【山梨ワイナリー訪問記】いざ、Cantina Hiroへ! #1

今回、我ら山梨ワインドットノムメンバーは【Cantina Hiro】へ行ってきました!
どんなワインにめぐりあえるのか、どんなワイナリーなのか、楽しみですね♪
Cantina Hiroでは、試飲に加えて、工場の見学もさせていただけます!!

注意
6月~7月の営業については、下記メールアドレスに連絡しご確認をお願いいたします。
info@cantina-hiro.jp

Cantine Hiroとは、どんなワイナリー??

さて、オーナーの広瀬さんに挨拶を終えた山梨ワインドットノム編集部。
ワイナリーショップに案内されたのですが、「おいで〜!」とすぐにあるところに案内をされた編集部。

Insta映え間違いなし!?

案内された場所は、「ワイナリーテラス」でした。

こちらが、屋上から撮影した写真です♪
景色がよすぎる…!!都内ではまずありえないですよね・・・
風を浴びるのが、これほどまで気持ちいいのか、
そして空気が美味しい!!都会の疲れが一気に吹き飛びますね笑
ただ、車がなければなにもできないので住むには適してないと…!!笑
でも、羨ましい!!!!!
すると…広瀬さんから「98言った?」と…
きょとんとする山梨ワインドットノム編集部。
98とは、今年2019年にオープンした「98wines」のことでした!
「98wines」には、Cantina Hiroに勝る景色があると………
一体どんな景色なのか・・・
予定を変更して、Cantina Hiroの後にノンアポで行ってみました!!
その結果は…次の記事で♪

Cantina Hiroの由来

「Cantina」とは、イタリア語で自社畑の葡萄でワイン造りをする小さなワイナリーという意味とのこと…
個人的には、フランスよりもイタリアのほうがカッコいいと思っています。
根拠のない理由ですが…
車で言うならば、マセラティ、フェラーリ、ランボルギーニ、アルファロメオなどですからね!!!笑
(無免許ですが、最近車に興味を持ち始めた編集長です。笑)
実は、Cantina Hiroの創業は去年の4月でした…これもまた驚きですよね…!!

Cantina Hiroの想い

標高750m、日本屈指の葡萄の産地・山梨市牧丘町の丘の上に「Cantina Hiro」はあります。
ワイナリーの正面には、 幾重にも連なる稜線、そして、日本を代表する富士山が!!
眼下には、葡萄園が広がっています。
空と大地が織りなす彩り豊かな表情、丘を抜ける風、土の匂い。
Cantina Hiroは、移ろいゆく自然に感性を研ぎ澄ませながら
「最善を尽くせ、そして一流であれ」をモットーに、葡萄栽培・ワイン醸造に取り組んでいるワイナリーです!!
そして、「葡萄以上のワインはできない。」を理念に、
葡萄本来の個性豊かな旨味を活かすオンリーワンのワイン造りを目指しています。
具体的には、無補糖・無補酸、グラヴィティーフロー、徹底した温度管理による醸造を行っています。
「長年の生食用葡萄栽培で培った技術を取り入れて育んだ、
完熟遅摘みに耐えうる健全な葡萄を、よりナチュラルな製法でワインへ。」
葡萄づくりに絶対の自信を持っているからこその自然の味わいがそこにはあります!!

重力を利用して果実やワインを移動させる方法だよ!!
ポンプによる移動に比べて衝撃が少ないんだ!
だから、極めて優しく葡萄やワインを取り扱えるため、葡萄の繊細な個性を損なわずに済むんだよ!!

Cantina Hiroの葡萄造り

「高品質な葡萄づくりの原点は、土づくり」
Cantina Hiroでは、自家製ぼかし、不耕起・草生栽培、減農薬栽培を実践することにより、
土中の微生物を増やし、健全な木を育むフカフカの土をつくることにこだわっているとのこと!!
また、良好な陽当たりと南向きの斜面、昼夜の寒暖差が大きく水はけが良い土地…
葡萄栽培に最適な牧丘のテロワールの恩恵も存分に享受しているのです!!
肥沃な土壌で育った木に実る、糖度が高く品種本来の旨味とコクが際立つ葡萄。
ひと粒ひと粒に宿っている葡萄の魅力を引き出すことに心技を尽くし、「より美味しく!」を追求し続けています。

ぼかし肥料とは、米ぬかや油かすといった有機肥料に土や籾殻を加えて発酵させた肥料のことだよ!!
農地を耕さないで作物を栽培する栽培方法の1つだよ!!

