世界で最も優れたワイン!? 《ワイン界のオリンピック!?「IWC」とは!?》

東京五輪チケットの抽選申し込み受付開始!

東京五輪チケットの抽選申し込み受付が、本日9日の午前10時から開始されましたね!

編集長

師匠

ついに来たか!
まさか生で見られる日が来ようとは、感慨深いのぅ。
え、師匠は前回の東京オリンピックも観てるんじゃないですか!?

編集長

師匠

ワシを何歳だと思っているんじゃ。
というか、前回の開催年を知っているのか?笑
えーっと。。。
1896年でしたっけ、、、?

編集長

師匠

おい。
それは第一回のアテネオリンピックの開催年じゃろうが!
てかお主の中でワシは何歳の計算になってるんじゃ笑
はっ!そうでした!
第18回、初の東京五輪開催は1964年でしたね!

編集長

師匠

そうじゃ!
そしてあれから56年を経て、記念すべき2度目の東京五輪開催が2020年ということじゃな。
  • 1896年 アテネ(ギリシャ)
  • 1900年 パリ(フランス)
  • 1904年 セントルイス(米国)
  • 1908年 ロンドン(英国)
  • 1912年 ストックホルム(スウェーデン)
  • 1916年 ベルリン(ドイツ)
  • 1920年 アントワープ(ベルギー)
  • 1924年 パリ(フランス)
  • 1928年 アムステルダム(オランダ)
  • 1932年 ロサンゼルス(米国)
  • 1936年 ベルリン(ドイツ)
  • 1940年 東京(日本)
  • 1944年 ロンドン(英国)
  • 1948年 ロンドン(英国)
  • 1952年 ヘルシンキ(フィンランド)
  • 1956年 メルボルン(オーストラリア)
  • 1960年 ローマ(イタリア)
  • 1964年 東京(日本)
  • 1968年 メキシコシティー(メキシコ)
  • 1972年 ミュンヘン(西ドイツ)
  • 1976年 モントリオール(カナダ)
  • 1980年 モスクワ(ソビエト連邦)
  • 1984年 ロサンゼルス(米国)
  • 1988年 ソウル(韓国)
  • 1992年 バルセロナ(スペイン)
  • 1996年 アトランタ(米国)
  • 2000年 シドニー(オーストラリア)
  • 2004年 アテネ(ギリシャ)
  • 2008年 北京(中国)
  • 2012年 ロンドン(英国)
  • 2016年 リオデジャネイロ(ブラジル)
  • 2020年 東京(日本)
  • 1924年 シャモニー・モンブラン(フランス)
  • 1928年 サンモリッツ(スイス)
  • 1932年 レークプラシッド(米国)
  • 1936年 ガルミッシュ・パルテンキルヘン(ドイツ)
  • 1948年 サンモリッツ(スイス)
  • 1952年 オスロ(ノルウェー)
  • 1956年 コルチナ・ダンペッツォ(イタリア)
  • 1960年 スコーバレー(米国)
  • 1964年 インスブルック(オーストリア)
  • 1968年 グルノーブル(フランス)
  • 1972年 札幌(日本)
  • 1976年 インスブルック(オーストリア)
  • 1980年 レークプラシッド(米国)
  • 1984年 サラエボ(ユーゴスラビア)
  • 1988年 カルガリー(カナダ)
  • 1992年 アルベールビル(フランス)
  • 1994年 リレハンメル(ノルウェー)
  • 1998年 長野(日本)
  • 2002年 ソルトレークシティ(米国)
  • 2006年 トリノ(イタリア)
  • 2010年 バンクーバー(カナダ)
  • 2014年 ソチ(ロシア)
  • 2018年 平昌(韓国)
  • 2022年 北京(中国)
ほら、56年なら師匠産まれてるんじゃないですか!?

編集長

師匠

ん?ワシはピチピチの18歳じゃ。
・・・

未成年なのにワイン飲んでたんですか!?

編集長

ワイン界のオリンピック!?

師匠

え?ツッコミそこなの!?
・・・まぁ良い。
ワインの世界にもオリンピックほどではないが、競技会が存在しているのは知っているか?
JWC(ジャパン・ワイン・チャレンジ)とかですよね!

編集長

IWCとは!?

師匠

そうそう。
そういえば試飲会でもJWC受賞ワインが登場しておったな!
それ以外にも世界には沢山のワイン競技会が存在するのじゃが、
やはり外せないのはIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)じゃな。
JWCの世界バージョンって感じですかね!

編集長

IWCはなぜイギリスで開催されるのか!?

