【ワイン初心者によるルミエールワイナリー訪問記】葡萄畑・工場・試飲の三拍子揃った工場見学を送れるワイナリーに訪問!編集長が最もオススメする【甲州ワイン】登場!

今回、我ら山梨ワインドットノムメンバーは【ルミエールワイナリー】へ行ってきました!!
どんなワインに出逢えるのか…どんな情報を入手できるのか…
楽しみです!!

和洋折衷ワイナリー!?

おしゃれですよね〜!和洋折衷に思いませんか?
木は江戸時代…建物の外観はヨーロッパのような…笑
こんな家建てたい!
でも、山梨県といえばログハウス!!別荘!!
作りたい〜!山梨ワインドットノムハウス!できたらみなさん、きてくださいね〜!
一緒に山梨ワインを飲みましょ〜!(目指せ5年計画!笑)

そして、ロゴが素敵☆
副編集長の好きなデザインです笑(個人的になぜか気に入っています。笑)
「L」の部分が好きだそうです。(どうでもいいですね〜笑)(デスノートではないですよ〜!!笑)

ちなみに、ルミエールワイナリーは目の前に葡萄畑、奥に工場があります!
そして、ワインの販売だけでなくレストランも営業しています!
次回はレストランで山梨ワインを飲みながらランチをしようと入り口で反省…笑
(編集長は、365日ラーメンOKの人間なのでラーメン頻度がおかしいのです…)

MEMO
ワイナリーレストラン「ゼルコバ」

時間:11:30~14:00(L.O)/17:30~20:00(L.O)

住所:山梨県笛吹市一宮町南野呂624

TEL:0553-47-4624

参考 ゼルコバ

予約時間は14時。しかし、編集部は13時15分頃に到着してしまいました…笑
山梨県はワイナリーとワイナリーの距離が近いのでありがたい…のですが、時間調整も難しいのです笑
さて、早く着きすぎてしまったのですが予約していたことを伝えると、
先に試飲をしてもいいとのこと!!
そして…靴の上から履くビニールをもらいました笑

(後ほど!)

ルミエールワイナリーの試飲は…
こちらです!

ワインの自動販売機です!!
勝沼醸造で最初に出逢い、中央葡萄酒で再開を果たし、ルミエールワイナリーで3度目の再開です!!
実は、「エノマティック」というんですね!
東京である取引があり、学びました笑


【ワイン初心者による勝沼醸造訪問記】甲州ワインで世界に挑み続ける山梨ワイナリーに訪問!!山梨ワインを知りたくば勝沼醸造は外せない!! 【ワイン初心者による中央葡萄酒訪問記】木村拓哉主演ドラマ【グランメゾン東京】のロケ場所ワイナリーに訪問!!【ワイン初心者】から【ワイン愛飲家】向けのワインを造り分ける大人気ワイナリー!!

  1. プリペイドカードを購入します。
  2. 自動販売機にカードを差し込み、飲みたいワインの画面に表示されている量を選択します。
  3. ワインがグラス注ぎ口より注がれます。
  4. 注ぎ終わった後、カードを抜いたら完了です。
注意
ワインやワインを試飲する量(10ml・25ml・30mlと表示されています。)に応じて、単価は異なる場合がありますので、
必ずワイナリーやお店にご確認した上でご利用ください。

ワイナリー

  1. ワインの試飲量管理が正確になる。
  2. 試飲ワインの原価計算が正確になる。
  3. 貴重な人員を他のサポートに充足させることができる。

お客さま

  1. 少量で数多のワインを味わうことができるため、自分の好みのワインをその場で知ることができる。
  2. 量を選択できるので、そのときの気分で自分で決めることができる。

見学まで時間があるので、先に試飲をさせていただきました!!

試飲スタート!

今回試飲をさせていただいた、ワインはこちらです!!

今回は11本ものワインを試飲しました!!

