変わらないですね。

笹一酒造のこだわり 『お水』

笹一酒造は、自家井戸から組み上げた『御前水』でお酒を仕込んでいるとのこと…
ちなみに『御前水』は、明治天皇が行幸したことがきっかけで名付けられました。
それがコチラ♪

笹一酒造のこだわり 『お米』

そして、日本酒の原料となる『お米』。
笹一酒造では、日本を代表するお米「秋田小町」、地元大月市で生産された酒米「山田錦」などが使用されています。

ワインではなく、日本酒ツアーに参戦をしてしまいましたが…笑
日本酒のツアーを通し、改めてワインも日本酒も醸造酒は、原料の大切さ
美味しさの鍵を握っていることを再認識する機会になりました。
気を取り直して、試飲です!!試飲は、ワイナリーショップでできます。

試飲できるコーナーにスタッフの人がいるので、お話をしながら試飲することができます♪
しかしながら、笹一酒造の歴史は日本酒製造からのため、ワインは日本酒よりも遥かに少なかったです…
残念!!ただ、100周年をきっかけに笹一酒造が一層ワインに熱を上げるので期待ですね!!
また、試飲以外のお土産コーナーの充実!!そして、食堂もあるなんて…!!
スタッフの人の多くも社割でランチをしている人が多いとのこと♪
編集長のお腹の具合次第で、後ほど実食をするかも!?笑

さて、待ちに待った試飲です!!グラスで飲めないのは………『残念・・・』。。。

山梨ワインドットノム!?日本酒チョットノム!?

今回はスタッフの人に手招きをされて、日本酒もチョット試飲してしまいました…

今回は、合計6本分の試飲をさせていただきました!!

  • 純米吟醸 笹一
  • 夏純米 笹一
  • にごりゆずワイン
  • にごり梅酒
  • にごり桃酒
  • にごりワイン 赤

純米吟醸 笹一

純米吟醸 笹一

笹一酒造コメント!

酒造好適米「美山錦」を55%まで精米し、「御前水」で仕込みました。
吟醸造りの王道である「9号系酵母」・「突き破精麹」で華やかな吟醸香・上品な米の甘みが引き出せています!!

    ・アルコール分:16度以上17度未満
    ・使用米:美山錦
    ・精米歩合:55%
    ・日本酒度:+3.0
    ・酸度:1.55
    ・アミノ酸度:1.05
    ・容量:720ml

編集長コメント

香りからも味も、お米の味を強く感じますね。
実際に口に含めると、お米の甘さを強く感じます。
非常に飲みやすいです!

夏純米 笹一

夏純米 笹一

笹一酒造コメント!

100周年記念の季節限定の日本酒になります。
爽やかで、ほのかな甘み、あとからくる酸味が味を引き締めてくれます。
すっきりとキレる辛口タイプで刺身や枝豆と相性抜群です。

編集長コメント

先ほどの日本酒と比べると、スーッと喉の奥まで流れていきます♪
どちらも甘口の日本酒のように感じるのですが、夏純米の方が甘く感じました。
夏の季節は、夏純米がオススメです!!

にごりゆずワイン

にごりゆずワイン

笹一酒造コメント!

アルコールを抑えた甘口タイプの果実酒になります。
柚子の香りが広がるさわやかなワインに仕上がっています♪
女性にこの夏大人気の1本です!!

編集長コメント

アルコール度数が4%のため、非常に飲みやすいですね。
柚子と葡萄が混ざっている感じしますね…
皮ごと絞ってるせいでしょうか、渋みがグレープフルーツぽいのです、
飲んだ瞬間、グレープフルーツジュースと思ってしまいました………笑
ただ、この猛暑の中には最高かもしれないです。まさに夏にピッタリ!!

にごり梅酒

にごり梅酒

笹一酒造コメント!

ピューレ状の果肉が沈む濃い味わいの梅酒になります。
梅の果肉をたっぷりと入れて、すっきりと仕上げています!!