いざ工場へ!!

「ワイナリーテラス」を見学させてもらった後、工場を見学させていただくことに!!
Cantina Hiroの工場は一言で、「清潔空間」。
そんな言葉がピッタリでした。
ワインとは、新鮮な葡萄を原料としている以上、清潔さは欠かすことのできない要素だと思います。
Cantina Hiroの工場を見れば、一瞬で安心感へと変わる、
それほどまでに整っていた空間でした!!

「入り口」

日がいい感じに当たって神々しいですね♪
そして、看板にはロゴが!!
ロゴが、これまたオシャレですよね〜!!


実は、この四つ葉…後ほど、再登場します!!

いざ、工場の中に入ると…

そして…「タンク室」

実は、ちょっとタンクには工夫が♪
冷却水がホースから流れるようになっているのです!!
発酵時に温度が高くなるとスマホにアラートがなり、スマホで温度設定すると自動的に冷やしてくれるのだそうです!!
最先端…技術ってすごいですよね…

そして、もう1つ…!!
タンクが全てフォークで運べるようになっていますよね!!これはクロアチア産とのこと!!

最後に…「瓶詰め室」

これは、ちょっとした家も建つくらいの値段…らしいです・・・
Cantina Hiroでは、基本イタリア製を使っているとのことでした♪

さて、工場から戻ってきた山梨ワインドットノム編集部。
最後に試飲をさせていただきました!
試飲は、最初に案内してもらったワインショップです♪
この部屋が、色々とおしゃれなんですよね〜!

スペースとしては狭いですが…木の香りがリフレッシュさせてくれます♪
そして、バーカウンターには…!!

ワイナリー名とQRコードが!!

iphoneのカメラで読み込んでみると……………読み込めませんでした…笑
そして、その隣には…

オシャレなグラスが………
即購入したい!!と伝えると広瀬さんも購入したものだと…
ただ、購入した場所を忘れてしまったらしく・・・絶賛、販売店を模索中の編集長です。笑

試飲スタート!

Cantina Hiroでは、4種類のブランドワインがあります!!

Cantina Hiroブランド

  • H-acca-
  • Partenza
  • Felicissimo
  • 牧丘の巨峰
H-acca-

Cantina Hiroの「H」をイタリア語読みしたACCA(アッカ)。
イタリア品種に特化したCantina Hiroの主力シリーズになります!

Partenza

「Partenza」は、イタリア語で出発の意味を持ちます。
Cantina Hiroのワイン造りの原点である、ヤマ・ソービニオンのワインになります。
初心を忘れず、出発から大きく羽ばたくように、と名付けました!!

Felicissimo

「Felicissimo」は、イタリア語で最高に幸せ、という意味を持ちます。
「飲んで幸せを感じてほしい」「忘れられないワインになってほしい」
こんな思いが込められています。
テロワールと品種の個性を最大限に活かした醸造で、幸せな時間をもたらしてくれると思っています!!

牧丘の巨峰

日本一の巨峰の産地として名高い牧丘町。
その巨峰の旨味と香りの全てを引き出し、スティルワインとスパークリングワインに仕上げました!!
この地の葡萄栽培の技術と伝統、誇りが途絶えることがないように!!との願いを込めたシリーズになります。

そして、今回は4本のワインを試飲させていただきました!!

  • トレッビアーノ 2018
  • 巨峰
  • Felicissimo Muscat Bailey A
  • 巨峰 甘口

副編集長は、つめたーーーいアイスコーヒーをいただきました♪

トレッビアーノ 2018

トレッビアーノ 2018

(写真:左から4番目)

編集長コメント

香りは、若干甲州に似ている気がします…
甲州です!と自信を持ってだされたら、こういう甲州もあるのか、って思うほどですね。
味わいは、酸味が結構強いですね!
果実感も口当たりから最後までしっかりと残っていますね♪

Cantina Hiroワイナリーコメント!

山梨県のワイナリーで扱っているのは、うちだけだと思います♪
トレッビアーノとは、イタリア品種の葡萄です。
イタリア品種は、基本的には酸味が結構あるんです♪
なので、熟成させないと飲みにくいとは思います…
ただ、葡萄由来の味は殺さずに残せていると思います。

巨峰 甘口

巨峰 甘口

編集長コメント

巨峰由来のめちゃめちゃいい香りがしますね…!!
これは、デザートワインのような期待をさせてくれますね♪
(実際に飲んでみると…)
口に含むと、甘さは感じずスッキリしていて、見事に辛口に仕上がっていますね笑
香りが嘘のように感じてしまいます笑

Cantina Hiroワイナリーコメント!