・フレールミルズ 2018

・甲州シュールリー 2017

・プレステージクラス デラウェア 2018

・光 甲州

・光 セレクション

・シャトールミエール 2014(赤ワイン)

・プレステージクラス テンプラニーリョ 2015

・ルミエールイストワール

・レザンファン ブラッククイーン 2016

・石蔵和飲 2018

・フレールマスカットベイリーA 2018

フレールミルズ 2018

編集長コメント

非常にいい葡萄の香りです!香水として販売していたら、満場一致されるような…
変な臭さはもちろん、刺激的すぎることもないのでいいですね!
味わいも香りを裏切らない、甘さですね!
ただ、嫌な甘さではないので喉には残らずスッキリ系の甘さです!
そして、ほのかに果実感がありますね!
酸味はあまりないですね!

ルミエールコメント

山梨県産の希少な品種「ミルズ」で造りました!
バラの花のような華やかな香りに、フルーツのライチのような甘い香りが豊かに広がるはずです。
口当たりは柔らかく、チーズやフルーツと共に、またデザートワインとしてもお楽しみいただけると思います。

甲州シュールリー 2017

編集長コメント

香りは弱くあまり感じないですね…(ミルズのせいかも…)
酸味はあまりないですね!
そして、後味で果実感などを感じますね。
複雑さがあって、シュールリーは好きなのですが、
こちらは、全体的に薄めのワインって印象です…

ルミエールコメント

山梨県産の甲州種を使い、春まで澱引きをしないシュールリー製法で造りました。
和柑橘などのフレッシュな香りに程よい旨みが特徴で、様々な料理と合わせてお楽しみいただけると思います。

プレステージクラス デラウェア 2018

編集長コメント

デラウェアらしい甘い香りが非常にいいですね♪
ほのかに感じる樽香…
そして、まろやかな酸味…
今まで飲んできた白ワインと異なる優しさを感じますね!
食事と飲むといいかも!?

ルミエールコメント

山梨県内で栽培された醸造用種ありデラウェアを使い、樽発酵・樽熟成で仕上げました!
トロピカルフルーツやメロン、洋梨のような華やかでアロマティックな香りに、辛口でボリュームをしっかり感じられる味わいが特徴です!!

光 甲州

編集長コメント

香りは安心感の甲州。強すぎず、弱すぎず。鼻への攻撃もなく。
そして、味わいはめちゃめちゃ美味しいです。
僕が今まで飲んできた「白ワイン」の中でNo,1認定ですね!!
↑↑
香り、味わい、バランス、樽調整…
なにをとってもドンピシャ!!
一目惚れとはこういうことかと思いました!!(一目惚れしたことないですが…笑)

ルミエールコメント

自社農園で栽培した甲州種を樽発酵した後、約20ヵ月の樽熟成によって仕上げました!!
凝縮感のある果実のアロマにバターやローストしたナッツのような力強い香り、
程よい酸と旨味が溶け込んだ厚みのある味わいが特徴です。

光 セレクション

編集長コメント

非常にバランスがいいワインですね!
一定の味わいを提供していただいている感じがします!!
しかし、一定の味わいも飽きないバランスの良さを発揮している気がします!!

ルミエールコメント

自社農園の葡萄を使い、自然酵母で醸造しました。約20か月の樽熟成の後、無濾過で瓶詰めしました!!
ブラックベリーやカシスのような果実感にスミレの花やチョコレートのように芳醇な香り、
豊かなタンニンが溶け込んだエレガントなワインに仕上がっています。

シャトールミエール 2014(赤ワイン)

編集長コメント

香りは非常にいいですね!(マスカットベーリーAのような甘い香りではないです…)
一見、香りから重い感じがするんですが、若干物足りない…?感じが…
中の味わいが香りから想像するよりも軽い感じがしますね…
上級者向けワインって気がします…

