旧世界、新世界のワインとは?《各国のワインの特徴とは!? -旧世界編-》

「君の名は。」が6月30日に放送!

師匠!
2016年に公開され大ヒットした新海誠監督作品の劇場版アニメ「君の名は。」が、6月30日にテレビ朝日で放送されるらしいですよ!

編集長

師匠

ほぅ。
7月19日公開の新海監督の最新作「天気の子」に合わせて放送されるんじゃな。
そうなんです!
なので他にも、6月21日深夜には「秒速5センチメートル」、22日深夜には「星を追う子ども」、7月11日深夜には「言の葉の庭」
が放送されますね!

編集長

師匠

ええのぅ。
わしは「言の葉の庭」が一番好きじゃな。
雨の描写の綺麗さと、甘酸っぱい恋愛描写が相まって最高の作品だと思っておる。
師匠からそんなお話を聞くとなんだか気持ち悪いですね。。。
ぼくは「秒速5センチメートル」が好きですね!
初めて見た新海誠作品ということもありますが、あの胸が苦しくなる感が堪らないと思います!

編集長

師匠

うるさいわ笑
にしても「君の名は。」は世界でも歴史的な大ヒットを飾ったからの。
英語で「Your Name.」ですよね!
この大ヒットを機に、「Netflix」等の世界的な映像配信事業者がアニメを世界に配信したとも言われていますからねー。
やはり本当に良いものは、世界でも万人に通用するんですね!

編集長

師匠

うむ。ワインもそうじゃからな。
今では世界中の美味しいワインが、気軽に飲めるわけじゃ。

各国のワインの特徴とは?

そういえば各国のワインの特徴が知りたいです!

編集長

師匠

山梨ワインから浮気するのか!?最低なやじゃのう。
なにをいうんですか…やめてくださいよ笑
もっと山梨ワインの良さを広げるためにです!
敵を知ることも大切ですからね!!

編集長

師匠

それはたしかに大切じゃ。
しかし、世界のワインが敵っていうのもなんか笑
ライバルですよ!好敵手!!

編集長

師匠

ふむ…たしかにお主がいうことも一理あるのう。
世界に認められるためには、世界のワイン市場を知らないといけないからのぅ。
その通りです!
そろそろ、「自称」を外したいですからね笑

編集長

師匠

まず、ワインは現在2つの世界に分かれているのじゃ。
それも「旧世界」と「新世界」じゃ。
かっこいい笑
というか、なんかワンピースみたいですね笑
でも、順番的にはワンピースが真似…?笑

編集長

師匠

今回は「旧世界」に関して教えるぞ!
はい!

編集長

ワイン「旧世界」
旧世界とは、フランスやイタリアなどのヨーロッパのことをさすんだ!
実は、ヨーロッパにおけるワイン生産の歴史は紀元前にまでさかのぼるとされてるんだ。
だから、「旧世界」といわれてるんだ!

旧世界ワインの特長は、ブレンドワインが多いことなんだ。
聞いたことあるかな?
ブレンドワインで有名なのがボルドーワイン。
「アッサンブラージュ」という技法が使われているよ!

フランスやイタリアの他にも、スペイン、ドイツ、ポルトガル、オーストリア、ハンガリー、ギリシャなどがあるよ!

なるほど!!

編集長

フランスの特徴

師匠

では、有名な国の特徴だけ教えるぞ!
まずはフランスじゃな。北部のノルマンディ地方やフランドル地方を除くほぼ全土で葡萄が生産されているんじゃ。
もちろん、それぞれの気候や土壌に最適な葡萄品種を伝統的な方法で栽培しているんじゃよ。
醸造法も伝統的な醸造法で造られていて、それぞれの土地で使用可能な品種や製造法などが決められているからこそ味わいや風味にブレが少ないのが特徴じゃな。
なるほど!
流石元祖と言いますか、ブレないのは凄いですね笑

編集長

師匠

カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどタンニンの多い品種を使い、重厚な赤ワインを生み出すボルドーや、ベルベットや絹のような口触りの滑らかで繊細なピノ・ノワールを原料としたワインを造るブルゴーニュは日本でも多くのファンがおるんじゃよ。
シャンパーニュも大人気ですもんね!
スパークリングワインではなく、シャンパンという名称の方が有名ですよね…笑

