今回、我ら山梨ワインドットノムメンバーは【菱山中央醸造】へ行ってきました!
どんなワインにめぐりあえるのか、どんなワイナリーなのか、楽しみですね♪
今回は、工場見学と試飲をさせていただきました♪
そして今回…またまた初体験をさせていただきました…!!
Contents
到着!菱山中央醸造!
地元に愛されているお店である雰囲気がしませんか…
(実際にお話をすると、本当に人柄がよく素敵でした。
地元だけではなく観光客からも愛されているな、と感じました。)
そして…
テラス席まで完備♪BBQできそうな感じがしますよね笑
さて到着をし、挨拶をさせていただくと、まだ社長が葡萄畑から戻ってきていないとのこと…
そのため、まずは工場を案内していただくことになりました!
工場までの道で…
菱山中央醸造の仕組みを教えてくださりました。
まず、農家の人が持ち寄った葡萄の量を計り、完成した後のワインの持ち帰り本数を計算するとのこと…
それを決めてから作業が始まるとのことです!!
これからご紹介する工場の機械は現役です♪
こちらは、「破砕機」です!
最近では、「除梗破砕機」といった機械もありますが…
菱山中央醸造では「破砕機」を使っています。
※除梗機能はありません…
特別に…動かしていただきました!!
このように動くんですね!
静の機械を紹介してもらうのもいいですが、
動の状態の機械を知れるとより一層理解が増しますね!
収穫した葡萄を投入しているシーン公開!!
さて、先ほどの写真で注目すべきところがあったの気づきましたか…!?
この黄色い四角です!!
忘れず覚えていてくださいね!!
一体なんなのでしょうか…
気になりますね…
移動した後に…紐解かれました!
こちらに移動!!
奥になにか見えませんか!?
そうです、先ほどの黄色い四角です。
扉になっていて開くんですね!
このようになります。
本当に現役ですね!(疑っていたわけではないです。笑)
そして、実際に収穫された葡萄がワインに変わる動きがわかりやすいですよね!!
そして、葡萄を投入!!
そして、蓋を…!!
果汁を絞り終えた後の姿も公開…!!
こんな姿に…なってしまう…ちょっと悲しい気もしますね…
その後、タンクへ…そして瓶詰めの工程に進むのですね!
そして、最後に驚くべきものを…
タモリさんの「ブラタモリ」にて取り上げられていたのです!!
そして、実際にタモリさんも手を動かしていますね笑
さて、工場を一通り見させていただたあとは…
簡単な歴史などをお話ししていただきました。
菱山中央醸造とは!?
70年以上もの歴史をもつ「菱山中央葡萄酒」に迫りたいと思います!
菱山中央醸造の歴史
山梨県の魅力を「農産物」を通じて発信していきたいと考えている「菱山中央醸造」。
その歴史は、昭和初期にまで遡るとのこと…国から葡萄酒の醸造免許が下りたのが始まりだったのです。
それ以来、農家の方々と一緒に葡萄酒作りをしてきたのです。
原料は菱山の土地で育った甲州葡萄が大半。
毎年、すべての葡萄を収穫した後に、お楽しみのワイン造りを行うのです。
今も当時と同じように、破砕機・バスケット方式で手絞りで絞っているのです。
そして、大切に絞った葡萄カスは、畑に戻して発酵堆肥になるのです。
小さな蔵だからこそ、昔ながらの手絞りで、現代までかたくなに続けられている…とおっしゃってました。
つまり、ワイン造りとは1年間の葡萄作りの集大成と言っても過言ではないですね。
菱山中央醸造の葡萄
続いて、ワインの原料にもなる「葡萄」に迫ります!
そして、菱山中央醸造は葡萄農家でもあるので、非常に多くの葡萄を栽培しているのです。
必見です!!