ルミエールコメント

欧州系の赤ワイン用葡萄品種を厳選して醸造し、小樽で約15ヶ月熟成を行いました。
熟したカシスやブラックベリーの香りに、バニラやカカオ、スパイスの溶け込んだ、力強く奥深い味わいのワインに仕上がっていると思います。

プレステージクラス テンプラニーリョ 2015

編集長コメント

初めて聞く品種ですね…
そして、一口飲んだだけでわかります…「完璧」です!!
香り、酸味、タンニン、樽調整、どれをとっても美味しいですね!!
美味しいワイン!って感じですね。
しかし、テンプラニーリョの比較ワインがないので…なんとも言えませんが…
美味しいです!
もう少し重くても個人的にはOKです!笑
上級者向けワインって気がします…

ルミエールコメント

スペインにおける赤ワインの代表品種「テンプラニーリョ」を山梨で栽培し、自然酵母で醸造、樽熟成の後無濾過で瓶詰めしました。
黒いベリーやプラムのコンポートのような香りに紅茶やスパイスのニュアンスが上品に漂う、リッチでエレガントな味わいが特徴です。

ルミエールイストワール

編集長コメント

かなり飲みごたえがありますね!個人的に相性が良さそう!
タンニンが非常に強く、しかし負けじと樽も感じます。
最初はフルボディのような重厚感があるんですが、
次第に落ち着いてミドルボディのような変化があります…
「ナイスディレクション」と言いたい!笑(何様!?笑)
上級者向けワインって気がします…

ルミエールコメント

山梨県産の葡萄を使い、自然酵母による発酵ののち約2年間樽熟成しました。
ベリー系の果実にスミレやバラ、ハーブなどの豊かな香りを感じてもらえると思います。
柔らかい味わいを酸が引き締めるバランスの良いワインに仕上がっています。

レザンファン ブラッククイーン 2016

編集長コメント

ブラッククイーンは若干苦手でしたが、美味しいです。
タンニンもまろやかで、飲みやすいですね!
しかし、薄いといった意味での飲みやすさではなく、素材の味も残り酸味もタンニンも感じれるバランスが良いワインです!

ルミエールコメント

山梨県産岩手地区で栽培された日本のオリジナル品種、ブラック・クイーンを使用し、約1年樽熟成しました。
黒い果実や樽由来のバニラやチョコレートの香り、豊かな果実味とタンニン、しっかりした酸が魅力のワインです!

石蔵和飲 2018

編集長コメント

マスカットベーリーA特有の香りがしっかりと!
そして、スッキリ飲めるにも関わらずしっかりと葡萄の味や飲みごたえを感じますね!
フレールマスカットベイリーA 2018よりもがっつり飲みたい人向きですね!!

ルミエールコメント

山梨県産のマスカットベーリーAを石蔵発酵槽で仕込んだ限定品です!
石蔵発酵槽とは、日本遺産および国の登録有形文化財に指定されている歴史的な醸造設備で、
1901年に花崗岩の石材を用いて建造された地下発酵槽です。
現代のような温度管理の技術がなかった時代に、
地下水の冷却効果により、発酵温度を安定させ、より高品質なワインを造ろうとした先人達の努力が伺えますね…
そして、このワインは苺や木苺のようなアロマと酸、柔らかなタンニンを含んだ、親しみやすい味わいのワインに仕上がりました。スクリューキャップを利用しています!

フレールマスカットベイリーA 2018

編集長コメント

香りはマスカットベーリーAのような香りが弱い?ですね…
ほのかに感じるレベルですね…
そして、味も薄く…飲みごたえが弱いですね…
あまりマスカットベーリーAを感じられないです…
もう少しがっつり欲しいですね!!
女性向けかもしれません…

