【ワイン初心者による東夢ワイナリー訪問記】山梨ワイナリーを積極応援する情熱的ワイナリーに訪問!!ワイナリーを始めたい人は必見!!

ワイナリーを増やしたい!心優しいワイナリー!

今回、我ら山梨ワインドットノムメンバーは【東夢ワイナリー】へ行ってきました!

民泊を行なっているようなワイナリーに感じませんか?
しかし、実は民泊以上の力を秘めていました。笑

立地最高!!

まず立地です。
ワイナリーの目の前には川が流れています。

涼しく、空気が本当に美味しいんです。ここの空気を吸うだけでストレスフリーになれる感じです!

2019年完成予定!?

そして、次はこちら。

なんだと思いますか?
そうです、工事中の写真です笑
?が頭に浮かんだ人が多いのではないでしょうか。
私たちも、車で訪問したときは
あ、工事してる〜、アパートができるのかな、と思っていました。
しかし違うんです!!!

この工事の完成イメージ図はこちら!

なんだと思いますか?
複数ワイナリーによる、複合施設なんです!
アウトレットのように感じるかもしれないですが、違います!
東夢ワイナリーによる、2019年内に完成するワイン関連施設なんです!
しかも!!!
参加ワイナリーの中には…定年してから家族でワイナリーをやりたい人などがいると…!
もちろん、その方々には東夢ワイナリーが修行したり、地域農家との間に入って協力をしているんです。

まだ約30〜40ほどのワイナリーしか訪問できておりませんが、
ここまでのことを行なっているワイナリーは初めてです。
編集長もいずれは、ここに自分のワイナリーを開くかもしれませんね!笑

店舗内はいかに…!!

さて、続いてはワイナリーの店舗内へ…

入り口から撮影した写真です!

バーカウンターから撮影した写真です!

お土産はこれで決まり!?

そして、サイドには色々とお土産アイテムが!

編集長もサイン描きたかった!?

さらにさらに、入り口の壁には…多くの方々のサインが!!

ワイン登場

そして気になる…ワインは!

今月のワインみたいに、ワイナリーがピックアップしているのは嬉しいですね。
ガチャ好きの編集長には尚更響きますね笑
ここまで店内に凝縮されていると、ワクワクがとまらないですね!笑
カレーの試飲とかもやってほしい!!(無茶ぶり笑)

東夢ワイナリーを知ろう

さて、店舗と人柄のすごさを肌で感じた編集部。次は、東夢ワイナリーのことを語りたいと思います。

東夢ワイナリーの声

勝沼町は古くから葡萄の栽培がさかんに行われ、その後にワイン造りが興き、現在に至っているとのこと。
しかし伝統が垣間見える一方、日本のワイン造りは、ヨーロッパ産に席捲された状況が続いているとのこと。
実際に、ワインの消費量の70%は外国産という状況が続いています。
しかし、勝沼のワイン醸造家が外国で勉強したり、講師を招いたりして、醸造技術の向上に努めています。
そして、最初からワイン原料として葡萄の栽培をしたりして、地道な努力の積み重ねをした結果、最近では国産のワインが見直され、ワイン愛好家が勝沼地域のワイナリーを散策する姿が見られるようになりました。
そんな状況の中、東夢ワイナリーはお客様に安心して飲んで頂ける、地元産の葡萄原料にこだわったワイン造りを行っていきたいと思っています!
また、ワイナリーが葡萄の生産者とワイン愛好家をつなぐ形で、ワイナリーを三者で運営したい!と意気込んでおりました。

東夢ワイナリーの描く夢

土と草の香り。青い空に輝く太陽。勝沼、鳥居平、眼下に広がる扇状地は、まるでおもちゃの箱庭。山の頂上に近い急斜面の中腹にへばりつくように広がる葡萄畑。色づき始めた葡萄の中で、汗を流す男たち。
眩しい空を仰ぐ顔に笑顔がこぼれる。
「自分たちの手で、畑を創る。葡萄を作る。ワインを造る。」
単純だが困難な夢は実った葡萄に象徴される。株式会社「東夢」。第二の人生は、荒れた畑を復活させ葡萄を実らせることだけに注がれた。
もうすぐ収穫の時。噴き出す汗は風がぬぐってくれる。