甘さを想像させる香りを放っていますが…
味は…辛口で仕上げています♪

Felicissimo Muscat Bailey A

Felicissimo Muscat Bailey A

(写真:左から5番目)

編集長コメント

マスカットベーリーA特有の香りが、しっかりとでていますね!!
強すぎないですが、これくらい香りがでてると嬉しいです♪(中の上くらい・・・)
マスカットベーリーAは、あまり色がでない印象ですが、色もしっかりでていますね!!
口に入れた瞬間から、旨味が口に広がり、そして樽香を感じてきますね♪
酸味含めた、全体的なバランスがしっかりと整っていますね♪

Cantina Hiroワイナリーコメント!

これが、「ワイン王国」という雑誌の2019年7月号(No,111)に載っています♪
日本ワインに精通したソムリエや酒販店の方など110人が選ぶ、
『168本日本ワイン総選挙』に選ばれた1本になります!
補糖をしないので、ある程度熟成をされている糖度の高い葡萄を栽培し、使わないといけないんですよね…
樽には1年いれています!!

巨峰 甘口

巨峰 甘口

編集長コメント

香りから葡萄本来の甘さが滲みでている気がしますね!!
これは…ジュースを超えてる甘さがありますね笑
口に入れた瞬間、甘さが口全体に広がりますね。
巨峰を食べるよりも甘い気がしています!!
カキ氷シロップのような、原液レベルですね笑
甘口ではなく、極甘口って表記の方が適している気がしますね笑

Cantina Hiroワイナリーコメント!

完熟巨峰を収穫後、すぐに冷凍させました。
そして、プレス機に入れ溶けるのを待ち…エキスだけを抽出して造りました♪
葡萄の甘さだけで造ったワインになります!!
糖度は30度近いですからね♪相当贅沢な1本です!!

Cantina Hiroのこれもオススメ!!

Cantina Hiroでは、「ワイン」そして「生食葡萄」以外にも製品を作っているのです!!

Cantina HiroのConfettura

果実がごろっと入った贅沢なコンフィチュールです。
コンフィチュールとは、ジャムです!火入れと温度にこだわり、葡萄本来の味わいと風味をしっかり残して仕上げました!!

MEMO
砂糖未使用無添加になります。

Cantina HiroのFrutta secca

葡萄の美味しさをそのまま凝縮したドライフルーツです!!
低温乾燥で、ビタミンや酵素をできるだけ残したセミドライタイプになっています。
果実の自然な甘さを楽しんでもらえると嬉しいです!

MEMO
砂糖未使用無添加になります。

そして、Cantina Hiroには通常ボトルのほか、
幸せのミニボトルがあります。(幸せは、勝手につけました…)
というのも…ボトルの形が「ハート」になっているのですが・・・

これは伏線だったのですね!!
ミニボトルを4本合わせて、上から見ると…

四つ葉のクローバーが作られるのです♪

Cantina Hiroからのメッセージ

「牧丘を日本のBaroloにしたい!!」
そんな想いで、イタリア品種と山葡萄の交配種を主力に、葡萄栽培からワイン醸造まで取り組んでいます。
葡萄のポテンシャルを最大限に引き出し、清潔感あふれるワイナリーで手間暇かけてゆっくり熟成させ、1本1本丁寧に仕上げています!そして、自然のおおらかさ、豊かさ、ロケーションを実感できるような、葡萄、ワイン造りを目指しています。

そうだ、Cantina Hiroへ行こう!

日本とは思えないほどの景観をもつ、「Cantina Hiro」。
そこには、写真では伝わらない「圧巻」という言葉がふさわしい自然を感じる場所でもある。
景観だけではなく、ワイナリーの細部にもオシャレなポイントが詰まっている「Cantina Hiro」。
もちろん、ワインのレベルもハイレベル!
ただ、美味しさを感じただけではありませんでした…
どのワインにも清潔感といったクリーン感がありましたね。
そして、まだ成熟していないように感じましたが、それでもこの美味しさなのか!と。
成熟してくる、今後の成長を強く感じたワインばかりでした!!
しかし、ワイン以外にも楽しませてくれるポイントがここまで詰まっているとは誰が思うだろうか…
山梨県に訪れる際には、ぜひ訪れてほしいワイナリーの1つであることは間違いない!!