ルミエールコメント

山梨県産のマスカットベーリーAを品種の個性が引き立つよう造りました。
苺やラズベリーのような赤い果実の香りを持つ、渋みの少ない赤ワインに仕上がっています。

さて、ワイナリー見学の前に…
ルミエールワイナリーを簡単にご紹介させていただきます♪

永遠なるものを求めて…

1885年、日本が進取の精神に満ち溢れていた文明開化の黎明期のことです。
いち早く西洋文化の華である“葡萄酒”に注目し、この国にひとつの醸造所が誕生しました。
それ以来一貫して追い求めてきた最高品質へのこだわりと理念は、今日まで脈々と受け継がれてるとのこと…
その思い…
それは「本物のワインを作るには本物のぶどうを育てること。」
創業より130年以上もの間、この教えを忠実に守りつつ、
自社農園の開拓、ぶどうの改良、ヨーロッパ品種の導入などを行なってきたルミエールワイナリー。
品質へのこだわりは、ルミエールの至宝のワインとして見事に結実していると思います。
格式と風格あるワインをつくり続けてきた伝統。
そして、『ルミエール=光』のごとく、これからも日本のワイン文化に輝きを与える光でありたい!!
それが、株式会社ルミエールのかわらぬ姿勢なのです!!
まさしく、「ルミエールスタイル」「ルミエールプライド」なのです!!

誕生までの歴史

創立者は降矢徳義。
実は…降矢家は仁明天皇の皇子守國親王以来、約900年続いた家柄なのです…
明治維新前、降矢徳義は若くして孝明天皇より従五位下朝臣丹波守を賜り、
京都守護職松平容保会津藩主とともに禁裏を守護。
そして、「蛤御門の変」において長州軍を撃破。
その結果、武名が天下に轟くようになりました…
このため維新後、長州勢の新政府により迫害を受けるようになってしまいました…
明治10年。西南の役後、名誉を回復!!
そして、明治18年。
甲州園(現ルミエール)の前身である降矢醸造場を創立するのです!!

MEMO
公式ホームページより引用している部分もございます。

では…お待ちかねの工場見学へ!!

いざ、ワイナリー見学の航海へ!

ルミエールワイナリーは、創業時から「本物のワインは本物のブドウから」をモットーに、
ワイン用ブドウの栽培を続けているとのこと…

自社農園では、化学合成農薬や化学肥料を使わず、雑草を生かした「草生栽培」を…
そして、人工的に耕さない「不耕起栽培」による土作りをしているのです!
その目的とは…
雑草を増やすことは、「生物多様性」を守ることに繋がります。
そのため、地上では虫からの葡萄食害が減り、地下では水はけのよい柔らかい土壌が作られるのです。
また、生えている雑草の種類や様子を見ることで、畑の状態を知ることもできるのです!
このような自然に近付けた環境で栽培された葡萄は、
生命力あふれる力強さと優しさをもったワインへと生まれ変わるとのことです!

最初の海は…葡萄畑

今回、メインでみさせていただいた畑は「メルロー畑」です!!

もう葡萄の形になっている姿見えますか…!!最初の形はこのようになっているんですね!

そして…今後の栽培についても教えてくれました♪

夏期剪定
甲府盆地の夏は、たびたび全国一になるほどの酷暑です…
しかし、その中でも夏期剪定が進んでいきます。
これは、実の成長に必要な養分を作るための葉だけを残して他の葉や枝を切り落とす作業になります。
剪定は、葉が茂って重なりあうのを防ぎ、風通しを良くするためにも効果があるのです!

糖度の高い葡萄を作るための工夫も非常にロジカルですね!!

ブドウの傘掛け
日本では、夏は夕立(ゲリラ豪雨もすごいですよね…)や台風がよく起こりますよね。
そして…葡萄の収穫期にも秋雨前線が活発になりますよね…

実は葡萄は…
高温多湿の環境の中、雨に濡れるとカビが発生しやすくなり、健全なブドウが収穫できなくなってしまうのです。
そのためルミエールでも、甲州などの棚栽培の農場では、一房一房全ての房に傘をかけるのです!
また、カベルネ・ソーヴィニヨンやテンプラニーリョなどの垣根栽培の農場では、
房が連なるラインに沿って透明のビニールシートをかけて生育を見守るのです!