師匠

一言で言えばそうじゃな。
毎年4月にイギリスの首都ロンドンで開催される、世界最大級のワインコンペのことじゃ。
フランスじゃなくてイギリスなんですか!
あまりイギリスでワインが作られているイメージ無いですけど。。。

編集長

師匠

確かにそう思うよな。
そこも色々と経緯があっての。
ワインの格付けは古くからフランス行われていたんじゃ。
気になりますね!
やはり元々はフランスで行われていたんですね。

編集長

師匠

うむ。
1930年中頃に、フランスの格付けの法整備は進み、ワイン法が確立するんじゃが、ワインの産地が世界中に拡がるとフランスのワイン法に収まらなくなってきたんじゃな。
そして各地で伝統国ワインと新興国ワインの格付けを行うイベントが発生し始めた。
ふむふむ。

編集長

歴史的な試飲会とは!?

師匠

そんな中、1976年5月24日にパリで歴史的な試飲会が行われたんじゃ。
歴史的な試飲会!?

編集長

師匠

フランスワインとアメリカワインを対決させた試飲会で、なんと、
当時「安物」と揶揄されていた無名のアメリカワインが赤、白ワイン共に1位を取ってしまったんじゃよ。
これまた酷い揶揄ですが、アメリカ大歓喜じゃないですか!?

編集長

師匠

いや、フランス側の猛反発が始まったんじゃよ。
当時の審査員であったオデットカーン(Odette Kahn)が投票用紙を取り返そうとしたり、
集計方法、計算方法に至るまで様々な批判が行われたんじゃ。
しまいには主催者を詐欺呼ばわりじゃよ。
もう滅茶苦茶じゃないですか笑

編集長

師匠

そうじゃな笑
そしてこの事件は「ル・フィガロ紙」、「ル・モンド紙」、「ニューヨーク・タイムズ紙」、「TIME紙」などにまで騒動は広がり、
国家間の威信をかけた争議となったんじゃ。
まさか主催者もこんなことになるとは思わなかったでしょうね。。。

編集長

師匠

そしてこの事件はギリシャ神話「パリスの審判」にあやかって、同じく「パリスの審判 (ワイン)」と名付けられ、
その後10年越し、30年越しに再戦まで行われ、2008年にはコメディ映画化(Bottle Shock)までされたんじゃ。
それはまた凄い話に笑
となると、下手にワインの伝統や思い入れが強すぎる国は、主催国にならない方がいいですね笑

編集長

IWC誕生の秘密とは!?

師匠

その通り!
各国が納得する中立性と信頼性が重用になり、そんな中1986年、
イギリスのワイン評論家、ロバート・ジョセフ(Robert Joseph)らが始めたのがIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)なんじゃ。
ここでIWCが出てきた!
そしてイギリスも!!!

編集長

師匠

IWCは、イギリスワインが「世界と比べて、どれほど旨いか不味いか」を確認する動機で作られんじゃ。
だからイギリスワインを世界1位にする必要も無い。
そしてイギリスのワイン生産量は主要18ヶ国の中で最下位。
(フランス生産数と比べ約6500分の1、日本の生産数と比べ79分の1)
つまり、国内の生産者に配慮する必要も無い訳じゃな。
おおお!
中々の中立性じゃないですか!

編集長

師匠

「パリスの審判」でも中立じゃったしな。
さらに英語圏全般に影響を持つ飲食関連出版社が集まっていたこともあり、IWC、その他ロンドン内の大会への出品が相次いだんじゃ。
なるほど!
中立性、信頼度、さらには商機もあったということですね!

編集長

師匠

そういうことじゃな!
まぁ以上がイギリスでIWCが開催される理由じゃ。
ちなみにイギリスは生産こそあまり盛んでは無いが、輸入量はなんと世界第2位なんじゃ。
ある意味ワイン大国じゃ。
へぇー知らなかった!
そうして各国に波及してJWC(ジャパン・ワイン・チャレンジ)も誕生したんですねぇ。

編集長

師匠

うむ。
歴史のお勉強も楽しいじゃろう笑
はい!
コンクールはどれくらいあるんですかね・・・

編集長

師匠

かるっくこれくらいじゃな笑
  • IGPワインコンクール
  • 南フランスのニーム市で毎年開催されるIGP(地酒)ワインの公式コンクールです。
    生産者や醸造家、ソムリエ等が審査員となり700アイテム以上のワインを評価します。

  • インターナショナルワインチャレンジ
  • イギリスの首都ロンドンで毎年開催されるワインの国際コンクールです。
    プロのテイスター(マスターオブワインや優秀ソムリエ等)が審査を行い、1次~2次審査を経て金賞が与えられます。