ぜひ、休日はCantina Hiroへ♪

広瀬さんのような男性になりたいと思った時間でもありました♪

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山梨ワイナリー データベース
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非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!

関連情報

Cantina Hiro 基本情報

Cantina Hiro 基本情報
社 名: 株式会社Cantina Hiro
所在地: 〒404-0003 山梨県山梨市牧丘町倉科7143
電話番号: Tel:0553-35-5555
HP: 公式ホームページ
国税庁

地理的表示「山梨」生産基準
1 酒類の産地に主として帰せられる酒類の特性に関する事項
(1)酒類の特性について
イ 官能的要素
山梨ワインは、甲州やマスカット・ベーリーAなどの山梨で古くから栽培されているぶどうや、ヨーロッパを原産とするヴィニフェラ種など、様々なぶどう品種について、山梨の自然環境に根付くよう品種改良や栽培方法等の工夫を行ってきたことにより、ぶどう本来の香りや味わいといった品種特性がよく顕れた、総じてやや穏やかな酸味を有するバランスの良いワインである。
その中でも甲州を原料としたワインは、口中で穏やかな味わいを感じることができ、またドライなワインはフルーティーな柑橘系の酸味を有する。
また、マスカット・ベーリーAを原料としたワインは、鮮やかな赤色の色調を有し、甘さを連想させる香りとタンニンによる穏やかな渋みを有する。
さらに、ヴィニフェラ種を原料とした白ワインは、やや穏やかな酸味とよく熟したヴィニフェラ種特有の果実の香りを有し、口に含むとボリューム感に富んでいる。ヴィニフェラ種を原料とした赤ワインは、しっかりとした色調を有し、タンニンによる十分な渋みとふくよかさのバランスが良い。

ロ 化学的要素
山梨ワインは、アルコール分、総亜硫酸値、揮発酸値及び総酸値が次の要件を満たすものをいい、発泡性を有するものも含む。
(イ) アルコール分は8.5%以上20.0%未満。ただし、補糖したものは上限値を15.0%未満とし、甘口のもの(残糖分が45g/L以上のものをいう。以下同じ。)は下限値を4.5%以上とする。
(ロ) 総亜硫酸値は250mg/L未満(甘口のものを除く。)。
(ハ) 揮発酸値は赤ワインで1.2g/L以下。白ワイン及びロゼワインで1.08 g/L以下。
(ニ) 総酸値は3.5g/L以上。

(2)酒類の特性が酒類の産地に主として帰せられることについて
イ 自然的要因
山梨県は、西側の県境を走る赤石山脈系の高山群と、南側の県境から北東に伸びる富士火山系の高山群に囲まれた山間地である。海洋の影響が少ないため、梅雨や台風の影響を受けにくく、盆地特有の気候として、日中は気温が上昇するが、朝夕は大きく気温が低下するため、1日の気温差が大きい。
この自然環境により、ぶどうの成育期においては、梅雨による多湿の影響が少なく、成熟期においても台風等による風害や日照不足を原因とする病害が発生しにくいため、ぶどうの栽培に適しており、ぶどうの着色や糖度などの品質全体に良い影響を与えている。ぶどう栽培地は、主として富士川の支流流域に沿って広がっている。多くのぶどう栽培地は、花崗岩及び安山岩の崩壊土から成る、土層が深く肥沃で排水も良好な緩傾斜にある。このような好条件を有するため、ぶどうは健全でよく熟し品種特性が良く維持されたバランスの良いワインとなる。