日本の土壌そして、ルミエールの土壌

日本は、最も葡萄栽培に恵まれた土壌条件ともいえます。

表土の下は花崗岩の礫、砂、砂礫が堆積。
そして、ルミエールの葡萄畑は、日川や京戸川などから運び込まれた土砂が形成した扇状地の上にあります。
岩石は「花崗閃緑岩」と「砂岩・頁岩・粘板岩」なのです。
花崗閃緑岩は、本来はとても固い岩石なのですが、風化されるとボロボロの状態になりやすい性質をもっているのです!

そして、水はけが非常に良く、適度な隙間があるので葡萄の樹の根が地下深く張るのに適した土壌硬度をもっています。
また、地下15メートルには伏流水が流れています。
つまり、日本でももっとも葡萄栽培に恵まれた土壌条件をもっているといえるのです!

日本を代表する盆地

夏は暑く、冬の寒さはきびしい、甲府盆地。
甲府盆地の年平均気温は14.8度(2008年度)だったそうです。
北部山沿い、西部山沿い、八ヶ岳山麓、富士五湖地方など標高が高い地域での気温はもっと低く、
山中湖と盆地とでは、6度ほどの気温差に達するのです。
また、内陸気候の気温特性を示し、全体的に気温差が大きいのです。
県内では少雨地域と多雨地域とが混在していますが、盆地での年降雨量は全国平均に比べ、約1000mmと少ないのです!!

最大のトラブルメーカー!?

アメダス勝沼観測データを分析すると、
年間雨量が1000mmを超える年は、雨よけ施設のメリットが大きくなるという傾向があるのです。
安定生産のために簡易ビニールをかぶせたり、傘掛けが必要となります!

次の海は…工場

繊細な山梨ワインが生まれる場所…醸造棟

醸造棟内のタンクからワインセラーまでの傾斜を生かして、ポンプを使わずに繊細なワインを造り出しているとのこと…!
広さ270平方メートル。そして、800~10000リットルのタンク20強と圧搾機、除梗破砕機、選果台等があります!!

最後の航海は地下…

日本初!!地下発酵槽

明治34年。神谷伝兵衛さんの指導を受け、
京戸川扇状地の傾斜を利用した日本初のヨーロッパ型横蔵式半地下貯蔵庫、地下発酵槽が構築されたのことです!!

石蔵和飲とは!?

100年の歳月に耐えられるワインを目指す、石蔵和飲。
石蔵でのワインづくりが再び始まったのは1998年。
100年以上の歴史を持つ石蔵の、2度目の役割がスタートしたとのこと…
以前まではルミエールでの通常の仕込み方法でした、
しかし、今では特別の意義深い醸造法として復活したと考えれるのです。

と語ってくださいました…

「何が特別なのか?」
と疑問に思う人もいると思います。
しかし、容易に答えることはできないとのこと…

石蔵和飲の特徴

もちろん、毎年ヴィンテージによる味わいの個性は変わってきます。
しかし驚くべきことに、石蔵でつくることで、共通する味わいがあるのです!!
通常の醸造法ではかつて味わったことのない個性、独特のフレーバー、舌触りが、上手く言葉にはできない何かが存在するのです。
私たち素人ならわかりますが、醸造家つまりプロでも表現できないもの。
それがあるのがワインなのです!!

分かりやすい点だけご紹介いただきました!
石蔵で仕込まれたワインは通常の醸造法のワインに比べ、香りも味わいもやや重厚な感じとなるのです。
アルコールも高めとなる場合が多い・・・そうです。

特徴はなぜ生まれる?

要御影石による保温効果でしょうか?
セッティングに必要なため、除梗後に敢えて投入する果梗由来の成分?
それとも発酵中、果皮を浸漬し続けることにより特異成分の抽出があるのでしょうか?
あるいは、果帽を抑え付けるのに使用する竹製のすのこ?
石の表面に付着した独特の微生物相の影響?
それらの複合的作用?

