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地元農家との結晶!地産地消ワイナリー!
今回、我ら山梨ワインドットノムメンバーは【岩崎醸造】へ行ってきました!
社長必殺技!アイスブレイク!
早速、店内へ入り挨拶をさせていただくと…
社長が「どこからきたの〜?」と気さくに声をかけてくださりました。
我々が、「東京からです!」というと、
「歩き〜?」とすかさず返してくれました。
周りにいた社員の方々も、歩きは無理でしょう〜と場が一気に和みました。
我々も初対面は緊張するため、アイスブレイクしていただけると
非常に嬉しいです。
そして、社長。面白いです!笑
開始3分で好きになりました。笑
岩崎醸造とは!?
さて、工場内へ移動しているときに岩崎醸造の歴史を紹介してくださりました!
当社株主である農家が、直に畑から工場に持ち込んだ新鮮なぶどうを原料にしてワインを造っているとおっしゃっていました。
地域に密着し、農家と協力することで、ホンジョー伝統の風土の味と香りが守られているともおっしゃっていました。
地産地消を積極的に取り組んでいるワイナリーといえますよね。
こちらが岩崎醸造にてワインを作り始めるときに使う機械になります。
現在は、シーズンインしていないため稼働はしておりません…
次回は、稼働中に見たいですね!(お邪魔にならなければ・・・笑)
甲州葡萄の歴史
そして、次は大蔵へ…移動を!
そのとき、甲州葡萄の歴史を教えてくださりました!
葡萄の原産地は、中央アジアのカスピ海沿岸地方といわれています。
シルクロードを越えて中国へ伝わり、さらに日本へと伝来したのが約1000年前と推測されています。
日本における甲州種の栽培は、内陸性気候で寒暖の差が大きく、長い日照時間、火山灰土壌による水はけの良さなど、葡萄栽培に適した特徴を持つ山梨県で広まりました。その結果、日本オリジナルの葡萄として根付きました。
そして、日本におけるワイン造りは、1874年に山梨県で始まったという記録が残っています。
1877年に設立された大日本葡萄酒株式会社では、青年2名(高野正誠と土屋竜憲)がフランスへ派遣され、その経験を活かして甲州種を使ったワイン造りを国内で初めて開始されたのです。
きましたきました!
高野正誠と土屋竜憲!笑
日本のワインの歴史はこの2人の一歩によって始まったんですよね!
改めて、感謝ですね!
岩崎醸造だけ?大蔵がでかすぎる!笑
さて、大蔵に到着です。
すごいです!
こんなにも大きい大樽をみたことありますか?笑
正直、初体験です笑
そして、見えますか?字が。
昭和19年と字が書かれているのが…
古すぎる!先日公開した、錦城葡萄酒でも昭和38年がありましたが、
それよりもはるかに古いです。。。
化石発見のような感じですよね笑
樽の材質は樫、または水楢等の堅い木が使われているそうです!
特にワインを入れることで熟成が進み、さらに樽の風味・香味成文が溶け出し、厚みが加わり風合いの増したワインに生まれ変わるそうです!
上の写真は、この大蔵の建築様式を伝えたいがために撮影しました!
この大蔵の建物は、竹を組み土とわらを練り合わせた厚い壁の土蔵造りでできているのです!
タンクの数が化け物!?笑
そして、その後はタンクを!
写真では伝わらないかもしれないのですが…
実はタンクの数が化け物多いんです。(とても多いという意味です。笑)
夏の家!貯蔵庫!笑
そして、最後は貯蔵室を見させていただきました!
貯蔵庫は、本当にすずしいのです!笑
ここまでくると、最後はお客様の元へ届くだけですね!
どんなお客様に飲まれるのか!笑
甲州葡萄の特徴
最後、店内へ戻るときに甲州葡萄のお話をしていただきました!