↓ ↓
- デラウェア
- キングデラウェア
- 紫玉
- ビアレス
- 藤稔
- 種なし巨峰
- ゴルビー
- アーリースチューベン
- ニューナイ
- リザマート
- サニールージュ
- 多摩豊
- サマーブラック
- ロザリオビアンコ
- 種無しロザリオ
- ロザリオ・ロッソ
- ピオーネ
- 赤嶺
- ガーネット
- 翆峰
- 甲斐乙女
- ピッテロビアンコ
- 紅ピッテロ
- ウインク
- 種なしロザキ
- マニキュアフィンガー
- 瀬戸ジャイアンツ
- ネオマスカット
- ハニービーナス
- 本甲斐路
- マスカットベーリーA
- ルーベルマスカット
- シャインマスカット
- 紅バラード
- ルビーオクヤマ
- 甲州三尺
- 安芸クイーン
- シナノスマイル
- ナイヤガラ
- クイーンニーナ
- ブラックビート
- 高妻
- バラディ
- 陽峰
- サニードルチェ
- 巨峰
- ピノノワール
- クリスマスローズ
- 甲州
葡萄の特徴と収穫スケジュールを教えていただきました!!
わかりやすい!これは、全品種の徹底比較したいと思ってしまいますね♪
地域性
菱山地区は、葡萄栽培には適した地域性なのです。
大きなポイントは、3つ。
「日当たり」「水はけ」「風通し」です。
東に山があるため、冬の朝日は遅いのですが、その分夕陽が暮れるのも遅いためじっくりと完熟する果実になるのです。
扇状地の斜面で、斜度が45度ほどの斜面に葡萄棚があり栽培しています。
基本的に平らな土地ではないため、雨が降っても流れてしまいます。
そのため、大量生産ができず収量調整がしやすいです。そのため、味の濃い葡萄になります。
特に風当たりは、強いです。風通しは葡萄を乾燥させ、カビの発生を減少させるのです。
また寒冷地では空から降りてくる霜害も減らしてくれます。
また、扇状地の上部に位置しているため、寒暖の差が激しく昼夜の温度に開きが多い。
その結果、着色のよい葡萄が収穫できるのです。
つまり、菱山の葡萄は、少量で、高品質、凝縮感のある菱山ブランドを形成していると言えます。
農法
化学肥料の使用を極力控え、特に窒素の量を減らし、常に食味のよい菱山地域の葡萄本来の味が再現できるように、栽培に心がけています。
土作りから徹底し、除草剤の使用を控え、草生栽培を行うことにより、土壌の微生物が増え、健全な葡萄が実るとのこと…
現在、約40品種以上を栽培していますが、健全な樹になるまで、約5年から8年くらい育たないと良い果実を実らせないのです。
そのため、常に管理に気をつけ畑にあった品種・苗木を育てているのです。
特に、秋から冬にかけ、土壌や、樹の管理がとても重要になるのです。
これらすべて、手作業で行います!!
ミネラル分は、駿河の海より海水汲み取り、畑に定期的に、希釈して撒くことにより、自然の補給も心がけているとのこと…!!
菱山中央葡萄酒では、甲州種に至るまで、袋や笠掛を徹底して行っています。
また、健全な葉から光合成を行うため、葉に消毒はかけていますが、房にはまったくかけていないのです。
房の葡萄が実るまで、多ければ10回以上手をかけております!!
菱山中央醸造のワイン
ここには…農家ならではの特権が1つ。それは、自分の晩酌用の葡萄酒を贅沢に造れることです。
そして、その特別な葡萄酒を提供できるのも、菱山中央醸造の強みの1つです。
手絞りならではの味や自然の味が顕著に現れているとのことです!
そして、毎年、気候・ぶどうの出来によって味は異なりますね。
菱山の甲州葡萄の旨み、遅づみならではの味わいを感じていただきたい!
そこには強い思いがありました…
また瓶を空けたときの、本来の葡萄香も顕著に立ち上がります。
これも菱山中央醸造の特徴の1つです!!