編集長

イタリアの特徴

師匠

それほどワインとしての影響力が強い国がフランスということじゃな!
次にイタリアじゃな。
イタリアではそこだけで造られている土着品種が多いのが特徴じゃな。
白ワインは、さらりと飲みやすいトレッビアーノを使用したカジュアルなワインから、
高級スプマンテ(スパークリングワイン)でありシャルドネやピノ・ノワールなどを使用したフランチャコルタなどがある。
赤ワインでは赤いスプマンテであるランブルスコ、そして北部ピエモンテで造られており「ワインの王」とまで呼ばれるバローロやバルバレスコ、
イタリアで最も力強いと言われる南部のタウラージなど、こってりとした肉料理に合いそうなワインが人気じゃな。
あまり聞き馴染みが無い単語が。。。
ワインの王とかかっこよすぎですね笑

編集長

師匠

実はフランスとワイン生産量・輸出量を競う国じゃからな。
昔から高級品より庶民的なものを好む傾向があるから、そこそこの値段でいいワインに巡り会いやすいのもイタリアワインの特徴じゃな!
固有名詞がついたワインが多いから、慣れると探しやすいぞ笑
なるほど!
注意深く探してみます笑

編集長

スペインの特徴

師匠

次はスペインじゃな。
スペインは、ブドウの栽培面積がEU圏内にある全ブドウ畑の約30%にあたり、栽培面積は世界1位、ワイン生産量はフランス、イタリアに次ぐ世界第3位というワイン大国なんじゃよ。
まずこの時点で驚きですよ!
スペインにワインのイメージはありましたが、ここまで力を入れていたとは。。。

編集長

師匠

日本で特に人気なのは北東部にあるペネデスを中心に生み出されているエスプモーソ(スパークリングワイン)のカバ(Cava)じゃな。
カバはシャンパンと同じく瓶内二次発酵で造られているためにクリーミィな泡を含み、土着品種に加えて伝統品種も使用されて丁寧に造られている。
シャンパンに比べて爽やかでスイスイと飲めてしまう軽快さが売りで、チャレッロという花の風味が特徴的な品種を使用したものは、その特徴からカバファンからの支持が高いんじゃ。
また、シャルドネやピノ・ノワールのみを使用したカバもあり、スパークリングワインが好きなワインファンからはデイリー用のワインとして選ばれておる。
その他では赤ワインが多数じゃが、独特のスパイシーさや酸味があるのが特徴じゃな。
カバ!シャンパンとの違いはそういうところだったんですね。
初耳でした!
赤ワインがスパイシーというのはなんとなく聞いたことがあったかもしれません笑

編集長

ドイツの特徴

師匠

最後にドイツじゃな。
ドイツは葡萄が成長できるギリギリの気候なんじゃが、昔からワイン作りが盛んな国なんじゃ。
ドイツは世界的に珍しい白ワインの生産が多い国で、糖度が高い貴腐ワインや遅摘みのブドウによる甘口で高級な白ワインの格付けが高く、今もその生産地としてのイメージが高い。
しかし近年は辛口の白ワインが生産の主体となり、赤ワインの生産も約3割と健闘しておる。
ギリギリでいつも生きていたいからってやつですね(違う)
白がメインなんて、甲州が盛んな山梨ワインと似ていますね笑

編集長

師匠

うむ笑
ドイツを象徴する品種と言えばリースリングじゃ。
バランスが良いフレッシュで華やかな果実味を感じさせる辛口ワインから、濃厚で食後酒としても好まれる貴腐ワインまで様々な姿に変身する。
熟成させるとペトロール香と呼ばれる、石油やガソリンのような独特の香りがわずかに発生するが、これがワインに何とも言えない奥深さを添えて他にはない味わいを生み出すんじゃよ。
リースリングは聞いたことはありますが、あまり飲んだことはないかもしれません。。。
甘いワインが多いのがドイツの特徴なんですね!

編集長

師匠

甘さ(糖分)を基準としているため、基本的に甘ければ甘いほど高級ワインということになっているからのぅ。
5段階あるのじゃが、3段階目で蜂蜜の原液とほぼ同様の甘さだから、
「お酒は辛口しか飲まない」という人は避けたほうがいいかもしれんな笑
甘いもの好きの女の子にはドイツのワインを勧めておきましょうかね笑

編集長

師匠

今回は旧世界と言われるヨーロッパのワインの特徴を教えたが、次回は新世界のワインの特徴を教えようとするかの。
はい!
次回を楽しみにしておきます!

編集長

関連情報

山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
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