編集長コメント

梅の香りがとても良い
果肉がペースト状で入っているから梅の甘さをよく感じられる。
この夏は、HPが回復する『回復薬』ですね!
オススメの割り方の7:3も飲んでみたくなりましたね!!!

にごり桃酒

にごり桃酒

編集長コメント

香りからは、「桃!!!」って強さは感じず…よく嗅ぐと「桃」を感じます。
口に含むと、桃の甘さではなく砂糖の甘さを感じます…
想像をしてた以上に桃の感じが弱いです。そのため、酸味が欲しいですね。。。

にごりワイン 赤

にごりワイン 赤

笹一酒造コメント!

にごりワインは、果汁を発酵させる酵母をワインの中に残し、にごった状態のワインのことをさします。
フレッシュな酸味と爽やかな甘味が特徴的です。
アルコールが7%のため、アルコールが苦手な人でも飲みやすいと思います♪

編集長コメント

香りは、しっかりと葡萄の香りがします。
ただ、ワインってよりも葡萄ジュースって感じが強いですね…
口に含むと、巨峰の味わいを感じます。(コンコードワインですが…)
巨峰の味わいと言ってもワインというよりも巨峰の葡萄ジュースって感じがします。
桃酒とは異なり、酸味があるので飲みやすいですね!!


さて、試飲を終え購入ワインも決定♪
すると編集長の足が自然と食堂の方へ………
やはり気になっていたそうです!!笑

さて…編集長が注文したのはなんでしょうか??
きっと愛読者の方…編集長をご存知の方は、『ラーメン』と答えるでしょう…
ただ今回は、ラーメンではなかったのです!!
雪が降るんではないかレベルで衝撃です…笑

気になる答えは………

『冷やしとろろそば』でした!!
共通点としては、麺が好きって結論が正しそうですね。笑

実は、笹一酒造の食堂には気になる食べ物が………
それがコチラ!!

日本酒??アイスクリームが!!
初めて見たので、食レポのプロ!?編集長にお願いすると………
快く快諾…
しかし、副編集長がふとあることに…気づきます。
それは、『編集長との付き合いは10年以上になるが、今日初めてアイスを食べている姿を見るかもしれない…』とのこと・・・。
編集長もそれを認め、開き直り『アイスは基本食べない、食べれるけど食べるケースはレア中のレア。提出割合0.0001%くらいだよ。
笹一酒造は、神引き。』と…ツッコミどころ満載のコメントをいただきました!!

そして、購入したアイスがコチラ♪

アイスよりもTシャツに目がいってしまいますね…笑

編集長コメント

香りは特に感じません。見た目もバニラアイスクリームに近い色合いですね。
一口口に含めると、お米を感じます笑
日本酒を知っている人からしたら、まさに『日本酒のアイス』だと思います!!
あまり日本酒が好きな人でなくとも、砂糖の甘さよりもお米の甘さが強いので、スッキリ食べれると思います♪
ノンアルコールのため、子供も食べられますが…子供にはまだ早い味な気がします笑

東京方面から山梨観光に訪れた際の帰り道におすすめです♪

そうだ、笹一酒造へ行こう!

日本のワイン文化を代表する山梨県。山梨県の中でも9割以上が『勝沼』『笛吹』『甲府』『塩山』『山梨』といったエリアに集中しています。
しかし、伝統あるエリアから少し外れた大月エリアに位置するのが『笹一酒造』。
創業当初は『日本酒』をメインに事業を展開。その後、ワインの展開も開始したのです。
2つに手を出すなんて…と思う人もいるかもしれません。
しかし、笹一酒造のワインブランドである『オリファンワイン』は日本を代表するコンクールで賞を幾度も受賞しています。
まさに『二刀流』を実現しているのです。

素敵な山梨ワインが見つかるのと同時に、日本酒に惚れてしまうかもしれない…!!笹一酒造は、お酒好きには特に堪らない!!誘惑の多い空間です!!
ぜひ、休日は笹一酒造へ足を運んでみてください♪

山梨ワインドットノム編集部 おすすめ記事

山梨ワインドットノムが自信を持ってお届けしている記事です♪
特に…
山梨ワイン パーフェクトガイド2019
【必見】山梨ワイン完全ガイド!世界で認められている、山梨ワインとはどんなワイン!?これを読めば、山梨ワインがわかる。山梨ワインのことは、山梨ワインドットノムにお任せ!