恵まれた環境
菱山中央醸造には、心強い味方がいます。
それは、「援農隊」です。
援農隊とは、字のごとく、農業を手伝ってくれる人たちです。
葡萄やワインの好きな方、農業を体験してみたい方、都会に疲れて息抜きがしたい方など
色々な人たちが参加してくれているのです。
これも菱山中央醸造の人柄が大きく影響していると思います。
私たち山梨ワインドットノムも、今年は葡萄にも迫りたいと思っているので…
ぜひお手伝いをしたいと思っています♪
ワインを知るにも、葡萄を知っているのと知らないとでは全く異なりますからね!!
さて、店内へ戻り試飲です!
試飲スタート!
今回は、3本のワインを試飲させていただきました!!
しかし色々と話が進んでいくと…なぜか…こんな感じに!笑
合計4本+干し葡萄をいただてしまいました…!!
本当に心の温かさを感じました…!!!
- 甲州 辛口
- 甲州 甘口
- ロゼワイン
- 青デラヴァンムスー
甲州 辛口
編集長コメント
酸味が少なく、果実感がすごい充実していますね。
辛口の中でもやや甘い方に属するような感じがしますね。
しかし、これくらいであればご飯との相性も悪くない気がしますね!!
菱山中央醸造コメント!
芳醇な香りとコクが特徴です。菱山の甲州ならではの仕上がりになっています!!
まさに、晩酌用!!と言われんばかりの白ワインです!
甲州 甘口
編集長コメント
酸味がまろやかで優しいワインって感じがしますね!!
甲州らしさもしっかりあり、そして甘ったるさもなく…
そして、果実感もしっかり感じます!
食事とも合わせやすい白ワイン甘口って感じですね!
菱山中央醸造コメント!
辛口と一緒に仕込みました。発酵を止める時期が異なるだけになっています。
辛口に比べての甘口になりますので、思っている以上に甘くないと感じてしまうこともあるかもしれないです…
やわらかい口当たりが特徴です!!
あまりワインを飲んだことがない方でも飲みやすいタイプになっています。
ロゼワイン
編集長コメント
口に入れた瞬間は、甘いと感じるのですが…
次第に甘さが抜けて最終的にはスッキリした感じが残ります。
不思議な感覚です笑
菱山中央醸造コメント!
畑で採ったばかりの白桃のようなすっきりとした爽やかな甘さと共に、マスカットのフレッシュな香りと酸味を感じます。
しかし、口当たりは軽すぎず、しっかりとした飲みごたえがあり、贅沢な果実味が長く続きます♪
青デラヴァンムスー
編集長コメント
すごいスッキリ、さわやかですね!!
デラウェアといえば、甘口ワインといった感じがしますが…
爽やかさとキレのある喉ごしが特徴で美味しいです!!
菱山中央醸造コメント!
若い葡萄で仕上げるフレッシュなスパークリングワインです。
酸がしっかり残ったままで早摘したため、フルーティーなフレーバーが広がり、甘さが舌にやさしく乗ります。
畑のチャーミングな味わいを楽しんでもらえると嬉しいです。
試飲の途中…
スーパーにある試飲コーナーのようなものに目が…笑
お話を聞いてみると…各葡萄品種の「干し葡萄」であると!!
山梨ワインドットノムは、4月から本格的に始動しました。
そのため、ワイン用葡萄品種は食したことがないのです…
(よくある生食葡萄は経験済みです…!笑)
そして、試飲と葡萄を食していたところ…!
社長が畑から戻ってきました!!
「ドットコム」ではなく、「ドットノム」
↑ ↑
突っ込んでいただきました笑
社長からメッセージ
ワインは、葡萄からできる!だからこそ、葡萄を知ってから語ってほしい!と…
そして、山梨ワインドットノム編集部が葡萄を知らないことを伝えると…笑
「今年の収穫は、うちで農作業だな!」と言っていただきました♪
ぜひ一緒に体験しませんか〜!?
そうだ、菱山中央醸造へ行こう!