  • ヴィナリスインターナショナル
  • 1994年より開催されている国際ワインコンクールです。3千種類ものアイテムが出品され、世界から募ったプロの醸造家が審査を行います。
    より厳格な品質の鑑定が行われ、金賞を受賞するのは僅か2%以下です。

  • ヴィニタリー5ツ星ワイン
  • イタリアで毎年開催されるイタリアワインを主力とした最大の展示会です。
    展示会の開催前にプロのテイスターによる品評会が行われ、特に優秀なワインと評価されたものが、5ツ星のワインガイドに掲載されます。

  • ヴィニタリー国際ワインコンクール
  • イタリアで毎年開催される最大のワインの展示会です。開催前に醸造家やジャーナリスト等の専門家が世界のワインを審査、開催時に結果を発表します。
    3千以上の出品数で賞状の付与は僅か2%のみです。

  • ヴィニュロンアンデパンダンコンクール
  • フランス国内で自社畑でぶどうを栽培し収穫から醸造、ボトル詰めして出荷するまで全て自ら管理する生産者のワインを対象に行われるコンクールです。
    出品数は6千以上で2千人以上の専門家が審査します。金賞は10%以下です。

  • オランジュワインコンクール
  • 1952年に創設されたフランス、ローヌ地方のワインを対象としたコンクールです。
    毎年約3千アイテムの出品数で、ローヌワインの醸造家やソムリエ等のプロが審査を行います。
    出品数に対して金賞は10%以下です。

  • ガンベロ・ロッソオスカー賞
  • イタリアで最も権威あるガイド誌【ガンベロ・ロッソ】が発行するベーレベーネ・ロー・コストです。
    プロのテイスターが審査し、価格が13ユーロ以下のコストパフォーマンスに優れたワインにオスカー賞が与えられます。

  • コープワインコンクール
  • 南フランスのワイン生産者組合が開催している品評会です。
    30年以上の歴史を誇り、生産者、醸造家、ネゴシアンやジャーナリストを審査員に迎えブラインドにて評価を行います。
    500種類以上の出品で金賞は約16%ほどです。

  • 国際スパークリングワインコンクール
  • 2003年に開始された世界のスパークリングワインを対象とした品評会です。
    シャンパンを含む600アイテム以上の出品があり、世界各国からワインに精通したプロのテースターが審査を行います。
    金賞受賞比率は約5%です。

  • コルマールワインコンクール
  • フランス、アルザス地方のコルマール市で毎年開催されるアルザスワインを対象としたワインコンクールです。
    出品数は、約千アイテムでアルザスワインを専門とするプロの審査員が評価します。金賞は出品数の約18%です。

  • サクラワインアワード
  • 2014年から日本(東京)で開始されたプロの女性のみで審査をするワインコンクールです。
    世界各国から4千以上のアイテムが出品されソムリエやジャーナリスト等がブラインドにて点数評価を行います。金賞比率は約25%です。

  • サンフランシスコ国際ワインコンクール
  • 1980年より開始されたアメリカのサンフランシスコで毎年開催される国際ワインコンクールです。
    4千アイテム以上の出品ワインを専門家が審査を行います。カテゴリー毎のトップ評価も記載されます。金賞の比率は約15%です。

  • シャルドネ・デュ・モンド
  • 2003年より開催ているシャルドネ種のワインのみの品評会です。
    世界中から600以上のシャルドネ種のワインが出品されます。
    審査員はフランスのみならず世界各国からワインの専門家が参加します。金賞は僅か5%ほどです。

  • ジルベール&ガイヤール
  • 1989年にフランスのパリで創刊されたワイン専門のガイド誌です。
    毎年数回ソムリエを含むプロのテイスターが出品アイテムを試飲し採点を行います。評価点が80点以上を獲得したものに金賞が与えられます。

  • チャレンジインターナショナル・デュ・ヴァン
  • フランスで組織されたワインの研究機関である“インターナショナル ヴュー オブ ワイン”により毎年開催されるワイン品評会です。
    プロのテイスターによる品質を重視したもので、金賞は生産者の名誉といえます。

  • パリ農産物コンクール
  • フランスのパリで毎年開催される農産物を対象とした最大のコンクールです。
    カテゴリー毎にプロの審査員が配置され審査を行います。
    ワインの出品数は1万アイテム以上で、金賞が与えられるのは全体の8%のみです。

  • フェミナリーゼコンクール
  • フランスのパリで2007年から毎年開催されている女性審査員のみのワインの品評会です。
    ワインの業界から選ばれたプロの女性(ソムリエ、醸造家、業界関係者等)で4千種以上のワインを採点、金賞の付与は5%以下です。