山梨ワイナリー データベース
【困ったらドットノム!2019年最新版】山梨県のワイナリー完全マップ!山梨県のワイナリーを一挙紹介。山梨ワイン、山梨ワイナリーのことは山梨ワインドットノムにお任せ!

非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!

関連情報

笹一酒造 基本情報

笹一酒造 基本情報
社 名: 笹一酒造
所在地: 〒401-0024 山梨県大月市笹子町吉久保26番地
電話番号: Tel:0554-25-2111
営業時間: 9:00~17:30
HP: 公式ホームページ
国税庁

地理的表示「山梨」生産基準
1 酒類の産地に主として帰せられる酒類の特性に関する事項
(1)酒類の特性について
イ 官能的要素
山梨ワインは、甲州やマスカット・ベーリーAなどの山梨で古くから栽培されているぶどうや、ヨーロッパを原産とするヴィニフェラ種など、様々なぶどう品種について、山梨の自然環境に根付くよう品種改良や栽培方法等の工夫を行ってきたことにより、ぶどう本来の香りや味わいといった品種特性がよく顕れた、総じてやや穏やかな酸味を有するバランスの良いワインである。
その中でも甲州を原料としたワインは、口中で穏やかな味わいを感じることができ、またドライなワインはフルーティーな柑橘系の酸味を有する。
また、マスカット・ベーリーAを原料としたワインは、鮮やかな赤色の色調を有し、甘さを連想させる香りとタンニンによる穏やかな渋みを有する。
さらに、ヴィニフェラ種を原料とした白ワインは、やや穏やかな酸味とよく熟したヴィニフェラ種特有の果実の香りを有し、口に含むとボリューム感に富んでいる。ヴィニフェラ種を原料とした赤ワインは、しっかりとした色調を有し、タンニンによる十分な渋みとふくよかさのバランスが良い。

ロ 化学的要素
山梨ワインは、アルコール分、総亜硫酸値、揮発酸値及び総酸値が次の要件を満たすものをいい、発泡性を有するものも含む。
(イ) アルコール分は8.5%以上20.0%未満。ただし、補糖したものは上限値を15.0%未満とし、甘口のもの(残糖分が45g/L以上のものをいう。以下同じ。)は下限値を4.5%以上とする。
(ロ) 総亜硫酸値は250mg/L未満(甘口のものを除く。)。
(ハ) 揮発酸値は赤ワインで1.2g/L以下。白ワイン及びロゼワインで1.08 g/L以下。
(ニ) 総酸値は3.5g/L以上。

(2)酒類の特性が酒類の産地に主として帰せられることについて
イ 自然的要因
山梨県は、西側の県境を走る赤石山脈系の高山群と、南側の県境から北東に伸びる富士火山系の高山群に囲まれた山間地である。海洋の影響が少ないため、梅雨や台風の影響を受けにくく、盆地特有の気候として、日中は気温が上昇するが、朝夕は大きく気温が低下するため、1日の気温差が大きい。
この自然環境により、ぶどうの成育期においては、梅雨による多湿の影響が少なく、成熟期においても台風等による風害や日照不足を原因とする病害が発生しにくいため、ぶどうの栽培に適しており、ぶどうの着色や糖度などの品質全体に良い影響を与えている。ぶどう栽培地は、主として富士川の支流流域に沿って広がっている。多くのぶどう栽培地は、花崗岩及び安山岩の崩壊土から成る、土層が深く肥沃で排水も良好な緩傾斜にある。このような好条件を有するため、ぶどうは健全でよく熟し品種特性が良く維持されたバランスの良いワインとなる。