一般の人々により葡萄を、山梨ワインを知ってもらうため…理解してもらうため…
広く門戸を開いている「菱山中央醸造」。そして、地域に愛され続けている「菱山中央醸造」。
試飲しながら原料である葡萄を味わう機会は滅多にありません!!
ぜひ、休日は菱山中央醸造へ足を運んでみてください♪
そして、一緒に葡萄の収穫経験を積みませんか?
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特に…
山梨ワイン パーフェクトガイド2019
【必見】山梨ワイン完全ガイド!世界で認められている、山梨ワインとはどんなワイン!?これを読めば、山梨ワインがわかる。山梨ワインのことは、山梨ワインドットノムにお任せ!
山梨ワイナリー データベース
【困ったらドットノム!2019年最新版】山梨県のワイナリー完全マップ!山梨県のワイナリーを一挙紹介。山梨ワイン、山梨ワイナリーのことは山梨ワインドットノムにお任せ!
非常に参考になると思います♪
ぜひ、みなさんの山梨へ観光する際のお供に!!
関連情報
菱山中央葡萄酒 基本情報
所在地: 〒409-1302 山梨県甲州市勝沼町菱山1425
電話番号: Tel:0553-44-0356
営業時間: 09:00~17:00
HP: 公式ホームページ
地理的表示「山梨」生産基準
1 酒類の産地に主として帰せられる酒類の特性に関する事項
(1)酒類の特性について
イ 官能的要素
山梨ワインは、甲州やマスカット・ベーリーAなどの山梨で古くから栽培されているぶどうや、ヨーロッパを原産とするヴィニフェラ種など、様々なぶどう品種について、山梨の自然環境に根付くよう品種改良や栽培方法等の工夫を行ってきたことにより、ぶどう本来の香りや味わいといった品種特性がよく顕れた、総じてやや穏やかな酸味を有するバランスの良いワインである。
その中でも甲州を原料としたワインは、口中で穏やかな味わいを感じることができ、またドライなワインはフルーティーな柑橘系の酸味を有する。
また、マスカット・ベーリーAを原料としたワインは、鮮やかな赤色の色調を有し、甘さを連想させる香りとタンニンによる穏やかな渋みを有する。
さらに、ヴィニフェラ種を原料とした白ワインは、やや穏やかな酸味とよく熟したヴィニフェラ種特有の果実の香りを有し、口に含むとボリューム感に富んでいる。ヴィニフェラ種を原料とした赤ワインは、しっかりとした色調を有し、タンニンによる十分な渋みとふくよかさのバランスが良い。
ロ 化学的要素
山梨ワインは、アルコール分、総亜硫酸値、揮発酸値及び総酸値が次の要件を満たすものをいい、発泡性を有するものも含む。
(イ) アルコール分は8.5%以上20.0%未満。ただし、補糖したものは上限値を15.0%未満とし、甘口のもの(残糖分が45g/L以上のものをいう。以下同じ。)は下限値を4.5%以上とする。
(ロ) 総亜硫酸値は250mg/L未満(甘口のものを除く。)。
(ハ) 揮発酸値は赤ワインで1.2g/L以下。白ワイン及びロゼワインで1.08 g/L以下。
(ニ) 総酸値は3.5g/L以上。
(2)酒類の特性が酒類の産地に主として帰せられることについて
イ 自然的要因
山梨県は、西側の県境を走る赤石山脈系の高山群と、南側の県境から北東に伸びる富士火山系の高山群に囲まれた山間地である。海洋の影響が少ないため、梅雨や台風の影響を受けにくく、盆地特有の気候として、日中は気温が上昇するが、朝夕は大きく気温が低下するため、1日の気温差が大きい。
この自然環境により、ぶどうの成育期においては、梅雨による多湿の影響が少なく、成熟期においても台風等による風害や日照不足を原因とする病害が発生しにくいため、ぶどうの栽培に適しており、ぶどうの着色や糖度などの品質全体に良い影響を与えている。ぶどう栽培地は、主として富士川の支流流域に沿って広がっている。多くのぶどう栽培地は、花崗岩及び安山岩の崩壊土から成る、土層が深く肥沃で排水も良好な緩傾斜にある。このような好条件を有するため、ぶどうは健全でよく熟し品種特性が良く維持されたバランスの良いワインとなる。