通常の仕込みと比べて、発酵温度や抽出条件の推移に特徴があることはたしかです!
赤ワインの場合、発酵時にそれらの要因がワインの仕上がりに大きく変化をもたらします。
しかし、私たちは石蔵の構造を理解するために飲むのではありません!
ただ石蔵ワインに触れることで、歴史や自然、それらのちょっとだけ神秘的な部分に触れることができると思います。
ワインを少し違った観点から楽しんでいただきたいです♪

石蔵和飲の作り方

step1
葡萄果汁を抜き取る際に、濾過装置の役目をする竹製のすのこなどを石蔵の底や側面に設置します。
step2
収穫した葡萄を破砕します。
step3
果梗を付けたまま果皮、果肉、果汁を石蔵内に注ぎ入れます。
step4
一旦果汁を石蔵下部にある呑み口から抜き取ります。
果皮、果肉を抑えるための竹製すのこを敷き、つっかえ棒にします!
step5
すのこを施設後、再度果汁を注ぎ入れます。
すのこの下で醗酵する葡萄果肉・果皮は炭酸ガスを発生し自力で浮き上がろうとするのです…
そのエネルギーが、エキス分の抽出を促し、そしてワインに力を与えるのです!
step6
石蔵の下に流れる地下水が天然の冷却を行い、健全な醸し醗酵を行います。
step7
醗酵終了後、ワインを抜き取り、すのこを撤収させます!!
step8
液抜き後、果皮を手作業でかきだします!!
step9
圧搾機にかけて、プレスワインを!!
step10
樽熟成、澱引き、濾過。
そして、瓶詰め、ラベル貼りをします。
step11
石蔵和飲の完成です!!

今でも現役であることに驚きですよね…!!
しかも、編集長の評価も高いです!
これを飲まずに帰ることはできませんよ〜!!!

歴史ある建物を継承し、セラー化

昭和36年。
コンクリートタンクが建造され、現在は、通路側の壁面を取り除きセラーとして利用しているとのことです…

そして、ここで履きます!!

じゃーん!!結構履くのに時間かかりました…(編集長だけですが笑)
これを履いて階段を降りていくのです!!

充填設備

最後は、充填設備をご紹介いただきました!
イタリア製のビン詰め機械は、洗浄→充填→打栓ができます。
750mlのコルク栓を仕上げる場合は、1時間に約1800本ものワインを製造する能力があるのです!

「帰還」

さて、案内が終わったあとは…
真っ先に「光 甲州」の購入でした♪繰り返しになってしまいますが、
赤ワイン一筋…!?笑
そして、樽愛好家である編集長が…
ついに甲州種のNo,1を明言したのです!!
みなさんは、気にいるかな〜?
ぜひ、試飲もしくは購入してみてください♪
(編集長への文句はコメントで受け付けます!笑)

MEMO
一部、公式サイトより引用させていただいております。

そうだ、ルミエールワイナリーへ行こう!

130年以上の歴史をもつ「ルミエールワイナリー」。
「良いワインは良いブドウから」という創業当時からのモットーを守り続け、
葡萄作り、ワイン造りを続けながらも、常に新しいものに挑戦しているワイナリーです。

世界から注目を受けている山梨ワインの評価を、さらにあげてくれることは間違いなしですね☆
編集長No,1おすすめ白ワインの「光 甲州」は必見です!!!
ぜひ、休日はルミエールワイナリーへ足を運んでみてください♪

関連情報

ルミエールワイナリー 基本情報

ルミエールワイナリー 基本情報
社 名: 勝沼醸造株式会社
所在地: 〒405-0052 山梨県笛吹市一宮町南野呂624
電話番号: Tel:0553-47-0207
営業時間: 09:30~17:30
HP: 公式ホームページ
山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。
素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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