ロ 人的要因
山梨ワインの生産は、1870年頃から始まったといわれている。当時は、栽培されたぶどうのほとんどが生食用として消費されており、その余剰によりワインの生産が行われていた。ぶどうの栽培量が増加しても、ワインに加工し販売することができたため、農家は過剰生産を恐れずにぶどう栽培に取り組むことができ、ぶどう栽培技術の創意や改善が重ねられていった。これにあわせて、ワインの製造量も増加し、醸造技術も蓄積されていくなどの好循環が生まれ、地域の経済発展を担ってきた。
このようなワイン産業に対しては、明治時代より、政府や山梨県庁、市町村が法的整備や資金支援、品種改良に関する研究開発など様々な支援を行ってきた。現在は、県の機関として山梨県工業技術センターの中にワインセンターが設置されており、ぶどう栽培やワイン醸造の研究開発のみならず、山梨のワイン製造者に対する技術指導・支援を行っており、高品質な山梨ワインを生産する技術的基盤になっている。また、山梨大学には1947年に発酵研究所(現ワイン科学研究センター)が設置されるなど、更なる研究開発や人材育成に注力している。
日本のぶどう産地はヨーロッパのぶどう産地に比べれば降雨量が多く、山梨県もぶどうの栽培期間中に雨の影響を受けるが、山梨県のワイン事業者は、垣根栽培のぶどうに傘をかけたり、雨の跳ね返りを防ぐため垣根の高い位置でぶどうを育てるなど、様々な工夫により、品質の高いぶどう栽培を根付かせてきた。
山梨ワインは、魚介類の食事とワインを合わせた際に生臭みの原因となる物質を発生させる鉄分の量が海外で生産されるワインと比べ総じて少ない。これは、山梨県は海洋に面していない地域でありながら、寿司屋が多いなど魚介類の消費を好む傾向があり、このような地域の人々の嗜好に合うようワインの製造工程で工夫が重ねられた結果であるといえる。山梨ワインは和食等の魚介類を材料に用いた食事と相性が良く、山梨県の人々にとってワインが身近な酒類として定着してきた一つの要因といえる。

2 酒類の原料及び製法に関する事項
地理的表示「山梨」を使用するためには、次の事項を満たしている必要がある。
(1)原料
イ 果実に山梨県で収穫されたぶどう(次に掲げる品種に限る。)のみを用いたものであること。
甲州、マスカット・ベーリーA、ブラック・クイーン、ベーリー・アリカントA、デラウェア、交配品種(甲斐ノワール、甲斐ブラン、サンセミヨン、アルモノワール、ビジュノワール、モンドブリエ)、ヴィニフェラ種(シャルドネ、セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ブラン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、カベルネ・フラン、ピノ・ノワール、プティ・ヴェルドー、シュナン・ブラン、ピノ・グリ、ヴィオニエ、シェンブルガー、リースリング、ゲベルツトラミナー、ミュスカデ、サンソー、テンプラニーリョ、マルベック、タナ、アルバリーニョ、サンジョベーゼ、ネッビオーロ、バルベーラ、ピノ・ムニエ、ジンファンデル、ツバイゲルトレーベ、グルナッシュ、カルメネール、プティ・マンサン)

ロ 酒税法第3条第13号に規定する「果実酒」の原料を用いたものであること。ただし、同法第3条第13号ニに規定する香味料(以下単に「香味料」という。)は、ぶどうの果汁又はぶどうの濃縮果汁(いずれも山梨県で収穫されたぶどうのみを原料としたものに限る。)に限り用いることができる。

ハ 果汁糖度が、甲州種は14.0%以上、ヴィニフェラ種は18.0%以上、その他の品種は16.0%以上であるぶどうを用いること。ただし、ぶどう栽培期間の天候が不順であった場合には、当該ぶどう栽培期間を含む暦年内に収穫されたぶどうに限り、それぞれの必要果汁糖度を1.0%下げることができる。
なお、酒税法3条第13号ハに掲げる製造方法により製造するもののうち、他の容器に移し替えることなく移出することを予定した容器及び密閉できる容器等で発酵させることにより発泡性を有することとするものに用いるぶどうについては、甲州種は11.0%以上、ヴィニフェラ種は15.0%以上、その他の品種は13.0%以上であるぶどうを用いることができる。

ニ 原料として水及びアルコールを使用していないこと。ブランデー及びスピリッツについては、他の容器に移し替えることなく移出することを予定した容器で発酵させたものに、発酵後、当該容器にブランデー及びスピリッツを加える製法を行う場合に限り使用すること。

(2)製法
イ 酒税法第3条第13号に規定する「果実酒」の製造方法により、山梨県内において製造されたものであり、「果実酒等の製法品質表示基準(平成27年10月国税庁告示第18号)」第1項第3号に規定する「日本ワイン」であること。
ロ 酒税法第3条第13号ロ又はハに規定する製造方法により、糖類(酒税法3条第13号ハに掲げる糖類のうち、他の容器に移し替えることなく移出することを予定した容器及び密閉できる容器等で発酵させることにより発泡性を有することとするものに用いる糖類を除く。)を加える場合は、その加える糖類の重量が、果実に用いたぶどうの品種ごとに、それぞれ次の範囲内であること。
・ 甲州種 100ml当たり10g
・ ヴィニフェラ種85%以上 100ml当たり6g
・ その他の品種 100ml当たり8g
ハ ぶどうの収穫からワインの瓶詰を行うまでの補酸の総量が9g/L以下であること。
ニ 除酸剤については、総酸値を5g /L低減させるまで加えることができること。
ホ 製造工程上、貯蔵する場合は山梨県内で行うこと。
ヘ 山梨県内で、消費者に引き渡すことを予定した容器に詰めること。