「さて、どうしたものか・・・」眼前を広がる急斜面。荒れた樹木が生い茂り、下草の中には朽ちた木片や針金さえのぞく。ここはかつて、豊かな葡萄畑だった。青空を侵食するように迫る斜面を見上げる。2002年の夏である。生まれ育った土地である。朽ちた畑を放ってはおけない。会社を定年退職した高野は、その思いだけで荒地に踏み入った。最初は高野と、高野を見かねた会社の先輩、田中の2人だけだった。農業機械さえ受け付けない傾斜地で、鎌を手に1年半、ようやく整地を終える。しかし、初めての葡萄栽培は害虫にやられて失敗。台風のため、開墾した斜面を流されたこともある。「葡萄畑を蘇らせたい」・・・無謀なチャレンジから5年。約6,000平方メートルの畑に、やっと美しい葡萄が実った。退職した仲間は5人になっていた。

畑に広がるのはヨーロッパなどでよく見られる垣根栽培の葡萄たち。「本場フランスのやり方で赤ワインを作って、飲み比べてやろう」どうせ一から自分たちで作るのだからと遊び心で選んだ栽培方法だ。ここ鳥居平は日当たりも水はけも良好。さらに山頂近くのこの畑は、昼夜の寒暖差もある。葡萄やワインの産地として有名な勝沼の中でも屈指の好条件だ。そこでカベルネ・ソービニヨンやメルローといった葡萄をつくるのだ。その葡萄でワインをつくるのだ。山梨の、勝沼の、鳥居平の、荒れた畑を甦らせた。そこで手塩にかけて葡萄をつくった。美味しいワインができないはずがない。

「どこにもないお酒をつくってやる」
収穫する葡萄の一粒を、醸造されたワインの一滴に、大切に、大切に。そしてついに夢の挑戦は赤ワインだけに留まらなかった。高野の遊び心に火がついた。芋や麦や黒糖、それらからは焼酎ができる。それなら葡萄で焼酎はつくれないものか?地元の畑仲間から甲州葡萄を買い入れ、甲州葡萄100%の白ワインをつくった。次には甲州葡萄100%のホワイトブランデーをつくった。そして甲州葡萄100%のワインとブランデーをブレンドする。そしてテイスティング。「美味い」。世界唯一の葡萄の焼酎「葡蘭酎」の誕生である。

たった一人の思いから、同世代の仲間を巻き込み、大きく膨らむ「東夢」の夢。見渡せば、後継者不足で放置された農地がつらなる。「人の手を待つ農耕地がここにはある」サラリーマン時代には味わえなかった感動を、多くの人と共有したい。皆で土地を蘇らせたい。「東夢」が描くのは、第二の人生を謳歌する人たちでつくる農業法人。ここには土があり、太陽があり、風がある。作物を作り出す情熱を、人の手を待つ休耕地がある。

農業にささやかな夢を見る人が増える日本。夢の実現はそうたやすくはないだろう。しかし同じような夢を抱く仲間たちは、日本中にきっといる。

(公式HPより引用をさせていただいております。)

どんなワインが登場するのか…!?

熱いお話を伺い…ついに試飲です!

試飲ワイン登場!

今回は、4本のワインを試飲させていただきました!

1番右のラヴェルデザインどうですか!
気になりませんか?笑高級感を感じますね!

試飲させていただいたワインはこちら!

・爽香 白ワイン

・かざま 白ワイン

・ADIRON 赤ワイン

・Bijou Noir 赤ワイン

爽香 白ワイン

(写真左から1番目)

編集長コメント

グラスに鼻を近づけると、柑橘系の香りがしっかりと効いてきますね。
そして、1口目で伝わる、酸味の味!甲州の安定の美味しさ、ですね!