ロ 人的要因
山梨ワインの生産は、1870年頃から始まったといわれている。当時は、栽培されたぶどうのほとんどが生食用として消費されており、その余剰によりワインの生産が行われていた。ぶどうの栽培量が増加しても、ワインに加工し販売することができたため、農家は過剰生産を恐れずにぶどう栽培に取り組むことができ、ぶどう栽培技術の創意や改善が重ねられていった。これにあわせて、ワインの製造量も増加し、醸造技術も蓄積されていくなどの好循環が生まれ、地域の経済発展を担ってきた。
このようなワイン産業に対しては、明治時代より、政府や山梨県庁、市町村が法的整備や資金支援、品種改良に関する研究開発など様々な支援を行ってきた。現在は、県の機関として山梨県工業技術センターの中にワインセンターが設置されており、ぶどう栽培やワイン醸造の研究開発のみならず、山梨のワイン製造者に対する技術指導・支援を行っており、高品質な山梨ワインを生産する技術的基盤になっている。また、山梨大学には1947年に発酵研究所(現ワイン科学研究センター)が設置されるなど、更なる研究開発や人材育成に注力している。
日本のぶどう産地はヨーロッパのぶどう産地に比べれば降雨量が多く、山梨県もぶどうの栽培期間中に雨の影響を受けるが、山梨県のワイン事業者は、垣根栽培のぶどうに傘をかけたり、雨の跳ね返りを防ぐため垣根の高い位置でぶどうを育てるなど、様々な工夫により、品質の高いぶどう栽培を根付かせてきた。
山梨ワインは、魚介類の食事とワインを合わせた際に生臭みの原因となる物質を発生させる鉄分の量が海外で生産されるワインと比べ総じて少ない。これは、山梨県は海洋に面していない地域でありながら、寿司屋が多いなど魚介類の消費を好む傾向があり、このような地域の人々の嗜好に合うようワインの製造工程で工夫が重ねられた結果であるといえる。山梨ワインは和食等の魚介類を材料に用いた食事と相性が良く、山梨県の人々にとってワインが身近な酒類として定着してきた一つの要因といえる。
2 酒類の原料及び製法に関する事項
地理的表示「山梨」を使用するためには、次の事項を満たしている必要がある。
(1)原料
イ 果実に山梨県で収穫されたぶどう(次に掲げる品種に限る。)のみを用いたものであること。
甲州、マスカット・ベーリーA、ブラック・クイーン、ベーリー・アリカントA、デラウェア、交配品種(甲斐ノワール、甲斐ブラン、サンセミヨン、アルモノワール、ビジュノワール、モンドブリエ)、ヴィニフェラ種(シャルドネ、セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ブラン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、カベルネ・フラン、ピノ・ノワール、プティ・ヴェルドー、シュナン・ブラン、ピノ・グリ、ヴィオニエ、シェンブルガー、リースリング、ゲベルツトラミナー、ミュスカデ、サンソー、テンプラニーリョ、マルベック、タナ、アルバリーニョ、サンジョベーゼ、ネッビオーロ、バルベーラ、ピノ・ムニエ、ジンファンデル、ツバイゲルトレーベ、グルナッシュ、カルメネール、プティ・マンサン)
ロ 酒税法第3条第13号に規定する「果実酒」の原料を用いたものであること。ただし、同法第3条第13号ニに規定する香味料(以下単に「香味料」という。)は、ぶどうの果汁又はぶどうの濃縮果汁(いずれも山梨県で収穫されたぶどうのみを原料としたものに限る。)に限り用いることができる。
ハ 果汁糖度が、甲州種は14.0%以上、ヴィニフェラ種は18.0%以上、その他の品種は16.0%以上であるぶどうを用いること。ただし、ぶどう栽培期間の天候が不順であった場合には、当該ぶどう栽培期間を含む暦年内に収穫されたぶどうに限り、それぞれの必要果汁糖度を1.0%下げることができる。