最近では、棚栽培ではなく、垣根栽培が増えてきています。
また、棚栽培においても、日本の伝統的な剪定方法以外に長梢剪定も試みられ、収量制限や樹冠管理などの技術が発達しています。
「甲州」は通常、淡い麦わら色で、柑橘系や白桃などの果実の優しい香りが特徴です。
そしてすばらしいことに、甲州種は伝来してから長い年月をかけて日本の風土になじんだ、病気に強い品種です。
低アルコールで軽やかさがあります。
また、バランスの良い酸味が心地良く、クリー ンで繊細、かつフレッシュ感があります。
繊細で微妙な料理の味を消さずに、逆に引き立てる控えめな品の良さを持ちながら、優しいけれど芯のある味わいです。
特に日本料理、日本料理にインスパイアされた料理、ヘルシーな料理、魚介類や野菜などの素材を活かした料理とよく合うとされています。
どんなワインが登場するのか…!?
さて、最後は試飲です!ワクワクドキドキですね!
試飲ワイン登場!
今回は、3本のワインを試飲させていただきました!
試飲させていただいたワインはこちら!
・シャトーホンジョー アジロン 2018(赤)
・ホンジョー マスカットベリーA 山梨 2017(赤)
ホンジョー 甲州シュール・リー 2017(白)
(写真:左)
編集長コメント
甲州だけど、シュール・リーを使っているため、酸味も強すぎず弱すぎずまろやかで、
味わいの深みを感じますね!
岩崎醸造コメント
自信作になります!日本ワインコンクール、銀賞を受賞し大使館などでも取り扱っていただいています。
このワインは、勝沼の甲州ぶどうを使用しています。発酵をさせた後に、おりの成分を生かし旨味を引きだすシュール・リー製法を使って仕上げました。
和柑橘や花梨、洋ナシの香りを伴うフレッシュな口当たりで、余韻に旨みを感じてもらえると嬉しいです。
シャトーホンジョー アジロン 2018(赤)
(写真:中央)
編集長コメント
本当にいい香りですね、ずっと香りを嗅いでても心地がよいですね
マスカットベーリーAよりも、甘い香りですね。
しかし、一口いれると香りとは異なった味わいを持っていますね。
甘すぎず、香りと口当たり、飲んだ後の余韻が個人的に好きです!笑
岩崎醸造コメント
アジロン・ダックというぶどうから作られた、やや甘口の赤ワインになります!
実は、アジロン・ダックは、明治時代に山梨のワイン界を担っていました。
しかしながら、昨今では稀少となってしまいました。その結果、幻のぶどうとも言われています。
醸しだされたワインは人気があり珍重されています。
こちらは、濃厚な果実味とほどよい酸味が口いっぱいに広がるよう仕立てました。
社長曰く!!!
【女性イチコロワイン♪】とお墨付きをいただきました笑
ホンジョー マスカットベリーA 山梨 2017(赤)
(写真:右)
編集長コメント
香りは強過ぎず、ほのかな程度ですね!
しかし、しっかりと芯があり飲みごたえ抜群ですね!
渋みと酸味が絶妙ですね!
岩崎醸造コメント
マスカットベーリーAは、日本の気候風土で栽培するのに適した品種です。
甲州とは異なり、比較的特徴のある品種です。
鮮やかな赤紫色を作り出し、甘いキャンディーのような香りを演出しています。
しかし、適度な渋味と酸味がバランスを整えてくれます。
そうだ、岩崎醸造へ行こう!
70年以上の伝統がある「岩崎醸造」。
社長の話は、説得力があり頭の中にスーッと入ってきます。
と同時に、話の途中に笑いがあるので非常に楽しいです笑
楽しさに流されて大切な話を聞き逃さないようにしないといけませんよ〜!笑
ぜひ、岩崎醸造に足を運んでみてください!
きっとワインがもっと好きになります♪
〒409-1313 山梨県甲州市勝沼町下岩崎957
■電車にて訪問したい方
JR中央本線をご利用の場合
勝沼ぶどう郷駅より、タクシーで約5分です。
■車にて訪問したい方
中央高速をご利用の場合
勝沼インターチェンジより、約3分です。
※公式サイトより引用をさせていただきました。
岩崎醸造基本情報
素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。