東夢ワイナリーコメント

鳥居平の自社畑では欧州系の赤品種しか作っていないため、甲州は契約栽培農家からの買い入れぶどうで仕込んでいます。
酸のバランスを考え早摘みした甲州を使用しています。シュール・リー製法は採用しておりません。

かざま 白ワイン

(写真左から2番目)

編集長コメント

同じ甲州なのに、爽香とは全然違いますね笑
ぼくは、こっちのほうが好きです!笑
口に含むと、果汁感を強く感じました。
そして、次第に甲州独特の苦味を感じます。
そのバランスが絶妙でですね。

東夢ワイナリーコメント

歴史的建築物である祝橋が架かる日川沿いの河原畑で、丹精込めて栽培した甲州種葡萄を醸造した白ワインです。
スキンコンタクト製法を用いたこだわりの醸造方法で、甲州種葡萄のポテンシャルを最大限まで引き上げました。
味わいは、ふっくらとした厚みの中に、酸は控えめでやや辛口に仕立てています。
繊細な余韻も楽しめ、河原の歴史を感じてもらえると嬉しいです。

ADIRON 赤ワイン

(写真左から3番目)

編集長コメント

安定のいい香りですね、香りだけを比較するとNo,1に感じますね。
ただ、この香りを感じつつ、口に含むとジュースといった甘さは感じませんね。
むしろ、赤ワインの重さをしっかりと感じます。
まさに、ギャップワインですね笑

東夢ワイナリーコメント

甘口ですが、ノドギレは良いと思います。
また、甘さもしつこくなく飲みごたえのある甘みに仕上げています!

Bijou Noir 赤ワイン

(写真左から4番目)

編集長コメント

大人な妖艶な香りですね〜。なんかいやらしいような笑
非常に酒を飲む人が好みそうな香りですね!
言葉でうまく表すことのできない美味しさ、ですね。
マイルドな渋み?やわらかいけど、味の波がでかい?ピンポイントで、これだって表せない不思議な笑
これは絶品ですね。赤ワインフルボディ好きの人は飲んでいただきたいです!!

東夢ワイナリーコメント

「ビジュノワール」という品種は、山梨県果樹試験場が「山梨27号」(甲州三尺×メルロ)と「マルベック」を交雑して品種登録された新しい品種です!秋の長雨や台風などを考慮し、日本の気候風土での栽培に適しているとされ、これから注目を集める品種とされています。ビジュ(Bijou)とはフランス語で宝石、ノワール(Noir)は黒を意味します。
つまり「ビジュノワール(Bijou Noir)」とは、「黒い宝石」という意味で命名しました。
香りはラズベリーやブルーベリーなどの果実の香りに、若干のスパイシーさも感じられます!
口当たりは柔らかいのですが、しっかりとした酸味とタンニンは日本の品種では比べ物にならないほどだと自負しています。

実は、今回のラヴェルデザインは、会社の若手の人が担当したとのこと!!

そうだ、東夢ワイナリーへ行こう!

東夢ワイナリーは、美味しい空気とワインを味わえるワイナリーであり、
山梨ワインの未来を幅広い視野で捉え、実際に門戸を開いているワイナリーです。

ワインの魅力だけでなく、山梨県の魅力も同時に感じられます。
また、ワイナリーをやってみたいと思わせてくれます。
ぜひ電話予約をして行ってみてください!!

■住所
〒409-1316 山梨県甲州市勝沼町勝沼2562-2

■車にて訪問したい方
中央高速道路「勝沼インター」より勝沼バイパスを甲府方面へ向かってください。
下岩崎交差点(2つ目信号)を右折してください。
「ぶどう橋」を渡りすぐ右折300m直進してください。

■電車にて訪問したい方
JR中央本線「勝沼ぶどう郷駅」からタクシーで約7〜8分ほどです。
JR中央本線「塩山駅」(特急停車駅)からタクシーで約10分ほどです。

※公式サイトより引用をさせていただきました。

関連情報

東夢ワイナリー基本情報

“東夢ワイナリー
社 名: 株式会社東夢ワイナリー
所在地: 〒409-1316 山梨県甲州市勝沼町勝沼2562-2
電話番号: Tel:0553-44-5535
営業時間: 10:00~16:00
HP: 公式ホームページ
山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。
素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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