なお、酒税法3条第13号ハに掲げる製造方法により製造するもののうち、他の容器に移し替えることなく移出することを予定した容器及び密閉できる容器等で発酵させることにより発泡性を有することとするものに用いるぶどうについては、甲州種は11.0%以上、ヴィニフェラ種は15.0%以上、その他の品種は13.0%以上であるぶどうを用いることができる。
ニ 原料として水及びアルコールを使用していないこと。ブランデー及びスピリッツについては、他の容器に移し替えることなく移出することを予定した容器で発酵させたものに、発酵後、当該容器にブランデー及びスピリッツを加える製法を行う場合に限り使用すること。
(2)製法
イ 酒税法第3条第13号に規定する「果実酒」の製造方法により、山梨県内において製造されたものであり、「果実酒等の製法品質表示基準(平成27年10月国税庁告示第18号)」第1項第3号に規定する「日本ワイン」であること。
ロ 酒税法第3条第13号ロ又はハに規定する製造方法により、糖類(酒税法3条第13号ハに掲げる糖類のうち、他の容器に移し替えることなく移出することを予定した容器及び密閉できる容器等で発酵させることにより発泡性を有することとするものに用いる糖類を除く。)を加える場合は、その加える糖類の重量が、果実に用いたぶどうの品種ごとに、それぞれ次の範囲内であること。
・ 甲州種 100ml当たり10g
・ ヴィニフェラ種85%以上 100ml当たり6g
・ その他の品種 100ml当たり8g
ハ ぶどうの収穫からワインの瓶詰を行うまでの補酸の総量が9g/L以下であること。
ニ 除酸剤については、総酸値を5g /L低減させるまで加えることができること。
ホ 製造工程上、貯蔵する場合は山梨県内で行うこと。
ヘ 山梨県内で、消費者に引き渡すことを予定した容器に詰めること。
3 酒類の特性を維持するための管理に関する事項
(1)地理的表示「山梨」を使用するためには、当該使用する酒類を酒類の製造場(酒税法(昭和28年法律第6号)第28条第6項又は第28条の3第4項の規定により酒類の製造免許を受けた製造場とみなされた場所を含む。)から移出(酒税法第28条第1項の規定の適用を受けるものを除く。)するまでに、当該使用する酒類が「酒類の産地に主として帰せられる酒類の特性に関する事項」及び「酒類の原料及び製法に関する事項」を満たしていることについて、次の団体(以下「管理機関」という。)により、当該管理機関が作成する業務実施要領に基づく確認を受ける必要がある。
管理機関の名称:地理的表示「山梨」管理委員会
住所:山梨県甲府市東光寺3-13-25地場産業センター2階
山梨県ワイン酒造組合内
電話番号:055-233-7306
ウェブサイトアドレス http://www.wine.or.jp
(2)管理機関は、業務実施要領に基づき、ぶどう栽培期間の天候が不順であったと認める場合には、直ちにその旨を公表する。
4 酒類の品目に関する事項
果実酒
別紙2 備考
酒類の地理的表示に関する表示基準(平成27年国税庁告示第19号)第10項第3号の規定により、第9項の規定を適用しないものとして公示する商標その他の表示については、以下の「商標その他の表示」のとおりです。
商標その他の表示
甲州市原産地呼称ワインの認証条例(平成20年甲州市条例第34号)の規定により行う認証の表示
(注)地理的表示「山梨」の指定をした日前から使用していた上記の「商標その他の表示」に限り、地理的表示「山梨」の指定後も、引き続き表示を認めるものです。
5 統一ロゴ
地理的表示「山梨」のラベル表記は、GI Yamanashi(GI=Geographical Indicationの略)を統一ロゴとする。
山梨ワインをもっと身近に
甲州
甲州は、白葡萄ですが、果皮はやや紫がかったピンク色をしています。
また、甲州は果皮は厚めで、樹勢が強く、病気に強いです。
日本の気候とは相性が良く、あまり病気にならずに甲州を育てることができます。