ロ 人的要因
山梨ワインの生産は、1870年頃から始まったといわれている。当時は、栽培されたぶどうのほとんどが生食用として消費されており、その余剰によりワインの生産が行われていた。ぶどうの栽培量が増加しても、ワインに加工し販売することができたため、農家は過剰生産を恐れずにぶどう栽培に取り組むことができ、ぶどう栽培技術の創意や改善が重ねられていった。これにあわせて、ワインの製造量も増加し、醸造技術も蓄積されていくなどの好循環が生まれ、地域の経済発展を担ってきた。
このようなワイン産業に対しては、明治時代より、政府や山梨県庁、市町村が法的整備や資金支援、品種改良に関する研究開発など様々な支援を行ってきた。現在は、県の機関として山梨県工業技術センターの中にワインセンターが設置されており、ぶどう栽培やワイン醸造の研究開発のみならず、山梨のワイン製造者に対する技術指導・支援を行っており、高品質な山梨ワインを生産する技術的基盤になっている。また、山梨大学には1947年に発酵研究所(現ワイン科学研究センター)が設置されるなど、更なる研究開発や人材育成に注力している。
日本のぶどう産地はヨーロッパのぶどう産地に比べれば降雨量が多く、山梨県もぶどうの栽培期間中に雨の影響を受けるが、山梨県のワイン事業者は、垣根栽培のぶどうに傘をかけたり、雨の跳ね返りを防ぐため垣根の高い位置でぶどうを育てるなど、様々な工夫により、品質の高いぶどう栽培を根付かせてきた。
山梨ワインは、魚介類の食事とワインを合わせた際に生臭みの原因となる物質を発生させる鉄分の量が海外で生産されるワインと比べ総じて少ない。これは、山梨県は海洋に面していない地域でありながら、寿司屋が多いなど魚介類の消費を好む傾向があり、このような地域の人々の嗜好に合うようワインの製造工程で工夫が重ねられた結果であるといえる。山梨ワインは和食等の魚介類を材料に用いた食事と相性が良く、山梨県の人々にとってワインが身近な酒類として定着してきた一つの要因といえる。

2 酒類の原料及び製法に関する事項
地理的表示「山梨」を使用するためには、次の事項を満たしている必要がある。
(1)原料
イ 果実に山梨県で収穫されたぶどう(次に掲げる品種に限る。)のみを用いたものであること。
甲州、マスカット・ベーリーA、ブラック・クイーン、ベーリー・アリカントA、デラウェア、交配品種(甲斐ノワール、甲斐ブラン、サンセミヨン、アルモノワール、ビジュノワール、モンドブリエ)、ヴィニフェラ種(シャルドネ、セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ブラン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、カベルネ・フラン、ピノ・ノワール、プティ・ヴェルドー、シュナン・ブラン、ピノ・グリ、ヴィオニエ、シェンブルガー、リースリング、ゲベルツトラミナー、ミュスカデ、サンソー、テンプラニーリョ、マルベック、タナ、アルバリーニョ、サンジョベーゼ、ネッビオーロ、バルベーラ、ピノ・ムニエ、ジンファンデル、ツバイゲルトレーベ、グルナッシュ、カルメネール、プティ・マンサン)

ロ 酒税法第3条第13号に規定する「果実酒」の原料を用いたものであること。ただし、同法第3条第13号ニに規定する香味料(以下単に「香味料」という。)は、ぶどうの果汁又はぶどうの濃縮果汁(いずれも山梨県で収穫されたぶどうのみを原料としたものに限る。)に限り用いることができる。

