【ワイン初心者によるまるき葡萄酒訪問記】日本ワインの先駆者【土屋龍憲】が設立したワイナリーに訪問!!編集長が一目惚れした【樽】と初めてのご対面!!

樽室

Maruki

さてお待ちかね!こちらが樽室になります。

ああ、いい香り〜

編集長

Maruki

若いのに渋いですね笑
よく言われます笑

編集長

樽の種類

Maruki

樽はですね、約120樽になります。樽の容量は、だいたい220〜225リットルになります。材質は、アメリカンオークとフレンチオークが有名かと思いますが、香りが控えめで、木の木目が細かいフレンチオークを約8割利用しています。
飲み比べしたい。。。笑

編集長

Maruki

こちらの樽はまだまだですよ。笑 実は、樽熟成は樽熟成ならではの作業が必要なのです。

樽の扱い方

ただ熟成をさせて待っているだけではないのですか?

編集長

Maruki

もちろん、放置だけではダメです。樽の中身は、アルコールですので放置すると揮発してしまいます。つまり、中の液体が気体に変わるので酸化してしまいます。
おお、、、それはよくない!

編集長

Maruki

そうですよね、だから、酸化しないように同じワインを上から注いで樽一杯の状態にして酸化を防ぐのです。
なるほど、樽だからといって安心はダメなのですね。

編集長

Maruki

はい、気を緩めてはいけないのです。。。ちなみに、どれくらいの頻度で行っていると思いますか?
毎日ですか?

編集長

Maruki

まさか笑 だいたい、3週間に1度くらいです!よくみてください。注ぎ口がワインの色に染まっていますよね。
あ、ほんとだ!これって…

編集長

Maruki

はい、その通りです。樽の表面が染まっているほど、注いだ人が下手くそってことです。笑
笑 ぼく注ぐのだけはうまいですよ!!!笑

編集長

Maruki

来年、お待ちしておりますね。こぼした分だけ請求していいですか?笑
それはちょっと…笑

編集長

特注樽!?

Maruki

笑 さて、この中には特注樽があります。それはどんな樽かわかりますか?
うーん、、、見た感じものすごい変形している樽や大きい樽もないし・・・どんな樽でしょうか?

編集長

Maruki

こちらです。こちらは、外側はアメリカンオーク、内側がフレンチオークになっております。

おお、融合樽ですね。飲んでみたい。。。ゴクリ…

編集長

Maruki

これは1年熟成ですので来年、これを飲みに来てください^^
はい!!

編集長

Maruki

ちなみに、樽熟成で使えないパターンがあるのですがご存知ですか?
つかえな、い、、、?

編集長

Maruki

はい、基本的に同じワインで使い回すのですが、もちろんそうはいかないケースもありまして。そういう場合、白ワイン→白ワインや赤ワイン→赤ワインはもちろん問題ないです。また、白ワイン→赤ワインも大丈夫ですが、赤ワイン→白ワインだけは使えないので、覚えて置いてくださいね〜!
それは、やっぱり色がついてしまうからですかね?

編集長

Maruki

はい、おっしゃる通りです。香りや色が主な問題ですね。
当たり前なことですよね。色や香りもワインの最大の楽しみの1つですもんね!

編集長

Maruki

はい〜!では、次は貯蔵庫に移動しましょう!

《工場編Part5へ》

用語チェック

揮発
通常の温度で液体が気体になることをいいます。
アメリカンオーク
アメリカのホワイトオーク材で作られた樽を、アメリカンオークといいます。
フレンチオーク
フランスのオーク材で作られた樽を、フレンチオークといいます。
フレンチオークとアメリカンオークのちがい!?
フレンチオーク樽はバニラの香りが強く、アメリカンオーク樽はヴァニラとココナッツの香りが強いといわれています。そして、樽の価格も大きな違いの一つです。フレンチオーク樽の方がアメリカンオーク樽と比較して2倍以上高いため、フレンチオーク樽を使ったワインの方が価格が高い傾向にあります。また、フレンチオーク樽は他の樽よりもしっかりと樽の香りをつける特徴があるため、プレミアムなワインを熟成させる樽として非常に人気が高い樽です。

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