3 酒類の特性を維持するための管理に関する事項
(1)地理的表示「山梨」を使用するためには、当該使用する酒類を酒類の製造場(酒税法(昭和28年法律第6号)第28条第6項又は第28条の3第4項の規定により酒類の製造免許を受けた製造場とみなされた場所を含む。)から移出(酒税法第28条第1項の規定の適用を受けるものを除く。)するまでに、当該使用する酒類が「酒類の産地に主として帰せられる酒類の特性に関する事項」及び「酒類の原料及び製法に関する事項」を満たしていることについて、次の団体(以下「管理機関」という。)により、当該管理機関が作成する業務実施要領に基づく確認を受ける必要がある。
管理機関の名称:地理的表示「山梨」管理委員会
住所:山梨県甲府市東光寺3-13-25地場産業センター2階
山梨県ワイン酒造組合内
電話番号:055-233-7306
ウェブサイトアドレス http://www.wine.or.jp
(2)管理機関は、業務実施要領に基づき、ぶどう栽培期間の天候が不順であったと認める場合には、直ちにその旨を公表する。

4 酒類の品目に関する事項
果実酒

別紙2 備考
酒類の地理的表示に関する表示基準(平成27年国税庁告示第19号)第10項第3号の規定により、第9項の規定を適用しないものとして公示する商標その他の表示については、以下の「商標その他の表示」のとおりです。
商標その他の表示
甲州市原産地呼称ワインの認証条例(平成20年甲州市条例第34号)の規定により行う認証の表示
(注)地理的表示「山梨」の指定をした日前から使用していた上記の「商標その他の表示」に限り、地理的表示「山梨」の指定後も、引き続き表示を認めるものです。

5 統一ロゴ
地理的表示「山梨」のラベル表記は、GI Yamanashi(GI=Geographical Indicationの略)を統一ロゴとする。

白ワイン用品種

甲州

甲州は、白葡萄ですが、果皮はやや紫がかったピンク色をしています。
また、甲州は果皮は厚めで、樹勢が強く、病気に強いです。
日本の気候とは相性が良く、あまり病気にならずに甲州を育てることができます。
糖度は上がりにくく、穏やかな味わいのワインになります。
味わいは穏やかなものもあれば、軽やかでスッキリとした味わいであるワインも多いです。
そして、後味に少し苦味・渋味が残るのが甲州の特徴です。
最近では、「シュール・リー製法」の甲州ワインが人気です。スッキリした辛口の甲州ワインです。
他にも樽で熟成した厚みのあるタイプや、早く収穫することで柑橘系の香りが強いタイプ、果皮と一緒に仕込み複雑さをだしたグリタイプ、などがあります。

注意
甲州と樽は相性が良いとは言えません…長い間の樽熟成は、甲州の香りや味がほとんどなくなってしまいます。

シャルドネ

小さめの房と薄めの果皮の小粒の実が特徴です。世界各国で栽培されている葡萄品種の1つです。
元々葡萄品種としては個性が弱く、あまり特徴のないぶどうです。
そのため、栽培環境や醸造家の技術などがストレートに反映されやすいです。
スッキリとしたタイプのワインもあれば、コクのある飲みごたえ抜群のタイプまで、幅広く再現されています。
オリジナルな特徴は弱いですが、「果実感」「酸味」などの点では、非常に高いスペックを有しています。

セミヨン

大きめの房と粒が特徴です。また、安定した収量も魅力の1つです。
特徴的な香りがないこと、そして落ち着いた果実味、重圧感などもセミヨンの特徴です。
熟成能力が高い葡萄で、長ければ長いほどコクがある味わいを感じれます。
また、貴腐葡萄になると、世界最高峰の甘口ワインの原料になります。