ハ 果汁糖度が、甲州種は14.0%以上、ヴィニフェラ種は18.0%以上、その他の品種は16.0%以上であるぶどうを用いること。ただし、ぶどう栽培期間の天候が不順であった場合には、当該ぶどう栽培期間を含む暦年内に収穫されたぶどうに限り、それぞれの必要果汁糖度を1.0%下げることができる。
なお、酒税法3条第13号ハに掲げる製造方法により製造するもののうち、他の容器に移し替えることなく移出することを予定した容器及び密閉できる容器等で発酵させることにより発泡性を有することとするものに用いるぶどうについては、甲州種は11.0%以上、ヴィニフェラ種は15.0%以上、その他の品種は13.0%以上であるぶどうを用いることができる。

ニ 原料として水及びアルコールを使用していないこと。ブランデー及びスピリッツについては、他の容器に移し替えることなく移出することを予定した容器で発酵させたものに、発酵後、当該容器にブランデー及びスピリッツを加える製法を行う場合に限り使用すること。

(2)製法
イ 酒税法第3条第13号に規定する「果実酒」の製造方法により、山梨県内において製造されたものであり、「果実酒等の製法品質表示基準(平成27年10月国税庁告示第18号)」第1項第3号に規定する「日本ワイン」であること。
ロ 酒税法第3条第13号ロ又はハに規定する製造方法により、糖類(酒税法3条第13号ハに掲げる糖類のうち、他の容器に移し替えることなく移出することを予定した容器及び密閉できる容器等で発酵させることにより発泡性を有することとするものに用いる糖類を除く。)を加える場合は、その加える糖類の重量が、果実に用いたぶどうの品種ごとに、それぞれ次の範囲内であること。
・ 甲州種 100ml当たり10g
・ ヴィニフェラ種85%以上 100ml当たり6g
・ その他の品種 100ml当たり8g
ハ ぶどうの収穫からワインの瓶詰を行うまでの補酸の総量が9g/L以下であること。
ニ 除酸剤については、総酸値を5g /L低減させるまで加えることができること。
ホ 製造工程上、貯蔵する場合は山梨県内で行うこと。
ヘ 山梨県内で、消費者に引き渡すことを予定した容器に詰めること。

3 酒類の特性を維持するための管理に関する事項
(1)地理的表示「山梨」を使用するためには、当該使用する酒類を酒類の製造場(酒税法(昭和28年法律第6号)第28条第6項又は第28条の3第4項の規定により酒類の製造免許を受けた製造場とみなされた場所を含む。)から移出(酒税法第28条第1項の規定の適用を受けるものを除く。)するまでに、当該使用する酒類が「酒類の産地に主として帰せられる酒類の特性に関する事項」及び「酒類の原料及び製法に関する事項」を満たしていることについて、次の団体(以下「管理機関」という。)により、当該管理機関が作成する業務実施要領に基づく確認を受ける必要がある。
管理機関の名称:地理的表示「山梨」管理委員会
住所:山梨県甲府市東光寺3-13-25地場産業センター2階
山梨県ワイン酒造組合内
電話番号:055-233-7306
ウェブサイトアドレス http://www.wine.or.jp
(2)管理機関は、業務実施要領に基づき、ぶどう栽培期間の天候が不順であったと認める場合には、直ちにその旨を公表する。

4 酒類の品目に関する事項
果実酒

別紙2 備考
酒類の地理的表示に関する表示基準(平成27年国税庁告示第19号)第10項第3号の規定により、第9項の規定を適用しないものとして公示する商標その他の表示については、以下の「商標その他の表示」のとおりです。
商標その他の表示
甲州市原産地呼称ワインの認証条例(平成20年甲州市条例第34号)の規定により行う認証の表示
(注)地理的表示「山梨」の指定をした日前から使用していた上記の「商標その他の表示」に限り、地理的表示「山梨」の指定後も、引き続き表示を認めるものです。