糖度は上がりにくく、穏やかな味わいのワインになります。
味わいは穏やかなものもあれば、軽やかでスッキリとした味わいであるワインも多いです。
そして、後味に少し苦味・渋味が残るのが甲州の特徴です。
最近では、「シュール・リー製法」の甲州ワインが人気です。スッキリした辛口の甲州ワインです。
他にも樽で熟成した厚みのあるタイプや、早く収穫することで柑橘系の香りが強いタイプ、果皮と一緒に仕込み複雑さをだしたグリタイプ、などがあります。
シャルドネ
小さめの房と薄めの果皮の小粒の実が特徴です。世界各国で栽培されている葡萄品種の1つです。
元々葡萄品種としては個性が弱く、あまり特徴のないぶどうです。
そのため、栽培環境や醸造家の技術などがストレートに反映されやすいです。
スッキリとしたタイプのワインもあれば、コクのある飲みごたえ抜群のタイプまで、幅広く再現されています。
オリジナルな特徴は弱いですが、「果実感」「酸味」などの点では、非常に高いスペックを有しています。
セミヨン
大きめの房と粒が特徴です。また、安定した収量も魅力の1つです。
特徴的な香りがないこと、そして落ち着いた果実味、重圧感などもセミヨンの特徴です。
熟成能力が高い葡萄で、長ければ長いほどコクがある味わいを感じれます。
また、貴腐葡萄になると、世界最高峰の甘口ワインの原料になります。
赤ワイン葡萄品種
カベルネ・ソーヴィニヨン
小粒と分厚い皮と大きな種が特徴の葡萄です。
ワインにすると色が濃く、強い渋味を持ちます。そのため、骨格のある味わいに仕上がります。
世界中のどこで作っても品質の高いワインが生まれると言われています。
だから、世界で最も栽培されるワイン用葡萄として有名です。
カシスなどを思わせる果実味と、ミントのような清涼感のある香りがあります。
また、酸もタンニンも強めで、ガッチリとしたワインです。
メルロー
ミディアムサイズの粒と比較的大きめの房が特徴です。
早熟で糖度が上がりやすいため、果実味を強く感じやすいです。樹勢が強く、病気にも強いです。
さらに、産地をあまり選ばないため、世界中で人気がある葡萄品種です。
プラムやブラックチェリーなどの果実香が特徴です。
酸度は比較的弱く、果実感は強い、そしてやわらかなタンニンなどが特徴の葡萄品種です。
勝沼エリア
勝沼エリア
柏和葡萄酒

フジッコワイナリー

フジッコワイナリー
住所
山梨県甲州市勝沼町下岩崎2770-1
電話番号
0553-44-3181
営業時間/定休日
9:00〜17:00/12/29〜1/4
公式サイト
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まるき葡萄酒

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岩崎醸造

岩崎醸造(ホンジョーワイン)
住所
山梨県甲州市勝沼町下岩崎957
電話番号
0553-44-0020
営業時間/定休日
8:30〜17:00/日・祝日、第4、5土曜
公式サイト
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グランポレール勝沼

グランポレール勝沼(サッポロビール)
住所
山梨県甲州市勝沼町綿塚字大正577
電話番号
0553-44-2345
営業時間/定休日
10:00〜16:30/水曜・年末年始
公式サイト
ホームページへ
シャトージュン

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ベルフォーレワイナリー勝沼(シャトレーゼ)
住所
山梨県甲州市勝沼町勝沼2830-3
電話番号
0553-20-4700
営業時間/定休日
10:00〜17:00/火曜・年末年始
公式サイト
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