  • ブリュッセル国際ワインコンクール
  • 1995年にベルギーの首都ブリュッセルで創設された国際ワインコンクールです。
    世界50カ国より9千アイテム以上が出品され醸造家やソムリエ、ジャーナリスト等で審査を行います。金賞は約5%、特別金賞は約1%です。

  • ブルゴンディアドールコンクール
  • 1996年からフランス政府とEUの審査機関から公認されたブルゴーニュのワインを対象としたコンクールです。
    審査員は、有名シェフやソムリエ、醸造家等で、出品数は800アイテム程です。金賞はその内15%ほどです。

  • ベルリンワイントロフィー
  • ドイツの首都ベルリンで毎年開催される国際ワイン品評会です。
    世界各国から3千アイテム以上のワインをソムリエやネゴシアン、ワイン醸造家等が採点し、その合計点でメダルが付与されます。

  • ポルトガルワイントロフィー
  • ポルトガルのポルトで2014年に開始された国内最大の国際ワインコンクールです。
    世界中からプロのテイスターが集まり1,800以上のアイテムを審査を行います。得点の高いものに金賞が与えられます。金賞比率は約10%です。

  • ボルドーコンクール
  • 1956年にボルドー地方の農業商工会議所が創設して始まったボルドーワイン専門の品評会です。
    審査員はボルドーワインの生産者、醸造家等の経験豊かなプロが行ないます。
    4千以上の出品数で金賞を獲得出来るのは約10%です。

  • マコンワインコンクール
  • フランスのブルゴーニュ地方、マコン地区で開催されるワインコンクールです。
    ギネスにも登録されている最大級のコンクールです。
    9千アイテム以上のフランスワインが出品されワイン専門家が審査します。
    金賞は僅か約8%です。

  • ムンドゥスヴィーニ
  • ドイツのノイシュタッドで開催される国際ワイン品評会です。40カ国以上の国から5千アイテム以上の出品されます。
    ソムリエ、コンサルタント、ジャーナリスト等が試飲し採点、90点以上のアイテムに金賞が与えられます。

  • ラングドックルーションワインコンクール
  • 1984年に南フランスのナルボンヌ市でワイン学者によって創設されたラングドック産のワインを対象としたコンクールです。
    千アイテム以上の出品アイテムをプロの審査員が評価し、金賞は出品数の約4%ほどです。

  • リヨン国際ワインコンクール
  • フランスの美食の都市、リヨン市で毎年開催されている国際ワインコンクールです。
    6千種類以上のワインが世界から出品されます。
    醸造家、ソムリエ、生産者等のプロが審査を行います。金賞は約13%です。

  • ワインスペクテイター
  • 世界で最も購読されている米国のワイン専門誌です。
    雑誌の企画で世界のワインをプロのテイスターによる評価を行っています。
    高評価のものに100点満点で点数を与え、トップ100やベストバリュー等で掲載される。

  • パーカーポイント
  • ワイン評論家 ロバート M. パーカー, Jr.氏が自ら創刊した「ワインアドヴォケイト」誌にて評価する、
    100点満点で表すワインの評価法です。

  • ワインエンスージアスト
  • アメリカのワイン雑誌「ワインエンスージアスト」による、100点満点で表すワインの評価法です。
    また、毎年その年のベストバイトップ100を発表します。

  • デキャンター・ワールドワイン・アワード
  • イギリスのワイン雑誌「デキャンター」による国際ワインコンクールです。
    金賞(ゴールド)・銀賞(シルバー)・銅賞(ブロンズ)を決定します。
    金賞の中から地域ごとのリージョナル・トロフィー、
    さらにその中でも優れたワインにはインターナショナル・トロフィーが授与されます。

  • 日本ワインコンクール(旧国産ワインコンクール)
  • 国産原料ぶどうを使用した日本ワインの品質と認知度の向上を図るとともに、各産地のイメージと日本ワインの個性や地位を高めるために開催されるコンクールです。金賞、銀賞、銅賞、奨励賞が授与されます。
    2015年4月に「日本ワインコンクール」に名称変更されました。

  • 日本で飲もう最高のワイン
  • 国産・輸入の区別なく、日本国内で飲めるワインの中から最も美味しいワインを 探すことを目的に、
    ワイン専門家だけでなく、一般ワイン愛好家も審査員に加えた、さまざまな視点が反映されるワイン品評会です。

え…多すぎる笑

編集長

師匠

これだけワイン産業はすごいのじゃ!
山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。
素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です