5 統一ロゴ
地理的表示「山梨」のラベル表記は、GI Yamanashi(GI=Geographical Indicationの略)を統一ロゴとする。

白ワイン用品種

甲州

甲州は、白葡萄ですが、果皮はやや紫がかったピンク色をしています。
また、甲州は果皮は厚めで、樹勢が強く、病気に強いです。
日本の気候とは相性が良く、あまり病気にならずに甲州を育てることができます。
糖度は上がりにくく、穏やかな味わいのワインになります。
味わいは穏やかなものもあれば、軽やかでスッキリとした味わいであるワインも多いです。
そして、後味に少し苦味・渋味が残るのが甲州の特徴です。
最近では、「シュール・リー製法」の甲州ワインが人気です。スッキリした辛口の甲州ワインです。
他にも樽で熟成した厚みのあるタイプや、早く収穫することで柑橘系の香りが強いタイプ、果皮と一緒に仕込み複雑さをだしたグリタイプ、などがあります。

注意
甲州と樽は相性が良いとは言えません…長い間の樽熟成は、甲州の香りや味がほとんどなくなってしまいます。

シャルドネ

小さめの房と薄めの果皮の小粒の実が特徴です。世界各国で栽培されている葡萄品種の1つです。
元々葡萄品種としては個性が弱く、あまり特徴のないぶどうです。
そのため、栽培環境や醸造家の技術などがストレートに反映されやすいです。
スッキリとしたタイプのワインもあれば、コクのある飲みごたえ抜群のタイプまで、幅広く再現されています。
オリジナルな特徴は弱いですが、「果実感」「酸味」などの点では、非常に高いスペックを有しています。

セミヨン

大きめの房と粒が特徴です。また、安定した収量も魅力の1つです。
特徴的な香りがないこと、そして落ち着いた果実味、重圧感などもセミヨンの特徴です。
熟成能力が高い葡萄で、長ければ長いほどコクがある味わいを感じれます。
また、貴腐葡萄になると、世界最高峰の甘口ワインの原料になります。

赤ワイン用品種

マスカットベーリーA

房と粒は大きく、皮は薄めの葡萄品種です。
ワインの色調は薄くなりがちです。しかし、しっかりと熟成をさせれば色はでます。
イチゴキャンディーのような甘い香りマスカットベーリーAの最大の特徴です。
新鮮な果実味と、鋭い酸味、軽いタンニンが特徴で、フルーティーなワインが造られます。

マスカットベーリーAの生い立ち

『日本のワインの父』と呼ばれる「川上善兵衛」
川上は、フランスから帰国した土屋竜憲に葡萄の栽培技術を学び、岩の原葡萄園を開設。
そこで、気候風土に適した葡萄を求め品種改良に挑みました。
約1万310回の品種交雑をおこなった結果、優良22品種を世に産みました。
その中で最も有名な品種が『マスカット・ベーリーA』です。
今日において、マスカットベーリーAは、甲州と並び、山梨ワインを象徴する葡萄品種の1つです。
2013年にはOIV(国際ブドウ・ワイン機構)に品種登録されました。

カベルネ・ソーヴィニヨン

小粒と分厚い皮と大きな種が特徴の葡萄です。
ワインにすると色が濃く、強い渋味を持ちます。そのため、骨格のある味わいに仕上がります。
世界中のどこで作っても品質の高いワインが生まれると言われています。
だから、世界で最も栽培されるワイン用葡萄として有名です。
カシスなどを思わせる果実味と、ミントのような清涼感のある香りがあります。
また、酸もタンニンも強めで、ガッチリとしたワインです。

メルロー

ミディアムサイズの粒と比較的大きめの房が特徴です。
早熟で糖度が上がりやすいため、果実味を強く感じやすいです。樹勢が強く、病気にも強いです。
さらに、産地をあまり選ばないため、世界中で人気がある葡萄品種です。
プラムやブラックチェリーなどの果実香が特徴です。
酸度は比較的弱く、果実感は強い、そしてやわらかなタンニンなどが特徴の葡萄品種です。

山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です