【ワイン初心者によるまるき葡萄酒訪問記】日本ワインの先駆者【土屋龍憲】が設立したワイナリーに訪問!!山梨ワインの礎を築いた【まるき葡萄酒】の歴史に迫る!!

まるきの歴史

Maruki

本日は、ようこそマルキ葡萄酒へ!
こちらこそ貴重なお時間をありがとうございます!よろしくお願いいたします。

編集長

Maruki

こちらこそありがとうございます。では、まずは弊社の歴史からご紹介をさせてください。
弊社は、創業が明治24年、西暦でいうと1891年になります。実は、現存する最古のワイナリーと言われているのです!こちらがその当時の看板になります。

おお、味がでてますね。印刷ではなく木に掘って会社名などを表示していたのですね。ぼくの会社も、それくらい長く続くといいのですがね…笑 木の右上に明治20年と記載されているのですが、たしか創業は24年とおっしゃっていませんでしたか?

編集長

Maruki

いいところに気付きましたね。明治20年は、創業者のお父様が酒屋を創業されたときの数字です。だから、正確にワインをというのは24年となるのです。

山梨ワインの起こり

酒屋さんからのスタートだったのですね!最古のワイナリーになると、ワインの作り方はどうしていたのですか?本や資料などが日本に輸入してきていたのですか?

編集長

Maruki

おお、鋭い質問ですね。答えは、ノーです。そのとき、まだ日本にはワイン作りは輸入されていませんでした。実は、弊社ワイナリーには最古ってだけではなく、もう一つ自慢があります。自慢したいことは山ほどありますが…笑 それはですね、明治政府からワインの情報とぶどうの栽培技術を学びにヨーロッパ(主にフランス)へ派遣をお願いされたのです!
それはすごいですね!!つまり、マルキワイナリーさんはワインを日本へもたらした先駆者でもあるのですね!

編集長

Maruki

恥ずかしながら…でも、このお話にはまだ続きがあるのです。
もっと知りたいです!聞かせてもらえますか?

編集長

Maruki

はい、もちろん、実はですね、帰国する際に、ヨーロッパの苗木を持ち帰ってくる予定だったのです。しかし、当時ヨーロッパでは『フィロキセラ』という虫がわく病気が流行っていたのです。そして、運悪く持ち帰る予定だった苗木も感染しており断念してしまったのです。
なんと…

編集長

Maruki

その後、甲州を中心にワインを作る活動を行っていったわけなのです。そういえばシャトーメルシャンってワイナリーご存知でしょうか?
はい!知ってます!

編集長

もう1人の立役者

Maruki

もうシャトーメルシャンには行かれましたか?
いいや、行ってないです!なぜですか?

編集長

Maruki

実は、ヨーロッパに派遣された中心人物がいまして…1人は弊社創業者、そしてもう1人は…
まさか!?

編集長

Maruki

はい、そのまさかです。メルシャンの創業者になります。
えええええ、すごい!驚きです、、、実は、よく調べると山梨のワイナリーはいろいろなところで歴史的な繋がりがありそうですね…

編集長

Maruki

私もそう思います。あそことあそこのワイナリーはもともと知り合いで…とかたくさんありそうですね。もし、そういったことがわかったら教えに来てください。笑
わかりました!お任せ下さい!笑

編集長

Maruki

ちなみに、ワインはよく辛口・甘口と分けられると思うのですが、当時はどっちから作られたと思いますか?

当時のワインの流行!?

んーやはり昔は男性がよく飲む傾向があるので、辛口でしょうか?

編集長

Maruki

残念!当時の流行は、辛口市場がなかったのです。だから、甘口から始まったんですよ〜!ここにサフランと書かれているように、薬のように始まったのです。日露戦争・第一次世界大戦で、約5000本療養施設に献上されたのです。しかも、今のような瓶ではなく一升瓶で献上されました。
すごい…歴史で習った日露戦争や第一次世界大戦とも関係があったなんて…なんて表現すればいいのか…すごすぎる・・・

編集長

Maruki

いえいえ、さて次は機械をご紹介します!

《工場編Part2へ》

用語チェック

フィロキセラ
ブドウの木を死なせてしまう害虫のことです。一見恐ろしく感じるが、その実体は体調1ミリほどの小さな虫なのです。
サフラン酒
サフラン、はちみつなど20種類以上の植物などを調合した薬用酒です。
ワインの甘口・辛口
ワインの甘口・辛口は、ワイン中の糖分の量で決まります。
甘口・辛口の基準は!?
糖分が残った甘口のワインと言われています。糖分をほとんどアルコールに変えている場合、辛口のワインと言われています。ラベルに表示されている甘口~辛口のは、各ワインメーカーやワイン輸入業者がそれぞれ独自に判断して表示しており、一定のルールは存在していません

山梨ワインドットノム編集部は、【自称山梨ワイナリー観光大使】を役職に【醸造家徹底応援!】を掲げ活動をしております。
素人だからこそ感じる、ワインに対しての率直な感想を始め、ワインの基礎知識、山梨の美味しいお店などの情報を案内します。
情報は、記事執筆時点のものとなります。詳しくは、各ワイナリーサイトの情報をご確認下さい。
各ワイナリーへのお問い合わせは、各ワイナリーサイト記載された方法でお問い合わせ願います。

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