赤ワイン用品種

マスカットベーリーA

房と粒は大きく、皮は薄めの葡萄品種です。
ワインの色調は薄くなりがちです。しかし、しっかりと熟成をさせれば色はでます。
イチゴキャンディーのような甘い香りマスカットベーリーAの最大の特徴です。
新鮮な果実味と、鋭い酸味、軽いタンニンが特徴で、フルーティーなワインが造られます。

マスカットベーリーAの生い立ち

『日本のワインの父』と呼ばれる「川上善兵衛」
川上は、フランスから帰国した土屋竜憲に葡萄の栽培技術を学び、岩の原葡萄園を開設。
そこで、気候風土に適した葡萄を求め品種改良に挑みました。
約1万310回の品種交雑をおこなった結果、優良22品種を世に産みました。
その中で最も有名な品種が『マスカット・ベーリーA』です。
今日において、マスカットベーリーAは、甲州と並び、山梨ワインを象徴する葡萄品種の1つです。
2013年にはOIV(国際ブドウ・ワイン機構)に品種登録されました。

カベルネ・ソーヴィニヨン

小粒と分厚い皮と大きな種が特徴の葡萄です。
ワインにすると色が濃く、強い渋味を持ちます。そのため、骨格のある味わいに仕上がります。
世界中のどこで作っても品質の高いワインが生まれると言われています。
だから、世界で最も栽培されるワイン用葡萄として有名です。
カシスなどを思わせる果実味と、ミントのような清涼感のある香りがあります。
また、酸もタンニンも強めで、ガッチリとしたワインです。

メルロー

ミディアムサイズの粒と比較的大きめの房が特徴です。
早熟で糖度が上がりやすいため、果実味を強く感じやすいです。樹勢が強く、病気にも強いです。
さらに、産地をあまり選ばないため、世界中で人気がある葡萄品種です。
プラムやブラックチェリーなどの果実香が特徴です。
酸度は比較的弱く、果実感は強い、そしてやわらかなタンニンなどが特徴の葡萄品種です。

山梨エリア

山梨エリア

ワイナリー名
三養醸造
住所
山梨県牧丘町窪平237−2
電話番号
0553-35-2108
営業時間/定休日
12:00〜16:00/年中無休
公式サイト
ホームページへ
ワイナリー名
鶴屋醸造
住所
山梨県下栗原1069-1
電話番号
0553-20-1772
営業時間/定休日
10:00〜18:00/月曜・年末年始
公式サイト
ホームページへ
ワイナリー名
日川葡萄酒醸造
住所
山梨県下栗原1063
電話番号
0553-22-1722
営業時間/定休日
9:00〜17:00/日曜・祝日
公式サイト
ホームページへ
ワイナリー名
東晨洋酒
住所
山梨県山梨市歌田66
電話番号
0553-22-5681
営業時間/定休日
8:00〜17:00/不定休
公式サイト
ホームページへ
ワイナリー名
サントネージュワイン
住所
山梨県山梨市上神内川107-1
電話番号
0553-22-1511
営業時間/定休日
9:00〜16:00/不定休
公式サイト
ホームページへ

関連情報

【山梨ワイナリー訪問記】いざ、サントネージュワインへ! #1
ワイナリー名
山梨醗酵工業
住所
山梨県山梨市正徳寺1220-1
電話番号
0553-23-2462
営業時間/定休日
8:30〜17:00/土日祝日・年末年始
公式サイト
ホームページへ

関連情報

【山梨ワイナリー訪問記】いざ、山梨醗酵工業へ #1
ワイナリー名
金井醸造場
住所
山梨県山梨市万力806
電話番号
0553-22-0148
営業時間/定休日
10:00〜17:00/火曜
公式サイト
ホームページへ
ワイナリー名
旭洋酒(ソレイユワイン)
住所
山梨県山梨市小原東857-1
電話番号
0553-22-2236
営業時間/定休日
10:00〜17:00/不定休
公式サイト
ホームページへ
ワイナリー名
八幡洋酒
住所
山梨県山梨市市川1370
電話番号
0553-23-2082
営業時間/定休日
8:00〜17:00/不定休
公式サイト
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ワイナリー名
四恩醸造
住所
山梨県牧丘町千野々宮764-1
電話番号
0553-20-3541
営業時間/定休日
一般受付をしておりません。
公式サイト
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ワイナリー名
Cantina Hiro
住所
山梨県牧丘町倉科7143
電話番号
0553-35-5555
営業時間/定休日
9:00〜16:00/日曜日のみ営業
公式サイト
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Cantina Hiro近隣情報

山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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